虹とモンスーン

アジア連帯講座のBLOG

反原発

【案内】「原発利権維持」のための経産省13年度概算要求に抗議!1.25 経産省―財務省前アクション

 

 

【拡散歓迎】
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《緊急アクション!》
「原発利権維持」のための経産省13年度概算要求に抗議!
    1.25 経産省―財務省前アクション


   《呼びかけ》東電前アクション!
BLOG: http://antitepco.ldblog.jp/
TWIT: https://twitter.com/antitepco1
MAIL: antitepco@livedoor.com


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日時:2013年1月25日(金)
経産省本館前 19時半~ 財務省前 20時~
地図⇒ http://www.meti.go.jp/image/26map.gif

 

★☆経産省には「原発利権のための概算要求」に抗議、経産省には「人の生命を守る経済を」と却下を求めて要請文を手渡します☆★

経産省の2013年度の概算要求が1月11日に財務省に提出されましたが、その内容がヒドスギル。


「再稼働反対」の大きな世論に政府が依然として立ち往生する中で、今回の経産省の予算要求は「原発政策維持のための人材・技術確保そして利権維持」に主眼を置いたものと言わざるを得ません。


原発関連を以下に列挙すると、、、


■「放射性物質が有害である期間を短縮する」という名目の新型原子炉の開発費に32億円。


この「新型炉」の技術は稼動もしていない「もんじゅ」のものの応用と言われており、政府内でさえ破たんが言われている「核燃サイクル計画」維持のためにさらなる税金を注ぎ込むということです。


■原発の海外輸出のための人材育成費として約14億円。


原子力関連の技術者の流出が止まらないなかで、海外に原発を作ることを政府が推進して人材を確保しようとする愚策。
大体、福島第一原発事故を引き起こした当事国でいまも世界に汚染を撒き散らしている日本が「原発輸出」など許されるものではありません。


■原発立地地域の「支援」名目で5億7千万円。


再稼働の下準備のためのバラマキと考えるほかありません。
求められているのは原発押しつけのためのバラマキではなく、原発がなくてもやっていける地域経済確立のための支援です。


■IAEA(国際原子力機関)への運営費負担を三千万円増額した1億2千万円。


チェルノブイリで被ばく・健康被害隠しをしてきたIAEAを政府自らが福島に誘致し、さらにカネを献上するということです。


■原子炉の廃炉技術の開発費として117億円。


福島第一のような爆発した原発を「廃炉」にする技術など夢想に過ぎません。また、放射性廃棄物の処分問題も解決していないなかで「廃炉技術」なるものが確立するわけもない。
これも「技術開発」と称したバラマキです。
「廃炉技術」の開発などよりも福島第一収束作業員の地位・待遇改善や、福島の人々の「避難の権利」を認め、その生活・就業補償に充てるべきです。

これらには当然、市民の税金が使われるのです。
連日、霞ヶ関で「もう原発はいらない」の声がとどろく中でいまだに原発推進に固執する経産省に抗議、財務省には「却下せよ」と求めるアクションを行います。

「再稼働ができないなら」と電気料金が上げられ、一方では世論を無視して原発推進に巨額の血税を注ぎ込む。
もう怒ったぞ! 1月25日、霞ヶ関にさらに大きな声をとどろかせよう!

【報告】12.14-15 IAEA国際会議に抗議して福島-郡山で現地闘争

kencho1 04212月14-15日、郡山市で15日から日本政府とIAEA(国際原子力機関)の共催で開かれる「原子力安全に関する福島閣僚会議」に反対する取り組みが「原発いらない福島の女たち」の呼びかけで行われた。
 
このIAEAの会議は、チェルノブイリの放射能被害の隠ぺいを行ってきたIAEAが、日本政府の要請によって福島に常駐することを最大に目的とするものだ。そして、歴史的に原発を推進してきたIAEAが謝罪もなく福島に進出することは許されない、と「福島の女たち」が「私たちを抜きに、福島のことを決めるな!」を合言葉に抗議行動が企画された。

14日は、福島県庁への申し入れと県庁から福島駅前までのデモが行われた。デモに先だって県庁への申し入れ。申し入れ文は「IAEAの福島進出の中止」、「除染でなく汚染地域の避難の優先」、「学校単位の疎開の開始」などを求めている。「福島の女たち」は県にその場での応答を求めたが、県側は無言で申し入れ文を受け取ったのみだった。(申し入れ文は下記に全文)

申し入れ後、郡山市の黒田節子さんは「IAEAは安全安全と言って福島を亡き者にしようとしている。IAEAがどんなものか、私たちは本質を知っている。チェルノブイリでは『IAEAを日本で解体してくれ』と言われた。何があっても声を上げ続ける。福島の女たちをなめるな」とあらためて決意表明をした。

県庁のすぐそばのもみじ山公園ではリレートーク集会。田村市の武藤類子さんの発言。「自宅近くにもIAEAが常駐することになるという。チェルノブイリの健康被害を隠ぺいして、WHO(世界保健機構)も黙らせた組織だ。福島もそうなるのか、黙っているわけにはいかない。IAEAは核推進機関であり、WHOとの1959年の協定で放射能の健康被害を発表するにはIAEAの許可が必要だとされている。今回の会議の合意文書案では『最高水準の安全性をもって原発を活用』するとしている。結局、安全アピールのための福島での会議だ。そういうことを伝えていく努力を続ける。そして、感性を研ぎ澄まして見抜いていこう」と呼びかけた。

集会では、恒例となった会津抵抗の踊り「かんしょ踊り」を参加者全体で輪になって踊り、デモに出発。150人ほどのデモは、賑やかに福島駅までの短いコースをゆっくり一時間以上かけて歩き、沿道にアピール。沿道からは好意的な反応が多く目についた。解散地点の駅前広場では集会を続行。「IAEAは福島に来るな」、「被ばく隠しから子どもたちを守ろう」などのアピールが続いた。

夜には、郡山市の労働福祉会館で「脱原発福島ネットワーク」などの主催で広瀬隆さんの講演会が開催された。300人以上の参加によって熱気ある講演集会となった。広瀬さんはIAEAの核推進の実態や密売までしてきた歴史を紐解き、「IAEAは悪魔なんです。悪魔が福島のみなさんを殺しに来ると思ってください。しかし、福島のみなさんは孤立していません。このかんの反原発運動の盛り上がりは福島は孤立していない、ということなのですから」と訴えた。

kencho1 092翌15日は、朝8時からIAEA会議会場の郡山ビッグパレットのすぐそばで行動を開始。この日は福島各地や全国から250人が結集した。中には「親に内緒で参加した」という地元の高校生の姿もあった。

行動の途中からフランス緑の党やベルギーなどからも抗議の来日団が到着。そして、全体で会議会場入口に移動して、IAEAに直接申し入れ文を渡す行動に移った。「福島10基の原子炉の即刻廃炉」、「地震大国日本に原発は無理であり、日本全国の原発の廃炉を日本政kencho1 104府に働きかけること」、「子どもたちの疎開を日本政府に促すこと」などを求める申し入れにイギリス出身のIAEAの報道官は「みなさんの不安は理解した」と述べるのみだった。

最後にフクシマ・アクション・プロジェクトの佐々木慶子さんが「福島は今年の3月11日に、福島の全原子炉の廃炉を世界に宣言している。IAEAには、そのことを強調してこの申し入れを終わらせたい」と申し入れ行動を終えた。

(F)
 
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                              2012年12月14日

                             福島県知事 佐藤 雄平 殿

原発いらない福島の女たち

        福島県でのIAEA閣僚会議等に関する要請書

 私たちは、福島原発事故以来、原発廃止のためのあらゆる活動を続けている女性グループです。経産省前での座り込み、原発事故1周年における集会など様々な活動の中から、あらゆる生命の存在を脅かす原発廃止の声を上げ、共感を呼んできました。

 そのような中、福島県で、IAEA(国際原子力機関)閣僚会議が国の主催で開催されています。IAEAは、核管理の名の下に、核と原発を推進するための国際機関であり、収束さえしていない原発事故に今なお苦しみ続ける福島にそのような組織が進出することは、どのような理由であれ私たちは認めることができません。

 以上のことから、私たちは、貴職に対し以下のとおり要請します。



【要請内容】

1.福島へのIAEAの進出をやめさせること。

2.莫大な資金を投じて1年半続けられた除染の効果は、多くの県民から疑問視されている。除染の限界を見極め、汚染地域の住民を避難させ、避難に伴う損失を県の責任で賠償すること。

3.県外避難者の住宅補助の打ち切りなど避難者への非情な扱いを止め、支援をすること。

4.子どもたちの避難を実現するため、学校単位の疎開・保養を直ちに実施すること。

5.健康被害がないとの前提で進められている県民健康管理調査を根本的に見直し、科学的で客観的、公平なものとすること。併せて、健康被害の過小評価を目的とした検討委員会の議事進行や特定の方向への議論誘導などをしないこと。

6.「秘密会」の開催や健康被害のごまかし、隠ぺいを主導してきた責任者に対し、適正な処分をすること。

7.モニタリングポストによる測定を正しく行い真摯な情報公開を行うこと。

8.福島県民の共通の願いは核・原発の廃絶である。核推進機関を呼んだ国際会議ではなく、核・原発廃絶のための国際会議を開催すること。

9.1~8までの要請を受け入れ速やかに実行した後、今回の原発事故まで原発推進の立場を取ってきた知事として、辞任という形で県民に対し責任を取ること。

(以上)            

アジ連講座報告:いわき自由労組━「労働者を襲う解雇・失業・被曝労働に抗して」

DSCN3337 11月10日、アジア連帯講座は、文京シビックセンターで「労働者を襲う解雇・失業・被曝労働に抗して」というテーマでいわき自由労働組合の桂武さん(書記長)、齋藤春光さん(同組合員)から問題提起が行われた

 3・11東北大震災と津波によって、いわき市沿岸部は、壊滅的打撃を受け、同時に東電福島第一原発事故によって被災に追い込まれた。多くの労働者は、会社の自宅待機命令のまま、賃金未払いのうえ自己都合退職など震災便乗労基法違反や解雇の横行にさらされた。いわき自由労働組合は、「雇用なき復興はあり得ない!」を掲げ、地域再生、産業と農業・漁業を再建するための復興資金の要求、失業者雇用の取り組みを行ってきた。

 さらに原発の中で被曝労働を続けている作業員、除染作業に従事する労働者の被ばく問題を取りあげ、生涯の健康管理と生活保障を要求している。放射能除染問題の取り組みを通してゼネコンと下請け企業によるピンハネ構造、「危険手当」の未払いなどの問題を労働運動として位置づけ反撃を開始している。被ばく労働を考えるネットワークの立ち上げにも参加し、闘う陣形を作り出しつつある。



『仮の街構想』について



 講座は山谷・野宿者運動に参加している仲間からの司会あいさつで始まり、「山谷では福島原発収束のための被ばく労働の募集ビラが配布されたり、電子柱に募集ポスターが貼られていたりしている。都の清掃工場のダイオキシンまみれの炉の清掃作業の募集もしている。こういう危険な作業に貧困層をターゲットに雇い、ピンハネによる不当な搾取が強いられている。被ばくネットの立ち上げは、大きなバネとなる」と発言した。

 齋藤さんは、「脱原発運動の課題と今後」について住民の取り組みから報告した。

 「12年9月にいわき市議選が行われた。市民の多数は、原発はいらないだが、選挙結果は原発維持派が多数となってしまった。東北電力と下請け企業が、フル回転して圧力をかけて選挙運動を展開した結果だ。原子力村(電力労連電気工事企業)を使って町内会まで網の目で学習会を組織している。こういった流れに抗して、住民自身の自己決定権を強化していく取り組み、東京電力福島第一原発事故の責任をあいまいにさせないために福島原発告訴団が結成し、原発事故を起こし被害を拡大した責任者たちの刑事裁判を求め、福島地方検察庁へ告訴した」。

 「『仮の街構想』では住民コミュニティーの解体と分散についてどうしていくのかなど大きな課題が突きつけられている。だが原発がどうなっているのか、高線量状態、放射能廃棄物、高レベル汚染水をどうするのか、インフラ整備も必要だし、被ばくの可能性もある。こういったことが論議されず『帰還』が言われている。しかも使用済み燃料の最終処分場は未解決どころか展望も出口も見えない。谷中村住民(足尾鉱毒事件)には強制移転後の困難な生活が強いられたが、再び繰り返してはならない」と批判した。



被ばく労働者と結びつくために



 桂さんは、「除染労働者へのピンハネ、未払い賃金、労働争議」について報告。

 「朝日新聞(一一・五)が『除染手当 作業員に渡らず』『消えた危険手当』『業者が中抜きか』と報じた。下請けの企業の労働者が被ばくネットに相談するなかで明らかとなった。福島第一原発周辺の警戒区域などでは、除染作業を行う労働者に基本賃金とは別に特別勤務手当(除染危険手当)が支給されることになっている。しかしゼネコンと下請けの多重請負構造の中で正当に支給されていない。しかも二次下請、三次下請会社の採用時に説明はなく、日当額を最低賃金にまで減額し、宿泊費を天引きするというものだった。除染労働者は、これに怒り集団交渉をしたが、『そんな金はもらっていない』と居直るだけだった。後にいわき自由労組に加盟し、団体交渉を行うが進展がなかった。特殊勤務手当の『中抜き』を許さず全額を獲得していく」。

 「そもそも除染の雇用は、ほとんどが雇用契約書のない口頭契約であり、労基法に違反しており、労働条件の変更が一方的に行われている。除染特別地域で支給される危険手当は、その危険性に対する手当として労賃と別枠で労働者に支給されるのであり、業者がピンハネできるものではない。危険手当が支給されることを根拠に労賃減額や宿泊費・食費天引きが行われるのは、事実上、危険手当の減額であり、認められない」など今後の課題を語った。

 さらに「被ばく労働者はいい給料を貰っていると誤解している人たちがいる。いい給料を貰っているのは一人もいない。社会保険がないのだから給料から引かれる。労災隠しがあるから労災補償もない。短期で被ばく線量は一杯になってしまう。雇用保険の適用もない。今では日当一万円になっている。さらに宿代が引かれる」という実態を紹介し、「現地の労働者と繋がった運動、生活支援も含めた連帯のあり方が求められている。労働者を意識した取り組みをぜひやっていただきたい」と強調した。

 討論では「巨額の除染費用の多くが大手建設会社に流れ、ピンハネ下請け構造が続いている」、「除染の効果の検証なしに行われている。除染後も再び高線量が戻っている実態がある」、「東電に福島第一原発の廃炉はまかせてはだめだ。この作業にも金儲け優先でやろうとしている。国家の責任をはっきりさせ、労働者管理していくことだ」、「孤立した労働者と結びつくためには、現地とつながった運動作りが求められている。論議と実践がもっと必要だ」などの意見があった。

 講座は、提起された課題をさらに継続して深めていくことを確認した。

(Y)
 

【報告】10.31Jパワー(電源開発)前で大間原発建設反対アクション

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10月31日、東電前アクション!は10月に大間原発の工事の再開が強行されたことに対して、電源開発株式会社(Jパワー)本社前で抗議アクションを行った。40人の参加。

 

 

司会の園さんがシュプレヒコールをあげて、主催から栗原さんが「今日の行動の位置付け」を説明。「政府のエネルギー戦略で"すでに建設中の原発の建設は容認する"という発表があって、電源開発は即座に"住民説明会"を行ってその翌日には工事再開を強行している。いかに既成事実を積み上げるかしかない拙速さだ。猛毒プルトニウムを使った発電所を住民をないがしろにしたまま活断層の上に立てるなど、まさに悪魔の所業だ」

 

「函館は市長・行政挙げてこの原発に反対を表明している。私たちは、こういう動きを応援し支持するが、函館30万人の反対に依拠して過疎地で原発を容認せざるを得なかった人々を低く見るような運動をしてはならない。大間原発の供給先は主に関東首都圏だ。なにより、その首都圏で生活する者の責任として、大間原発の建設に反対し阻止しよう。大間の燃料は東電が多額の出資をして東電出身者が社長を務める日本原燃のものが使われる。すなわち東電マネーの燃料で動かし、福島事故で原発を動かせなくなった東電に代わって首都圏に原発の電気を供給しようとしている。電源開発は主に水力発電を担ってきた会社だが、水力発電もまたダム建設によって地域を分断し、故郷を沈めて人々を追い払った歴史がある。私たちは、もうそのような犠牲を生み出さないということも念頭に置いて代替エネルギーを模索しなければならない」とアピールした。

 

途中で合流した官邸前などで抗議行動を続けている「反ACTAチーム」からは「人権侵害救済法案」が反原発運動の弾圧をも狙うものだという説明。「あらゆる社会運動を守るために、反原発運動を守るために、人権侵害救済法案と反対運動に注目してほしい。共に連帯しましょう」とアピール。

 

東電前アクション!の植松さんからアピール。「先週リトアニアへの原発輸出に反対して日立製作所前で抗議行動を行ったが、この大間の原子炉も日立製が使われようとしている。また、核燃サイクルの破たんを繕うものだ。今日の抗議は日立への抗議デモあり、核燃サイクルを未だに推し進めるものたちへの抗議行動だ。下北半島をこれ以上核で踏みにじることは許されない。原発が安全だというなら東京湾に作ってみればいい。しかし、安全な原発などあり得ないことが分かっているから下北半島に作るのだ。もうどこにも原発を作らせない」

 

最後に「大間の工事をやめろ」「もう原発の電気はいらない」とシュプレヒコールをあげて、この日の行動を終えた。

 

(F)

【報告】11・11反原発・霞ヶ関-国会アクション

DSCF1487 一一月一一日、霞が関一帯で「反原発100万人大占拠」行動が首都圏反原発連合の主催、協力:さようなら原発1000万人アクション、脱原発世界会議、原発をなくす全国連絡会、経産省前テントひろばで行われた。この行動は午後一時から日比谷公園出発のデモの後、午後三時から経産省、外務省、文科省、財務省そしてJパワーに対して抗議行動を行い、午後五時から首相官邸前、国会正門前大集会すると計画された。しかし、不当にも東京都が日比谷公園をデモの出発地として貸さないことを通告したので、裁判に訴えた。これが却下されたので結局デモは中止となり、午後三時からの行動が行われた。

 大間原発(青森県・下北半島)の建設を行っている東銀座にあるJパワー(電源開発株式会社)前に五〇〇人の仲間が集まった。大間原発はJパワーが初めて手がける原発であり、出力一三八万kwで国内最大規模、世界でも例のないフルMOX燃料を使うものだ。民主党政府は二〇三〇年代には原発ゼロをめざし、新規原発は認めないとしたが、枝野経産相はすでに建設を許可した原発については建設続行を認めると表明した。それを受けて一〇月に、大間原発の建設が再開した。

 この集会に北海道から参加した二人が「大間原発から函館は三〇㎞圏内にあり、市長をはじめ建設に反対し、差止め訴訟も行われている。本日北海道では函館をはじめ一五カ所で反原発集会が開かれている。泊原発も大間原発もいらない」と報告した。

 大阪からの参加者は「大飯原発再稼働は動かしてはいけないものを動かしている。関西電力はさらに他の原発の再稼働もねらって新燃料を五〇〇本も購入している」と暴露し批判した。神奈川の仲間は「横須賀にある核燃料工場で、大間原発で使うMOX燃料を作っている。しかしプルトニウムを国内で加工できないので、フランスとイギリスに頼んだ。それが両方で三五トンにもなる。大間では年間一トンも使う予定だ。もんじゅが動かないのでプルトニウムは溜まってしまう。余ったプルトニウムを引き受けるところはどこもないので、結局はJパワーしかないだろう。Jパワーはこうした役割をとっとと降りてほしい」と訴えた。

 大間原発を建設しているのは日立であり、リトアニアに原発輸出するのも日立製だ。リトアニアは先ごろの国民投票で原発反対が上回り、計画がストップしている。大間原発反対の闘いはリトアニアの人々とつながっているという報告もあった。

 これ以外に大飯原発が多くの反対を押し切って再稼働したが、原発の下を活断層があるかどうかをめぐり調査が行われている。活断層だと確認されれば、大飯原発の稼働は止められる。関電は活断層ではないと発表したが、原子力規制委員会が調査しているが活断層とする意見と地すべりだとする意見が対立し、もっと原子炉に近い所の調査をすることになり、結論が先送りされた。こうした状況、規制委員会が国会の承認なしにスタートしていることなどに鋭い批判がされた。

 Jパワー前の行動は四時に終わり、銀座の歩行者天国を元気いっぱいに「原発反対」のコールをしながら、国会に向かった。

 冷たい雨が降り始める最悪のコンディションであったが、国会正門前にはすでに多くの仲間が埋め尽くしていた。正門前ではスピーチとラップ、シュプレヒコールが繰り返された。社民党福島党首、共産党志位委員長、亀井静香衆院議員、新党大地、民主党、新党きずな、国民の生活が第一などの会派・国会議員が次々と連帯のあいさつを行った。また、反原発1000万人アクションの鎌田慧さん、落合恵子さんのスピーチ、宇都宮健児さん(前日弁連会長、都知事予定候補者)のあいさつ、坂本竜一さんからのメッセージが紹介された。反原発首都圏連合は今後も金曜日官邸前アクションを継続することを発表した。

 警察は正門前の交差点付近にたくさんの人が押しかけていたが、「交差点を渡らせない、道路を開放しない」という行動のジャマをしたのみならず、機動隊の指揮官車から大音量で「参加者にあっちへ行け、道路に出るな」などの指示をして、妨害行動を繰り返した。参加者から「警察は集会のジャマをするな。道路を開放しろ」とコールや野次が飛んだ。

 国会周辺は雨にも関わらず、数万人の反原発の熱気が渦巻いた。(M)

【案内】日印首脳「原発会談」抗議!11.16緊急アクション

【拡散歓迎】
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クダンクラム原発稼働反対!インド政府は住民弾圧やめろ!
  日印首脳「原発会談」抗議!11.16緊急アクション


   《呼びかけ》東電前アクション!
BLOG:
http://toudenmaeaction.blogspot.com/
TWIT: http://twitter.com/toudenmaeaction
MAIL: toudenmae.action@gmail.com
TEL : 090-1219-4519

  
   《協力》ノーニュークス・アジアフォーラム・ジャパン
HP :
http://www18.ocn.ne.jp/~nnaf/
mail: sdaisuke@rice.ocn.ne.jp

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時間:2012年11月16日(金)19時半~ (国会議員に署名提出)
場所:国会衆議院議員面会所前集合
地図⇒
http://tinyurl.com/abf2uav

20時から野田首相とインド・シン首相の「原発会談」に対する首相官邸前抗議アクション!


★インド首相来日と野田首相との「原発会談」に抗議!「日印原子力協定」締結-原発輸出反対!
☆インド政府は原発も核兵器も放棄しろ!「クダンクラムの血の弾圧」を許さない!
★9月にインド政府に入国を拒否されたノーニュークス・アジアフォーラムのメンバー二人がアピールします。

11月15日から17日にかけて、インドの新首相が来日します。

来日の大きな目的のひとつは「日印原子力協定」の締結のための調整と言われています。
「日印原子力協定」は、主に日本からインドへの原子力技術と設備の提供・供与を目的としています。
それは当然、近い将来の日本からインドへの原発輸出のための地ならしと考えるほかありません。
また、核兵器保有国への原発技術の提供は、核武装を積極的に是認する暴挙であり、許されるものではありません。

現在、インド政府はインド最南端のクダンクラム原発の建設を強行し、住民の強い反対の意思を踏みにじり続けています。
そして、今年9月10日には住民たちの反対デモに対して警官隊が発砲して死者まで出しています。

福島の巨大原発事故を引き起こしながら未だに原発を推進し、海外に売り込みを図る日本政府。
核兵器を保有し、さらなる「核大国」をめざして人々を暴力で踏みにじりながら原発増設を目論むインド政府。
こんな両者の思惑に対して、私たちはインドの人々とつながって「世界のどこにも原発はいらない!」と表明します。

そして、私たちは野田首相に言いたい!
核開発を推進するシン首相を広島・長崎、そして福島に案内しろ、と。
そうすれば、核兵器を保有するということがどういうことか、
原発を建設するということがどういうことか、理解できるはず、と。
それこそが被爆国そして原発事故当事国の責務であるはずと考えます。

原発も核兵器もない世界へ!



★☆日本とインドの原子力協定に反対する署名のお願い★☆

http://www18.ocn.ne.jp/~nnaf/119a.htm
(11月16日に日印両政府に提出します)

・クダンクラム原発:反対運動と弾圧(9月10日の映像)
http://youtu.be/zb_jyJaUAic

・クダンクラム原発反対に連帯する日本人3名がインドで入国拒否
(ノーニュークス・アジアフォーラム・ジャパン)http://www18.ocn.ne.jp/~nnaf/118a.htm

・連帯声明 歴史的な闘いの中にあるクダンクラムのみなさんへ
(ノーニュークス・アジアフォーラム・ジャパン)
 
http://www18.ocn.ne.jp/~nnaf/118b.htm


☆★☆★↓↓こちらもご参加を↓↓☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★

11.15緊急集会「日本はインドに原発を輸出するのか?」
~日印原子力協力協定の問題点とインドの反原発運動~

講演「日印原子力協定の問題点」福永正明(大学教員)

クダンクラム原発反対運動の報告など
 伴英幸(原子力資料情報室)中井信介(ジャーナリスト)宇野田陽子(NNAF

日時 1115日(木)1830203018:00開場)
場所 連合会館(旧・総評会館) 402号室

千代田線新御茶ノ水駅、丸の内線淡路町駅、新宿線小川町
駅からB3出口すぐ。JR御茶ノ水駅・聖橋口から徒歩5

<主催> シン首相来日緊急集会実行委員会 <連絡先> 090-8169-9693

::::::ここまで:::::::::::::::::::::::::::

【報告】10.23 リトアニアへの原発輸出に反対して日立前で緊急行動

IMG_143810月14日にバルト三国のリトアニアで、ビサギナス新原発建設の是非を問う国民投票行われた。日立製作所が事実上受注したこの原発建設計画に対して、国民投票では反対が62%を占め、賛成の34%を大きく上回るという結果になり、リトアニア民衆は明確に「原発建設に否」の意思表示をした。


しかし、この国民投票の結果に対して、日立製作所の中西社長は投票結果直後の記者会見で「撤退するという判断は永遠にないだろう」「原発へのニーズはある」などと述べるなど、リトアニアの人々の「原発いらない」の意思は踏みにじることをあらためて宣言した。


この中西の発言を受けて、東電前アクション!は、リトアニア民衆に連帯して日立にリトアニアからの撤退を求める告知期間三日強の緊急アクションを10月23日に東京駅前の日立製削除本店前で取り組んだ。当日は三日強の告知期間であることに加えて荒天にもかかわらず、40人が結集して熱気あるアクションを展開した。

東電前アクション!から植松さんが「小国リトアニアは歴史的に侵略され続け、踏みにじられ続けてきた。そしてまたも、原子力で踏みにじられようとしている。この高いビルを見て村上春樹の"卵と壁"の喩えを思い起こす。はたして私たちは壁なのか卵なのか。卵の側に立ちましょう」とアピール。次々に参加者にマイクを回し、リトアニア語のプラカードを掲げて日立に「原発輸出反対」を訴えた。

 

「福島第一原発はアメリカから輸入された原発だった。当時から欠陥が指摘された原子炉BWRマーク1型だったが、3.11事故後当時の技術者は『事故と欠陥の因果関係は否定できない』と証言している。しかし、原子炉メーカーGE社もも米政府も福島事故に謝罪もせずその責任を頬かむりしている。原子炉メーカーのような大企業は売ったら売りっぱなし、誰も責任など取ろうとしない。あとは野となれ山となれ・我が亡き後に洪水きたれ、だ。そういう大企業と経済のあり方そのものを変える必要がある」

東電株主訴訟の木村結さんは「日立で働く人々は、生活のため家族のためなどと嘘をついて自分を騙すのはもうやめてほしい。リトアニアは2004年にすでに"脱原発"を選択している。それをお金の力で原発を押し付ける日本という国が本当に恥ずかしい。日立の人々はリトアニアに原発を売り込むというのなら、有給休暇でも使って福島の現状を見に行ってほしい」と訴えた。

そして、「あの福島第一原発事故を引き起こした当時国の市民として、原発の輸出や日本からの新たな核拡散を許すわけにはいかない。原発輸出を断念するまで、何度でもこの場所に立つ」と司会が締めて、この日の行動を終えた。

 

(F)

【新刊紹介】さんいちブックレット『原発事故と被曝労働』

原発事故と被曝労働
さんいちブックレット『原発事故と被曝労働』/被ばく労働を考えるネットワーク編/1000円
 
 本書は、「『3・11』後の被ばく労働の実態」と「深刻化する収束・除染作業、拡散する被ばく労働現場からの報告」を中心にした第一弾の告発本だ。同時に「被ばく労働問題を一部の専門家や労働運動の課題に閉じこめず、社会的に提示して、大衆的な反/脱原発の取り組みにきちんと位置づける」ことを強調する。

 すでに福島第一原発事故の収束作業に約2万人の労働者が投入された。放射線被ばくを避けることができずに過酷な労働が強いられ、しかも重層的下請構造の中でいいかげんな安全対策、ピンハネの横行、低賃金等々、深刻な人権・生存権破壊が拡大している。さらに原発事故によって拡散した放射能は、すべての労働者も被ばくしてしまう事態へと追い込んでいった。

 このような事態の中で被ばくに関係する労働問題の情報を共有し、検討し、共同で取り組む連絡組織として「被ばく労働を考えるネットワーク(準備会)」(2011年10月)が出発した。「どう取り組むか被ばく労働問題 交流討論集会」(12年4月22日)を行い、労働者の命と安全を守るための運動、被ばく労働に関する労働相談の実施と運動化・組織化、政府・自治体・事業者に対する取り組みなどをテーマに論議を深めた。この討論集会で提起した仲間たちの発言が丁寧に収録され、明日にむけた実戦書としてまとめられている。



 巻頭でなすびさん(山谷労働者福祉会館活動委員会)は「被ばく労働に隠されている原発の本質とこの社会の闇」を暴き出し、「被ばく労働をめぐる問題の深刻さ・根深さ」を解き明かしていかなければならないとアピール。続いて西野方庸さん(全国労働安全センター連絡会議)が「被ばく労働をめぐる政策・規制と福島の収束作業」を解説する。

 「さまざまな労働現場に拡がる被ばく問題」では松本耕三さん(全港湾書記長)、岸野静男さん(東京清掃労働組合一組総支部委員長)、中村光男さん(全国日雇労働組合協議会)、北島教行さん(フリーター全般労働組合)が各現場から報告。

 「福島現地の現状と家族の声」では、桂武さん(いわき自由労働組合書記長)、木幡ますみさん(大熊町の明日を考える女性の会)、木田節子さん(原発作業員の家族)が訴える。

 最後になすびさんが「除染という新たな被ばく労働」で「除染事業をめぐる制度整備や労働者の安全確保の体制は、付け焼刃的で不十分だ。除染―帰還―復興という流れの中で、除染事業はゼネコンにとってうまみのある新たな産業領域の公共事業として走り出してしまっている」と批判し、被ばく労働問題の社会的取り組みの重要性を再確認した。



 被ばく労働を考えるネットワーク準備会は、この一年間の取り組みの成果のうえで11月9日に「被ばく労働者に安全と権利を!11・9『被ばく労働を考えるネットワーク』設立集会」(午後6時半/江東区亀戸文化センター(カメリアプラザ)5階 第 1、2会議室/総武線、東武亀戸線「亀戸駅」下車徒歩二分)を行う。集会は、①福島における労働問題と被ばく問題=いわき自由労組②原発事故以降の被ばく労働に関する問題提起=神奈川労災職業病センター③福島での相談活動の呼びかけ=被ばく労働を考えるネットワーク準備会が報告する。

 翌日、アジア連帯講座の主催で「いわき自由労働組合の報告『労働者を襲う解雇・失業・被曝労働に抗して』」をテーマに桂武さん(いわき自由労働組合書記長)、齋藤春光さん(同組合員)が報告する(11月10日(土)/午後6時30分/文京シビックセンター(障害者会館3階C会議室)〔地下鉄三田線春日駅下車〕)。桂さんは、自由労組の労働相談活動、除染労働者の組織化などについて報告する。齋藤さんは、「脱原発運動の課題と今後」をテーマにいわきでの脱原発運動、被ばく問題を問題提起する。

 11・9「被ばく労働を考えるネットワーク」設立集会、11・10アジ連公開講座「いわき自由労働組合の報告」の事前学習として、ブックレット「原発事故と被曝労働」は必読書である。ともに被ばく労働問題を取り組んでいこう。(Y)

【案内】大間原発、大間違い!10.31Jパワー前アクション

≪拡散歓迎≫
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原発の電気を首都圏に供給!?活断層の上に全MOX原発!?
 ~大間原発、大間違い!10.31Jパワー前アクション~


   呼びかけ:東電前アクション!
BLOG:
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TWIT: http://twitter.com/toudenmaeaction
MAIL: toudenmae.action@gmail.com

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日時:2012年10月31日(水)
   19時~20時頃

場所:銀座・Jパワー(電源開発株式会社)本社前

東京都中央区銀座6丁目15−1
東銀座駅 徒歩3分(東京メトロ日比谷線、都営浅草線 4番出口)
有楽町駅 徒歩15分(JR山手線、京浜東北線)
地図⇒ http://tinyurl.com/96wtupz

■鳴り物、自作プラカード、歌う人、叫ぶ人、静かに意思表示する人歓迎。
■このアクションを「非暴力」「反差別」の行動として呼びかけます。

☆東電の代わりに原発の電気を首都圏に!?もう原発の電気はいらないっ!!
★活断層の上に全MOX原発建設なんて悪魔の所業!!!!

大間原発、大間違い!
誰が使うんだ その電力
この夏だって原発無しで足りた
建設する必要がない

大間原発、大間違い!
再処理・核燃サイクルの破たんを糊塗するために
技術の確立していない全MOX原発をでっちあげ

大間原発、大間違い!
活断層の上に建設予定
しかもフル・プルサーマルだから
事故になったら猛毒プルトニウムが飛び出して「地球終了」

大間原発、大間違い!
MOXを製造する日本原燃には東電も多額の出資をしていて現社長は東電出身
すなわち大間は「東電マネー」で動かされようとしている

大間原発、大間違い!
供給先は首都圏で
被害を受けるのはまず、青森や北海道
すでに函館市は建設差し止めを要求

こんな危険なものを地方に押し付けるな!
Jパワー(電源開発株式会社)本社に訴えに行こう
「大間から撤退しろ!」「もう原発の電気はいらない!」と!

豪雪の厳寒期明けの春の工事本格再開をみんなで止めよう!

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【報告】9.30「福島原発事故から学ぶ」集会

テント集会怒りの封じ込めと被曝の
放置を許さない道さぐる



本音を隠さず語り合った企画

 九月三〇日、日比谷図書館文化館コンベンションホールで「福島原発事故から学ぶ―脱原発のうねりの中で 福島・首都圏の集い―」が経産省前テントひろば主催でテントひろば一周年記念企画として行われた。

 主催者あいさつの後、上原公子さん(脱原発をめざす首長会議・事務局長)がコーディネーターを行い、福島の様々な立場の方からと反原発自治体議員・市民連盟の布施哲也さんが問題提起を行った。

 上原さんが「福島原発事故後、問題は何ら解決していない。福島を自らの問題として問わなければならない。日本の西と東では受け止め方がかなり違う。福島で発信できない人、いろんな立場の人が複雑にあり、発信がうまくいっていない状況がある。今日は本音を語ってもらいたい」と発言をうながした。

「お墓に避難」と自死した

 福島から報告が行われた。

 佐藤幸子さん(子どもたちを放射能から守る福島ネットワーク)が発言。

 「一年前の普段の生活に戻りたい。学校も行政も何もなかったように動きつつある。しかし、空間線量も減っていない。川俣町に住んでいたが避難してマンションに住んでいる。マンションの方が安全だ。しかし、外にホットスポットがある。浪江町では地上一㍍の所で一八・八mSvの所もある。子どもを避難させたい。内部被曝を防ぐために、西日本から食材を取り寄せている。本当は福島のものを食べさせたいのに食べさせられない。コメは放射能が一割ではなく一%、夏野菜はセシウムが入らない、ゼロでないと食べさせたくない」。

 「お母さんたちは疲れている。ここにいても大丈夫だよ、そういうふうに変わってきている。自分の子どもを山形に一年避難させたが、元の学校に戻りたいというので川俣の中学に戻した。川俣町は一八歳未満の子どもに積算線量計を持たせている。一年間で一mSv以下といっているのに、一・九mSvあっても生活させることが異常だ。避難できない人もできた人もいろんな考えがあるので支持する」。

 安斎徹さん(飯舘村住人、伊達市に避難)。

 「飯舘村は今でも四mSv超えている。家の中で五~六mSvの所もある。避難した人の三割が仮設住宅、七割が借り上げ住宅にいる。つながりがなくバラバラにされている。居住困難地区、制限地区、警戒地区と三分割された。除染して二〇一五年に帰村させる、と村は言っている。普通の土地四〇〇㎡で六億円、水田三反歩に一〇〇〇万円の除染費がかかっているが、半分しか減らず、数カ月で元に戻ってしまう」。

 「事故直後なにも知らずに大量の被曝をした。線量計で計ったら鳴りっぱなし。五月一杯まで子どもたちも避難しなかった。それでも村長は放射能が恐くない人。教育委員会が呼びかけ一二〇〇人が動員させられ、杉浦ら学者を連れてきて、洗濯物、食べ物大丈夫と、講演会をやった。五月末に全村避難にしなさいとなった。私は六月二六日に避難した。六月二〇日に髪の毛がばっさり抜けた。その時、この世の終わりだと思った」。

 「『津波では大勢亡くなっているのに、原発で死んだ人いますか』と言われた。とんでもない話だ。原発事故後、五人が自死している。『お墓に避難します』という遺書を残した人もいる」。

 渡辺ミヨ子さん(田村市の借り上げ住宅住人)。

 「二〇km~三〇km圏内に住んでいたので、三月一二日、宮城県に逃げた。そこも電気、水道が出なかったのでたいへんだった。一カ月後に田村市の避難場所に移り、今は借り上げ住宅に住んでいる。四月六日に、早くも学校が始まった。住民の命を守るために埼玉まで逃げた双葉町長の決断はよかった。いま福島県はおきざりにされているようだ」と報告した後、本が好きという渡辺さんは宇宙飛行士が書いた『地球は母なる星』の一節を読み上げ、尖閣問題でもめているが戦争は嫌だ、奪い合うのはおろかなことだと語った。

東電、国と闘い原発廃炉へ

 特別参加の井戸川克隆さん(双葉町町長)がさまざまな角度から発言した。

 「テントひろばに顔を出さないといけないと思っていた。活動に感謝している。放射能は闘う相手ではなく、闘ってはいけない。事故直後、県外に町民を逃がした。町民の家系の継承が大事だと思ったからだ。原発に対して事故前まで安心教育をしてしまった。それは加害だと思っている。情報を後出しにされ、ウソをつかれる。避難指示は政府しか出せない。今後子どもたちが安心して過ごせるために時間を費やしたい」。

 「当分帰らない。それで良いと思う。これ程危険な所に住まわせるのは加害者だ。命の大切を判断基準にして、遠くに避難したのは間違いではなかった。国は反論してきている。一〇〇mSvから二〇mSvの低い方をとったのだ。それを正当化する人たちがいる。その人たちにあなた方が住みなさいと言っているがまったく無責任で住もうとしない。これからが闘いだ。事故後東電はベント作業をして空気中に放射能を撒き散らしたので、双葉町に高い線量が残っている。加害者は東電であり人災だ」。

 浪江町の避難地区で牧場をやっている吉沢正巳さん(希望の牧場代表)。

 「事故後も現地に留まった。浪江の町民九〇〇〇人、猛烈な被曝をした。三三〇頭の牛がいる。牛の出荷を断れた。このままでは牧場の意味がない。三月一八日、東電に出向いて『なぜ逃げるんだ、制御できないのか』と抗議した。そして一週間かけて、農水省、原子力安全委員会、首相官邸に行き『枝野に会わせろ』と要求した」。

 「三月二三日から、夏まで地獄だった。牛がつながれて餓死していく。ウジがたかり、ミイラ化していった。六月末に線量計を持ち、計ったら一五~六mSvあった。七〇軒の農家がつぶされ、一五〇〇頭の牛が餓死し、一〇〇〇頭の牛が殺処分された。一〇〇頭の牛を今も飼っているが国は処分しろと圧力をかけてくる。牛は証人だ。記録して生き残させる。殺してはいけない」。

 「県議会で福島原発廃炉の決議がされてもむなしい。チェルノブイリになってしまった。死の町、絶望の町だ。生きる意味がない、死んでしまいたい。墓は倒れ、住職は避難している。原発から六㎞の所にある。牛は逃げなかった。人生をかけて、放射能、東電、国と闘い原発をなくす。浪江に留まり、がんばりたい」。

 椎名千恵子さん(原発いらない福島の女たち)が「商工会会長が『福島第一原発の1~4号機は廃炉にし、あとは動かそう』と発言している。絶望を組織化させられている。去年の秋から、女たちは怒っている。テントに入り行動をやってきた。体をもって闘っていくしかない。かんしょ踊りをやった。アメリカやパリ、ドイツにも闘いは知られるようになっている」と報告した。

疲れにつけ込む封じ込め圧力も

 柳原敏夫さん(ふくしま集団疎開裁判の会)が一審で敗訴し、現在仙台高裁にかかっていると裁判の報告をした。布施哲也さん(反原発地方自治体市民連盟)の発言の後、再度福島からの発言が行われた。何人かの発言を紹介する。

 佐藤さん。「一番困っているのは現地の人が避難してしまって、活動できる人が少なくなってしまっていることだ。対応が遅いと怒られるが、みんな疲れてしまっている。助成金は復興事業だと出るがボランティア活動には出ない。カンパもボランティアの人件費として使えない悩みがある。海外援助だとそうしたことがないので、海外へ支援を訴えている」。

 安斎さん。「旧自民党政権が五四基の原発を作ったのに自民党総裁選では知らんぷりだ。東電、自民党、経団連、文科省は人間ではない。東電からは仮払金の一〇五万円がでただけ。三〇人が賠償の裁判を起こしている。都民にもっと声をあげてほしい。飯舘村に来て現地を見て欲しい」。

 渡辺さん。「二〇km圏内は固定資産税なし、三〇km圏内は半分。こんなひどい話はない。文句を言う人が疎外されている。田村の野菜だけは学校給食に使わないと言われた。放射能ゼロの野菜を作り食べさせない。東電への賠償相手にされなかった」。

 井戸川さん。「宣伝合戦がある。言動を封じ込める流れがある。被害は終わった、今は復興だ。ほとんどの首長がそうだ。避難区域の見直しで損害が出る人には差額を町が負担する。加害責任を町がやることになるという批判もあるが。国は地方に肩代わりをさせようとする。今は放射能から逃げるしかない。隠蔽が恐い。セシウム濃度はシーベルトではなく、ベクレルに直さないとあいまいになる。トリチウムの話が出ていないがやっかいなものだ」。

 「賠償問題について。中間指針を作って封じ込めに入っている。①加害者のシナリオに納得しないと払わない②前例をつくるのを恐れている。それでなんとか安くあげようとしている。除染について。議員立法で特措法をつくった。この法律には関係事業者に東電の名前は消え、協力しなければならない。国民は努めなければならないと義務になっている。二本松のゴルフ場が放射能でゴルフが開催できなかった損賠訴訟で、放射能は東電のものではないとして、敗訴とした。チッソ裁判ではチッソの責任が認められた。恐ろしいことが法曹界で起きている。ダメはダメと声を大にしたい。国とは片手で握手して、片手で闘っている。本当の電力需要予測をだせば原発がいらないことが明らかになる」。

効果の上がらない除染作業

 この後、会場から意見・質問が行われた。①原水禁・原水協の対立ではなく、全国的統一センターのようなものが必要ではないか。②除染作業がスーパーゼネコンのもうけ先になっているのではないか。③飯舘村村長選が一〇月二一日にあるが対応は。④被曝労働問題について行政はどう対応しているのか。

 井戸川さん。「双葉町は除染ではなく除去でないとやらせない。田村市の例だと日当八〇〇〇円。被曝する。除染した物は集めれば集める程高レベルになる。除染は大量の水を使い流すだけ。建物をそのままではだめだ。下流域どうするのか、被曝問題をどうするのか。行政としてはかかわっていないが、職場を守るために体を犠牲にしている。被曝させるな、生涯補償をしろ」。

 渡辺さん。「仕事がないので、除染作業したいという人がいる。日当は一万円。除染では一%しか減らない。川内村では五cm土をはがして、きれいに除染している。そこを天皇が見学するという」。

 安斎さん。「国にものを言わないからカネが出ると言われている。対抗馬を立てるのはなかなか難しい。来年村議会選挙があるのでここが勝負か。飯舘村は山林が七五%だ。除染費用として三二二〇億円が下りている。村役場はていねいな除染をしたが山林が多いので三日で元に戻ってしまった。一七〇〇戸を村外に移転させて欲しいという要望がある。これにかかる費用は除染費用の半額ですむ」。

 吉沢さん。「牛を殺さないために、募金を集めている。牛は増えているがこれをコントロールするのが難しい。地元の農家の生計がなりたたなくなっているため、首吊り自殺をする人もいる。東電職員並みに生活できる補償をしろ。農作物の転換を模索している。仕事をしなくては生きていけない」。

 福島原発原告団・関東から、全国訴訟への参加の訴えがあり、最後にテントひろばの仲間がテントひろば運動の重要性について語り締めくくった。   

(M) 

【報告】9.25 米大使館前で「原子力空母Gワシントン帰れ」とアクション

CIMG0598 東電前アクションは「原子力空母ジョージ・ワシントンは帰れ!9・25米大使館前アクション」と題して行動をおこなった。

この日はジョージ・ワシントンが横須賀に拠点港として入港して4周年の日である。横須賀ではこれに対する抗議デモが取り組まれる中、横須賀現地にいけない仲間もアメリカ大使館に集まろうという趣旨だ。

主催者の仲間からアピールがあり、福島第一原発の事故以来さまざまな行動を起こしてきたが、原子力空母もオスプレイもその危険性、アメリカ政府と日本政府がごり押ししている姿において共通の性格を持っている。しかしわたしたちはただ危険だから反対しているわけではない。空母もヘリも人殺しのためだけに存在しているということが許せないのだ」と米大使館前をアクションの場所として選んだ思いをぶつけた。

栗原さんからは、2000年には米軍基地反対の行動で大使館前の芝生に座り込んで徹夜で抗議したこともあった。現在JTビルの前から先を通さないと警察は不当に規制しているが、この200メートルの距離を埋めるべく抗議の意思をぶつけていこうと気勢をあげ、原子力空母即時撤去、オスプレイ配備断念などを盛り込んだ申し入れ文を読み上げた。

 その後、参加者からの発言として、オスプレイ墜落の「人為的ミス」を繰り返し事件を繰り返す米兵はいらない、という訴えなどが続いた。中には白幕に核事故をデザインした美術学生も参加しており作った意図を説明してくれた。壁画の様でもあり、広島・長崎以後綿々と続く核被害のおどろどろしさを一望できる図だった。

 園さんからは、福島からの避難体制を組まない現状で子供たちを人体実験の材料にするなと訴え、福島疎開裁判の支援呼びかけがあった。同時に、領土ナショナリズム扇動もあり沖縄配備が迫る中でオスプレイ阻止のため普天間基地ゲートで座り込む沖縄の人に連帯していこうという呼びかけとがあった。参加者は「ジョージ・ワシントンは帰れ」、「オスプレイを沖縄にもっていくな」、「アメリカ政府は核事故被害者の人体実験をするな」などシュプレヒコールと喚声をあげ、行動を終了した。           

(海)

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                  要請文

                                                  9月25日

アメリカ合州国大統領:バラク・オバマ 殿
 
東電前アクション!
BLOG: http://toudenmaeaction.blogspot.com/
MAIL: toudenmae.action@gmail.com
TEL :

*最初に、アメリカ合州国で生活する親愛なる人々へ。

 私たちは、原発を止めることができず福島第一原発事故を引き起こした責任の一端を持つ日本の市民の一員として、福島事故がもたらした放射性物質による深刻な大気汚染と海洋汚染についてアメリカで生活する人々とりわけ太平洋諸島と太平洋沿岸で生活する人々に謝罪したい気持ちでいっぱいであることをここにお伝えします。

 そして、ともに手を携えて、日本、アメリカ、そして世界からすべての原子力発電所・核兵器・原子力施設を廃絶していきたい、という意思の一環として、アメリカ政府およびオバマ大統領に以下のことを要請するものです。

 「核なき世界」の実現のために連帯しましょう!

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 現在、日本では原子力発電所は、50基中稼動しているのは2基です。原子力空母ジョージ・ワシントンが停泊している横須賀を含む東京電力管内では原子力発電所は稼動していません。また、日本では南海トラフによる新たな大地震と大津波の危険も指摘されています。横須賀は三浦半島北断層群の震源域によるマグニチュード7規模の地震が想定されていて、横須賀基地内の大部分は埋立地であり、原子力空母の停泊地12号バースは極めて危険な地盤です。

 このような状況で、日本の原子力規制機関の検査を受ける義務を一切持たない60万kw級原子炉を2基搭載している空母が東京湾に停泊している異常なあり方を終わらせて、原子力およびアメリカの軍事力がもたらす危険を除去するために、私たちは以下のことをアメリカ政府およびオバマ大統領に要請します。

一、 現在、横須賀を母港としている原子力空母ジョージ・ワシントンを横須賀から即時撤去してアメリカ本土へ帰国させること。横須賀基地内の原子力空母関連施設を解体撤去すること。

一、 原子力潜水艦による放射能漏えい事故、衝突事故の事例が多数あり、私たちは重大な事故危険要素を危惧するものです。したがって、原子力潜水艦を日本の港に寄港させないこと。さらに日本の領海に立ち入らないこと。

一、 アメリカ軍が核兵器および大量破壊兵器を持ち込んでいないか、米軍基地内を日本の市民に査察させること。

一、 事故を繰り返している新型輸送ヘリ:オスプレイについての一方的で根拠のない「安全宣言」を撤回して、日本配備を中止すること。岩国基地に駐機しているオスプレイを直ちに撤去して、沖縄配備を断念すること。

一、 福島の原子力事故は、アメリカ政府が欠陥を隠蔽したまま日本に売り込んだ米ゼネラル・エレクトリック(GE)社製の「沸騰水型軽水炉(BWRマーク1型)」の欠陥によるものであることも一つの要因であることが、元GE社の技術者からも指摘されています。アメリカ政府は福島事故を引き起こした責任の一端を認めて、福島の人々およびすべての事故被害者に謝罪すること。

一、 アメリカ政府は謝罪の証として、福島第一原発の収束に一定の責任を持つこと。福島事故の収束のための技術や、事故によって被ばくした人々の治療のための放射線障害医療のための技術や機材を無償で提供すること。

一、 このかんのアメリカ政府関係者による、日本の「脱原発」に向かう動きに敵対する発言や動き(「日本の原発の維持」を訴える「アーミテージ報告書」、あるいは新米国安全保障センター(CNAS)のクローニン上級顧問による9月13日の発言「具体的な行程もなく、目標時期を示す政策は危うい」など)を直ちに撤回すること。

一、 アメリカ政府は、日米原子力協定を破棄して、日本が「脱原発」に向かう動きをつぶす黒幕のような振る舞いを直ちにやめること。今後一切、日本の原子力政策に介入しないこと。

一、 オバマ大統領は「核なき世界」をめざすと言うのならば、貴国が所有するすべての核兵器と原子力施設を直ちに無条件で撤廃して世界に率先して範を垂れること。

一、 米軍横須賀基地は戦後日米安全保障条約に基づき、朝鮮戦争、ベトナム戦争、湾岸戦争、イラク戦争、アフガン戦争などの侵略戦争の前線基地として機能してきました。私たちはその反省から戦争に直結する横須賀基地に反対するものです。したがって横須賀基地を直ちに撤去すること。

 最後に、私たちは原子力空母もオスプレイも単に「危険だから」というだけでなく、戦争で人を殺すためだけに存在する船やヘリコプターであるからこそ反対の意を示すものです。したがって、他国を侵略するために存在する米軍基地を、沖縄をはじめ日本全土から直ちにすべて撤去することを求めるものです。

 以上、貴アメリカ合州国政府およびオバマ大統領に要請するものです。大使館スタッフの皆様におかれましては、この要請を確実に本国政府にお伝えすることも要請します。

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【報告】9.16 東電前アクション-郡山・いわきから四人がかけつける

IMG_1307 九月一六日、午後三時から「東電前アクション!」が東京の東電本社前で五〇人が参加して開催された。この日の行動か原発被災地の福島県郡山市から三人。いわき市から一人が参加し、フクシマの人びとの思いを切実に訴え、加害者である東京電力の責任を厳しく追及した。

 緑の党全国運営委員でもある郡山市議の蛇石郁子さん(虹とみどりの会)は、「原発事故によってどれだけの人の生命が奪われたのか、東電は自分たちの責任についてどれだけ確認したのか」と批判し、自分たちのような苦しみを二度と味わうことがないようにと結成された「福島原発事故告訴団」に多くの人が参加するよう呼びかけた。

 安全・安心アクションin郡山の宮崎さんは、「家族がバラバラになってしまう状況の中で東電や原発に反対の声を上げることのむずかしさ」につい訴え、それでも「おかしいことはおかしいと言わなければならない」と語った。いわき市の「ひまわりさん」も、二万人以上に上る双葉郡などからの避難者を含めて住民が分断されている現状を語った。

 こうした原発被災者の窮状に何の責任も取らない東電は、役員報酬には三億円もつぎ込む一方で、経営難を理由に家庭用電気料金を値上げし、北茨城市からの自主避難者への補償を認めず、障がい者の症状が重くなったことは事故とは関係ない、として賠償を拒否するなど、許しがたい対応に終始している。またトラブル続きの柏崎刈羽原発を来年にも再稼働させることをもくろんでいる。すべてはカネのためだ。

 参加者たちは東電への怒りをこめてシュプレヒコールを幾度も繰り返した。なおこの日は、日比谷公園からのデモも予定されていたが、日比谷公園管理事務所はデモの出発点に霞門、中幸門を使うことを以前は認めていたにもかかわらず、公園内の施設(公会堂、野外音楽堂など)の利用者以外は認めない、との対応に出ているためやむなく中止せざるをえなかったこと、その方針変更は丸の内著の指示によるものであることが紹介された。こうした不当なデモ規制に抗議した。

 なお九月二五日に横須賀で開かれる米原子力空母ジョージ・ワシントンの母港化撤回を求めるデモと呼応し、東電前アクション!として「東京湾に浮かぶ原子炉」ジョージ・ワシントンの配備に抗議するデモを同日夜に米大使館に向けて行うことが呼びかけられた。

(K)

【11.10アジ連公開講座】いわき自由労働組合の報告「労働者を襲う解雇・失業・被曝労働に抗して」

11.10アジ連公開講座:いわき自由労働組合の報告
「労働者を襲う解雇・失業・被曝労働に抗して」




報告:桂武さん(いわき自由労働組合書記長)/齋藤春光さん(同組合員)
 
日時:11月10日(土)/午後6時30分
 
場所:文京シビックセンター(障害者会館3階C会議室)
〔地下鉄三田線春日駅下車〕 
 
主催:アジア連帯講座
http://monsoon.doorblog.jp/ 03-3372-9401)
 
 講座では、いわき自由労働組合の桂武さん、齋藤春光さんから3.11以降の組合運動と今後の課題について報告していいただきます。

 第1は、「組合活動の針路」です。
 
jpg 3.11東北大震災と津波によって、いわき市沿岸部は、壊滅的打撃を受け、同時に東電福島第一原発事故によって原発被災民に追い込まれました。社会・生活システムがストップし、深刻な「地域崩壊」です。震災と原発事故直後に脱出していく人たちもいましたが、多くの労働者は、会社の自宅待機命令のままであり、具体的な指示もないまま身動きがとれない状態だったのです。震災と放射能被曝の次に労働者に襲い掛かってきたのが、資本による賃金未払い、予告手当未払いのうえ自己都合退職の強要でした。仕事がなく、失業状態の悪循環も続きました。

 いわき自由労働組合は、労働相談活動を通して資本の震災便乗労基法違反や解雇こそ、被災した労働者の生活基盤を奪うことだと反撃を開始しました。ある分会は親会社の意向による全員解雇通告があったが、「震災用・雇用調整助成金」を活用して雇用と企業経営を続ける方向にまとめさせました。「雇用なき復興はあり得ない!」を柱にした闘いの成果です。

 組合は、粘り強く地域再生、産業と農業・漁業を再建のための復興資金の要求、失業者雇用の取り組みを行っています。また、利権集団を排除し、復興事業を被災した人々と労働者の監視の下に置く共同の取り組みにも挑戦しています。

 第2は、「除染問題と被曝労働」です。

 東電は、福島第一原発事故の収束作業に携わる原発労働者に対して下請け構造を利用しながら被曝させています。それだけではありません。撒き散らされた放射性物質によって各地域の生活と労働も被ばくを伴う事態になっています。いわき自由労組は、被曝労働という健康犠牲を前提とした社会の変革、すべての原発廃炉の実現だと訴えています。

 とりわけ原発の中で被曝労働を続けている作業員、除染作業に従事する労働者の被ばく問題を取りあげ、生涯の健康管理と生活保障を要求しています。また、放射線量検査活動、放射能除染問題の取り組みを通してゼネコンがピンハネ横行の下請け構造のうえで儲けている実態や損害賠償をあいまいにしてしまう危険性なども浮き彫りにしています。

 講座では、リアルな現地報告を交えて今後の方向性について意見交換していきたいと思います。

【案内】原子力空母G.ワシントンは帰れ!9.25アメリカ大使館前アクション

≪拡散歓迎≫
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 ~東京湾に浮かぶ「原子炉」~
原子力空母G.ワシントンは帰れ!
9.25アメリカ大使館前アクション


   呼びかけ:東電前アクション!
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日時:2012年9月25日(火)
   19時~20時

場所:虎ノ門JTビル前集合

東京都港区虎ノ門2丁目2−1
(地下鉄銀座線「虎ノ門駅」3番出口より、外堀通りを溜池山王方面へ直進、徒歩4分)

地図⇒ http://bit.ly/U9G73Q

■横須賀現地デモとの同時アクション。可能な方はぜひ横須賀現地デモへ!
・原子力空母G・ワシントン配備4周年抗議!空母の母港化撤回を求める集会
 (18:30~神奈川・横須賀市ヴェルニー公園 JR横須賀駅徒歩1分)

■鳴り物、自作プラカード、歌う人、叫ぶ人、静かに意思表示する人歓迎。
■このアクションを「非暴力」「反差別」の行動として呼びかけます。
■当日は米政府への「G.ワシントンの横須賀からの撤去、オスプレイ配備反対」などを求める申し入れを行います。
■昨年の横須賀現地デモ⇒ http://youtu.be/3QqD4e0WRPA

☆原子力空母も、オスプレイも、米軍基地も、戦争も、そして原発もいらない!

アメリカの原子力空母ジョージ・ワシントンが横須賀を母港としてから4年。

南海トラフの大地震・大津波の危険が取り沙汰される現在においても、
日本の原子力規制機関のチェックを一切受ける必要がない原子炉が二つも東京湾に浮かんでいる異常な状況の日常化。

福島事故を経て、反原発運動は一時すべての原発を稼動ゼロに追い込み、いまは50基中たった2基の稼動。
しかし、こんな一番危なっかしい原子炉が日常にあるのではたまらない。

4年前、日本政府は「原子力空母は安全と米政府が言っている」とG.ワシントンの配備を容認。
そして、おなじ理屈で墜落事故を繰り返している新型輸送ヘリ:オスプレイの配備を強行しようとしている。
根拠のない「安全神話」で地方に負担を押し付けるのは原子力空母もオスプレイも原発も同じ。

そして、現在オスプレイが駐機している岩国基地では、88年に戦闘ヘリが伊方原発の数百m先に墜落するという事故も起こしている。
遠くの人に犠牲を押し付けていれば、いずれ自分にその犠牲がめぐってくる。
これが「福島」の教訓ならば、原子力空母もオスプレイも米軍基地もいらない!
なによりも戦争で遠くの人を殺すためだけに存在する船もヘリコプターもいらない!

9月25日に米大使館前で「すべての核はいらない!」と叫ぼう!

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【案内】柏崎刈羽原発運転開始から27年 ゼッタイ稼働させない!9.16アクション

≪拡散歓迎≫
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    柏崎刈羽原発運転開始から27年
  ゼッタイ稼働させない!9.16アクション
 ~もう押しつけない!もうダマされない!~


   呼びかけ:東電前アクション!
BLOG:
http://toudenmaeaction.blogspot.com/
TWIT: http://twitter.com/toudenmaeaction
MAIL: toudenmae.action@gmail.com

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日時:2012年9月16日(日)
   15時~16時 東電本店前アクション
   
(当初予定していたデモは現在東京都が日比谷公園中幸門・霞門からのデモ出発を差し止めている状態であり、やむなく中止します)

場所:東京電力本店前
東京都千代田区内幸町1丁目1番3号
JR・東京メトロ・都営地下鉄浅草線新橋駅より徒歩5分
都営地下鉄三田線内幸町駅より徒歩3分

【発言:福島は叫ぶ!】
中路良一さん(郡山在住:福島原発告訴団 http://kokuso-fukusimagenpatu.blogspot.jp/
高橋幸子(ひまわり)さん(いわき在住)

■鳴り物、自作プラカード、歌う人、叫ぶ人、静かに意思表示する人歓迎。
■このアクションを「非暴力」「反差別」の行動として呼びかけます。

★9月18日で柏崎刈羽原発運転開始から27年、東電の柏崎刈羽での原発建設計画発表から43年
☆中越沖地震で傷ついて眠った原発を起こすな!もうゼッタイ稼働させない!

この夏、首都圏・関東地方は
原発無しでも電力が足りました。
原発無しでも電気に余裕がありました。

しかし東京電力は事業計画で述べています。
「新潟県の柏崎刈羽原発を、来春より漸次再稼働させたい」

え?なぜ?この夏も電気は足りたのに?
わけが分かりません。

電力が足りないからではなく、東電の経営再建のための再稼働計画。
火力発電では燃料代がかさむので、原発再稼働計画。
そんな目的のために、新潟の人々を危険にさらす。
原発労働者に被曝を強いる。

やめさせましょう。
東京電力のもくろみを。
東電を支えるメガバンクや国のもくろみを。

はっきり言いましょう。
「あなた方のフトコロ具合のために、犠牲になってよい命など存在しない」
「危険に晒されても良い人間や地域は、どこにも存在しない」

27年前の9月、柏崎刈羽原発は運転を始めました。
この原発は造られるべきではなかった。
この原発は、再稼働させてはいけない。
ましてや、東電の経営再建のための再稼働など。

私たちは東電本店の前で訴えます。

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【報告】8.24 東電前アクション - 「金曜ムーヴメント」の一角として貫徹


00:00〜 プレイベント:映写アクション
07:14〜 本アクション・スタート
08:40〜 東電への申し入れ文読み上げ・受渡し・シュプレヒコール
19:20〜 大飯再稼働阻止現地闘争報告
24:50〜 福島・いわきで30年以上原発に反対してきた斎藤さん
33:40〜 埼玉に避難している双葉町の人々の映像を上映
38:45〜 「かんしょ踊り」
48:10〜 シュプレヒコール〜環境省包囲ヒューマンチェーンに移動


 
8月24日、東電前アクション!は、新橋の東電本店前で「〜福島は叫ぶ 8.24 東電前アクション〜 かんしょ踊りで東電を揺らせ!」を行った。

このかん展開されている首相官邸前や原子力規制委員会人事に反対する環境省前のでの行動、経産省前での有志の行動など、霞が関から永田町一帯に反原発の声がとどろいている。これに東電本店前も加わる形となった。参加者は、他の行動に行く人、逆に他の行動から参加してくる人合わせてのべ80人。

19時から20時までは福島の現状を伝える映像の映写アクションを東電を常駐警備する機動隊員の妨害をはねのけて貫徹。20時から正式のアクション開始。まずは東電前アクション!による「収束作業員の健康管理の徹底・下請け構造の一掃・歴代東電役員の全財産の返上と福島の人々への賠償・避難の権利の拡大」を柱とした東電会長と社長宛ての申し入れ書(全文下記転載)を主催者が怒りを込めて読み上げ、東電本店に渡した。

大飯原発の再稼働に反対して一カ月のテント泊まり込みをしていた臼田さんから現地報告。「ゲートの封鎖行動に各地の仲間とつながれた。とりわけがれき搬入阻止で実力で闘った北九州の仲間がたくさん結集していたのが印象的だった。原発監視テントには"主催者が参加者の行動を統制しない"という決めごとがあった。原発を止めるという権力と真っ向からぶつかるという時に、参加者が活動家を当てにせず乗り越えればいいし、それを受けて活動家が参加者を乗り越えればいい。そういう相乗効果が運動を豊かにする。再稼働をめぐる攻防は続く。ぜひ、また現地で行動しましょう」

そして、福島からいわき在住で反原発運動に30年以上参加されてきた斎藤さんは「自分が運動に関わって来てから5回くらい事故があった。2003年の事故隠し発覚と全原発停止のあと"もうそういうことはしない。心を入れ替える"と誓った翌年にデータ改ざんが発覚している。こんな企業に原発を扱う資格はない。柏崎刈羽原発の地震による火災の時も国の調査が入る前に隠ぺい工作をして、それが福島の事態につながった。東電に責任をとらせるためにはどうしても東京の人々の力が必要です。力を貸してください」と力強くアピールして、福島と東京との連帯の強化を訴えた。
 
33その後、再び映写アクション。双葉町から埼玉の旧高校跡地に避難している人々の姿を上映。いまだに炊事設備のない場所で三食弁当で暮らしている避難者たちの姿に、参加者は皆固唾を呑むかのようだ。主催者の一人は叫んだ。「東電の皆さん、よく見てほしい。これが東電がやったことの結果だ!」

このあと、「福島の抵抗の踊り」として明治政府に弾圧されながら、福島で原発に反対している人々によって蘇った「かんしょ踊り」を全体で踊る。そして最後に「東電解体! 原発はいらない!」と全体で声を出して、東電本店前での行動は終了。その後、全体で環境省包囲ヒューマンチェーンに合流していった。

(F)

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                申し入れ書
                                  8月24日

東京電力株式会社 取締役会長   下河邉和彦 殿
東京電力株式会社 代表執行役社長 廣瀬 直己 殿

                           東電前アクション
                           Tel
                           Mail

 私たちは、貴東京電力株式会社(以下、東電)に対して、以下のように申し入れ、実行に移すことを求めます。

■収束作業労働者の待遇などに関して

一、 福島第一原発の収束作業に関わるすべての労働者の被ばく管理を行い、多大な被ばくをさせることのないように徹底すること。

一、 これまで収束作業に関わったすべての労働者の追跡調査を行い、健康面の影響を把握するように努めること。そして、必要な補償を行うこと。また、健康調査の結果を社会的に公表すること。

一、  収束作業及び原発労働に関する人材派遣企業を介在させた多重下請け構造を一掃し、すべての収束作業員を東京電力の直接雇用とすること。そして、すべての収束作業員を国家公務員並みの待遇とすること。

一、 安全対策を怠り、福島事故を引き起こした最大の責任者である勝俣前会長をはじめ、東電の歴代経営陣を収束作業に携わらせること。
 
■福島の人々への賠償などに関して

一、 東電は「拡散した放射性物質は無主物」などとする立場を撤回すること。自らの社会的に許されない立場を自覚して、被ばく地域行政に多大な負担を押し付けている除染の費用を全額負担すること。

一、 「警戒区域」住民か否に拘らず、福島及び宮城南部・茨城北部を含むすべての避難者への補償 ・賠償を誠実に行うこと。

一、 東電は、福島及び東北全域、北関東に至るまで、放射性物質に汚染され、あるいは「風評被害」で値崩れした農産物・海産物を福島事故前の価格で全て買い取ること。

一、 福島事故で200以上の核種が漏れ、拡散した状況で、いわゆる「低線量被ばく」(100ミリシーベルト以下の放射線量の被曝)だから将来も影響はないと断言することは誰にもできるはずがありません。東電は、最低限不安に思う者の避難の権利を認め、積極的に避難費用を補償すること。

一、 福島第一原発の4号機の危険は、今や世界中で認識され報道されています。東電は、一方的な「安全宣言」に終始するのではなく、地震などによる倒壊リスクをあますことなく公表すること。そして、4号機 の倒壊の危険が完全に去るまで、福島の人々を優先的に東日本全域で生活する人々の避難の権利を認め、必要な補償を行うこと。そのための協議を政府と直ちに行うこと。

■その他

一、 福島第一原発の5、6号機および福島第二原発の全原子炉を使用不能と認め、閉鎖のための手続きに入ること。

一、 柏崎刈羽原発の再稼働を絶対に行わないこと。福島事故を引き起こした加害当事者たる東電に原発を扱う資格はもはやなく、東電は所有のすべての原発の閉鎖し、あらゆる原子力事業から撤退すること。

一、 福島事故の責任と負担を電気利用者に一方的に押し付ける電気料金の値上げをしないこと。東電歴代経営陣の全財産を福島事故被害者の賠償のために返上すること。
 
 以上 、私たちは求めます。 

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【報告】8.24反原発行動が官邸・国会・霞が関一帯を取り囲む

DSCF1331 八月二四日、首都圏反原発連合有志が呼びかけた反原発行動が官邸・国会・霞が関一帯を取り囲み、熱気に包まれた。八月二二日、首都圏反原発連合有志は野田首相と会談し、原発の即時廃止、再稼動を止める、保安庁規制委員会人事を白紙撤回することを求めたが、野田首相は旧来の立場を変えず、要求をすべて拒否した。二度と会わないという今後の立場も明らかにした。

 こうした状況の中で、連続して続けられてきた金曜日官邸前行動がどうなるか注目されていた。午後六時前には官邸前に通ずる歩道は警察によって厳しく規制されて、官邸前に行くことはできない。官邸から離れて歩道につながるか、国会正門前に行くしかない。国会正門前にはスピーチと子どもエリアが作られた。規制もそれほどではなく、気持ちよく行動できるスペースが作られていた。

 二週間前に参加した時は、官邸前ではスピーチはごくわずかで、ほとんどコールが行われた。ところが、国会正門前では、スピーチが中心で、それもだれでも参加者が発言できるので、のびのびと自分の思いをぶつけていた。

 ハンガリーに長く滞在している男性は、「ハンガリーでは、原発一基で国の電力の三分の一をまかなっているが、電気を輸出するために、新たに原発を新設計画があったが福島原発事故後、その計画は取りやめになった」と報告。

 「それまで原発問題に関心がなかったが飯舘村にボランティアで行って以来、自分たちの問題だと自覚して、行動に参加するようになった」と語る男性。唯一原発裁判で違法性を認める判決を出した元判事が「第二の福島を作るな、子どもを守れ」と訴えた。「娘が孫を連れて東京から関西に避難したと原発によって家族が引き裂かれた」と訴える車椅子の男性。小学生くらいの男児が「切々と命を守るために、原発社会をやめよう」と語り、共感をえていた。

 国会周辺の辻辻で、たんぽぽ舎を中心に訴えが行われていた。歩道をドラム隊が練り歩く。経産省正門、裏別館前でも呼びかけが行われていた。八時過ぎから、環境省前、東電前などで行動が取り組まれた。行動に参加した人々は自覚的、意識的に、解放感を持って行動を行っていた。脱原発・反原発運動の高まりは持続し発展している。

(M)

【案内】8.24 東電前アクション

≪拡散歓迎≫
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~福島は叫ぶ 8.24 東電前アクション~
  かんしょ踊りで東電を揺らせ!

呼びかけ:東電前アクション!
BLOG:
http://toudenmaeaction.blogspot.com/
TWIT: http://twitter.com/toudenmaeaction
MAIL: toudenmae.action@gmail.com

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日時:2012年8月24日(金)
   20時~22時まで

場所:東京電力本店前

東京都千代田区内幸町1丁目1番3号
JR・東京メトロ・都営地下鉄浅草線新橋駅より徒歩5分
都営地下鉄三田線内幸町駅より徒歩3分

■鳴り物、自作プラカード、歌う人、叫ぶ人、静かに意思表示する人歓迎。
■このアクションを「非暴力」「反差別」の行動として呼びかけます。
■性別問わず浴衣での参加歓迎。
■収束作業員への賃金・安全・健康面の保証、賠償と避難の権利の拡大、福島第一原発の情報開示などを求める申し入れを行います。
 (参加者の申し入れ文持参歓迎)

★原発を止めるということは福島とつながり続けようとすること
☆金曜ムーヴメントの一角として東電前を埋め尽くそう! そして揺らそう!

いまや世界中で語られるようになった「4号機クライシス」。

最悪の場合は、東日本壊滅どころか北半球全体に深刻な影響を及ぼすことが懸念されている。

しかし、
過酷な猛暑の中で大量被曝を強いられながら収束作業にあたっている作業員たちは鉛で被曝線量をごまかされ、
福島の人々は被曝にさらされながら日々を送っている。

「避難区域」外で放射能を不安に思う人々が要求する避難の権利を無視したうえに、
低く見積もった「安全」を言いたて、放射能汚染地帯への帰還を促す政府と東電。
原発被害者と避難者たちへの賠償から逃れることを何よりも優先する政府と東電。
そして、政府は大飯原発の再稼働を多数の世論を押し切って強行して、
東電は来年4月の柏崎刈羽原発の再稼働を公言している。

もうみんな分かってしまった。
いまだ原発を動かすということは、福島を踏みにじり、切り捨てることなのだということを。
ならば、私たちは福島とつながろうとすること、つながり続けようとすることで原発を止めよう。
人々が一つになることを恐れた権力によって撲滅させられた福島の民衆の踊り『かんしょ踊り』を今再び。
それぞれの思いを込めて東電前で踊り、「大きな声」をあげ、金曜の夜に東電を揺らそう!

■9.16(日)柏崎刈羽原発稼動開始から27年に合わせて「柏崎再稼働反対!アクション」(仮)を実施します。

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【報告】「脱原発をめざす8.12労働者集会」が1260人の参加で大成功!

DSCF1289脱原発社会実現に向けた労働運動の第一歩

 「脱原発をめざす8.12労働者集会」が大成功!

 

"小出裕章が語る原発のない世界へ「放射線の現実を超えて」と題した「脱原発をめざす8.12労働者集会」"が、東京都江東区の「ティアラこうとう」において1260名の労働者市民の参加で開催された。この集会は、労働組合として「脱原発社会と実現していくための具体的取組み」の第一歩として、全港湾労働組合、国鉄労働組合、全日本建設運輸連帯労働組合、全国一般労働組合全国協議会、東京清掃労働組合、全水道東京水道労働組合、東京都労働組合連合会の7労組呼びかけに応えて結集した労働組合による実行委員会の主催で開催された。「お盆」休日でかつ残暑のなか、開会2時間くらい前から当日券を求める市民が集まり、協力券を持たない方を実行委員が断る対応が出るほどの盛況であった。



集会の始めに、大分県から駆けつけた「唄う農民」(シンガーソング・ファーマー)姫野洋三さんによる原発批判の楽曲「若狭の海」、原発予定地の上関の小学生が書いた「スナメリの唄」など、迫力ある歌が披露された。



労働組合のありかたが問われている

続いて、全港湾労働組合の伊藤委員長の集会基調報告が提案された。伊藤委員長は、「福島第一原発事故を受けて、これまでの労働組合が取り組んできた脱原発運動を今まで以上に取組みを強化すること。労働組合が推進勢力の一部として見られているが脱原発を掲げる労働組合が存在するということを明らかにし、再稼動を許さず、命を大切にし脱原発社会を実現する取組みを職場、地域から展開すること。何年も続くであろう放射能の汚染から命と暮らしを守る取組みを職場現場から作り出すこと。労働者被ばくに関しては、原発労働者の健康管理、汚染処理、廃棄物処理に携わる労働者の放射能安全対策を単に政府の法令や指針に基づく対策だけではなく、現場労働者の知恵を出し合い、情報交換しながら追求していくこと。地域運動、住民運動と連携して経済優先ではない命を大切にした社会のあり方を問いながら運動を進めていくこと。」を提案し、「さようなら原発1000万人アクション」を労働運動の側から担うことを表明した。

 

放射能が空気中に流れれば地球全体を汚染
 
koide小出さんの講演は、広島、長崎の原爆投下と世界で行われてきた核実験を示し、それによる放射能汚染の実態と原発を比較させながら話を始めた。広島原爆で燃えたウランの重量800gが放出した核分裂生成物と100万kwの原発1基が1年間運転することに燃やすウランの重量1トンで作り出される核分裂生成物を比較すると数千倍であり、800gで広島の町が廃墟になったが、これだけでも原発の危険性がわかるだろうと指摘した。そして、チェルノブイリ事故が8100km離れた小出さんが働く京都大学の原子炉実験所まで1週間後に飛んできたこと、その後20日経て地球を一周して戻ってきた調査資料を示し、放射能が空気中に流されれば全地球を汚染してしまうことを明らかにした。

この危険性をごまかしながら安全神話のもと推進派が取った対策は、「原発や核施設を都会に作らないこと」であり、原子力立地審査指針で示している内容は、原子炉の周囲は「非住居地域」で、その外側は「低人口地域」であることと原子炉敷地は「人口密集地帯」から離れていることと、都会で引き受けられない危険を過疎地に押し付けることであったこと、東電が所有している原発はすべて東北電力管内(福島、柏崎、東通)にあることを示し、差別、犠牲の上に原発政策があることを指摘した。

 政府は収束を宣言したが、福島原発事故は進行中であり、広島原爆の実に168発分のセシウム137が大気中に放出され、4号基は危機の状態が続いていること、東日本全体に拡散した放射能汚染のマップを示し、「放射線管理区域から1㎡あたり4万ベクレルを超えて放射能で汚れたものを管理区域外に持ち出してはならない」という法律があるが、福島県の東半分を中心に、宮城県と茨城県の南部、北部、栃木県、群馬県、千葉県の北部、新潟県、埼玉県と東京の一部地域が「放射線管理区域に指定しなければならないくらい汚染を受けたこと」を示し「福島県の人たちが私の実験室に避難してきた方がまだましなくらいだ」とその深刻さを明らかにした。

 

大人の責任として子どもを守る取組みを

小出さんは、「放射能で汚れた世界で生きていくしかない」として、どうするのかいくつかの課題を提起した。その第一は、この事態を許した大人の責任として「子どもを被ばくさせないこと」第二に「一次産業を守ること」だと提起した。第一の点について、「原子力を選んだことに責任のない子どもたち」は被ばくに敏感であり、内部被ばくも外部被ばくからも守ることを大人の責任としてやり切ることであると強調した。そして、放射能で汚染された農業、漁業、酪農、畜産業などをどう守るのか、福島の一次産業はこのままでは崩壊してしまうこと、基準値を更に低くしていく対策を求めながら、それを食べることも必要であり、「R18」の喩えを使って、年齢別の使用制限をかけることなどみんなで知恵を出し合うことを訴えた。



労働運動の奮起が求められている

まとめとして、労働組合に期待するとして小出さんは、東京電力労働組合新井幸夫中央執行委員長が中部電力労働組合大会で「裏切った民主党議員には、報いをこうむってもらう」「不法行為はない。国の認可をきちっと受け、現場の組合員はこれを守っていれば安全と思ってやってきた」と発言したことや関西電力労働組合が「大飯原発再稼動問題で政府に慎重な判断を求める署名」に名を連ねた民主党議員に対して「署名を撤回するように」と求め「さもなくば、次の選挙は推薦しない」と脅したことを上げ、これが労働組合の姿なのか、推進勢力そのものではないかと糾弾した。一方で、水俣病と闘えなかったチッソ労働組合が1968年の組合大会でこれまで闘えなかったことは恥であったとして心からの反省と自分たちの闘う課題だとした「恥宣言」を示し、その宣言をした労働者、労働組合に賞賛を送り、今後の脱原発社会実現に向けて労働組合の奮起を求めて講演を終えた。

質疑討論では、福島第一原発事故の実態と今後の深刻な事態になりうるのか、子どもの被ばく、外部被ばくと内部被ばく、除染の問題、労働者被ばくの問題をどうするのかという質問が出された。小出さんは、国会事故調査などが報告しているが、誰もその現場の状況を知らないし、炉心溶解もじわじわと進行していると考えられる。4号基については、使用済み核燃料広島原爆5000発分の処理があり、時間のかかることを指摘した。また、原発現場で働く96%が下請労働者であり、被ばく線量隠しに見られるように、被ばく線量が切り売りされる事態を憂い、そこでは働く労働者の健康管理、対策を労働組合がしっかり受け止め対策を求めていくことが重要であり、労働組合の真価が問われていることを訴え、さらなる奮起を求めた。

続いて、連帯の挨拶にたった平和フォーラムの井上年弘事務局次長は、自民党や県知事まで福島第一原発の廃炉を求めているのに連合福島だけがそれを表明していないことを批判して、労働組合の任務として脱原発社会実現に向け闘っていくと決意を述べた。

閉会の挨拶で全水道東水労委員長は、脱原発運動の一翼としての労働運動が問われていること、地域運動、住民運動と連携して脱原発社会実現にむけた取組みを展開してくことを表明して集会を締めくくった。

(H)

【投稿】不当逮捕に抗議すると共に、勾留を断念させた関係者の尽力に感謝する ~ 抑圧を許さず、脱原発に向けた非暴力の行動をさらに強化しよう



投稿

不当逮捕に抗議すると共に、勾留を断念させた関係者の尽力に感謝する
抑圧を許さず、脱原発に向けた非暴力の行動をさらに強化しよう


7・29被逮捕者


 私は、7月29日の脱原発・再稼働中止を求める国会大包囲行動に参加し、公務執行妨害容疑で不当逮捕され3日後に釈放された2人の内の1人です。本紙の紙面を借りて、当日の行動に対する警察の過剰かつ不適切な規制と私たち二人の不当逮捕に対する抗議、並びに見守り弁護団を始めとする連日の心のこもったバックアップに感謝を明らかにします。

 また、最終的に検事に勾留請求を断念させた力が、本質的には高まる一方の広範な脱原発の声と、その自立的で自制された非暴力の巨万の行動がある種の道義的な力も含めて無言の内に権力に加えている圧力であることを考えた時、昨年以来全国津々浦々で自らの意志で運動に立ち上がり共同のネットワークを発展させ共同の行動へと発展させてきたすべての人々に敬意を表すと共に、今回の弾圧を超えて私も、脱原発を確かなものとするための共同の闘いを率先して引き受けてゆくことを明らかにします。

 その立場からここでは、現在の脱原発運動が体現している民衆的正統性の具体的な姿を示す一助としても、当日私が経験したことの一端を伝えたいと思います。

 私はかなり以前から仲間と共に原発の問題を地域に訴える活動を行ってきた者ですが、その立場から当然にも昨年以来の脱原発の運動に積極的に参加してきました。当日も地域の仲間と共に参加しましたが、漠然と国会を囲むヒューマンチェーンのどこかに参加しようというものでした。しかし日比谷公園から国会に向かう途上からすでに混雑がひどく、参加地点を選ぶ余裕などなく、私たちも警察の誘導にしたがって進む以外にありませんでした。その結果たどり着いた先が国会正門に向かい合う歩道上でした。つまり、私の逮捕現場となった国会正門付近に私がいたのはたまたまということです。

 しかしそこは到着した時から大変な混雑になっていました。実はそこがメインの会場だったのであり、私たちが到着してまもなく、国会議員を始めさまざまな人が発言を始めました。もっともあまりの混雑で、発言はまったくと言ってよいほど聞こえませんでした。それもあって、あまりに混雑がひどいので私たちは、横断歩道を超えてさらに先の歩道に出たいと思っていました。それは周辺の人も同じだったようです。が、どういうわけか警察は移動を阻止し、そのためあちこちから警察への抗議の声が上がっていました。
 しかしその間にも後ろから人波がどんどん押し寄せ、現場の混雑は輪をかけてひどくなっていきました。後ろから押し寄せてくる人波も警察の誘導を受けているはずです。ところがその先では同じ警察が移動を阻止するという、実に理不尽なことが起きていたのです。

 いずれにしろ状況は次第に危険を感じさせるものとなり、周辺でも明石の事故のようになってはまずいとの声が出始めていました。それもあって、既に点火されたキャンドルも多くなっていたのですが、火を消せと声を掛け合ってキャンドルも消されました。何かの拍子に衣服に火が着けば大変な事故になると予想されたからです。

 ここに居合わせた人々は、私たちのような小グループだとしても、互いにはほとんどが見ず知らずの人たちです。しかしその人たちが、原発ヤメロの思いの共有だけを信頼して、誰の指示を待つこともなく互いを気づかい自制心と忍耐をもって秩序を保っていました。いわば闘いの中で生まれる民衆の自治であり、その点で一連の脱原発運動は大切にすべき貴重なものを生み出しつつあるように思います。

 それと対比して警察の対応はひどいものであり厳しく非難されるべきです。人の移動を説得力ある理由もなく阻止する措置の不当性に加えて、前述のように混乱しているばかりか、人々の安全に配慮するという観点をまるで欠いたものでした。要するにそれは、もっぱら主権者である市民の抗議の行動を封じ込めることに特化したものと言わなければならず、まさに正当性を欠いた対応です。

 この状況の中で人々はやむなく、国会正門に突き当たる車道側にあふれ出したようです。「ようです」と書くのは、後ろの方にいた私にはその始まりがまったく見えなかったからです。いずれにしろ日曜日の夜であり通行する車両も少ない中、それは合理的な選択だったと思います。

 ともかく私は横断歩道を渡る人の動きが見えたので、少しは混雑が緩和できるとほっとした思いで横断歩道上に出て先に向かおうとしました。その時国会正門方向から一団の警官がものすごい勢いで殺到してきました。警察マイクでの通告などはなかったので、彼らが何をしたかったのかは分かりません。いずれにしろ激しく押される中、そこにいた人たちも勢い押されまいと踏ん張りました。その時に私の前にいたひとりの若い警官が突然「公妨」と叫び私につかみかかりました。周囲の警官たちも条件反射のように私をつかみ結局私はそこで逮捕となったわけです。

 検事に見せられた送検書類には、「オウと声を上げ棒状のものを握った拳で前頭部を殴打」との、件の警官の「証言」が印されていました。もちろん私には「殴打」の記憶はないし、その必然性もありません。ただ私はのぼり旗をもっていたので棒状のものを握っていたことは確かです。件の警官は顔の間近に旗のポールが近づいたので「襲われる」と錯覚したのかもしれません。あるいは「国会突入」などという先入観があったのかもしれません。しかし結果を見れば明らかですが、当日そこにいた人々は、そのような無意味なことは誰も考えていなかったと思います。いずれにしろ明らかな不当逮捕です。

 結果として私は警察署で二日間取り調べを受けることになりましたが、先のような逮捕状況ですから調べる内容も大してないまま過ぎ、最終的に釈放されました。ただ逮捕当夜は、翌日午前3時まで取調べ室に置かれました。後でこれは大変不当なことだと教えられました。

 ここに印した今回の経験を通して私は、現在の脱原発運動に主張と行動双方を貫いた高い正統性が刻み込まれていることを改めて実感しました。その対極に政府や財界を含む既成エリートの正統性喪失があります。私たち2人のお粗末な不当逮捕を含む今回見られた警察の対応の混乱と自信のなさはその結果と言えます。原発温存勢力を包囲し打ち砕くために、そのことをはっきり確認し、人々の自律性を尊重した非暴力の共同をさらに発展させるために力を合わせたいと思います。

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