虹とモンスーン

アジア連帯講座のBLOG

反改憲

【案内】2012年5・3憲法集会

2012年5・3憲法集会

輝け9条
生かそう憲法
平和とくらしに 被災地に

スピーチ:伊波洋一さん(元宜野湾市長)、小山内美江子さん(脚本家)、
「つながろう!放射能から避難したママネット@東京」の松本徳子さん
福島みずほさん(社会民主党党首)、志位和夫さん(日本共産党委員長)
サックス演奏:中川美保
日時:5月3日(木)開場12:00(11:00より入場整理券を配布します。) 開会13:00
場所:日比谷公会堂

入場無料
手話通訳・第2会場有り
銀座パレード15:30分出発

この集会は非暴力で参加団体・個人を誹謗しないことを確認しあって開かれます。

チラシ())

2012年5・3憲法集会実行委員会事務局
憲法改悪阻止各界連絡会議(03-3261-9007)
「憲法」を愛する女性ネット(03-3592-7507)
憲法を生かす会(03-5269-4847)
市民憲法調査会(03-5379-5563)
女性の憲法年連絡会(03-3401-6147)
平和憲法21世紀の会(03-3641-6991)
平和を実現するキリスト者ネット(03-5272-8312)
許すな!憲法改悪・市民連絡会(03-3221-4668)

【報告】参議員憲法審査会規定策定を許すな! 5.10参院院内集会

510 5月10日、参議院議員会館で「参院憲法審査会規程強行策定反対緊急院内集会」が100人の参加で開催された。主催は2011年5.3憲法集会実行委員会。
 
2007年5月、当時の安倍内閣は改憲手続き法を強行成立させた。2009年6月には麻生内閣の下で、衆議院での憲法審査会規程の作成が強行された。当時、民主党は衆院での規程作成に反対した。しかし2010年5月に民主党・鳩山政権の下で改憲国民投票法が全面施行されると、参院選で大敗北を喫した民主党は参院での憲法審査会規程作成に賛成するようになった。だが今までそれができなかったのは、2007年5月に改憲国手続き法が参院で可決・成立した際に付けられた一八項目の付帯条項(成年規定、有効最低投票率など)の論議が、まったく進展していないということもあった。

しかし東日本大震災によって「挙国一致」ムードが高められる中で、改憲への動きが再度息を吹き返している。4月28日には「新憲法制定議員同盟」の「新しい憲法を制定する推進大会」が院内で開催され、鳩山由紀夫前首相が同議員同盟顧問に復帰した。改憲派の主張は、大震災を利用して「非常緊急事態」についての規定を憲法に導入し、「有事」における権利制限を可能にさせることが前面に打ち出されている。

こうした状況において5月2日の参院議院運営委員会で、民主党はついに参院での規定作成を提案するに至った。そして院内集会が開催された5月10日には、民主党は四年ぶりに党の憲法調査会を設置し、会長に改憲派の前原誠司・前外相を据えた。



院内集会では、主催者を代表して高田健さんが報告。続いて共産党の井上哲士参院議員が経過を説明して、こうした動きの背後に政党を超えた改憲派のつながりがあると指摘、阻止するのは国民の力だ、と強調した。社民党の福島みずほ党首は、東北地方での避難所での被災者との対話を通じて「憲法25条の生存権、憲法13条の幸福追求権を一刻も早く実現するために政治の力を発揮すべきだと実感した」と語り、「緊急事態規定がないから何もできない」という改憲派の主張を批判した。

社民党の吉田忠智参院議員、山内徳信参院議員、服部良一衆院議員、共産党の宮本岳志衆院議員の発言に続いて、許すな!憲法改悪・市民連絡会の土井登美江さん、平和憲法21世紀の会の伊藤成彦さん、前共産党参院議員の仁比聡平さんらが発言。仁比さんは「いま聞くべきは弱者、被災者の声であり、民主主義の力を発揮すべきは今である」と訴えた。



追記:5月18日に参院本会議で憲法審査会規定作成が可決された。共産党、社民党、無所属の糸数慶子議員が反対した。民主党からは五人(相原久美子、有田芳生、大河原雅子、今野東、田城郁)が棄権にまわった。(K)
 

【報告】東日本大震災の被災者に心を寄せ5.3憲法集会と銀座パレード

53 五月三日、東京の日比谷公会堂で今年で一一回目となる「生かそう憲法 輝け9条 5・3憲法集会」が開かれた。「東日本大震災の被災者に心を寄せ」と副題のついた今年の憲法集会は、何よりも三月一一日に東日本大震災と福島第一原発災害の中で、被災者救援と原発事故を止め原発のない社会を実現するために憲法がどういう役割を果たすべきかに焦点を絞って行われた。集会と銀座パレードには二八〇〇人が参加した。

 最初に平和を実現するキリスト者ネット(キリスト者平和ネット)の糸井玲子さんが主催者あいさつ。糸井さんは、日本国憲法もアジア太平洋戦争の被害者の涙の中から生まれたという歴史に思いをはせながら、被災者救援活動の中で「人間の国、人間の社会が輝いた」と語った。そして大震災での米日共同軍事作戦についてふれ、自衛隊を災害救助隊に作り替えることが必要であり、「武力・原発・日米安保」を捨て、平和条項を実現しよう、と主張した。



 第一部のスピーチの一人目は三宅晶子さん(千葉大教授)。三宅さんは、東日本大震災を受けて今こそ被災者にとって憲法二五条(生存権)、二六条(教育を受ける権利)、二七条(勤労の権利)の実現が大事だと強調した。三宅さんは「日本は一つ」というナショナルなキャンペーンが「日本人以外を排除するもの」だと批判し、朝鮮学校への無償化適用が見送られるとともに、東京、大阪、埼玉、そして宮城でも従来朝鮮学校に出されていた補助金が削られてしまったことを批判し、東アジアの平和のための努力を進めることが重要だと訴えた。

 さらに海外で「ヒロシマ」から「フクシマ」へという言葉が核時代の惨事を象徴するものになっていることを紹介しながら、そうした歴史的パースペクティブをもった行動が必要であると三宅さんは訴え、被曝労働を強いられる人びとに示されるヒエラルキーを問題にすべきだと語った。三宅さんは高木仁三郎さんの最後のメッセージとなった「原子力社会の末期症状」への強烈な危機意識を引用しつつ、専門的知識を持たないわれわれは無能なのかと問いかけた。そして「無能」であることへの自覚というショックは警告への潜在力であり。そこから自ら責任を取ろうとする道か、厚顔無恥でありつづける道かの分岐が生まれると述べた三宅さんは、原発に依存した新自由主義の破綻を見据えて現在と将来の人びとのために踏み出さなければならない、と締めくくった。

 スピーチの二人目はジャーナリストの伊藤千尋さん。世界六八カ国を取材したという伊藤さんは、日本の技術を取り入れた地熱発電で電力の多くをまかなっているアイスランド、自然エネルギーが電力消費の四〇%を占めるスペイン、「九条の碑」があるスペイン領カナリア諸島と沖縄県・読谷村、一九四九年に軍隊を廃止したコスタリカの経験などを紹介した。

「コスタリカでは隣国と戦争を行った反省から、軍事費を教育費にまわし、兵舎を博物館に変えた。兵士の数だけ教師を、というスローガンが掲げられた。コスタリカの憲法では『人は誰でも愛される権利がある』という規定がある。社会と政府が自分を愛するように変えることができる、ということだ。子どもも一人の市民として訴訟の主体になることができる」。

伊藤さんは最後に「行動しない良心は悪の側に立つことになる」という言葉をひいて「市民の元気は自覚した意識にかかっている」と語った。



「寿」の音楽をはさんでスピーチの第二部は社民党の福島みずほ党首と、共産党の志位和夫委員長から。

福島さんは、被災者と自治体のがんばりに励まされながら「3・11」以前とは違う社会を作りたい、と語り、今こそ二五条の生存権や一三条の幸福追求権を現実のものとする社会を目指すと強調した。福島さんは、新しい原発はもう作らない、老朽化した原発は廃炉に、とりわけ浜岡を止める、その上で五月中に原発と手を切るアクションプランを作成する、と述べた。また「札びらで人の顔を叩くような政治を変えることが政権交代だ」と述べ、自民党が「緊急事態」での人権制限を憲法に盛り込もうと主張していることを、参院に「憲法審査会」規定を作ろうとする民主党や自民党の動きを批判した。

志位さんは、劣悪な状況に置かれた避難所を告発するとともに「仮設住宅の前倒し建設、一人ひとりの被災者の生活再建に全力を」と訴えた。彼はさらに、破壊された生活基盤の再建とあらゆる分野での公的支援が憲法の原則として必要であり、被災者生活支援法の最高補償額三〇〇万円の引き上げが必要であること、復興の進め方としては計画は市町村レベルで、実施は国と市町村の共同で、財政保障は最終的に国の責任で行うことを主張した。そして五百旗頭復興構想会議代表の「創造的復興」という理念が上からの押しつけであると批判した。

志位さんは最後に原発事故に関して「原発技術は本質的に未完成なもので危険」であり「安全最優先の原子力行政が必要」だが、「期限を決めて原発をゼロにする」ことが必要だと語り、従来の共産党の原発方針からの転換を示唆した。

最後に参院憲法調査会規程制定や強行や国会議員の比例区定数削減にも反対する集会アピールを確認し、東電前、数寄屋橋交差点を通り東京駅までのパレードを行った。(K)

【案内】2011年5.3憲法集会&銀座パレード

2011年5.3憲法集会&銀座パレード
東日本大震災の被災者に心をよせ、生かそう憲法 輝け9条

日時:5月3日(火)
開場12時30分、開会13時30分(11時より入場整理券を配布します)

会場:日比谷公会堂(千代田区日比谷公園内)

入場無料(東日本大震災救援カンパの要請あり)

手話通訳・第2会場あり

銀座パレード15時30分出発、

音楽:寿(kotobuki)

スピーチ:三宅晶子さん(千葉大学教授)/伊藤千尋さん(ジャーナリスト)/福島みずほさん(社会民主党党首)/志位和夫さん(日本共産党委員長)

2011年5・3憲法集会実行員会(03-3221-4668)
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