虹とモンスーン

アジア連帯講座のBLOG

再稼働阻止

【報告】6.29 大飯再稼働反対-首相官邸前に押し寄せる抗議の人波

官邸前~2五月五日、日本のすべての原発が止まってから、初めて、七月一日に大飯原発3号炉が再稼働されようとしている。

 なんとしても、これを止めようとする人々が六月二九日、首相官邸前に集まった。六月一六日の大飯原発3・4号炉の再稼働を決定する前日の六月一五日以後、数万人の人々が首相官邸前に集まり大規模な抗議行動を毎週金曜日展開してきた。六月二二日には、主催者発表で四万五千人が集まったと言われた。

 午後六時前には、首相官邸に渡る交差点方向の歩道は人で埋め尽くされ、逆方向に下がるしかなかった。反原発を掲げるさまざまなプラカード、ウシトラ旅団、%旗、みどりの未来、日大全共闘や芝工大全学闘などさまざまな旗がなびいている。埼玉や千葉の旗もある。参加者の中で目立つのは若者たちだ。幼児を連れた家族連れが多いのも他の行動にはないものだった。

 官邸前で集会のような訴えがあったようだが、そのアピールは全体に届かない。ひたすら「再稼働反対!」を大声で繰り返し、それに参加者が呼応する。「政府が勝手に決めるな!」、「世論調査でも六割以上が再稼働反対の声を無視するな! なんとしても原発ゼロを実現したい」。こうした怒りを直接に表現するために、デモに参加した者たちの熱気が渦をまいていた。デモに参加する人の波は失せることがなかった。

 午後七時半過ぎ、国会議事堂と官邸前をブロックしていた機動隊の装甲車が移動して、官邸前の道路をブロックした。六車線の道路は完全に解放され、デモ隊で埋まった。官邸へ、官邸へと解放感あふれる人の波が押し寄せた。ぞくぞくする緊張感が続く。このまま押していったらケガ人が出るかもしれない。そんな迫力だ。午後八時前になると、主催者が「今日の行動は終わりです。次にも行動を行うために、速やかに解散して下さい」とアナウンスが繰り返された。もっと頑張ろうという声や、なぜここで終わるのか、という声も聞こえた。ここには、決して引き下がれないという、人びとの息吹きが感じられた。それは回を繰り返すごとに増加し、雪だるま的にふくれ上がる参加者の規模に示されている。

 この日の巨万の結集、七月一日の大飯現地の体を張った闘いにつづき、七・一六代々木公園一0万人大結集の成功へ! (M) 

報告:4.27 チェルノブイリ―福島キャンドルナイト ~チェルノブイリ事故から26年、福島とつながるアクション~

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 四月二七日午後七時から、経産省正門前で「チェルノブイリ―福島キャンドルナイト~チェルノブイリ事故から26年、福島とつながるアクション~」が東電前アクション!呼びかけで行われ、降り続く雨の中一〇〇人が参加して行われた。

 最初に、東電前アクション!の栗原さんが行動の趣旨を以下のように述べた。

 「二六年前の四月二六日、チェルノブイリ原発事故で大量の放射能がヨーロッパ・世界中にばら撒かれ深刻な汚染・被害が起きた。三〇〇〇キロも離れたスカンジナビア半島のトナカイを飼って生活する少数民族は一年間に一〇万ベクレルという高濃度の放射能汚染にさらされた。日本にも放射能は飛んできて一九八八年二月脱原発二万人集会が実現した。しかし、その後、脱原発の大衆的な運動は衰退した。そして、昨年の福島原発事故が起きた。何回事故を繰り返すのか、忘れてはならないことを忘れてしまう。そんなあり方を直していこう。絶対にチェルノブイリ、フクシマを繰り返すな」。

 「福島の子どもたちに甲状腺異常が出ているという。ウクライナでは放射線量が1mSVの場所は移住する権利が認められている。しかし、福島では20 mSV以下であれば大丈夫だと住まわそうとしている。チェルノブイリの経験が生かされていない」。

 「いまだ、福島原発事故は収束していないのに、政府・電力会社は原発再稼働をしようとしている。五月五日、泊原発の一基が止まれば原発ゼロの日がやってくるが福島原発事故があったからであり、祝う気にはなれない。それでもその後の闘いがあったからこそつかみとったものだ。このかすかな希望を生かそう。原発停止後は燃料棒を取り出し、廃炉にむけた作業を行わせよう。プラカードは中国語、ハングル、英語、ドイツ語、フランス語などを用意した。今日の行動は全世界のグローバルアクションの一環だ」。

 キャンドルをともしながら、参加者が経産省に向けて、再稼働をやめろと訴えた。テント広場でハンガーストライキを続ける福島出身者は「福島の若者たちが事故の収束のために被曝しながら働いている。再稼働なんかとんでもない。福島をこれ以上踏みにじるな」と怒りの発言をした。ドイツに数十年間住んでいて、一時帰国した人が「日本の脱原発を支援したい気持ちでやってきた。私は核兵器反対運動に参加してきたが、チェルノブイリ以後、反核と反原発はメダルの裏表だと思うようになった。ドイツではチェルノブイリ以後の脱原発の流れが逆戻りしそうになっていたが福島事故で脱原発が決まった。この問題は世界中の問題だ。被爆国の日本がなぜ原発大国になっていったのかドイツ市民にとっては疑問だらけだ。再稼働なんて考えられない。皆で手をつなげば脱原発は可能だ」と報告した。

 参加者からは次々に再稼働の動きを強める経産省に怒りの発言、シュプレヒコールを繰り返した。九週間にわたり、経産省に連続抗議行動をしているグループは午後八時から一時間経産省別館前での抗議行動を行った。首相官邸前での連続アクションには一〇〇〇人が集まり、中学生や母親などが激しい抗議行動を行った。次回は再建計画に二〇一三年度中の柏崎・刈羽原発の再稼働を明記した東電本店に対する抗議行動を五月一二日午後三時から行う予定が報告された。(M)

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東電前アクション!の申し入れ書全文

経済産業相 枝野幸男 様
                                                      4月27日

                        申し入れ書

                                               東電前アクション!
                                               tel
                                               mail

 私たち東電前アクション!は、原発のない社会の実現を目指して活動をしています。
そして今日、旧ソビエト連邦におけるチェルノブイリ事故発生から26年を迎えるに期して、以下のように経済産業省および枝野幸男大臣に求めます。

一、 私たちは、100%安全な原発など存在し得ないと考えています。全国の原発の順次廃炉を決定し、その手続きに直ちに入ること。

一、 再処理をはじめとする核燃サイクル事業の破たんを認め、撤退を決定すること。

一、 政府自身が「点検で停止した原発は安全が確認されない限り再稼働させない」としています。しかし、福島第一原発の4号機は原子炉から燃料を抜いた状態であってもシビアアクシデントを起こしました。経産省は、「安全の確認されていない」全原発の使用前-使用済み核燃料をはじめ、事故を起こす可能性のあるすべての機器の撤去を促進すること。電力会社による再稼働に向けたあらゆる手続きや新たな燃料の搬入などを停止させること。

一、 大飯原発、伊方原発の安全性に関わる「ストレステスト」について、政府・経産省、原子力安全・保安院、原子力安全委員会のいずれもが「絶対に安全」と断言していないのが現状です。そして、手続き的にも、あるいは耐震性の計算などにおいても不備が指摘されています。経産省は、これまでの「ストレステスト」の結果を破棄し、「テスト」を根拠とした再稼働の手続きをすべて中断すること。

一、 東京電力への安全指導を怠り、福島事故を引き起こした加害当事組織である経産省と原子力安全・保安院、原子力安全委員会が、原発の安全を語る資格などないと考えます。新設されるとされている「原子力規制庁」から経産省と原子力安全・保安院、原子力安全委員会の人脈を完全に排し、原発に批判的もしくは懐疑的な識者も含め「規制」に徹した組織とすること。

一、 保安院は即時に解体して、全原発の順次廃炉のための計画と手順を作製し、廃炉作業員に多大な被曝をさせることのないように指導する「廃炉管理委員会」を設置すること。

一、 経産省は、廃炉を決定した原発立地地域の雇用や生活補償に責任を持ち、交付金に代わる「原発に頼らない街づくり」のための基金を創設し、拠出すること。

一、 枝野大臣は「電力不足の状況によっては計画停電もあり得る」などと恫喝じみたことを語っています。しかし、昨年11月1日に開催された政府・国家戦略会議における「第4回 エネルギー・環境会議 第3回電力需給に関する検討会合」では、夏のピーク時に全原発が停止したとしても、日本全国でわずか30万キロワットの「不足」にしかならないと指摘されています。
この数字は、計画停電などするまでもなく大企業をはじめとした多少の努力で乗り切れるものと考えます。社会を不要に混乱させ、昨年には少なくとも二名の交通事故死者を出した計画停電を絶対に強行しないこと。

一、 私たちは、原子力による破滅も、地球温暖化による破滅も拒否します。政府・経産省は「地球温暖化防止のために原発が必要」などとしていますが、原発はその稼動・燃料の管理・放射性廃棄物の管理などを含めれば火力発電とさして違わない「温室効果ガス排出施設」です。また、温暖化の一方の原因である海水温上昇を温排水の垂れ流しによって促進する施設です。経産省は、「地球温暖化防止のために原発が必要」という言説が虚偽であることを認め、その一切のキャンペーンを中止すること。

一、 ドイツやイタリアのようないわゆる「先進国」やニュージーランドのような日本とおなじ島国において、「原発のない社会」は実現し、あるいは実現されようとしています。経産省は「原発のない発電量」に合わせた全社会的な電力消費量の削減のためのロードマップを作製すること。

一、 とりわけ電気を大量に消費する一部上場の大企業に対しては、電力消費量に応じて課税することで消費を抑制し、その税収を原発立地地域への交付金に代わる「原発に頼らない街づくり」のための基金や自然エネルギーの普及に充てる「電力使用税」を新設すること。

一、 原子力にも火力=化石燃料の大量消費にも頼らない、その地域の特性に応じて生活・環境に配慮した小中規模の自然エネルギーによる発電とその全国ネットワーク化への転換を図ること。

一、 私たちは、電気供給のような社会的公共性の高い事業を独占的な営利企業が担うあり方が、原発の安全軽視につながり福島事故を引き起こした大きな一因であると考えます。政府・経産省は、全電力供給事業の「国有化」という選択肢を含む「脱営利事業化」を促進すること。


 以上、原子力から離脱し、低電力消費社会の実現のために、経産省が努力・まい進することを私たちは強く求めます。      

【案内】4.27 チェルノブイリー福島キャンドルナイト ~チェルノブイリ事故から26年、福島とつながるアクション~

拡散歓迎・核不拡散】
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4.27 チェルノブイリー福島キャンドルナイト
~チェルノブイリ事故から26年、福島とつながるアクション~


キャンドルナイト実施予定!
恒例の上映アクションも!!

 <呼びかけ>
東電前アクション!
Eメール toudenmae.action@gmail.com   
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■場所:経済産業省正門前

営団地下鉄霞が関駅(丸の内線・日比谷線・千代田線)
A12出口を出てすぐ!
銀座線は虎ノ門駅7番出口、都営三田線は内幸町駅日比谷寄り出口が便利です。

世界中ではチェルノブイリ、福島の大きい事故から小さい事故まで、すでに数えきれないほどの原発事故が発生している。
それでも「原発は安全です」「津波対策さえすれば大丈夫」。もう、そんな言葉に私たちは耳を貸す事はできない。
 
チェルノブイリでの衝撃、恐怖、悲しみは、遠い国のものとされ、その教訓は活かされなかった。
そして、起こるべくして起こってしまった福島事故。

もう、これ以上の悲しみ、苦しみ、怒りはいらない。
私たちは十分な被ばくをさせられ、原発労働者には過酷な被ばくをさせてきた。

もう、これ以上の無用な被ばくはいらない!

電気は足りていようがいまいが(実際は足りています)原発はいらない!

大飯に限らず、再稼働なんて私たちはうけいれない!うけいれてはいけない!

人の命よりも、お金のことにしか目がいかない政府に、NO!の意思を示そう!

キャンドルの未来を照らす温かな火を掲げ、強い意志を示そう!

4月27日(金)19:00~『経済産業省正門前』にて!
◆お手持ちのろうそくや光るもの持参歓迎          
◆フランスで呼びかけられている"Tchernobyl Fukushima - plus jamais ça !"
(チェルノブイリ・フクシマ 繰り返すな!)グローバルアクションに登録しました。

【案内】原発ゼロの日 さようなら原発5・5(ゴーゴー)集会

原発ゼロの日 さようなら原発5・5(ゴーゴー)集会

  • 日時:5月5日(土)13:00~コンサート、13:30~集会、14:30デモ出発
  • 場所:芝公園23号地 地図
  • 主催:「さようなら原発1000万人アクション」実行委員会
  • 101-0062 東京都千代田区神田駿河台3-2-11 総評会館1F
    原水爆禁止日本国民会議 気付
    tel.03-5289-8224 fax.03-5289-8223



    5月5日には日本中の原子力発電所が停止します。現在、唯一稼働している北海道電力泊原発の3号機がこの日に定期検査入りして停止。5月5日のこどもの日、東京・芝公園でもう原発の再稼働はさせないことを確認し合う集会を開催します。「さようなら原発鯉のぼり」を持って、参加しませんか?

          

    大飯原発再稼働を絶対に止めよう-4.17から5.5まで集団ハンストに突入!

    k 四月一七日から経産省前テントひろばで大飯原発再稼働阻止、原発ゼロへの思いを込めて五月五日の「泊が止まる日」までの「集団ハンガーストライキ」が決行されている。「黙っていても原発は止まるわけではない。ゼロの日を反原発の民衆運動自身の力で迎えよう」という決意を込めたアピールだ。

     一二時からの記者会見には、二九人のマスコミ関係者が詰めかけカメラやビデオを向ける。この日二六人になった集団ハンスト参加者は「再稼働阻止」と書かれた鉢巻きを締め、そろいの白いハッピを着込んで椅子に座っている。ハンスト者を囲む支援の人びとは三〇〇人近くに達した。

     上原公子元国立市長の司会で進められた「記者会見」集会では、まずテント村代表の渕上太郎さんが「ハンスト宣言」を行った。

     「野田政権はインチキなインスタント安全基準をもって、大飯原発再稼働に踏み切ろうとしている。まず再稼働ありきで、そのごり押しのために安全性をでっちあげるという、無責任かつデタラメきわまりない暴挙である」「脱原発への思いが日本列島に高まる中で、民衆の議論も新組織『原子力規制庁』の発足も待たずに四閣僚が強行しようとするこの決定は、絶対に許すことのできない重大犯罪である」。「だが、3・11を経て人々はこのような欺瞞にもはや騙されはしない。なぜならそれはこの国の、そして全世界の人々の命に関わるものであることを知っているからである」。

     続いて三月三一日からリレーハンストを行っている「原発いらない福島の女たち」から黒田節子さんが発言。黒田さんは、福井県小浜市の明通寺住職で大飯原発再稼働阻止のため三月二七日から三月三一日までハンストを行った中嶌哲演さんを引き継ぎ、三月三一日方リレーハンストに入ったことを報告、「ハンスト参加のエントリーは一〇〇人になろうとしている」と語った。

     社民党の照屋寛徳衆院議員、服部良一衆院議員も激励にかけつけて発言。服部さんは大飯原発再稼働に抗議し、テントひろばでのハンストと連帯し、自分も議員活動をやりぬきながらこの日から四八時間のハンストに入ると宣言。大きな拍手を受けた。さらに川田龍平参院議員(みんなの党)も「脱原発と再稼働反対のためにがんばる」とアピールした。

     次に三月三一日まで大飯再稼働に反対して五日間のハンストを貫徹した、「原発銀座」若狭湾の反原発運動の草分けともいえる福井県小浜市明通寺住職・中嶌哲演さんを広瀬隆さんが紹介。中嶌さんは静かながら凛とした口調で「後から来る者たちのために」行動する必要性を強調した。さらに一〇〇〇万人アクション呼びかけ人の鎌田慧さん、落合恵子さんや講談師でいわき市出身の神田香織さんが発言し「原発のない社会を実現するために、今が正念場」とハンスト者を激励した。

     広瀬隆さんも「原発を止めたことで関西電力が供給不足になることは絶対にありえない」と語った。

     こうして大きな注目の中で「大飯原発再稼働阻止」のため五月五日まで続くハンストが始まった。ハンスト期間はそれぞれ一週間、三日、一日とまちまちだが、共通の意思を集団的に表現するものとしてつくり出されようとしている。「原発ゼロ」の恐怖におののき、大飯から伊方へと再稼働早期実現に躍起となる野田政権の暴挙を、なんとしてもやめさせよう。(K)

    【報告】原発ゼロへ! 止めよう再稼働 4.11アクション

    411 「原発ゼロへ! 止めよう再稼働 4・11アクション」(呼びかけ再稼働反対!全国アクション)は四月一一日、午後六時に日比谷公園中幸門に集合し簡単な集会後、午後七時にデモ出発。国会請願の後、赤坂見附、日比谷公会堂の目の前の富国生命ビルに入る関西電力東京支社、東京電力東京本店を通り、新橋で解散した。あいにくの降りしきる雨の中、二時間半にわたる長いデモであったが、再稼働に動く政府に怒りをこめ、原発ゼロを実現する決意を現した。行動には七〇〇人が参加した。

     日本の原発の五四基のうち、動いているのは一基しかない。五月五日に泊原発が止まると原発ゼロになる。こうした事態を防ぐために、野田政権は全閣僚による決定ではなく、関係閣僚による決定という今までにないルールによって、大飯原発3、4号機の再稼働をこの数日で決め、枝野経産相がそれを受けて、福井県知事を説得するという道筋をつけようとしていた。こうした緊張した中での行動であった。

     デモ前集会では次々に野田政権の大飯原発再稼働に強く反対する意見が述べられた。服部良一さん(社民党、衆院議員)は「政府は何が何でも再稼働しようとしているが、枝野を福井で迎えうつ」と決意表明。FoEジャパンは原発からの電気はいらない、関西電力のこの夏、電力が足りなくなるというウソのキャンペーンを打ち砕くために「みんなの電力宣言」を発したと発言した。経産省前テント村の代表は「四月一〇日、大飯町に全国で四つ目の反原発テントが作られた。われわれは再稼働阻止のために四月一七日~五月五日まで集団的連続的ハンストに入る」と訴えた。たんぽぽ舎は「大飯と四国・伊方が再稼働にむけてねらわれている。大飯テント応援団ツアーを組みたい」と報告した。

     プルサーマルを心配するふつうの若狭の民の会から携帯電話を通じて「大飯町は七割が原発関連の仕事で生計を立てている。福島原発事故後、仕事がなくなっている。雇用があるから原発に反対できない、原発なくしたらどうしたらいいのかという意見が多い。農民たちは反対している。原発に依存してきた町の苦労が待ち構えている。こうした状況を踏まえた上で、再稼働反対を訴えたい」と報告があった。
     4.12首相官邸前緊急アクション、4・14渋谷区宮下公園からのデモの訴え、江東区竪川での野宿者強制排除に反対する行動で逮捕された仲間の救援の訴えなどが行われた。
     国会請願に対して、衆参合わせて社民党七人、共産党二人、みんなの党一人(川田龍平)の国会議員が対応し「五月五日の子どもの日に、原発ゼロをプレゼントしよう」とエールの交換を行った。

    (M)

    【案内】 原発ゼロへ!止めよう再稼働 4・11アクション

    原発ゼロへ!止めよう再稼働 4・11アクション

    【4月11日(水)】 <東電福島第一原発事故の発生から1年1ヶ月>

    午後6時 集合 日比谷公園中幸門(日比谷公会堂裏)
    ※千代田線・日比谷線「霞ヶ関駅」C1出口より200m
            丸の内線「霞ヶ関駅」B2出口より300m
           都営三田線「内幸町駅」A7出口より150m
        出発前集会

    午後7時 デモ出発 
        関西電力東京支社、経産省を通り、国会議事堂方面へ
        国会請願デモの後、街頭へ(予定)

        ※プラカード、横断幕、鳴り物、キャンドルなど持ち寄り歓迎。

     54基もある日本の原発のうち、動いているのはついにあと1基。原発
    ゼロの達成(5月5日に泊が止まる!)は目前です。
     日々「原発なしでも大丈夫」なことが証明されているにも関わらず、
    利権を失うことを恐れる「原子力ムラ」は、「今夏の電力不足」をあお
    り、大飯原発3、4号機の再稼働に前のめりになっています。
     福島事故の原因究明もまだであり、安全委員会が「ストレステストの
    1次評価のみでは安全性評価は不十分」と公言し、滋賀県、京都府など
    多くの「地元」自治体、住民が再稼働反対を表明する中、強引な再稼働
    は絶対に許されません。
     原発ゼロを実現し、原発全廃に舵を切るための、最大の正念場です。
    「3・11」1年に取り組まれた1万人以上の国会包囲「人間の鎖」の成功
    をはずみに、力を合わせて、政府に再稼働の断念を迫りましょう。
     「4・11」は再び日比谷から国会へ!

    【呼びかけ】 再稼働反対!全国アクション
    [連絡先]
    ピープルズ・プラン研究所 (FAX)03-6424-5749
    (E-mail)contact@2011shinsai.info
    (TEL)090-6185-4407[杉原] 
    http://2011shinsai.info/                                   
     

    3・11原発ゼロへ!国会囲もうヒューマンチェーン/3・11再稼働反対!全国アクション

    3・11原発ゼロへ!国会囲もうヒューマンチェーン/3・11再稼働反対!全国アクション

    ◆3・11原発ゼロへ!国会囲もうヒューマンチェーン

    【3・11スケジュール】
    16時 社会文化会館前に集合
       (最寄駅:有楽町線・半蔵門線「永田町駅」)
    16時30分頃  出発
       (二手に分かれて議事堂エリアを囲みます)
    ★17時    「人間の鎖」(1回目)
    ★17時45分 「人間の鎖」(2回目)
    ☆18時~19時  首相官邸前アクション
       (要請書の提出など)
    ※人間の鎖、官邸前アクションから参加される方は、永田町駅または国会議事堂前駅から合流してください。

    ※社会文化会館地図
    http://www.syabunkaikan.org/Traffic.html

      

    <趣旨など>

    • 午後のアクションと夕方早めの各地からの合流アクションという二段構えで取り組む。
    • フランスの脱原発ネットワーク発の「世界各地でヒューマンチェーンを」の呼びかけに呼応して、今まで試みていないシンボリックなアクション(参加者が集まりやすいもの)として、国会を「人間の鎖」で囲み、後半に首相官邸付近に集まり、声を届ける。
    • メーリングリストやホームページ http://nonukes.jp/ などで告知を開始し、ブログやツイッター、フェイスブックなどでの広報を呼びかける。
      

     

    【呼びかけ】 3・11再稼働反対!全国アクション
     (連絡先) ピープルズ・プラン研究所
     (TEL) 03-6424-5748    (FAX) 03-6424-5749
     (E-mail) contact@2011shinsai.info
     (URL)http://nonukes.jp/
     (ツイッター)@1111nonukes 

    【アクション呼びかけ】

    東日本大震災と東電福島第一原発事故の発生から1年を前に、野田政権は、被災者・避難者への賠償や高線量地域からの避難などの最優先すべき課題をないがしろにしたまま、原発の輸出や再稼働へと動いています。

    経産省・保安院は、傍聴者を締め出し、原発メーカーから献金を受けた委員を辞めさせぬまま、ストレステスト意見聴取会を強行し、大飯原発3、4号機の再稼働を狙っています。さらに、世界から市民が集い、脱原発の砦とも言える「経産省前テントひろば」の撤去に向けた動きも強めています。
     
    当たり前の権利を認めさせ、再稼働を許さず原発ゼロの日本を実現するために、私たちが行動し声を挙げることが必要です。

    福島現地で大集会が行われ、世界各地でも原発NOのヒューマンチェーンが取り組まれる3月11日。東京でも、再稼働ではなく「脱原発」を政治決断させるためのアクションに取り組みます。

    残るはあと3基(2月20日にはあと2基に)!

    それぞれのアクション後にぜひ国会を目指してお集まりください。国会を囲む「人間の鎖」と首相官邸前アクションを成功させましょう!

    【案内】フクシマ事故から一年、「もう原発はいらない!」 3.11 東電前【大】アクション!

    ≪拡散大歓迎≫
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    フクシマ事故から一年、「もう原発はいらない!」

    3.11 東 電 前 【大】 ア ク シ ョ ン !

    呼びかけ:東電前アクション!
    BLOG: http://toudenmaeaction.blogspot.com/
    TWIT: http://twitter.com/toudenmaeaction
    MAIL: toudenmae.action@gmail.com

    ★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆

    日時:2012年3月11日(日)
       11時~12時30分頃まで(途中参加歓迎)

    場所:東京電力本店前
    東京都千代田区内幸町1丁目1番3号
    JR・東京メトロ・都営地下鉄浅草線新橋駅より徒歩5分
    都営地下鉄三田線内幸町駅より徒歩3分

    ■鳴り物、自作プラカード、歌う人、叫ぶ人、静かに意思表示する人歓迎。

    ■このアクションはフライングダッチマンの「ヒューマンエラーパレード」に参加します。
    詳細⇒ http://fryingdutchman.jp/parade/

    ■東電前アクション!は、このアクションの後の「3・11原発ゼロへ!国会囲もうヒューマンチェーン」への参加も呼びかけます。
    詳細⇒ http://2011shinsai.info/node/1625

    ■このアクションを「非暴力」「反差別」の行動として呼びかけます。


    ★3.11にあらためて叫ぼう!「もう原発はいらない!」
    ☆さあ文句をつけに行こう!「東電解体!」

    未曾有の大事故から一年。政府の「収束宣言」とは裏腹に福島第一原発は、

    1号機は政府・東電も認める溶けた燃料の地下への進行、いわゆる「チャイナシンドローム」状態。

    2号機は謎の温度上昇、しまいには温度計が壊れたことにしてしまう無茶苦茶ぶり。

    3号機は使用済み燃料プールを吹き飛ばして、現在でも高線量を放出し続けて、

    4号機は元旦の地震以降、使用済み燃料プールの配管から水が漏れ続けて、洗面器のような容器で汚染水を受け続けている状態。

    「収束」どころか、次に地震が来たら東日本全域にまで人が住めなくなる可能性さえ指摘されています。

    それでも原発に固執する東電は、柏崎刈羽の再稼働のためにすでに昨年11月に新たに核燃料棒を搬入しています。
    「ストレステスト」なんて茶番だから気にしない、と言わんばかりに着々と再稼働の準備を進めているのです。
    それどころか、フクシマ事故の風化を待ち、福島第二原発の再稼働さえ目論んでいるということが伝えられています。

    想像以上の安い日給でロクに線量検査もしないままに収束作業員を使い捨てる東電。
    一方では相変わらずの高報酬の役員に社長には億単位の退職金の東電。
    そして、避難所暮らしの被害者や自主避難者への賠償からいかに逃げ切るかしか考えていない東電

    こんなブラック企業が存続して、いままた原発を動かすなんて許されるわけがないっ!

    少なくとも三つの活断層の上にある柏崎刈羽原発は、2007年の地震で三つの原子炉がダウンしたまま。
    「フクシマ」はとっくに新潟で起きていたのかもしれない。

    これ以上原発を動かして、新潟の子どもたち・農業・漁業・未来を見殺しにするわけにはいかない。
    柏崎では住民投票でプルサーマル計画を断念させるなど、人々は「もう原発はいらない!」と意思表示してきました。
    東電の原発を止めるのは、東電の電気を使ってきた東京・首都圏の人間の責任です。

    さあ、3月11日の東電前【大】アクション!で文句をつけ、要求しよう!

    「もう原発はいらない!」 「すべての放射性物質を回収しろ!」
    「すべての被害者に真摯に賠償しろ!」 「東電役員は収束作業に行け!」
    「真摯に賠償して解体しろ!」 「収束作業員の健康維持に万全の態勢で臨め!」
    「避難したい人の避難する権利を認めろ!」
    「原発再稼働をあきらめろ!」 「柏崎刈羽も福島第二も廃炉にしろ!」
    「電気料金の値上げなんてフザケルナ!」

    3.11のフクシマ事故によって、誰もが未来の描けない世の中にされてしまいました。
    こんなことを、もう日本のどこでも、世界のどこでも繰り返させてはなりません。

    私たちは、私たち自身の責任とケジメによって、原発の再稼働を絶対に阻止して「原発ゼロ」を実現させましょう。
    そして、カネのために人を殺してかまわないという連中を政治・経済の表舞台から一掃しましょう!

    だから3.11に東電前【大】アクション!でともに叫ぼう。

    「もう原発はいらない!」「東電は解体しかない!」

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    【報告】経産省前テントを守れ! 「撤去通告」をはねのけ1・27テント前にに800人が結集

    127 一月二四日午前、枝野経産相は閣議後の記者会見で、昨年九月一一日の経産省包囲行動以後、経産省前の敷地に設置された脱原発「テントひろば」のテントの撤去と退去を求める、と発言した。それを受けて同日午後経産省厚生企画室長名で「平成二四年一月二七日までに当省敷地からの退去・テントや持ち込み品の撤去」を求める命令の文書が提示された。

     経産省前テントひろばは、すでにすでに四カ月以上にわたって原発推進政策の元締めである経産省前で、脱・反原発の思いを抱く多くの人びとの出会い・交流・討論の場として実に重要な役割を果たしてきた。一〇月二七日からの「原発いらない福島の女たち」の座り込み、それに続く「全国の女たち」の座り込みは、「テントひろば」が霞が関のど真ん中に設置された市民たちの民主主義的な公共空間として発展していく契機となった。

     海外のメディアや活動家たちもこのテントからの市民たちの「脱原発」の意思表示に注目し、年末・年始にもひっきりなしに取材・訪問が続いた。テントひろばでは連日のように数々の企画が催された。女たちのテントを含めてテントの数も三つに増えた。

     これまでも経産省前テントには右翼の威嚇・挑発、警察の監視と妨害、経産省当局からの「退去要請」などがなされていたが、テント前に集った人びとは丁重に討論を求め、「脱原発」への転換、再稼働の断念などが行われないかぎり「自主的」撤去はしないことを繰り返し表明してきたのである。枝野の「撤去要請」、経産省からの「退去命令」に対して、テント前ひろばの人びとは、自主的撤去をしないことを改めて確認し、「強制撤去」をすることのないように経産省側に要求した。



     一月二七日、「退去通告」期限の午後五時に合わせて午後四時からテント前での緊急集会が呼びかけられた。午後一時からは弁護士会館で記者会見も行われた。すでに昼過ぎから多くの人びとが続々と集まり始め、集会の終わる午後六時には経産省前は八〇〇人を超える結集となった。

     集会ではテント広場の渕上太郎さん、女たちの座り込みの呼びかけ人の椎名千恵子さんのアピールの後、福島の女たち、全国の女たち、弁護団、双葉町から避難している女性、浪江町の被災牧場主、六ヶ所村の女性、ジャーナリストの志葉玲さん、たんぽぽ舎の柳田真さん、福島原発事故緊急会議の木村雅夫さん、東電前アクションの栗原学さんと園良太さん、東京オキュパイ運動、反原発民衆法廷の矢野さん、市民法廷の高橋さん、元国労闘争団の佐久間さん、同じく闘争団で国会前マラソンを続けてきた中野さん、中学生の若い仲間などが続々と発言した。

     テント前は夜遅くまで熱気に満ちた交流が続き、経産省側はついに姿を現すこともなかった。

     大震災・津波・原発災害から一年の三月一一日を迎えて、政府・電力資本などの財界は、危機感をつのらせている。四月末にはついに稼働原発がゼロになってしまうのだ。「再稼働阻止」を軸に、被災者の生活・雇用・権利を守り、国と東電による無条件の損害賠償を求めて全力を上げよう。経産省前テントひろばを守りぬこう。(K)

    集会全容

    ↑■福島・浪江町の酪農家の訴え(01:41:00頃)

    【報告】1.18 大飯原発再稼働阻止「ストレステスト」抗議アクション

    photo1月18日、経産省、原子力安全・保安院で行われる大飯原発3、4号機の再稼動に係る「ストレステスト」の意見聴取会に対して緊急の抗議行動が取り組まれた。


    日本で稼動している原発はあと5基とまでなった。これは言うまでもなく、昨年の福島事故に対する政府・東電・電力資本への怒りと反原発運動の高揚、原発立地地域住民と自治体の再稼動を許さない闘いの広がりの成果だ。


    「このままでは日本のすべての原発稼動ゼロが現実のものとなる」と危機感を募らせた政府と電力資本は、菅前首相が導入した「ストレステスト」を突破口にして、なんとしても原発再稼働を強行しようとしている。しかも、すでに保安院は、大飯原発の「ストレステスト」をパスさせる方針であるということがメディア報道で伝えられているという茶番ぶりだ。


    しかし、この「ストレステスト」自体が、「原発の耐久性」を机上の数字の計算によって証明するものでしかなく、その「確度」は現実の地震や津波でしか証明することができない。また、欧米では「ストレステスト」において、飛行機の激突やミサイル攻撃、隕石の衝突まで含めて耐久計算がなされるべきだ、という議論が主流になりつつあるが、今回の原子力安全・保安院による「テスト」ではそこまでの計算はなされていない。

    保安院自身が、福島事故を起こした当事組織の一つとして責任を問われ、環境省への移管と再編が既定コースとされている状況であり、なにより電力資本と一体となって原発を推進し、原発立地自治体における原発の住民説明会で「やらせ」を指南するような組織だ。こんな中立性にまったく欠ける組織が、福島事故を経ても「原発の安全性」を審査する資格などあるわけがない。


    そして、この「ストレステスト」の審査関わる三人の委員は、原発メーカーである三菱重工から献金を受け取っていた御用学者たちである。


    このような見え透いた「茶番」で、原発の再稼働の是非を決めることなど許されるわけがない。この「ストレステスト」の結果は、1月26日に来日が予定されているIAEA(国際原子力機関)の委員の審査に合わせて急ピッチで進められているのだ。要は「先にスケジュールありき」としか言いようがない。


    この日「福島原発事故緊急会議」の仲間は聴取会の傍聴闘争を組織し、また、「東電前アクション」は『殺されてたまるか!保安院前を埋め尽くせ!』と聴取会への抗議アクションをたった一日の呼びかけ期間という緊急アクションを行った。


    この日の聴取会は、なんと前回まで認められていた傍聴を実際の聴取会会場ではなく、別室でモニターを見せる、と保安院は発表していた。15時に保安院がある経産省別館前で行動を開始した仲間たちは、「インチキなストレステストが、さらに傍聴まで封じ市民を排除して原発を再稼働させるなんてことは許せない。私たちは堂々と傍聴の権利を求める」として、16時に経産省の建物に入って行った。


    傍聴団は、保安院が用意した「傍聴室」のある10階ではなく、聴取会が行われている11階に向かい、受付を通過して堂々と聴取会会場に入り、「市民の傍聴を認めろ」「民主主義を守れ」と主張。一部のマスメディアは、このときの様子を「反原発派が乱入」などと報じたが、実際は当然の権利を求めて入室しただけである。

    そして傍聴団は「審査の公平性のために、原発メーカーから献金を受けた三人の委員を辞任させろ」と要求。この傍聴団の当然の要求に、委員たちは黙りこくるのみ。その結果、聴取会の開始は遅れに遅れることになった。


    次第に、経産省の周囲は警察車両で埋め尽くされていく。そして、機動隊の部隊が経産省に入っていこうとする。建物の外で集会を行っていた仲間たちは、機動隊に「なんの任務で建物に入るんだ?」「傍聴団の強制排除を許さないぞ!」と横断幕やスクラムで二度に渡って、機動隊の介入を阻止して追い返した。しかし、経産省の別の玄関から機動隊は建物に入って行った。


    弾圧の機会を虎視眈々と狙いながら威嚇する機動隊に対して、傍聴団の「傍聴させろ」というあまりに当然の要求と毅然とした態度に、機動隊は最後まで介入することはできなかった。


    photo2
    結局、保安院は、聴取会の会場を経産省本館に急きょ移して、約4時間遅れで会議を開始することになった。しかも、「市民を傍聴させないような会議で審査することはできない」と二人の委員は、場所を移しての聴取会をボイコットする事態となった。枝野経産相は、記者会見で「もうストレステストの傍聴は認めない」などと発表。もはや、政府・経産省・保安院自身が、「ストレステスト」などに一片の正当性がないことを吐露したにも等しいところにまで追い込まれることになった。


    20時頃、傍聴団は堂々と外で行われていた市民集会に合流。「今日の行動は、保安院の目論みを完全に破産させた。これからは、ストレステストなど無効だと訴えていこう。そして、次々に予定されているストレステストの聴取会に波状的な抗議行動を展開していこう」とを呼びかけられ、傍聴団と外の抗議団合わせて150人で「原発再稼働を許さないぞ!」「殺されてたまるか!」「原発ゼロを実現するぞ!」とシュプレヒコールを上げて、この日の行動を終わらせた。


    (F)

    【報告】1.10東電前アクション 東京電力は柏崎刈羽原発の運転を停止せよ 関西電力は大飯原発再稼働をやめろ

    IMG_0791 1月10日、今年初めての東電前アクションが午後七時から行われた。現在運転中の日本の原発は全54基中わずか六基になってしまった。福島原発事故を引き起こし、責任を取ることもせず、賠償にも応じない東京電力はそのうち2基をいまなお稼働させ続けている。柏崎刈羽原発の2基だ。

    柏崎刈羽原発は2007年の中越地震で火災、損傷事故を起こし、いったんは運転停止に追い込まれたもののその後、事故原因の究明も不十分なまま運転を再開した危険極まるしろものだ。参加者たちは福島第一原発事故の責任を問い、被災者への賠償、避難の権利確立を訴えるとともに、柏崎刈羽原発の即時運転停止・廃炉を求めてこの日の行動に集まった。なおこの日の行動では、福島原発事故以後、最初の「再稼働」への準備が進められている福井県の関西電力大飯原発3・4号基も焦点にして、事前に関西電力東京支社への「申し入れ」も行われた。

    警察が歩道に柵を設置し、不当な規制・妨害をする中で、司会の栗原学さんは「運動の力で九割近い原発が止まるところまできた」と語り「あと六基!」のコールで行動を開始した。野田首相の「事故収束」宣言にもかかわらず、福島第一原発の汚染水漏れ、拡散放射線量の増大、大気・海洋の放射能汚染が続いている。事故は終わるどころか、深刻化している可能性もあるのだ。

    たんぽぽ舎の柳田真さんは、「原発の『安価・安全・クリーン』神話はすでに崩壊したが『日本の電気は原発が供給している』という最後の神話はまだ生きている。しかし稼働原発が六基になっても電力が余っているという事態は、この最後の神話が崩壊していることを示すものだ。それを訴えて多くの人びとを説得し、政府・電力会社を追い詰めよう」と訴えた。柳田さんは。「再稼働」の焦点になっている関西電力大飯原発と四国電力伊方原発の原子炉はいずれも三菱重工製であること、ここに三菱を先頭にする財界が必死に再稼働を推し進めている大きな理由の一つがある、と語った。

    反原発自治体議員・市民連盟代表の布施哲也さん(前清瀬市議)は、東電の電気を買わない運動を進めようとアピールし、長年反原発の運動を進めてきた斎藤美智子さんからも電力業界と国を糾弾する発言が続いた。

    続いてアクションの参加者たちは関西電力東京支社前に移動し、「関電は大飯原発再稼働をやめよ」のアピール。この中で福島原発事故緊急会議の杉原浩司さんは、1月7日の「ストレステスト係る意見聴取会」で同会の司会進行役を務める岡本孝司東大教授や、阿部豊筑波大大学院教授、山口彰大阪大大学院教授の三人の審査委員が三菱重工などから巨額の寄付を受けていたことへの鋭い追及、三委員の辞任要求がなされたことを報告した(この寄付金受領の事実は朝日新聞1月1日の一面トップ記事で報じられている)。

    こうした八百長行為を組み込んだ「ストレステスト」を通じた「再稼働」など絶対に許してはならない。参加者たちはさらに経産省、原子力安全員会、電力資本の犯罪を追及し、再稼働阻止の運動を大きく広げていくことを確認した。

    (K)

    【報告】11・11たそがれの経産省 キャンドル包囲「人間の鎖」アクション

    DSCF0540 11月11日、霞が関・経済産業省周りで、「11・11 たそがれの経産省 キャンドル包囲『人間の鎖』アクション」が11・11―12・11再稼働反対!全国アクション実行委の呼びかけで行われた。

     ウソと“やらせ”を駆使して「安全神話」をつくり上げ、東電福島第一原発事故を引き起こした最大の責任官庁である経済産業省と原子力安全・保安院。電力会社と経産省・保安院は「ストレステスト」という名のアリバイテストによる再稼働に動いている。
     9.11の「人間の鎖」行動の成功を引き継いで、再稼働の中止と全原発停止、さらには「自主」避難者への賠償など「避難の権利」の確立を求めるために、11・11アクションは行われた。

     朝から冷たい雨が降り注ぐ中で、午後4時過ぎから、霞が関、東電前、有楽町駅、新橋駅などでいっせい情宣と宣伝カー4台による流しのマイク宣伝を行った。午後6時近くなると人が続々と集まりだし、6時から経産省正門前で訴えが開始された。

     最初に、山口幸夫さん(原子力資料情報室・共同代表)が「福島原発事故でバラまかれた放射能はなくすことはできない。時間が経過して、放射線が出なくなるのを待つしかない。今でも原子炉をコントロール出来ていない。この最大の責任者は経産省で謝罪すべきだ。経産省はストレステストに合格を出し、原発を再稼働させようとしている。その11人の委員のうち反対派は2人だけだ。また海外に原発を売り込んでいる。こうしたことに、見えない人々の怒りがある。原発の息の根を止めよう」と訴えた。

     次に、木村結さん(原発いらない全国の女たちのアクション)が福島の女たちの座り込みと全国の女たちの行動について報告した。笠井亮さん(共産党・衆院議員)が「原発の再稼働、輸出なんてとんでもない。ウソつきは原発の始まりだ。福島原発事故が起きて、原発大国フランスでも七割の人たちが原発に反対している。来年の大統領選の争点にもなっている」と発言した。服部良一(社民党・衆院議員)は「世界一危険だとされる浜岡原発を再稼働させる必要があるのか。新規建設を止めよう」と語った。

     山本太郎さん(俳優)が「今、こうしていても被ばくの可能性がある。われわれはノーの意思表示をしなければならない。子どもの未来を守りたい。高線量地に住む人々を避難させなければならない」と熱く語った。

     吉田明子さん(FoE Japan/原発輸出反対緊急国際署名)は「ベトナム原発輸出反対の署名を24時間で800筆集め、政府に提出した。これからも署名を集め、原発輸出に反対していく」と報告した。

     山城保男さん(横須賀市議/原子力空母反対運動)が「横須賀を母港としようとしている米原子力空母は原子炉を二つ持っている。その意味では日本には55基の原発があると同じだ。もしこれが核事故を起こしたら首都圏は壊滅する」と注意を喚起し、米空母を追い出そうと訴えた。訴えの後に、制服向上委員会という若い女性歌手グループが、福島原発の被害を受け酪農家が自殺した事件をテーマとする反原発歌などを披露した。

     こうした訴えの後、六時半過ぎに司会者が、経産省の周り900㍍あるが1000人が取り囲みつつあると報告した。その後、7時過ぎには1300人で包囲したことを確認した。またこの日、福島から届いた要請書を経産省内の大臣官房で提出した。七時から七時半まで、経産省に向けた「原発やめろ」のシュプレヒコール、ウエーブ、人間の鎖が連続して行われた、冷たい雨の中にもかかわらず、参加者の「ここで原発を止める」という強い思いにより熱気に包まれた。

     9・19六万人集会、福島・全国の女たちによる座り込み行動に引き続き、経産省人間の鎖行動は大きく成功した。これも経産省前「脱原発テント村」があったればこそである。この「テント村」に対して、右翼が深夜などに「討論」と称して入り込み妨害行動を連日起こしている。警察もこうした「トラブル」に付け込み排除をねらっている。「テント村」を防衛し、持続的・連続的な経産省への「原発止めろ」の行動が重要性を帯びている。(M)

    【案内】 ~もうアッタマにきた!~ ふざけんな東電!11.6デモ

    【転送・転載・拡散歓迎】
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    ~もうアッタマにきた!~
    ふざけんな東電!11.6デモ

    ◆今すぐ止めよう!柏崎刈羽原発
    ◆再稼働・賠償逃れ・労働者使い捨て・料金値上げを許さない!


    呼びかけ:東電前アクション!
    http://toudenmaeaction.blogspot.com/
    Email: toudenmae.action@gmail.com

    ★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆


    日時:11月6日(日)
    13時~集合開始 14時~デモ出発(東電前通過⇒経産省正門前解散予定)


    場所:常盤橋公園
    東京都千代田区大手町2-7-2(東京駅徒歩4、5分)

    地図⇒ http://www.mapion.co.jp/phonebook/M04010/13101/L1053091/



    ■鳴り物、自作プラカード、歌う人、叫ぶ人、静かに意思表示する人歓迎。



    【11.6デモへの参加を呼びかけます!】


    ★危険度1、2を争う柏崎刈羽原発を今すぐ止めよう!


    津波による原発ダウンの危険を国会などで指摘され、自身も知っていた東京電力。
    なのに安全対策を怠ったまま3.11発生、そして「レベル8」×4=32の福島大事故。
    こんな大事故を起こした時点で東電に原発を扱う資格なし。
    だけど、そんな東電がいまだに新潟の柏崎刈羽原発を動かしている!


    この柏崎刈羽原発、2007年7月16日の中越沖地震発生時には、
    すべての原子炉が停止し、火事が起きるは、消火態勢の不備から鎮火が遅れるは、
    液体廃棄物・汚水・使用済み燃料プールの水をダダ漏れさせて海に放射能漏れ事故を起こすは、
    既にありえない事態になっていた危険すぎる原発だ。


    しかも、この地震で敷地内で160センチもの地形の変形が確認されている柏崎刈羽原発。
    3.11以降、各地で新たな地震の可能性が指摘されているなかで、なんでこんな危険な原発動かしてるの??
    この夏、東電管内で1000万kWも電気は余っていた。柏崎刈羽2基分の200万kWを止めてもなんら支障なかったということ。


    11.6デモでは、不必要で危険すぎる原発:柏崎刈羽の即時停止と廃炉をともに訴えましょう。


    ★東電はタイガイにしなさい!カイタイしかない!


    大事故で反省ポーズの時期も終わったと思っているのか、東電の増長が目に余る。
    黒塗りだらけの事故報告書を政府に提出するとか、料金値上げで賠償に充てるとか、
    「値上げが嫌なら再稼働させろ」とか、その横柄さは枚挙にいとまがない。


    そして自主避難者や除染に一切カネを出さないどころか、被害者への賠償説明書は160ページときた。
    しかも「一切の異議・追加の請求を申し立てない」という文言への署名を求める。。。


    その一方で、東電社員はボーナスを維持していまだに軽く平均年収1千万超え。
    それどころか、常務以上の役員報酬は50%カットしたと言っても3600万!!!!
    さらにさらに、大事故を引き起こしたA級戦犯の一人:清水前社長は退職金5億もらってトンズラ。

    しかもしかも、この前社長に月300万円の年金、年9000万円の顧問料が支払われるという。




    タイガイにしたらどうですか??トーデンさん。
    あなたたちのなすべきことはすべての被害者への真摯な賠償と、
    そして福島大事故の責任を取って、すべての原発を閉鎖することです。
    ましてや再稼働なんて論外ですっ!


    10月6日には、福島第一の収束作業員の三人目の死者が出た。
    東電はロクに調べもせず「被ばくと死因との因果関係は考えにくいが、死亡診断書で確認する」と発表。
    すでに様々な報道で、収束作業員は被曝検査もなおざりなまま、最低賃金で働かされていると伝えられている。


    東電は労働者を使い捨てにするな!東電新旧役員こそ収束作業に行きなさい!


    こんなブラック会社が、政府に守られて社会のライフラインを握っているあり方がもうガマンできない。
    東電は原発を止めて、乾いた雑巾を絞るまでの賠償をしてカイタイしなさい!!!!


    ...こういうことを11月6日のデモでは訴えます。
    社会悪はのさばらせない!自由なにんげんの主張で街路を埋め尽くしましょう。


    タハリール広場~ウォール街~次は新橋・有楽町・霞が関の{原子力村}だ!



    (参加は「非暴力」「反差別」を前提とします)


    :::{ここまで}::::::::::::::::::

    【案内】11・11 たそがれの経産省 キャンドル包囲「人間の鎖」アクション


    ▲9.11の経産省包囲行動

    <11・11-12・11 再稼働反対!全国アクション>

    11・11 たそがれの経産省 キャンドル包囲「人間の鎖」アクション

     

     ウソと“やらせ”を駆使して「安全神話」をつくり上げ、東電福島第一原発事故を引き起こした最大の責任官庁である経済産業省と原子力安全・保安院。

    事故は収束せず、放射能汚染は拡大し、福島の高濃度汚染地帯では今なお、子どもたちを含む多くの住民が被ばくを強いられ続けています。

     そして、事故原因は未解明であり、安全指針は失効(2~3年後に改定)し、原発の安全を保証するものは何ひとつない状態です。それにも関わらず、経産省・保安院は「ストレステスト」という名のアリバイテストによる再稼働(無免許運転!)を目指しています。

     9・11の「人間の鎖」行動の成功を引き継いで、再び経産省・保安院をキャンドルを掲げて取り囲み、再稼働の中止と全原発停止、さらには「自主」避難者への賠償など「避難の権利」の確立を求めます。ぜひご参加ください。

     

    [連絡先]ピープルズ・プラン研究所

       (TEL)03-6424-5748   (FAX)03-6424-5749

       (E-mail)contact@2011shinsai.info

     

    ※12月11日(日)にもアクションを準備中です。再稼働を止めて、脱原発へ!

    2011年11月11日(金) 午後6時~7時30分

     

    ◆ 午後6時 経済産業省本館正門前に集合 
    地図 → http://2011shinsai.info/sites/default/files/11.11action_map.jpg

     (「霞ヶ関駅」:千代田線・日比谷線A12出口すぐ、丸の内線A5出口200m)

     正門前にてアピール後、人間の鎖行動(1周約900メートルを包囲)へ

     

    ※午後4時~5時30分に霞ヶ関周辺で街頭・駅頭アピール(チラシまきなど)

     も行います。午後4時に経産省正門前テントに集合してください。

    ・プラカード、鳴り物、パフォーマンスなど持ち寄り歓迎。

    (「私は囲みます」という参加宣言をまもなくウェブサイトにて募集予定です)

    <呼びかけ> 11・11-12・11再稼働反対!全国アクション実行委員会

    【報告】止めよう!玄海再稼働 7.8九電前アクション!~もう限界原発は廃炉に!~

    7月8日、佐賀県玄海町の玄海原発2・3号機を再稼働させようとする政府・九州電力の策動の強まりのなかでグループ「東電前アクション!」は急きょ有楽町駅前にある九州電力東京支社前で「止めよう!玄海再稼働 7.8九電前アクション!~もう限界原発は廃炉に!~」を行った。


     


    玄海原発の再稼働をめぐって刻一刻と変わっていく情勢のなかで、佐賀・九州現地の再稼働阻止の闘いの盛り上がりのなかで、菅政権はとうとう「ストレステスト」の導入を唐突に打ち出すという形で、玄海原発の再稼働は当面延期されることになった。それにともなって、玄海の陰に隠れるように「再稼働二番乗り」を目論んでいた愛媛の伊方原発の再稼働も遠のくこととなった。

     

    この再稼働の当面延期は、再稼働反対の大きな世論を背景にした反原発運動の浜岡停止に続く大きな勝利であることを確認するべきだろう。また、再稼働をゴリ押しする経産省のお手盛りの「住民説明会」における九州電力の「やらせメール」問題もまた、九電真部社長が「責任は免れない。原子力がアウトになるかもしれない」と語るような窮地に自らを追い込む格好となっている。

     

    しかし、急きょ打ち出された「ストレステスト」もまた、玄海原発を優先的に行って、しかも「簡易テスト」で済ますという政府方針が11日に打ち出されている。政府・九電は、玄海再稼働とそれをテコにした、原子力政策の維持方針に変化があるわけではない。東電前アクション!は「玄海原発はテストでなく廃炉にしろ!」と主張して、当日の行動を貫徹した。

     

    午後2時から、九電東京支店に「再稼働の断念と廃炉」「やらせメールの責任をとって九電経営陣の総退陣」を求める申し入れを行った。九電側は、当初から申し入れ団は三人、申し入れの最中は外でシュプレヒコールを挙げないことなどの一方的な条件を居丈高につけてきた。この時間は申し入れそのものが目的なので、その条件を呑んで申し入れに臨んだ東電前アクション!側が入室しても担当者二人は名刺も出さないという公的企業としてはありえない対応だった。

     

    そして、抗議の申し入れ文を読み上げて渡すと、九電側は「やらせメールは世間の信頼を損ない申し訳なく思っている。しかし、原子力は地球温暖化対策に必要であり…」などとまくしたてて、やりとりをしようとしたら「これでお互いの言い分は言い合った」などとして、一方的に退席してしまった。これが電力会社の「原発反対派対策」のおなじみのやり方だ。かれらは「やらせメール」問題など1ミリも反省していないことを自ら露呈させた。

     

    17時半から街頭アピールを予定していた行動であったが、この九電側のデタラメな対応の報告に怒った参加者は、横断幕を広げて早速アピールを開始した。マイクでのアピールとプラカードなどの「玄海原発」の文字にビラはどんどん掃けていく。自分からビラをもらいに来る人も少なくなく、なかには「佐賀出身のものだけど…」あるいは「福島の者だけど…」などと声をかけてくる人もいた。

     

    予定の17時半頃には続々と仲間が詰め掛け、最終的には120人を超す参加者となった。よくある「各団体からのアピール」というスタイルはとらずに、参加者でマイクを回しあって一人ひとりが思い思いに「再稼働反対」あるいは「もう原発はいらない」などの思いを語る。マイクアピールの合間合間に様々なリズムで声を出し、あるいは歌を歌い、さながら韓国の路上集会のような熱気に包まれる行動となった。最後には、「九電は佐賀を殺すな」「九州の子どもたちを殺すな」「玄海原発は限界・廃炉にしろ」と声をあげて、この日の行動を終えた。

     

    「再稼働阻止闘争」の緒戦は勝利した。しかし、すぐに第2ラウンドはやって来るだろう。陣形を固め、拡大して次の闘いに臨もう。あらゆる原発の再稼働を阻止して来年夏の「実質脱原発状態」を勝ちとろう。

     

    (F)

    ::::::::::::

    (東電前アクションの申し入れ書)

     

                                2011年7月8日

    九州電力株式会社
    代表取締役会長 松尾新吾 様
    代表取締役社長 眞部利応 様


                                                                東電前アクション!


                  申し入れ書

     

     2011年3月11日の東日本大震災を引き金に起こった福島第一原子力発電所(以下、原発)の大事故発生以降、全国の点検で停止した原発はすべて再稼働することなく止められた状態が続いています。

     

     私たちは、福島第一原発の事故によって、どれだけ多くの人々の平和な日常の営みが破壊されてしまったか、そしてその事故が発生してから三か月経ったいまも収束・収拾される見通しすら立っていないこと、そして原子力安全委員会の「原発の安全指針」そのものが抜本から見直すとされている現状を考えれば、停止している原発が再稼働されないのは至極当然のことと考えています。

     

     しかし、貴社九州電力は、貴社が操業する玄海原発の停止している2号機、3号機の再稼働にあくまでこだわり、玄海町や佐賀県知事、そして政府に再稼働を容認するよう強く働きかけています。私たちは、貴社のそのような態度に抗議します。

     

     玄海原発は、井野博満東京大学名誉教授が指摘しているように、1号機では深刻な老朽化が進み、中性子がもたらす原子炉の劣化による原子炉爆発の危険性すら指摘されています。また、3号機では猛毒で事故も起きやすいと指摘されるプルサーマル燃料が使用されています。

     

     また、貴社は「玄海原発の安全性が確認された」などとしていますが、貴社および原子力安全・保安院が「対策」を施し、確認されたのは「津波対策」の一点であるように見受けられます。すでに報じられているように、福島第一原発では津波到達以前の地震の段階で原子炉と周辺機器が深刻な損傷を負っていたことがあきらかにされています。また、言うまでもなく「老朽化」の問題が数日の点検で解決するとは考えられません。そして、「安全指針」そのものが見直される現状で確認される「安全」に私たちは安心することなどできません。

     

     貴社は、玄海原発の宣伝パンフレットで、原発周辺の豊かな自然や歴史的遺跡を紹介していますが、原発が一度シビアアクシデントを起こしてしまえば、その豊かな自然も歴史的遺跡も一瞬にして破壊されてしまうことは、福島の現状を見ればあきらかなのではないでしょうか。

     

     そして、朝鮮半島に最も近い玄海原発の危険は、日本で生活する人々のみならず、周辺諸国の人々にも多大な影響を及ぼすであろうことを危惧するものです。海に大量の放射能汚染水を投棄して「海洋犯罪国家」になってしまった日本が、これ以上周辺諸国を原発事故に巻き込むことは絶対に許されません。

     

     最後に、貴社九州電力は、6月26日の「県民向け説明会」において、玄海原発関連業者らに一般市民を装って「原発賛成」の意見をメールで集中させるという「やらせ問題」が発覚しました。世論を誘導どころか捏造して「安全」をアピールして、九州から西日本、隣国まで危険に晒す原発を推進しようなどということはまったく許されず、その道義的な責任は重大であると指摘せざるを得ません。

     

     以上のような観点から、私たちは貴社九州電力に以下のように申し入れます。

     

    1, 玄海原発の2号機、3号機の再稼働を断念してください。

     

    2, 深刻な老朽化が指摘される玄海原発1号機はただちに廃炉の手続きに入ってください。

     

    3, 玄海原発の各原子炉や周辺機器の状況について、広くマスメディアや市民を施設内に立ち入れさせることを含めて、情報公開してください。

     

    4, 貴社が現在稼働させている全ての原発を即時停止して下さい。

     

    5, 九州電力経営陣は、「やらせメール」問題の責任をとって、総退陣してください。

     

    以上、私たちは要求します。

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