「日の丸・君が代」の強制を跳ね返す
2.17神奈川集会&デモ
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*日時:2013年2月17日(日) 午後1時30分
*場所:横浜開港記念会館6号室
*内容:講演、神奈川の状況報告、各アピール
*参加費:500円
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★お話 寺本 勉さん (「日の丸・君が代」強制反対ホットライン大阪事務局員)
昨年、最高裁は「日の丸・君が代」強制は合憲としながらも、職務命令は
思想・良心の自由への「間接的制約」になると指摘する判決を出しました。
判決を顧みることなく「君が代起立条例」「教育基本条例」「職員基本条例」
を制定した大阪市。その後の状況など、寺本さんにお話ししていただきます。
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憲法改正、集団的自衛権行使を公約に掲げた政権が誕生しました。安倍内閣はアジア諸国に対する侵略と植民地支配を謝罪した「村山談話」を見直し、新たに「安倍談話」を発表するとしています。竹島や尖閣諸島をめぐっては、韓国、中国と同様この国もまた、これらの領土問題を利用し、「強い日本を取り戻そう」など聞こえのいい言葉を並べ、ナショナリズムを煽り「愛国者」をつくりだそうとしています。
「3.11」は私たちに多くのことを示唆したはずなのに、右翼的政権を誕生させ、時代を逆行させてしまった、というだけでは済まされない新復古主義的な流れを感じます。それは9条改正を口にする橋下大阪市長率いる「維新の会」が若い世代に支持されることと重なります。さらに橋下市長は「教育基本条例」「職員基本条例」を制定し、権力への服従を強いる手法で多様な考え方や価値観を認めないなど、個人の尊厳を奪う独裁的政治を進めています。
神奈川では係争中の「君が代不起立個人情報保護裁判」が「不起立情報は一般的に思想信条情報に該当しない」との判決を受け、現在上告中です。これでは不起立の氏名収集が教職員だけではなく、生徒・保護者など誰にでも適用され、あらゆる場面での起立強要に繋がります。
一人ひとりの思想信条・言論・表現の自由が保障されてこそ成熟した民主主義社会です。人権を蹂躙されることなく、様々な考え方を認め合う市民的自由が保障される社会に暮らしたいと思います。恒例の集会とデモにご参加ください。
主催:日の丸・君が代」の法制化と強制に反対する神奈川の会
(090-3909-9657)
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