虹とモンスーン

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三里塚-反空港

案内 : 一般社団法人三里塚大地共有運動の会 12.1 第2回総会記念集会

_20191019_203619一般社団法人三里塚大地共有運動の会
12.1 第2回総会記念集会

〇日時:12月1日(日)午後1時30分開場・午後2時開始/資料代 500円

〇会場:東京・文京シビックセンター4階シルバーホール(後楽園駅・春日駅/
地図裏)
   
総会記念集会


・主催者挨拶・総会報告  山口幸夫さん(代表理事)

・三里塚から  加瀬勉さん(元三里塚大地共有委員会代表

〈2〉)
・三里塚から  柳川秀夫さん(三里塚芝山連合空港反対同盟)

・法人活動報告 三里塚大地共有運動の会

・三里塚現地報告 山崎宏さん(横堀)

・講演  大道寺毅さん(羽田空港を監視する会)
「首都圏空港機能拡張は何を突きつけているか—羽田空港から考える」

       
・連帯発言

主催:一般社団法人三里塚大地共有運動の会
共催:三里塚芝山連合空港反対同盟(柳川秀夫代表世話人)
   三里塚空港に反対する連絡会

連絡先▼東京都渋谷区初台1-50-4-103 TEL03-3372-9408 FAX03-3372-9402
                  https://kyouyu-undou-no-kai.blogspot.com/
                           

              第2回総会記念集会へ

 一般社団法人三里塚大地共有運動の会は「三里塚闘争に連帯し,三里塚大地共有運動を継承し発展させることを目的」に、1966年からの三里塚一坪共有運動、83年からの再共有化運動を受け継いで、2018年10月に設立されました。

 成田空港では2018年3月、夜間発着時間拡大など空港機能強化が決定され、田村明比古成田空港社長の第3滑走路運用開始目標の2020年代半ばへの前倒し表明など、移転を強いられ、騒音被害を受ける住民を無視した空港拡大が続いています。同時に「所有者不明土地対策」を口実とした共有地取り上げの法制化の動きが進められています。

 この1年、三里塚大地共有運動の会は全国の共有者に呼びかけ、法人への登記変更に着手し、三里塚現地共有者会議の開催、台風被害カンパ、三里塚現地でのイベント・行動に取り組んできました。設立1年を迎え、第2回総会の記念集会を12月1日に開催します。

        羽田空港新飛行ルートの人権無視・環境破壊

 また、集会では大道寺毅さん(羽田空港を監視する会)から「首都圏空港機能拡張は何を突きつけているか—「経済活性化」が人々を押しつぶす時代への舞い戻り—羽田空港から考える」をテーマに講演をしていただきます。

 国交省は、首都圏空港機能強化政策として成田空港機能強化とセットで羽田空港の新飛行経路の運用を開始(2020年3月29日)し、国際線を年間約3・9万回増便を決定しています。新ルート下の住民は、人権無視・環境破壊だとして抗議を表明しています。羽田空港機能拡大の問題を探っていきましょう。

 12.1記念集会にご参加ください。

【三里塚】台風15号による横堀研修センター被害の修繕カンパに御協力お願いします

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P9141773[1]台風15号による横堀研修センター被害の修繕カンパに御協力お願いします

 1口 1000円

 【目標額/トイレ修繕費10万円+納屋修繕費20万円】

★かならず「台風被害カンパ」と明記してください。

ゆうちょ振替口座/口座記号番号 00130―6―697201
         口座名称 一般社団法人 三里塚大地共有運動の会

一般社団法人三里塚大地共有運動の会 2019年9月17日

連絡先/〒151―0061 東京都渋谷区初台1―50―4―103 一般社団法人三里塚大地共有運動の会
電話  03―3372―9408 /FAX  03―3372―9402
/メールアドレス kyoyu@sanrizuka.net

 9月8日から9日かけて首都圏をおそった台風15号は、9日未明千葉市に上陸し、東関東自動車道をなぞるように北東に進みました。千葉市や成田市で観測史上最大の風速を記録する強い台風でした。千葉県内では電柱や木々が倒れ、大停電が発生し、住宅や農業用ハウスなどに大きな被害がありました。

 63万軒に及ぶ停電は、当初11日中の復旧を目指すとされましたが、被害は広範囲で、完全復旧の見込みは次々と繰り延べられ、現在では27日とされ、1週間を経過しても、いまだ、75000軒が停電し、15000軒が断水しています。

 空港周辺の成田市、芝山町、多古町でも停電・断水が続き、私たちの闘う仲間も被害を受けています。三里塚空港反対闘争の拠点である横堀農業研修センター(旧・労農合宿所)では、納屋の屋根や壁の一部が飛び、トレイが横倒しになりました。

 9月13日事務局会議では、緊急の現地入りとともに研修センター修繕などの「台風被害カンパ」、修繕作業などを取り組むことを決めました。皆さん、御協力お願いします。


配信:トイレ■9月14日、横堀農業研修センター応急補修と現地調査の報告

 9月14日(土)三里塚大地共有運動事務局と中川憲一さん(元管制塔被告団)は、3人で三里塚現地に行きました。

 台風通過の2日後、千葉の仲間から「横堀農業研修センターのトイレ、納屋の屋根が飛んでいる。トイレそのものが横倒しになっている。東峰・ワンパック鶏舎の屋根も飛び、ソーラーパネルのインバーターを設置した小屋が倒壊。横堀鉄塔は竹が倒れているものの、農民像は無事」という報告が届いていました。

 緊急でしたが、私たちは、水・缶詰、ブルーシートなどを持参して京成東成田駅に午前10時過ぎに集合。天気は曇。倒木、壊れたビニールハウス、屋根にブルーシートが張られていたところなどが目立ちました。いまだに停電、断水が続いており、深刻な生活被害が続いているようです。
  
以下、訪問した順で報告します。

 ① 木の根ペンション―被害なしでしたが、停電中。念のためにブレーカーが落としてありました。

 ②柳川秀夫さん宅(芝山町香山新田)―畑に被害、裏の木が倒れ電線に引っかかっています。停電は1日だけでしたが、発電機もあり、自力で乗り越えました。里芋の葉、シートで覆った野菜も被害を受けています。

 柳川さんは、畑に野菜の種を撒く作業中でしたが、次のように話していました。

 「台風が通過する時はすごかった。大変だよ。電気は一晩だけだったらよかった。裏庭の大木が半分から折れた。家に直撃しなくてよかった。俺のところはまだいいほうだ。ニンジンとか野菜は出荷できない状態だ。秋の野菜は値段が高くなるな。ハウス農家は、ビニールが吹っ飛んだり、パイプが折れたりで大変だ。立ち直れないほどだ。稲刈りが終っているところはいいが、稲が倒れて収穫できず、収穫したものは乾燥機に入れるが停電で乾燥できずに芽が出てきてだめになってしまう。田んぼの被害は大きいだろう。秋の台風のはじめだからな。また来たら大変だよ」。

 ③横堀鉄塔と案山子亭(芝山町香山新田)―停電中。手前の誘導路下のトンネルも停電。建物に被害はないものの、周囲の竹や木が倒れています。電話ケーブル切断で固定電話も停止中。倒れた竹、木を切ったり、草刈りが必要です。整備作業の応援が必要です。

 ④横堀農業研修センター(芝山町香山新田)―停電中。固定電話停止中。竹が多数倒れています。竹の撤去作業をして車を庭に入れた。トイレは、横倒れになっており、屋根・壁等が吹き飛んでいます。納屋も強風と雨で被害を受け、老朽・腐敗をさらに促進。母屋、フリースペース、ポンプ小屋は無事でした。

 私たちは、破壊されたトイレの前面の屋根を取り外し、ロープで引っ張り、横倒れの状態から原状に戻しました。明日からの雨の打撃を避けるためブルーシートを張りました。これらはとりあえずの応急処置であり、今後、修繕のための作業などを設定する必要があります。当然、トイレ修繕のための新たな材料などを購入するためのカンパ、また納屋修繕も含めたカンパが必要で全国の仲間に訴えることを再確認しました。

 ⑤石井紀子さん宅(成田市川上)―石井さんは不在。事前の報告によると入り口の杉の木が倒れていたが、すでに撤去されていました。停電は5日間、ロウソクで過ごしていたとのことです。

 ⑥らっきょう工場(成田市東峰)―停電は4日間。訪問時は休日。空港会社が植えた防風林が数本、工場に向かって倒れ、除去されず放置されたままでした。旧出荷場前の荷物小屋がバラバラになっていたほか、空港会社が設置した「騒音避難プレハブ」や仮設トイレが横倒しになっていました。

 ⑦東峰・新出荷場は、鶏舎の屋根が飛び、トタンの屋根が木にぶら下がったままでした。屋根を失った鶏舎のなかの鶏は元気でした。

 ⑧加瀬勉さん宅(香取郡多古町牛尾)―加瀬さんは停電でも断水でも、とても元気でした。井戸水を耕運機で近所に配ったり、近所の被害状況を写真撮影したりして活躍中です。多古町は七割が停電と断水。固定電話も携帯電話もつながりにくい。店舗も閉店。停電はあと2週間続くようですが、ガスはプロパンなので、調理はできます。

 加瀬さんは、開口一番「電気がつかないけど、テレビ、パソコン、読書から解放され、さまざまなことを考える時間ができている。満月の下、野外で虫の響きを感じながら食事だ。早朝は白々と明けていく空に感動してるんだ。こんな解放感を味わったのは生まれて初めてだ」と述べてました。

 さらに「牛尾集落50軒中、電動ポンプの井戸は10軒、手押し井戸は5軒。発電機があれば、水は出る。さらに高谷川や栗山川、山からのわき水など、水は充分にある。だからあわてる必要ない。コンビニは停電で休業中だ。水はコンビニで買うものという発想だからだめなんだ。濾過すれば飲み水もできる。自然に対する自給自足のゲリラ戦の思想があるから、こういう時に生かせるんだ」と強調していました。ペットボトルの水を持参したのが、恥ずかしかったです。

 私たちは、加瀬さん宅に上がり、三里塚闘争史館のように歴史的な写真や書類等が並んでいる部屋で、コーヒーをご馳走になりながら、台風後の対応などについて話を伺いました。

 ⑨行き帰りの道では、いたるところで杉の植林が倒れていました。農業用ハウスは骨組みだけとなり、その骨組みも押しつぶされたようにゆがんでいました。

 通行量の少ない道路では、いまだ倒木が放置され、通行できないところがありました。辺田でも、道路を横切るように田んぼに向かって杉の木がたおれ、電線を切断していました。信号機も各所で消えており、空港南側入り口である第6ゲート(旧5ゲート)前の千代田交差点は交通量が多いにもかかわらず、消えていました。しかし、そこから500メートルほどの横宮交差点は正常に動いています。

 コンビニは、営業中のところもあれば、停電で閉店のところもありました。停電の場所はまだらです。東峰のコンビニは営業しており、弁当などは普段どおりですが、冷蔵庫内の冷凍食品やノンアルコール飲料は空っぽでした。

 農業の被害が大きいことは、少し見ただけでも実感できました。しかし、停電と断水の影響は、じわじわと生活を脅かしており、外から眺めただけでは判りません。早急な復旧や支援が必要と感じました。

報告:7.14東峰現地行動

配信:三里塚デモ写真 7月14日、三里塚空港に反対する連絡会は、東峰地区で「飛行制限時間緩和を許さない! 成田空港「第3滑走路」計画を撤回せよ! 反原発—再稼働やめろ!沖縄・辺野古新基地建設反対!」を掲げて「7・14 東峰現地行動」を行い、40人が参加した。

 成田国際空港会社は、人権破壊、安全軽視と空港公害のまき散らしでしかない第三滑走路を2020年代半ばまでに完成させ、さらに2020年東京五輪・パラリンピックによる便数増加に対応するために飛行時間(現行午前6時から午後11時まで)を1時間延長するという計画を打ち出した。だが、騒音被害を実際に受ける飛行ルート直下の芝山町・横芝光町住民はあくまで飛行時間の延長を認めることができないと反対している。住民は「空港騒音断固反対」「わたしたちの静かな生活環境をこわすな」などの看板を掲げ抗議している。

 しかし、空港会社は、住民の声を無視して、19年の冬ダイヤ(10月)から飛行時間延長を強行することを明らかにしている。四者協議会(国・千葉県・空港会社・周辺自治体/2月4日)も空港利権の拡大を優先し、住民に圧力をかける始末だ。参加者は空港会社の居直りを許さず、闘う三里塚農民・住民と連帯して空港内にある東峰地区開拓道路にむけてデモを行った。

 旧東峰共同出荷場跡で前段集会が行われた。

 山崎宏さん(労活評現闘/横堀地区)は、「空港会社は夜間飛行時間の1時間延長を10月から実施すると言っている。第三滑走路計画も押し進めている。騒音被害を受ける横芝光町住民は強く抗議している。空港会社の利益を優先したやり方に強く反対の声をあげていきたい」と訴えた。

 続いて石井紀子さんから寄せられたメセージが読み上げられた。

 石井さんは、「沖縄を思う成田の会」の主催で上映された「沖縄スパイ戦史」を観て「沖縄について知らなかったことが多すぎるのです。……もっとこういう埋もれている沖縄の歴史を掘り起こしていこうと思います」と述べ、「とにかくアベを止めたい、ひきずり落としたい。沖縄にこれ以上の罪を重ねないよう政治の流れを変えていかなければなりません。皆さん一緒に頑張りましょう」と訴えた。

  渡邊充春さん(関西三里塚闘争に連帯する会)は、冒頭、「いつも三里塚に来ていた釜日労の山田将夫さんが1月に亡くなった。釜日労の仲間が山田さんの遺影を掲げてデモをする」と発言。また、一般社団法人三里塚大地共有運動の会の関西における取り組み、一坪共有者名簿を通した連絡の積み上げなどを報告した。

 さらに「反空港全国連絡会は、泉州沖に空港を作らせない住民連絡会、石垣島、静岡空港に反対する仲間、三里塚の仲間、羽田空港に反対する仲間たちともに活動している。関西新空港は、台風(18年9月)による連絡橋破壊の被害で安全を無視した運用が浮き彫りになった。今年から関西新空港、神戸空港、伊丹空港が一体的に運用されるが、安全無視の利益優先の姿勢は相変わらずだ。九月八日に関西新空港反対現地集会を行う。4月2日に伊丹空港にオスプレイが緊急着陸した。軍用航路の調査の目的の狙いがある。私たちは空港の軍事利用に対する抗議を行った。石垣島、宮古島に自衛隊ミサイル基地が建設された。南西諸島への自衛隊配備と空港建設の連動の危険性に注意しなければならない」と強調した。

 繁山達郎さん(一般社団法人三里塚大地共有運動の会)は、会の活動報告、一坪共有地運動に敵対する所有者不明土地対策法に対する批判と今後の対策について発言した(「一坪共有地運動に敵対する表題部所有者不明土地の登記・管理適正化法に反対する」/連絡会声明・別掲)。

 デモに移り、開拓道路から空港滑走路に向けて「飛行制限時間緩和をやめろ!成田空港「第3滑走路」計画を撤回せよ!住民追い出しを許さない!三里塚空港粉砕!」のシュプレヒコールを響かせた。

 再び旧東峰共同出荷場跡で集会の後半を続けた。

 釜日労は、「山田さんはいろんなところで頑張ってくれたメンバーだった。今日は皆さんに報告するために参加しました」と発言。

 平野靖識さん(東峰地区/らっきょう工場)は、「18年4月の火事後、皆さんに応援していただき新しい冷蔵庫を設置できた。若い新社長の下で頑張っています。社会的な信用力も高まった。近くの鉄パイプで囲まれた部分が東峰の一坪共有地だ。三里塚大地共有運動の会に登記を集めていない共有者が法人に登記を移していくのに協力していきたい」とアピール。

 続いて高見圭司さん(スペース21)、三里塚勝手連、田んぼくらぶから発言があった。

(Y)

 
 
一坪共有地運動に敵対する所有者不明土地の登記・管理適正化法に反対する

    三里塚空港に反対する連絡会


 安倍政権は「所有者不明土地対策」を口実に一坪共有地強奪の法整備を進めている。

 5月17日、所有者不明土地登記・管理適正化法(表題部所有者不明土地の登記及び管理の適正化に関する法律)が成立した。この法律は所有者不明土地対策法の第2弾。「表題部所有者不明土地」の登記・管理の適正化を図る措置として、

(1)
登記官に所有者探索のための調査権限付与、探索結果を登記に反映。
(2)所有
者を特定できなかった「表題部所有者不明土地」について、裁判所の選任した管理者の管理を可能とする内容。「管理」には草木伐採、売却が含まれる。

 17年、安倍政権は成長戦略のひとつとして「所有者不明土地対策」を打ち出した。空き家問題や防災を口実にしているが、リニア建設など大型開発促進が真の狙いだ。18年3月に決定された2030年成田第3滑走路建設計画も無関係ではない。

 18年6月、法制化第一弾として、所有者不明土地特別措置法が成立。公共事業での所有者不明土地の収用における収用委員会の関与が廃止され、申請も決定も知事のみでできる制度に改悪された。

 今回の法制定によって、所有者不明土地は登記官が調査して所有者が分からない場合、代金を法務局に供託して、裁判所任命の管理者から買収できることになった。共有者の一部を特定できない共有地も所有者不明土地となる(法務省民事局ホームページから)。

 さらに来年には第3弾として、登記の義務化、土地所有権の放棄確認緩和などの法制化が計画されている。これが成立すれば、これまでの法律と合わせ、登記期限までに相続登記がされない共有地を、法務局に代金を供託するだけで強制買収できることになる。

 まさに一坪共有運動の圧殺を狙う悪法だ。

 1966年、三里塚闘争開始直後に始まった三里塚一坪共有運動は、83年からは再共有化が取り組まれ、五三年間闘いが続いてきた。昨年10月、加瀬勉さん・柳川秀夫さんの呼びかけで三里塚大地共有委員会を受け継ぎ、一般社団法人三里塚大地共有運動の会(山口幸夫代表理事)が設立された。全国の共有者に呼びかけ、共有地の管理・登記変更に取り組んでいる。

 共有運動に敵対する法制定に反対し、一坪共有地を守り抜こう。 

     2019年6月

案内 : 三里塚 7.14東峰現地行動

3Screenshot_20190527-010036~2三里塚 7.14東峰現地行動



◦日時:7月14日(日)午後1時

◦場所:旧東峰共同出荷場跡(千葉県成田市東峰65-1)/集会後、開拓道路に向け
てデモ

◦会場への行き方:京成東成田駅地上 12:00集合 迎えの車待機
10:34発  京成上野特急 →11:41着 京成成田→11:52発  京成成田 →乗り換え 
京成東成田線(普通) [芝山千代田行き]→11:57着  東成田 

◦主催:三里塚空港に反対する連絡会
連絡先:千葉県山武郡芝山町香山新田90-5/電話:FAX0479-78-8101



飛行制限時間緩和を許さない! 成田空港「第3滑走路」計画を撤回せよ!   
反原発―再稼働やめろ! 沖縄・辺野古新基地建設反対!


◆安倍政権打倒!

 安倍政権は世界のどこでもアメリカと共に戦争ができる体制を作るために憲法改悪を目論んでいる。労働者・人民を戦争に動員するためにナショナリズムと排外主義をあおり、挙国一致体制を構築しようとしている。民主主義と完全に対立し、一切の差別と戦争の元凶である天皇制を強化し、戦争と天皇制に反対する者の存在を許さない社会作りである。

 安倍は沖縄の辺野古への米軍新基地建設を、沖縄住民の反対の意志を踏みにじって一方的に推し進めている。そのやり方は一片の民主主義も存在せず、ただ強権をもって進めるのみである。これに対して沖縄の住民はあらゆる手段を使って、体を張って粘り強く闘い抜いている。

 民主主義を破壊し、戦争の道を突き進む安倍政権を打倒しなければならない。

◆やめろ! 人権・環境破壊の飛行時間制限緩和

 三里塚においては成田国際空港会社が第三滑走路を2030年度までに完成させ、2020年東京五輪・パラリンピックによる便数増加に対応するためだとして飛行時間(現行午前6時から午後11時まで)を1時間延長するという計画を打ち出した。

 1月、夏目誠空港会社社長は、「第3滑走路建設など成田空港のさらなる機能強
化について地域の思いをしっかりと胸に刻み、全力で取り組みたい。A滑走路の夜間飛行時間制限緩和もできるだけ早く実施したい」と語った。夏目は昨年より、飛行時間の延長を1年前倒しで19年の冬ダイヤ(10月27日から)実施したいとしていた。

 これについては2月4日の四者協議会(国・千葉県・空港会社・周辺自治体)において合意された。しかし、騒音被害を実際に受ける飛行ルート直下の芝山町・横芝光町住民はあくまで飛行時間の延長を認めることができないと反対している。横芝町住民は「空港騒音断固反対」「わたしたちの静かな生活環境をこわすな」などの看板を掲げ、抗議や不安を強く表明している。

 空港会社は滑走路建設などの用地確保に向けて地元で移転、土地買収の動きを進め、空港会社は現時点で地権者の大多数の同意を得たと発表している。

 用地買収については移転補償や地域振興策などの問題が山積し、飛行時間延長の問題同様、地域の住民の意志と目先の利益のみを優先させる行政の思惑との間には対立があり、空港会社の住民の意志を無視した進め方には懐疑と反発の声が上がっている。

 3月末には横芝光町の水田で航空機の金属プレートが発見された。飛行直下の住民は騒音被害と共にこうした落下物の危険にもさらされることになる。

 住民の生活を破壊し、不安を増大させる第3滑走路建設、飛行時間延長に反対し
ていこう。用地内東峰・天神峰の住民追い出し、農地強奪を許さず、連帯して闘おう!(2019.5.20)

◆一坪共有地運動に敵対する所有者不明土地の登記・管理適正化法

 5月17日、参院で「表題部所有者不明土地の登記・管理適正化法」が成立しました。この法は、所有者不明土地(①不動産登記だけで所有者が判明しないか連絡がつかない土地②相続手続きをせず、相続登記をしていない土地)を売却可能にする悪法です。

 例えば、一坪共有者が死亡し、相続手続きをしていない一坪共有地は、この法の適用対象となります。法務局は、所有者が特定できないと認定し、裁判所が選任した管理者による売却が可能となり、売却した代金は供託にするのです。法務省は、この法に加えて、来年には売却がやりやすいように①相続登記を義務化し、期限内に手続きをしていない土地は売却可能②土地所有権の放棄確認の緩和の立法化もねらっています。

 現在行われている一坪共有地の一般社団法人三里塚大地共有運動の会への登記
移転がますます重要な取り組みとなってきます。ぜひ御協力ください。 

詳細は
三里塚大地共有運動の会ブログを参照してください。
https://kyouyu-undou-no-kai.blogspot.com/


報告:三里塚芝山連合空港反対同盟(代表世話人・柳川秀夫)旗開き&東峰現地行動

配信:19三里塚旗開き 1月13日、三里塚芝山連合空港反対同盟(代表世話人・柳川秀夫)は、横堀農業研修センターで「2019反対同盟旗開き」を行い、40人が参加した。

 政府・国土交通省—成田国際空港会社は、2030年度までに第三滑走路の建設と飛行時間の延長など空港公害と環境破壊を拡大する空港機能拡大計画を明らかにした。とりわけ2020年東京五輪・パラリンピックによる旅客の増大を口実に飛行時間を午前5時から翌日午前1時までに延長するという睡眠破壊を拡大する人権侵害そのものだ。

 成田国際空港会社の夏目誠社長は、1月4日の社内訓示で国・千葉県・関係9自治体・空港会社からなる四者協議会などの推進派を自作自演で動員しながら「第3滑走路建設など成田空港のさらなる機能強化について地域の思いをしっかりと胸に刻み、全力で取り組みたい。A滑走路の夜間飛行制限緩和もできるだけ早く実施したい」と居直った。飛行時間の延長に反対する空港周辺住民は、「空港騒音断固反対」「わたしたちの静かな生活環境をこわすな」などの看板(横芝町)を掲げているように、抗議や不安などを強く表明している。旗開きは、第3滑走路建設反対と飛行時間延長を許さない闘いに向けた意志一致の場となった。

 開催にあたって司会の山崎宏さん(横堀地区/労活評現闘)は、「現地は国と空港会社による第三滑走路建設に向けて様々な策動がある。夜間飛行時間の延長によって飛行ルート下の住民は強い反対を示している。推進派は、強引に合意がなされたなどと言い、既定事実としてあるかのように宣伝している。芝山、横芝光町では根強い反対の動きがある。こうした反対派と連帯し、拡張反対を貫いていきたい」と発言した。

 柳川秀夫さん(反対同盟代表世話人)は、「去年は、共有地の法人化ということで一般社団法人三里塚大地共有運動の会を立ち上げた。1966年から一坪共有地運動が始まり、空港建設を阻む実力闘争の一環として取り組んできた。空港の巨大化は、地球の温暖化と深く関わっている。最近の天候の変化が激しい。かなり毎年、危機的状況を繰り返している。発展というのが物を消費し、増やしていくという考え方だ。格安飛行機が飛び、外国から人々がたくさん来るというのが本当の発展なのか。金儲けのことしか考えていない。三里塚闘争を通して次の新しい世界を創り出していこう」と訴えた。

 石井紀子さん(川上地区)は、「安倍首相がテレビに出てくるたびに消したくなる。ほんとにあの人の暴走をとめないとだめだ。今日は食べることについて話したい。何を食べるかということは、自分がどのように生きていくのかの選択だ。生命と活動を維持するために食べる。野菜たちのたくましい生命力を見るたびにこの命をもらっていかなければならないと思う。ワンパック野菜が去年から子ども食堂のお手伝いをするようになった。家族が集まって食べることがなくなり、子どもたちがスナック菓子で食事をすませてしまうという話を聞いて驚いた。孤食が話題となり、子どもへと広がっている。子どもたちが育ち、礎となる。野菜が皆さんの力になるように日々働いています。真剣にいいものを食べてください。今年も頑張りましょう」と述べた。

 平野靖識さん(らっきょう工場・東峰地区)は、「去年4月4日、東峰地区の樋ケ守男さん宅、三里塚物産の冷蔵倉庫を焼失してしまい大変申し訳なかった。去年はいいこともありました。三里塚物産の代表を退いて大森武徳君が代表になった。これまでの闘いを引き継いでくれる人だ。大量生産・大量消費を見直していこうという地球的課題の実験村を取りくんでおり、木の根ペンションも使っている。一坪共有地の法人化によって態勢が強化され、長く闘っていくための戦略的対峙の状況にある。今年もよろしくお願いします」と発言。

配信:東峰現地行動 加瀬勉さん(元三里塚大地共有委員会代表)は、昨年末、市東孝雄さん(北原派反対同盟/天神峰)裁判の千葉地裁不当判決に触れ、「市東さんの土地の地主は空港会社に黙って売り渡していた。市東さんはちゃんと地代は払っていたにもかかわらず、裁判所はこれらの経過を無視して明け渡すのは当然だと判断した。さらに補償してるから生存権を脅かすものではなく、職権の乱用でもないとしている。シンポジウムの合意は、強制権の問題まで合意したわけではない。強制権は存在している。裁判所は、ことごとく空港会社の主張を追認し、市東さんの土地を収用することは当然だという主張だ」と糾弾した。

 さらに「国がシンポジウムで謝罪し、強制収用はしない、話し合いをするとい
う評価がある。市東裁判判決は、政府が一貫して強制収用の姿勢を崩していないことを示している。謝ることと、強制収用はまったく別の次元の話だ。混同してきたのが、われわれの反省点だ。三里塚の弾圧手法を今、沖縄で使っている。三里塚闘争と沖縄基地反対闘争は、運命共同体だ。革命的警戒心を持って緊張感を持って闘っていこう」と決意を表明した。

 発言は、清井礼司弁護士、高見圭司さん(スペース21)、日米安保終了を通告する会、、渡邊充春さん(関西三里塚闘争に連帯する会 、関西三里塚相談会)一般社団法人三里塚大地共有運動の会、田んぼくらぶなどから行われた。最後に「団結ガンバロー」を行い、二〇一九年の闘いの団結を打ち固めた。

 旗開き終了後、三里塚空港に反対する連絡会の呼びかけで旧東峰共同出荷場跡に移動し、開拓道路に向けてデモが行われた。成田空港滑走路に向けて、「飛行制限時間緩和を許さない!成田空港「第3滑走路」計画を撤回せよ!」のシュプレヒコールを行った。

(Y)



報告:一般社団法人三里塚大地共有運動の会設立報告12.2集会 加瀬勉さんの集会発言要旨

加瀬勉さん加瀬 勉(三里塚大地共有委員会〈2〉代表)

 三里塚大地共有委員会代表辞任

 東峰堀越昭平君の後を引きづいてまいりました三里塚大地共有委員会代表を11月28日法人化設立総会をもって辞任したことを報告申し上げます。長い間ご協力ありがとうございました。

 三里塚闘争の歴史的評価

 東京第二国際空港の建設計画は、その規模において3000ヘクタール。浦安、木更津、霞ヶ浦、八街、富里、三里塚の闘争へと引き継いでまいりましたが、三里塚空港は規模にして1050ヘクタールに縮小、その用地の半分は下総御料牧場、千葉県の竹林400ヘクタール、3500mの滑走路は完全に建設を阻止することができました。彼らの野望を完全に挫くことができませんでしたが、日本人民の闘争として歴史的な任務を果たしてきたと思います。

 新たなる空港機能拡大計画

 空港機能拡大計画は、50年闘ってきた経験とは違う新しい側面が出てまいりました。①強権政治を我々に阻止された権力は、地元誘致、地元からの要求の可能拡大計画として表れてまいりました。成田、芝山、多古、横芝光待ちの空港関係自治体には空港と地域の共存共栄の政策によって「空港対策協議会」が組織されています。それに商工会議所、空港を誘致する会を組織して地元容貌の空港計画として表れてきました。②空港機能拡大計画を懇切丁寧に説明してご理解をいただくと称して、関係自治体、関係地域、関係集落において140回の説明会を開いてきました。③その機能拡大計画は新たなる用地1000ヘクタール。3500mの新滑走路の建設、2500mの滑走路の3000m延長、2000戸の住民の立ち退き、50万回の増便、10年計画を内容とするものでした。

 権力の攻撃の特徴

 ①地元誘致の空港 ②140回の説明会 ③関係自治体庁舎に空港会社が社員を出張して80人態勢をとっている。 ④部落長を通じて繰り返しアンケート用紙を配布して一人一人の意見要望を把握している。 ⑤空港会社が多古、横芝の学校で空港は良いものであるとの出前特別授業を行っている。 ⑥地域住民を空港見学に招待している。

 成田、芝山、多古、横芝光待ちの四者協の動向


 国土省、空港会社のこれらの策動は4者協との合意、許可のもとで行っている。空港交付金の増額、新たなる空港機能拡大による労働市場の確保、振興政策の要求を掲げている。国土省、空港会社はその内容を現段階では提示できないでいる。空港機能拡大はペーパープランである。11月末日に関係自治体は改めて振興計画の要望を提出した。四者協・首長の選挙に一票を投じたかもしれない。彼らは市民・町民の代表であると思い上がっている。選挙に一票投じたからといって主権在民の基本権、財産に関する基本権、職業選択の自由、居住権の自由、思想信条の自由、健康で文化的な生活を送る生存権をゆだねているわけではない。空港用地に土地を売れ、騒音で立ち退け、騒音地獄の中で生活しろと基本権を蹂躙介入している行為は許されるものではない。我々は四者協に運命を一任してはいない。奴隷ではない、国土省、空港会社と四者協の合意と住民との合意はまったく違うことである。四者協との合意をもって住民と合意したとはもってのほかである。

 地域住民と政治団体の動向

 ①140回の説明会の中で出てきたのは空港建設によって地域格差がはつきりとうまれてきたこと ②騒音被害、騒音A・B区域による集落分断、騒音補償家族人員制でなく家面積に、トイレ、風呂場、作業場に対する補助、航空機燃料によるビニール、農産物の汚染、騒音測定値の違い、騒音健康被害に対する追跡調査の要求 ③住民の要求を運動化する主体が存在しない。騒音反対の看板は集落住民で立てているが個人が孤立し奮闘している。 ④政党は空港建設反対、機能拡大反対の立場に立っていない。住民対策をたてよ、振興計画を充実させよと言っているだけである。 ④地域には戦前の革新運動の歴史があり、地区労など地域安保共闘の主体があったのだが、今は解体されてその存在はない ⑤新たなる住民運動の現段階ではない。

 新しい酒は新しい革袋に

 ①フランス革命は貴族社会を打ち倒し、自由、平等、博愛の人権宣言を世界に発した ②マルクスは労働者に国境はないと言った。ロシア革命は農奴社会を解放して万国の労働者は団結せよと宣言した。 ③中国革命は半封建、半植民地の社会を解放した。三大紀律八項注意人民に奉仕する思想の主体によって革命を成功させた。 ④ベトナムのホウチミン首席はアメリカ帝国主義の枯れ葉作戦焦土のなかで、我々には田畑もある美しい山川もある祖国解放戦争に勝利してもっと美しい、もっと美しい祖国を建設しようと呼びかけた勝利した。

 三里塚闘争の思想

 支援、助ける。共闘から三里塚闘争はわが闘争、三里塚の農民と我々は運命共同体である、と闘争の思想を発展させて闘ってきた。運命共同体、そして多くの同志が三里塚に命を捧げ厳しい弾圧の中、戦いを50年にわたって堅持してきた。土地は農民の命、土地なくしては農民の存在は無い。大地に命を土地に刻んで農民は生きてきた。その農民の土地を一坪共有地に、今度は法人化することになった。法人化全国運動は単なる空港建設の阻止の戦術ではない。法人化運動を発展させる新たなる三里塚闘争と農民との運命共同体の関係を創造しなければならない。法人化全国運動を発展させ、中で自己を変革し、自己を生まれ変わらせ新しい人民像を創造できるように努力しなければならない。10年一日の如く金太郎飴ではしょうがない。

 法人化出陣式のお祝い

 法人化の運動の出陣式。今日はお祝いの日であります。前田の爺さんにどぶろくを作ってもらって国税局長官を招待して乾杯するところであるが、前田さんが死んでしまったので残念ながらそれはできません。三里塚闘争に命を捧げた我が同志たち、管制塔戦士をはじめ厳しい弾圧に敢えて闘争の意思を貫いた同志たちに哀悼と敬意を表してインターナショナルを歌うところですが、斉藤茂吉の「赤光」「あかあかと一本の道とほりたり魂きわまるわが命なりけり」を吟じて私からのお祝いといたします。頑張ろう。

案内 : 2019反対同盟旗開き & 三里塚1.13東峰現地行動

■2019反対同盟旗開き
主催:三里塚芝山連合空港反対同盟(代表世話人・柳川秀夫)


日時:2019年1月13日(日)正午
 
場所:横堀農業研修センター
   (千葉県山武郡芝山町香山新田131/0479-78-0100)

参加費:1000円

【会場への行き方】:京成東成田駅地上 11時00分集合 迎えの車待機
【09:13発  京成上野特急 →10:21着 成田→10:32発  京成成田 →乗り換え 京成本線(普通) [芝山千代田行き]→10:37着  東成田】

■三里塚 1.13東峰現地行動
飛行制限時間緩和を許さない!
成田空港「第3滑走路」計画を撤回せよ! 

反原発―再稼働やめろ! 沖縄・辺野古新基地建設反対!


◦日時:2019年1月13日(日)午後3時

◦場所:旧東峰共同出荷場跡(千葉県成田市東峰65-1)/集会後、開拓道路に向け
てデモ

◦会場への行き方
①2019反対同盟旗開き終了後(午後2時頃)→旧東峰共同出荷場に車移動 
②京成東成田駅地上 14時00分集合 迎えの車待機/12:34発  京成上野特急 →
13:41着 成田→13:52発  京成成田 →乗り換え 京成本線(普通) [芝山千代田行
き]→13:57着  東成田 

◦主催:三里塚空港に反対する連絡会
 連絡先:千葉県山武郡芝山町香山新田90-5/電話:FAX0479-78-8101



2018.7.2 政府・国土交通省―成田国際空港会社は資本の利潤追求、軍事的機能の拡大の為に2030年度までの第3滑走路の建設と飛行時間の延長を骨子とする空港機能拡大計画を打ち出してきた。飛行時間の延長は2020年東京五輪・パラリンピックでの旅客の増大を口実に、午前6時から11時まで(例外的に12時まで)という現行の時間帯を午前5時から翌日午前1時までと大幅に延長するものである。国・千葉県・関係9自治体・空港会社からなる四者協議会は、この計画を推進するために住民説明会を各地区で行ってきた。騒音下に置かれる住民からは一斉に厳しい批判の声が上がり、断固反対が次々と表明された。この結果、空港会社は飛行制限時間を現行より1時間延長するという見直し案を提示し住民に説明した。

 関係自治体は住民の反対を無視し、交付金の増額・地域振興策と引き換えに空港会社の見直し案を受け入れ「早急に地域振興」と、前のめりになってきた。

 第3滑走路南端の飛行コースとなる横芝光町ではこれまでも平行(B)滑走路の騒音下で騒音被害を受けてきた地域の住民たちが強く反対し、町長も四者協議会の中で計画への同意を保留してきた。しかし、他の自治体が計画推進に積極的な中で「横芝光町だけが同意しないと、全体の計画が進まない」という「同調圧力」の中で3月12日、やむなく受け入れに同意した。

 これを受けて3月13日、四者協議会は第3滑走路建設、飛行時間の延長を決定
したとした。しかし、深刻な騒音被害を受ける横芝光町の住民達は地区の道路沿いに「空港騒音断固反対」「わたしたちの静かな生活環境をこわすな」などの立て看板を設置し、反対を続けている。また、芝山町の南部の騒音地域住民は「なし崩し的に合意した」と反対し、飛行時間の延長を中止することを求めている。成田市の空港予定地に住む東峰地区住民も、住民を無視して一方的に決定したことを批判し、生活を破壊する空港機能強化に反対する声明を出した。

 こうした反対の声を無視して空港会社は機能強化の計画を強行している。8月
30日、B滑走路(2500メートル)を北側に1000メートル延長するための地盤調査のボーリング工事を開始した。また、深夜の飛行便制限の撤回のため、新たな防音工事の受付を10月1日から開始した。

 空港会社・夏目誠社長は10月25日、飛行時間を1時間延長することについて「できるだけ早く実施したい」として2019年冬ダイヤで始める考えを明らかにした。その理由として「(飛行時間延長の)準備期間をできるだけ長く設けた方がよい」「空港間競争がますます激化する。航空会社に成田空港を重要な拠点と位置づけてもらうため早いほうがよい」などと上げている。こうした勝手な言い分に対しては、自治体関係者でさえも「C(第三)滑走路の計画が進まない中で、A滑走路の時間延長が既成事実化する」と警戒している。住民の反対を無視して一方的に機能拡大を推し進める空港会社を許すことはできない。

 沖縄の辺野古の新基地建設反対闘争、原発再稼働反対の闘い、全国の反基地・
反戦闘争、憲法改悪反対の闘いと連帯し、三里塚現地に結集し共に闘おう。

                   2018年11月29日

報告:12.2 一般社団法人 三里塚大地共有運動の会 設立報告集会

12.2集会 12月2日、「一般社団法人 三里塚大地共有運動の会 設立報告集会」が文京区民センターで行われ、84人が参加した。主催は、一般社団法人三里塚大地共有運動の会、共催が三里塚芝山連合空港反対同盟(柳川秀夫代表世話人)、三里塚空港に反対する連絡会。

 政府・国土交通省—成田国際空港会社は、グローバル派兵国家建設の一環として2030年度までの第三滑走路建設、夜間発着拡大、B滑走路再延伸など成田空港機能強化計画を決定し、空港拡大を進めている。反対同盟と支援は、横堀鉄塔と案山子亭、木の根ペンション、横堀研修センター、東峰と木の根の一坪共有地などの闘争拠点を守り抜いてきた。

 新たな反撃の闘いとして1966年8月から開始した一坪共有地運動の成果を継承し、
発展させるために反対同盟、三里塚大地共有委員会の呼びかけによって一般社団法人三里塚大地共有運動の会を10月に設立した。

 全国の仲間たちに向けて加瀬勉さん(三里塚大地共有委員会)は、「一坪土地
共有化運動は三里塚空港建設に反対する農民と全国の支援する人々との運命共同体の団結形態を創り出し三里塚闘争の発展に大きく貢献してきた。国家権力と空港資本は一坪共有地は承諾がなくても金銭買収できるとの最高裁裁判例を盾に共有地の強奪を行ってきた。三里塚反対同盟はこの無謀な攻撃に抗して一坪共有地法人設立の方針を決断した」とアピール。

 さらに柳川秀夫さんは、「(政府・空港会社による土地強奪にむけた)強制手段は放棄したのではなく、裁判所が強制収奪を行う新手を行使してきました。滑走路の増設や未買収の東峰部落等の計画を変えることなく続いており、共有地の役割は続いています。さらに今日に至っては空港拡張にも見られるように飽くなき発展の追求は深刻な人類の生存を脅かす状況に至っており、共有地の存在は本来の役目以上に広義なものになってしいます」と強調している。

 三里塚大地共有運動の会の「三里塚闘争に連帯し、三里塚大地共有運動を継承
し発展させる」(社団法人定款の目的)取り組みへの協力を行っていこう。詳細は、事務局へ(03-3372-9408)。

 集会は山口幸夫さん(三里塚大地共有運動の会代表理事)の主催者あいさつから始まり、「佐多稲子さん(作家)の一坪共有地を私の連れ合いが引き継いだ。身近に共有者がいますので私も協力していくと決めた。三里塚闘争の意義がきちんと問い直される時代だ。制度疲労が著しく進んでいる。民衆の闘いの原点を問い、もう一回考え直していく必要がある。会の主体は、会員の皆さんです。よろしくお願いします」と発言。

 加瀬勉さんは、力強く次のように訴えた。

 「三里塚闘争はわが闘争、三里塚の農民とわれわれは運命共同体である、と闘争の思想を発展させて闘ってきた。運命共同体として多くの同志が三里塚に命を捧げ厳しい弾圧の中、戦いを50年にわたって堅持してきた。土地は農民の命、土地なくしては農民の存在は無い。大地に命を土地に刻んで農民は生きてきた。その農民の土地を一坪共有地に、今度は法人化することになった。法人化全国運動は単なる空港建設の阻止の戦術ではない。法人化運動を発展させて新たなる三里塚闘争との農民との運命共同体の関係を創造しなければならない。法人化全国運動を発展させ、中で自己変革し、自己を生まれ変わらせ新しい人民像を創造できるように努力しなければならない。10年1日の如く金太郎飴ではしょうがない」。

 「法人化の運動の出陣式。今日はお祝いの日であります。前田の爺さん(前田
俊彦・「三里塚闘争連帯労農合宿所」の代表/1993年没)にどぶろくを作ってもらって国税庁長官を招待して乾杯するところであるが前田さんが死んでしまったので残念ながらそれはできません。三里塚闘争に命を捧げたわが同志たち、管制塔戦士をはじめ厳しい弾圧に堪えて闘争の意思を貫いた同志たちに哀悼と敬意を表してインターナショナルを歌うところですが、斉藤茂吉の『赤光』から『あかあかと一本の道とほりたり塊きはるわが命なりけり』を吟じて私からのお祝いといたします。頑張ろう」。

 柳川秀夫さん(芝山連合空港反対同盟代表世話人)は、「政府・空港会社は第三滑走路建設計画など、あいかわらず巨大開発を続けている。空港建設を阻む一坪共有地は、皆さんの思いが集積している。53年におよぶ一坪共有地運動は、共有地の相続の発生等、共有地の分散を考慮しなければならないことが多くある。その解決策として社団法人化を進めることになった。一坪共有地の木の根ペンション、加瀬さん所有地の横堀案山子を守り抜き、反撃の態勢を整えていきたい」と発言。

 事務局から「設立報告・登記変更説明」「代表理事に山口幸夫、理事に渡邊充春、大森武徳、監事に島田清作が就任している」ことなどを報告。今後の事務手続き等の説明が行われた。
 

 大森武徳さん(法人理事)は、木の根ペンションを中心にしたコンサート、イベント活動の動画を上映しながら共に広げていこうと呼びかけた。

 島田清作さん(監事)は、伊達判決を生かす会の代表であり、砂川闘争や裁判
闘争の取り組みを報告した。

 さらに「80年代前半、共有運動を取り組む立川のメンバーが次から次へとある集団に襲われた。一人は通勤途上で鉄パイプで襲われ、頭蓋骨骨折、足の骨折など重傷だった。なんとか一命はとりとめた。私の家にも何人も来て、『反対同盟に敵対する一坪運動から撤退しろ』などと夜中まで執拗に迫られた。立川反戦市民連合の仲間が命の危険にさらされるなかで迷ったが、重傷の仲間が『これからも一坪運動を続ける』と言ったので、私は今も一坪共有者として頑張っています。勝利するまで命をかけて、みんなで頑張りましょう」と発言。

 山崎宏さん(横堀地区/労活評現闘)は、第三滑走路建設をめぐる空港会社の策動、飛行制限緩和などを通した環境破壊に対する空港周辺住民の抗議などを報告し、2019年1月13日の反対同盟旗開き、東峰現地行動への参加を呼びかけた。

 連帯発言が加藤宜子さん(沖縄意見広告運動・東京事務局スタッフ)、根本博さん(泉州沖に空港をつくらせない住民連絡会)、平田誠剛さん(元管制塔被告団)、大道寺毅さん(羽田空港を監視する会)、斎藤春光さん(福島原発告訴団)から行われた。

 最後に参加者全体で里塚大地共有運動の会の拡大を誓い合った。

(Y)


案内 12/2 一般社団法人三里塚大地共有運動の会設立報告集会

y

12/2 一般社団法人三里塚大地共有運動の会設立報告集会

〇日時:12月2日(日)午後1時30分開場・午後2時開始

〇会場:東京・文京区民センター2A(春日駅・後楽園駅)

〇資料代 500円

  ◆設立報告集会(発言は予定)
・三里塚大地共有運動の会から 山口幸夫さん(法人代表理事)
・新たな共有運動の呼びかけ 加瀬勉さん(三里塚大地共有委員会)
              柳川秀夫さん(三里塚芝山連合空港反対同盟)
・設立報告  三里塚大地共有運動の会
・三里塚現地報告 山崎宏
・共有地活動紹介 大森武徳
・連帯発言 元管制塔被告団、関西、ほか

主催:一般社団法人三里塚大地共有運動の会
共催:三里塚芝山連合空港反対同盟(柳川秀夫代表世話人)
   三里塚空港に反対する連絡会
連絡先▼東京都渋谷区初台1-50-4-103 TEL03-3372-9408 FAX03-3372-9402


三里塚空港反対闘争
一坪共有地社団法人化全国運動参加への協力要請
 三里塚大地共有委員会代表 加瀬勉


 国家権力と航空資本の国際空港建設の暴政に抗すること5O年。

 生死を賭けた半世紀にわたる闘争は過酷にして栄光に満ちた戦いの連続であった。国家権力と空港資本の国際空港建設計画の野望は面積にして3000へクタールであったが1050へクタールに縮小させる成果を我々は勝ち取ることができた。

 空港建設阻止闘争は様々な独創的な戦いの形態を作り出していった。その中で一坪土地共有化運動は三里塚空港建設に反対する農民と全国の支援する人々との運命共同体の団結形態を創り出し三里塚闘争の発展に大きく貢献してきた。

 国家権力と空港資本は一坪共有地は所有者の承諾がなくても金銭買収できるとの最高裁判例を盾に共有地の強奪を行ってきた,三里塚空港反対同盟はこの無謀な攻撃に抗して一坪共有地法人設立の方針を決断した。

 時恰も自民党総裁選が行われ、新たに安倍三次内閣が発足した,安倍はA級戦犯岸信介、三里塚に空港建設を決定した佐藤栄作の親族であり、安倍は日本政治の極右の流れを代表する最も危険な政治家である。一強独裁・平和憲法改悪を第一の政策課題に掲げる反動内閣である。三里塚においては新たに空港機能拡大の野望を打ち出し着工せんとしている。三里塚空港反対同盟は決意を新たに一坪共有地法人化全国運動の決断をここに下した。三里塚闘争と日本の平和民主主義発展のために一坪共有地社団法人化全国運動にご協力を切にお願いしたい。

 2018年10月28日


一坪共有地社団法人化に向けて
三里塚芝山連合空港反対同盟代表世話人 柳川秀夫


 一坪共有運動は1966年8月に始まりました。

 周知のように農民の意見は重んじられる事なく空港建設は決定され、国の力の行使のみによる空港作りが進められました。

 反対同盟はそのような国の対応に実力をもって阻止することを決定しました。一坪共有運動もその一環でした。

 運動を進めるに当たり、空港問題が解決したら、元の地主に返すという事が決め事でもありました。再共有化の現在も同様です。

 共有地は空港公団の用地の取得を困難にする事はもとより、幾度も大きな闘いの場となり、犠牲を出しながら国家権力め横暴を広く世の中に曝け出し闘いへの共感を得る役割も担ってきました。

 そのような積み重ねの下、二期工事強制収用を目前にし、強行開港への闘いの成果もあった後、国との盛大なやり取りが公の場で行われ、建設決定と強行の非を国が認め、強制収用はなくなりました。

 しかし、強制手投は放棄したのではなく、裁判所が強制収奪を行う新手を行使してきました。滑走路の増設や未買収の東峰部落等の計画も変える事なく続いており、共有地の役割は続いています。

 さらに今日に至っては空港拡張にも見られるように飽くなき発展の追求は深刻な人類の生存を脅かす状況に至っており、共有地の存在は本来の役目以上に広義なものになっています。

 反対同盟は共有地に貫任を持つ義務があります,即ち空港問題を実質的に解決し、そして元の地主に土地を返すということです。

 53年になる年月は相続の発生等、共有地の分散を考慮いたさねばならないことが多くなります。その解決策として社団法人化を進めることになりました。

 ご協力をお願いいたします,

 2018年10月28日


【緊急声明】成田空港機能拡大工事着工に反対する声明

配信:空港図【緊急声明】
成田空港機能拡大工事着工に反対する声明


2018年9月1日

加瀬勉(三里塚芝山連合空港反対同盟大地共有委員会(2)代表)


 成田国際空港会社は二五〇〇m滑走路を北側に一〇〇〇m延長するための地盤調査のボーリング工事を開始した。また、夜間空港飛行制限を六時から深夜一二時まで延長、深夜の飛行便数制限の撤回のため新たなる防音工事の受付を一〇月一日より開始することを明らかにした。空港機能拡大の工事着工を直ちに中止せよ!

 空港機能拡大計画説明会を住民との協議合意の場と利用し、一方的に計画を住
民に強制し、四者協の合意を住民との合意と曲解し、今度の着工となった。説明会は説明会であり住民との合意ではない。四者協の合意は住民の合意ではない。住民無視、農地強奪、自然破壊、騒音地獄の発生と住民無視の生存権を脅かす空港機能拡大、工事着工計画を直ちに中止せよ。

 われわれはあらゆる手段をもって抗議行動を展開する。沖縄の辺野古の基地拡張計画、福島の原発汚染水を海に放流するための説明会、三里塚の空港機能拡大のための強行着工。政府と資本の強権政治に対し自らの生活を守るために連帯して闘うことを表明するものである。

報告:7.8三里塚—東峰現地行動

8東峰1 7月8日、三里塚空港に反対する連絡会は、旧東峰共同出荷場跡に結集し、「飛行制限時間緩和を許さない! 成田空港「第三滑走路」計画を撤回せよ! 反原発—再稼働やめろ! 沖縄・辺野古の新基地建設反対! TPP反対!」を掲げ、東峰現地行動を行い、55人が参加した。

 安倍政権の憲法改悪・グローバル派兵国家建設と連動して、国と成田国際空港会社は、3月13日、千葉県と空港周辺九市町で四者協議会を開き、2020年東京五輪・パラリンピックでの旅客の増大を口実にした飛行時間の延長(現行午前6時〜午後11時までを午前5時から翌日午前1時まで)、平行(B)滑走路の北側延伸、2030年度までの第三滑走路建設を強行することで合意した。

 自治体など推進派は、住民の反対を無視し、交付金の増額・地域振興策と引き換えに空港会社の見直し案を受け入れ「早急に地域振興策を」と、前のめりになってきた。住民の生活を破壊してでも一部の利害関係者の利益を追い求めるという姿勢で一貫している。

 しかし、各地区説明会では、移転対象となる住民、新たに騒音地域となる住民、騒音がさらに増大する騒音地域住民からは厳しい批判の声が上がり、断固反対が次々と表明された。

 横芝光町の騒音被害を受ける住民は「騒音だけが増えてメリットは何もない」と反対を表明。芝山町の南部の住民も「なし崩し的に合意した」と四者協議会の合意を批判し、飛行時間の延長を中止することを森田県知事に求めた。成田市の空港予定地内に住む東峰地区住民も、住民を無視した一方的な決定を批判し、生活を破壊する空港機能強化に反対する声明を出している。

 空港会社の夏目誠社長は、「機能強化に向けて手続きを着実に進める。地権者の同意を頂くことが早急に必要になっている」と称して用地業務推進室を設置し、土地の取得などを担当する用地部の職員を増員(80人)に増やした。すでに用地買収同意書をばらまき用地買収に着手した。つまり、空港会社の「親切、丁寧に」のスローガンとは真逆の態度で居直り続け、住民の人権・環境破壊、過密運航等
空港公害の拡大に突き進んでいる。このような推進派のねらいを許さず、闘う農民、住民と連帯し、木の根ペンションとプール、横堀大鉄塔と案山子亭、横堀研修センターなどの闘争拠点を打ち固め、スクラムを強化していこう。

 集会は、山崎宏さん(労闘—労活評議会/横堀地区)のアピールから始まり、「説明会で石井紀子さんが空港会社になにをもって合意がなされたのかと問いただしたら、空港会社の担当者は答えられなかった。ここに象徴されるように住民の話を聞く姿勢はない。形式的に説明会を行い、自治体首長が合意したというものだ。一方的な計画の押し付け、あらゆる権力を使って圧力かけ、大金をばらまきながら押し進めるというやり方は空港建設当初から今回の事態まで本質的には何ら変わるものではない。私たちは空港会社など推進派を許さず、第3滑走路建設反対!東京五輪を利用した飛行時間制限緩和に反対していこう」と訴えた。

 石井紀子さん(川上地区)は、強風続きの天候を語りながら、「オウム真理教の7人が死刑執行された。国家による大量虐殺だ。大量虐殺を行ったから同じようなことをするのか」と批判した。

 さらに、「今日は敬愛するじいちゃん(石井武さん)の命日だ。じいちゃんの思い出を語りたい。私が嫁に来たころ、もっぱら反対同盟の全国行脚をやっていた。援農や来客も多かった。じいちゃんは色々と喋っていた。内容もおもしろかった。ばあちゃんは飯がないのになと嘆いていたときもあった。小泉政権の時、公開討論をやって、絶対に負けないぞと言っていた。実現はしませんでしたが、本気だった。どこに出ても誰にも負けない正義と主張があると自信を持っていた。晩年は病気との闘いで苦労していたが、最後は苦しくむこともなく逝った。じいちゃんは東峰の墓地に分骨し眠っています。息子の恒司さんは墓地を売ってしまった。本当にショックだったが、今も墓地にじいちゃんがここにいてくれることが一番の支えだ。皆さん、時間があったらお墓参りしてください。喜ぶと思います」と発言した。

 平野靖識さん(らっきょう工場・東峰地区)は、「4月4日東峰火災についてのご報告とおわび」の文書を配布し、経過を報告し、「樋ケさんの家も、三里塚物産の冷蔵庫も同地での再建は果たせませんでした。東峰六三番地の一坪共有運動に力を与えていたに違いないと思うとき、これらを共に失火により消滅させてしまった不始末の責任の重さを感じずにいられません。一坪共有者の皆さんと、日々三里塚闘争を闘われている皆さん、また三里塚闘争に心を寄せている皆さんに心より深くおわび申し上げます」と発言。

 さらに「三月に四者協が行われ合意したとぶち上げた。4月5日に、もう四者協で合意しちゃっていたのに東峰地区の説明会を行った。東峰の人たちは、岩沢という空港会社の共生部長が第一回目の説明会の時、『空港機能強化のご説明は、期限はない。繰り返し双方向、対話型の性格です』と言っていた。四月の説明会では、どういうことなのかと問いただした。ところが岩沢部長は参加しなかった。住民がコケにされている。闘いはこれからだ」と糾弾した。

 集会後、開拓道路に向けてデモに移った。B滑走路に向けて「第三滑走路建設をやめろ!飛行制限緩和を許さない!」のシュプレヒコールを行った。

 デモ終了後、第三滑走路計画の現地調査に入った。山崎さんのガイドで参加者
は、成田空港周辺地図を見ながら各ポイントをチェックしていった。明らかに計画の杜撰であること、住民無視の環境破壊に満ちていること、ゼネコンなど空港利権を膨らませる建設であることを確認した。

(Y)





案内 : 三里塚 7.8東峰現地行動

配信:東峰デモ三里塚 7.8東峰現地行動

◦日時:7月8日(日)午後1時

◦場所:旧東峰共同出荷場跡(千葉県成田市東峰65-1)/開拓道路に向けてデモ
            デモ終了後現地調査

◦会場への行き方
京成東成田駅地上 12時30分集合 迎えの車待機/10:34発  京成上野特急 →
11:41着 成田→11:52発  京成成田 →乗り換え 京成本線(普通) [芝山千代田行
き]→11:57着  東成田 

◦主催:三里塚空港に反対する連絡会
            連絡先:千葉県山武郡芝山町香山新田90-5/電話:FAX0479-
78-8101

飛行制限時間緩和を許さない! 成田空港「第3滑走路」計画を撤回せよ! 
反原発―再稼働やめろ! 沖縄・辺野古の新基地建設反対! TPP反対!


 安倍政権打倒!

 安倍自民党政権は中国や朝鮮民主主義人民共和国の「軍事的脅威」を煽りながら、日本の軍事力の飛躍的な強化を推し進めている。そして米軍と共に世界中で戦争ができる国家体制の構築を目指し、憲法の改悪を目論んでいる。沖縄・辺野古の新基地や高江のヘリパッド建設を機動隊の暴力をもって強行してきていることは、明らかに沖縄差別に基づくものである。日米安保体制下、沖縄のみならず
日本各地で米軍―自衛隊一体の軍事展開を行うために基地機能の強化が図られている。この間、自衛隊の日報が隠蔽されていたことが明らかにされたが、このことは実質的に憲法が空洞化され自衛隊が外国の戦場に派遣されていたことを示している。かかる、改憲―戦争推進の安倍政権を一刻も早く倒さなければならない。

 環境・生活破壊の第3滑走路建設・空港機能強化反対!


 国土交通省―成田国際空港会社は資本の利潤の追及のために空港機能の拡大をはかろうとしている。2030年度までの第3滑走路の建設、2020年東京五輪・パラリンピックでの旅客の増大を口実にした飛行時間の延長(現行午前6時~午後11時までを午前5時から翌日午前1時まで)を決め、さらに平行(B)滑走路を北側に延伸しようとしている。

 国・千葉県・関係9自治体・空港会社からなる四者協議会はこの計画を推進するために住民説明会を各地区で行ってきた。この説明会の中で、移転対象となる住民、新たに騒音地域となる住民、騒音がさらに増大する騒音地域住民からは厳しい批判の声が上がり、断固反対が次々と表明された。

 一方、自治体は住民の反対を無視し、交付金の増額・地域振興策と引き換えに空港会社の見直し案を受け入れ「早急に地域振興策を」と、前のめりになってきた。住民の生活を破壊してでも一部の利害関係者の利益を追い求めるという姿勢で一貫している。

 第3滑走路南端の飛行コース下となる横芝光町では、これまでも平行(B)滑走路の騒音下で騒音被害を受けていた地域の住民たちが強く反対し、町長も四者協議会の中で建設への同意を保留してきた。しかし、他の自治体が計画推進に積極的になる中で「判断を遅らせることで地域振興から取り残されてしまう」として3月12日、受け入れに合意した。「横芝光町だけが同意しないと、全体の計画が進まない」という他の周辺自治体からの「同調圧力」の中での「苦渋の選択」だった。
 
これを受けて3月13日、四者協議会は機能強化に最終合意し、第3滑走路建設が
決定した。しかし、横芝光町の騒音被害を受ける住民は「騒音だけが増えてメリットは何もない」と反対を続け、説明会の開催を求めている。また、芝山町の南部でA、B滑走路2本の延長線上に挟まれた地区の住民も「なし崩し的に合意した」と四者協議会の合意を批判し、飛行時間の延長を中止することを森田県知事に求めた。

 成田市の空港予定地内に住む東峰地区住民も、住民を無視した一方的な決定を批判し、生活を破壊する空港機能強化に反対する声明を出した。

 新滑走路の建設は単に経済的な利潤追及という要因に留まらない。空港こそまさに兵站基地、出撃拠点として戦争遂行のための不可欠の軍事的インフラである。

 安倍政権の改憲・戦争政策に対決する闘いと結合し、第3滑走路建設に反対しよ
う。7.8三里塚現地に結集し、共に闘おう!

【東峰地区声明】四者協での「成田空港の更なる機能強化」決定は認められません

3月13日、成田国際空港会社、国土交通省、千葉県、空港周辺九市町で構成する「成田空港に関する四者協議会」は、①B滑走路の南側に、新たに3500mのC滑走路を増設②B滑走路を北側に1000m延伸し、3500mに変更③夜間飛行制限の発着時間を6時~24時(翌0時)に変更する(現在は6時~23時)などを合意した。

3・13合意は、住民説明会で多くの反対の声が上がっていたにかかわらず無視し、空港公害の押しつけでしかない。東峰住民は、生活破壊に満ちた3・13合意に抗議の声明を公表した。以下、配信する。(三里塚空港に反対する連絡会・Y)



「地元同意」は得られていない!
四者協での「成田空港の更なる機能強化」決定は認められません
2018年3月末 成田市東峰区


■私たち住民は同意していません。首長だけの同意は地元同意とは言えません。

 この3月13日、「成田空港に関する四者協議会」は、夜間飛行制限撤廃など空港被害拡大に対する多くの反対があることを承知のうえで、「成田空港の更なる機能強化」を決定しました。周知のとおり、四者協は国、NAAのほか、県と9市町の首長だけで構成されています。騒音地域も合わせて面積1万ヘクタール以上、人口数十まんにも及ぶ地域住民の生命や財産、大小の地域共同体の存否にかかわる大問題にもかかわらず、四者協では住民は意見表明や議論する機会は一度も与えられていません。住民や報道陣の傍聴も許されない非公開の会議で、「地元同意」と判断されたというのです。おかしくありませんか。私たち東峰区も3回にわたって「説明会」を行いましたが、どの会でも住民の誰ひとりも「更なる機能強化」に賛同したことはありません。住民個々の生命財産にかかわる「合意」は首長は代行できるのでしようか。

■「説明会」は一方的な説明以上ではなく、とても「話合い」とは言えません。


 四者協は一昨年冬から各市町各集落で行われてきた「説明会」で、住民との話合いが行われて合意が得られたというかもしれません。しかし、東峰区での説明は「飛行回数や飛行時間を増やす」ことに伴う防音工事や移転など「飛ばす側」からの「対策」ばかりでした。

肝心なこと、「用地問題や騒音・落下物被害、地
域間格差の拡大など、現在の空港でも未解決なものを多くかかえたままで、もう一つの空港ほど大がかりなものを造れば、問題や被害を拡大するだけではないのか」、「朝5時から深夜1時まで、BC独立運用による1分半に一度の騒音でも、住民の睡眠や健康な生活は確保されると考えるのか。その根拠は?」、「永年人が住む内陸に大国際空港を造り運用する以上、夜間飛行制限など当初からの最低限の制約があって当然ではないのか」などの問いや批判には、「開港時、シンポ円卓の時代とは状況が変わった。空港間競争に勝ち抜かねばならないから」という答えしか返ってきません。住民が、健康や生活、地域の将来について空港との関係を問うているにもかかわらず、「対策」や技術的な問題だけで「事足れり」なのです。問いと答えが大ズレでは話合いは成立しません。

朝5時から深夜1時まで
の運用時間にどこでも大反対されて、出てきたのが「6時間スライド案」と聞いて、その発想が信じられずあきれるばかりでした。睡眠時間スライド制など、私たち地域住民すべてが空港の従業員扱いされて、みんなの生活をそれに合わせろと言われているのですよ。

 本来なら住民の一番近くにいる自治体が、そのズレに気づき、問題点の指摘を細くしたり、再検討をうながさねばならないはずです、答えは四者とも同じでした。「わかりません」、「検討していません」、「(昨年NHKで繰り返しとりあげられた『睡眠夫妻があぶない』などの「資料」も)見ていません(見直すつもりもありません)」などの答えばかり。これでは双方向での議論はとうてい成り立たず、「説明会」は「話合い」と呼べるものなっていないことは明らかです。

■夜間飛行制限撤廃―A滑走路先行実施には同意も協力もいたしません。その提案そのものが最初の「説明会」での約束違反です。

 一昨年12月、東峰での最初の説明会でNAAは「いつまでと期限を切ることもせず、地域の皆さんに説明し了承していただく」と明言しました。そのとき夜間飛行制限「緩和」は「更なる機能強化の1つ」として、BC滑走路の延長新設後の運用開始からとされていました。しかし、なぜか「6時間スライド制夜間飛行案」と一緒に、突然「東京オリンピックまでにA滑走路での夜間飛行制限撤廃、24時半までの運用」が持ち出されたのです。つまり、「期限を設けず」と言っていたにもかかわらず、もっとも反対の声が高い夜間飛行制限撤廃について「東京オリンピック前までに同意を確定しろ」と、住民や自治体に迫ったわけです。そしてこの3月、「時間が迫られている」と9市町の首長らだけで「7時間スライド」とA滑走路先行実施に地元「同意」を決定したのです。当然やられるべき新提案についての各地説明会も一切なしで「決定」されたのです。住民としてこれらを「地元同意」での決定と認めることはとうていできません。

 また昨年12月の東峰区の説明会で「Aだけといっても、事故などでA滑走路閉鎖の時にはBも使うだろうし、空港直近の騒音時間拡大も考えれば、A先行実施には反対」と言ったら、「Bを使うことはありませんから」と、あとはにべもないお返事でした。B開業以来、私たち東峰区民の了承もなく頭上を飛び交う飛行機ではあっても、台風や事故での遅延など深夜までの飛行の連絡がNAAからあれば、「人道問題」でもあり、否とも応とも言えず、そのことがNAAなど他からみれば「了承」「協力」と受け止められたかもしれません。しかし、今後はどんな事態でもA夜間飛行制限撤廃で増便運航される便のB使用については一切否、非協力です。区に隣接するターミナルや駐車場での自走やエンジンテストなど「営業騒音」の時間延長や騒音被害拡大も認めるつもりはありません。

四者協は、「空の行政代執行」へと突き進んでいます。
独断での行政手続きの進行をとめ、住民との話し合いの場を設けるべきです。

 今回のように、住民が何を言っていようが、個々の生命財産にかかわる重大事を首長が代行して決定できるとすれば、それはまさに「空の行政代執行」にほかなりません。住民がいくらダメだといっても頭上を飛ばれれば、生涯心身を傷つけられ続けるか、自己防衛のためにその家や土地から離れるしか選びようがないのです。これは暴力的手段での空港建設ではないのですか。

 四者協は、3月13日の「地元同意」をもって次の行政で続きへと進んでいます。しかし、これは繰り返しますが「住民の同意」を得たものではなく、「話合いで空港をつくる」という『空港と地域の共生』の根本から大きく逸脱したものです。四者協は現行の行政手続きを停止し、地域住民とのきちんとした「話合い」の場をつくられるよう、切に望むものです。 以上

報告 : 三里塚管制塔占拠闘争40年 今こそ新たな世直しを!3.25集会

P3250950 三月二五日午前一一時から、東京お茶の水連合会館で「1978年3・26三里塚管制塔占拠闘争40年 今こそ新たな世直しを! 3・25集会」が三里塚芝山連合空港反対同盟(柳川秀夫代表世話人)、元管制塔被告団の主催で行われ二八五人が集まった。北海道、宮城、福島、新潟、群馬、長野、静岡、関西、広島、山口などと関東から、当時ともに闘った仲間たちが駆けつけ同窓会的な雰囲気をかもしていた。

壇上には九ゲート突入闘争で火炎に包まれて亡くなった新山幸男同志、管制塔被告であった原勲さんの遺影と当時管制塔を占拠した時に掲げた「先鋒隊」の旗そして反対同盟の旗。壁には当時、管制塔占拠を伝えた商業新聞、集会に合わせて発売された『加瀬勉 闘いに生きる 我が人生は三里塚農民と共にあり(上)』(柘植書房新社)や3・26マグカップ、Tシャツなどが並べられた。

 映画「三里塚のイカロス」の上映が第一部。上映後代島監督は「三里塚闘争の支援にだけはさわらない方がよい」と忠告を受けたが、「この映画を一九六七年の羽田闘争の写真から始めたのは時代を思い出し、問い直してもらいたかったからだ。一〇~二〇代の人に、あの時代をタブーにするのではなく理解し、肥やしにして欲しい」と述べた。



 第二部の集会は中川憲一さん(元管制塔被告団)の司会で始められた。柳川秀夫さん(反対同盟代表世話人)が空港をめぐる現状とどのような闘いをすべきかを発言した。

 「空港会社は第三滑走路を作り、空港を巨大化しようとしている。加瀬勉さんが住んでいる所は騒音直下になり、ズタズタにされる。五二年前は村々が総決起して闘い始めた。今は個人個人で反対していても、力を合わせて目的に向かっていくとならない社会構造になっている。反対の決起集会もない。日本全国の共同体はもう存在しない。地域の生活に執着しない。便利なものができ、情報が入る。反対同盟も大半が去っていった」。

 「三里塚の課題は魂の問題だ。腹八分で持続できる社会をめざす。世直しの考え方が備わっていかないとダメだ。私は七〇歳になった。悔いのない生き方をするために最後のがんばりをしたい」。

 次に平田誠剛さん(元管制塔被告団)があいさつした。

 「四〇年前、マンホールから飛び出し、青い空を見た。全身炎に包まれた九ゲートの新山は亡くなり、管制塔の原君は自ら命を絶つというつらい経験をした。面白かったこと、辛かったことがあったが世の中に悲劇はない。全部が笑いとなった」と平田さんらしい言い回しをしながら、現在福島原発事故被災者支援運動を行っていることを報告した。

 「二〇一一年三・一一福島原発事故後、ウシトラ旅団を組織し、支援に入った。いわき市で場所を提供し支えてくれたのは三・二六闘争の仲間たちだった。福島の被災者たちが熊本地震の被災者たちを励ますために仮設住宅を訪ねたいと言うのでカンパを集めた。和多田さんがカンパしてくれた。そして、熊本に行くと三・二六を闘った人々が支えてくれた。熊本の仮設住宅の人たちは『福島の人たちと交流し、初めて笑ったり、泣いたりできた』と話し、福島の被災者を感動させた。相手と心が通じることができた。みんなできる力がないと思っているが人を信じてがまんしながら進みましょう」。



 管制塔裁判の弁護団だった清井礼司さんは、一九七一年の時三里塚闘争はベトナムに通じていると思っていたが今は、沖縄の空とつながっていると自覚しながら闘うことが重要だと指摘した。

 三里塚物産の平野靖識さんが「管制塔を壊しても社長になれると言われるが私も四〇年前に三里塚物産を立ち上げた」と経歴を話し、「NHKのラジオに『今日は何の日』という番組がある。一九七八年の今日、成田管制塔に駆けあがって管制室を破壊する事件があり、これによって開港が二カ月延期になったと放送した。過激派によってなされたということではなく、淡々とする報道だった。日本の社会に忘れることのないエピソードになった。民衆の思いに逆らって政策を強制するとしっぺ返しを受けるということだ」とエピソードを紹介した。

 平野さんは闘争と暴力の問題についてもふれた。「私は中国の文革の時代に中
国を訪れ下放運動に影響されて三里塚に入った。毛沢東は『銃口から政権が生まれる』という考えを広めた。それに影響された人たちがあさま山荘事件や三菱重工爆破事件を起こし、人々のひんしゅくを買い、革命ごっこになった。それに対して管制塔闘争は実力行使に自己規律『人を殺さない、傷つけない』を持っていた。人を傷つけることなく快挙を成し遂げた」。

 生産と闘いをどのように結びつけるのか。「反対同盟の農家は有機農業をいち
早く取り入れた。若い人は有機農業に魅力を感じ、たくさんの人が訪れ、定着率も高い。闘いの経験が力になっていて、三里塚物産も三・二六闘争を闘った仲間の息子さんが後継者になってくれている」。



 参加できなかった人たちのメッセージがビデオなどで紹介された。加瀬勉さんの新年旗開きでのあいさつ。加瀬さんは別に集会用に「国家権力の空港建設の暴政に抗すること五〇年。青天霹靂三・二六管制塔に翻った赤旗は、月陽の如く天宙に輝いた。断固たる我々の戦いの決意・我々の勇気は、日本人民の将来、未来を指し示すものであった。時はいま、空港機能拡大阻止の戦線に征かんとす。吾、老いて野に伏すも志は千里にあり。壮心盛んにして新なり。二〇一八年三月二五日」という連帯のメッセージを寄せた。

2017木の根幻野祭の映像、大森武徳さんが「私は三九歳。一つの歴史として興味を持っている若者はいる。今後、①有機農家を増やしていく②木の根ペンションや合宿所などを歴史遺産として維持していく。Tシャツ、グッズなどを作り、楽しい運動を作っていきたい」とビデオメッセージを寄せた。

 石井紀子さんのメッセージを野島みかさんが代読した。野島さんは狭山闘争支援に積極的に関わっていて、狭山再審を求めている石川一雄さんとえん罪無罪を勝ち取った足利・布川事件などの元被告たちの映画『獄友』が上映されていることを紹介した。

 「1978年当時結婚3年目で、育児に忙しかった。管制塔占拠闘争を知り、よくぞやってくれた。うれしかった。じいちゃんは『しばらく帰れない。後を頼む』と言って家を出て行き、横堀要塞戦で逮捕された。しっかり家を守ることが運動を前進させると考えた。そうした底辺を支えた女たちがいた」。

 「今回、女性発言者が1人もいない。今、運動を担っているのは男ばかりだ。1971年、男ばかりの戦場に、ウーマン・リブ運動に参加していた私は、三里塚を女たちの闘いの場、リブの出先機関の役割を担うというつもりで三里塚闘争に参加した。その後、現地に女たちが100人くらい集まることもあった。しかし、どこへ行ったの? 何を考えているのか聞いてみたい。闘争を担ってきた女性がいる。身近な人の話を聞き、思いを語って下さい。前進していかなければならない。女の人の話を聞かなければならない。初心に立ち戻って、それぞれの立場で新鮮な出会いができるようにがんばっていこう」。

 現在の運動の持っている「男中心のあり方について」鋭い指摘が石井さんから
投げかけられた。


現地で常駐している山崎宏さんが、第三滑走路をめぐる状況について報告した。

 鎌田慧さん(ルポライター)が「管制塔占拠という突出した闘いを実行できたのは、連帯する会の坂さん、廃港要求宣言の会・前田俊彦さんなどの広い運動があったからだ。三里塚の農民たちが要塞に入って逮捕投獄されていた。秩父困民党、谷中村の闘い、砂川闘争を引き継いだ闘争だ」と闘争の意義を語った。そして、「第二、第三の管制塔占拠を」とは言わない。「あの当時の盛り上がりの中でできたことで今は無理だ。占拠しなくても勝てる闘いが問われている。沖縄・辺野古闘争、カヌーで、ピケで車を止める。素手で闘う非暴力闘争。管制塔を上回る闘いの準備を日常的につくるのか問われている。追憶するのではなく、自省してがんばっていかなければならない。知恵の源泉にしていく、広げていく。もう少しがんばっていこう」。

 次に、闘う仲間からの発言。全国空港反対連絡会(反空連)の渡邊充春さんが「全国の空港は四〇から九七に増えている。赤字の垂れ流し、膨大な税金を投入している。騒音・落下物の問題。佐賀空港にオスプレイ配備計画、軍民共用という問題もある」と指摘した。

福島からの中路良一さんが「原発事故避難者は五万人と言われるが八万人以上いる。事故が収束していないから帰れない。除染で出た放射能汚染物問題も解決しようがない。そして、東京電力に刑事責任をとらせる裁判が昨年から始まっていて、津波を予想していたが対策をとっていなかったことが明らかにされている。東電に責任を取らせ、支配階級の中から獄友を増やしてほしい」と訴えた。

いわき自由労組の桂さんは「私は一六歳から三里塚に関わり始めた。『三里塚は私たちの教室だ。農民は教師だ』と教えられた。以前は除染作業者の賃金の問題が相談の中心だったが、今は原発労働者の相談が多い。去年の一〇月、過労により構内で亡くなった。労災死だろうと追及している。福島現地に来て欲しい。三里塚闘争と根っこは同じだ」と話した。

 羽田空港の増便問題を問うている反空連の仲間が「B滑走路でコンビナートの
ある川崎に向けて離陸させてはならないとしていたが増便して飛ばしている。事故があったらたいへんなことになる。海から海への飛行をとるべきだ」と語った。



 集会の最後に参加した元管制塔被告団一二人全員(四人が欠席)が壇上に勢ぞろいした。一言ずつ短くアピールを行った。

 「一〇年がんばって、五〇周年も実現しよう」、「今日の集会で主役はいっぱいいたと分かった。いっしょに闘った仲間が主役だ」。和多田粂夫さんは「三七歳で逮捕され、五〇歳で刑務所を出てきた。あの闘争は偶然性が重なった闘争だった。『エアポートレビュー』という雑誌で空港の構造が分かり作戦を立てた。管制塔にたどり着くにはものすごく多くの困難があった。そうしたことを忘れてはならない。第三滑走路に反対して闘う反対同盟があるかぎりいっしょに闘っていきたい」とまとめの発言をした。

 集会の後、三部の懇親会を行った。そこでも闘いに参加した仲間から当時の闘いの話や三里塚闘争への思い、女性差別問題などに言及した発言もあり、多元的に三里塚闘争を問う中身の濃い四〇周年集会となった。

(M)


報告:18年三里塚反対同盟旗開き

配信:旗開き 1月14日、三里塚芝山連合空港反対同盟(代表世話人・柳川秀夫)は、横堀農業研修センターで「18年反対同盟旗開き」を行い、40人が参加した。

 国交省・成田国際空港会社・千葉県・関係自治体が一体となって飛行制限時間
緩和・成田空港「第3滑走路」計画を押し進めている。18年度政府予算案では成田空港機能拡大に向けて52億円を計上している。同時に「第3滑走路」計画の着手にむけて地元工作のバックアップを表明している。地元説明会は、すでに120回行われている。「対話型説明会」と言っているが、推進派の一方的な押し付けであることが実態だ。住民の「説明した」という既成事実の積み上げでしかない。

 成田国際空港会社の夏目社長は「新年ご挨拶」で飛行制限時間緩和・成田空港「第3滑走路」計画推進に向けて「可能な限り速やかに更なる機能強化の最終的な結論が得られるよう最大限努力して参りたい」と述べている。説明会で明らかになった住民の不安・疑問・反対の声はほとんど無視し、強行突破する姿勢をあらためて示した。反対同盟は、このような推進派を糾弾し、年頭にあたってあらたな闘う決意を打ち固めた。

 開催にあたって現地報告が山崎宏さん(労闘―労活評議会/横堀地区)から次のように報告。

 「国交省・空港会社が一体となって第3滑走路計画を押し進めている。各地で説
明会を行い、同意をとりつけようとしている。しかし、その中でも騒音で大きな被害を受ける地域から強い反発があり、絶対反対だという声もあがっている。とりわけ横芝光町の住民は、『騒音直下で騒音地域が拡大するばかりだ』『地元にはなんの利益もない』とかなり強い反発が噴出している。第3滑走路計画はデッドロック状態だ」。

 「一方、地元自治体は、国や空港会社から取れるものはどんどんとっておこうと地域振興策と引き換えに容認していこうとする動きがある。芝山町、成田市、多古町は前のめりになっている。私たちは第3滑走路計画に反対し、同時に飛行制限時間緩和に対しても反対の声を上げていこう」。

柳川秀夫さん

 柳川秀夫さん(反対同盟代表世話人)は、冒頭、横堀の大鉄塔の一番高い部分が老朽化したので業者に頼んで撤去したことを報告し、今後も鉄塔防衛のために協力を呼びかけた。

 さらに「第3滑走路問題は、結局、どんどん開発し、自分たちが潤っていくとい
う考え方が根底にある。便利になっていくことを優先することは、昔から築いてきた価値を失ってしまうことになる。だからこそ新しい価値観と文明をもう一度きちっと作っていくことが問われている。空港反対の三里塚闘争から全国発信し続けていきたい」と強調した。

石井紀子さん

 石井紀子さん(川上地区)は、「横堀研修センターがみんなで使うことによって支えられている。とりわけ田んぼくらぶの取り組みが重要だ」とアピール。

 さらに「昨年、秋の長雨で野菜が作りにくい状況だった。40年、ほうれん草を
作ってきたが、初めて失敗した。天候のせいだと言ってしまうと、それで終わりだ。なにが敗因かと考えたが、水はけ、芽の撒き方などあらゆる天候を想定しておかなければならなかった。闘いと同じです」。

 「昨年12月、『週刊金曜日』の依頼で東峰の小泉英政さん、平野靖識さん、私、萩原富夫さん、大森武徳さんの座談会を行った。島村昭治さんの息子の努君が『私がここで生きている理由』という文章を寄せてくれた。東峰で一番被害が大きい島村家の声が掲載されてことは、とても大きなことだ。しかもこれから農業を担っていく人の声だ。大森君もそうですが、これから闘争を引き継いでくれる人たちの声だ。新しい孫が生まれたが、本当に明るい未来を私たちが用意できるだろうか。私たちは何をしてきたのだろうか。これから何をしなければならないのか。そういうことをすごく考えています」と発言。

平野靖識さん

 平野靖識さん(らっきょう工場・東峰地区)は、「今年は管制塔占拠闘争から40年。成田空港が開港してから40年、そしてらっきょう工場の三里塚物産を開業してから40年です。私は支援者として三里塚に来て、第一次、二次代執行があった1971年の後、三里塚のお百姓たちは、この闘いは長くなるだろうという見通しで自分たちの農業の見通しを立てた。農林省や農協が指導する大量生産、化学肥料・農薬使用の近代農業を拒否して有機農法へとチェンジしていった。この地域の人たちが作る有機農産物を加工していくのがらっきょう工場でした。らっきょう、落花生を加工し、三里塚を闘った人々によって支えられた」と述べた。

 そして、「今年4月にらっきょう工場四〇周年の集いを行います。有機農業の力
と世代の受け渡しをベースにした集まりです。若い人たちが三里塚でどのように生きていくか、そして地域力をつけていくためには何が必要なのかなどを考えていきたい」と訴えた。

加瀬勉さん

 加瀬勉さん(三里塚大地共有委員会代表)は、「国交省・千葉県・空港会社は市町村、地域、集落単位で120回の空港機能拡大の説明会を開いた。会議では騒音問題を中心に不満が続出し、夜間飛行拡大に反対の声が続出した。横芝町長は騒音被害で空港利益をもたらさないし、四者協議会の離脱もありえると表明している。夏目空港会社長は、空港関連交付金が41億円以上があるが、そのうち地域振興策のために20億円を積み上げて60億円も出すと表明した。また、地域振興基本プランも出し、4~7万人の雇用計画も出してきた。四者協議会では、空港機能拡大に賛成しているが、市町村格差が増大し、交付金を増額せよと要求している。成田市長は、集団移転には責任は持てない、個人で解決してほしいと言っている。芝山町の相川町長は、30億円の交付金を要求し、移転については芝山に住んでよかったと思えるインフラ整備をすると公言している」と報告。

 さらに「首長は温度差はあるが交付金に群がるハイエナである。権力の飼い犬
にすぎない。空港で犠牲になる住民を生贄にしようとしている」と厳しく糾弾した。

配信:開拓道路 清井礼司弁護士は、「かつて三里塚の地下壕はベトナムに繋がっていると言って闘った。現在は、沖縄に繋がっていると言って闘っていきたい」と決意表明した。さらに高見圭司さん(スペース21)、日米安保終了を通告する会、中川憲一さん(元管制塔被告団)、渡邊充春さん(関西三里塚闘争に連帯する会 関西三里塚相談会)からアピール。

 沖縄から参加した仲間は、稲嶺名護市長選の報告を行い辺野古新基地建設反対
の闘いの連帯を訴えた。柘植書房新社は、加瀬勉さんの闘いの記録本の刊行準備が進めてられていることを報告した。

 最後に団結頑張ろうを行い、交流会に入った。

 旗開き終了後、東峰地区に移動し、三里塚空港に反対する連絡会のよびかけによる東峰現地行動が取り組まれ、開拓道路から空港にむけて「成田空港粉砕!第三滑走路計画に反対!」のシュプレヒコールを行った。

(Y)

 

案内 : 2018三里塚反対同盟旗開き&1.14東峰現地行動

2018反対同盟旗開き&1.14東峰現地行動のお知らせ 

■2018反対同盟旗開き■

主催:三里塚芝山連合空港反対同盟(代表世話人・柳川秀夫)


日時:2018年1月14日(日)正午
 
場所:横堀農業研修センター
   (千葉県山武郡芝山町香山新田131/0479-78-0100)

参加費:1000円

【会場への行き方】:京成東成田駅地上 11時00分集合 迎えの車待機
【09:13発  京成上野特急 →10:21着 成田→10:32発  京成成田 →乗り換え 京成本線(普通) [芝山千代田行き]→10:37着  東成田】


■三里塚 1.14東峰現地行動■

◦日時:2018年1月14日(日)午後2時30分

◦場所:旧東峰共同出荷場跡(千葉県成田市東峰65-1)/集会後、開拓道路に向け
てデモ

◦会場への行き方
①2018反対同盟旗開き終了後(午後2時頃)→旧東峰共同出荷場に車移動 
②京成東成田駅地上 14時00分集合 迎えの車待機/12:34発  京成上野特急 →13:41着 成田→13:52発  京成成田 →乗り換え 京成本線(普通) [芝山千代田行き]→13:57着  東成田 

◦主催:三里塚空港に反対する連絡会
            連絡先:千葉県山武郡芝山町香山新田90-5/電話:FAX0479-78-8101


呼びかけ:三里塚 1.14東峰現地行動

飛行制限時間緩和を許さない! 成田空港「第3滑走路」計画を撤回せよ!   
反原発―再稼働やめろ! 沖縄・辺野古新基地建設反対!


安倍政権打倒!

 安倍自公政権は衆院選挙の3分の2を上回る議席を確保し、改憲に向けて大きく踏み出そうとしている。安倍はアメリカと一体となって戦争をする道をつき進んできた。特定秘密保護法、安保法制、「共謀罪」を成立させ、総仕上げとして改憲を目論んでいる。安倍は朝鮮民主主義人民共和国のミサイル発射、核実験を最大限利用して軍備拡張をはかり、排外主義を煽って国民を統合、統制し、戦争に動員しようとしている。今こそ戦争反対、安倍政権打倒を全力をもって闘い抜こう。

空港機能拡張による人権・環境破壊を許さない!

 政府・国土交通省─成田国際空港会社は資本の利潤の追求のために空港機能の拡大をはかろうとしている。2030年度までの第3滑走路の建設、2020年東京五輪・パラリンピックでの旅客の増大を口実にした夜間飛行制限の緩和(現行午後11時から午前6時までの7時間を午前1時から5時までの4時間)を決め、さらに平行(B)滑走路の北側延伸計画まで提示した。

 国・千葉県・関係9自治体・空港会社からなる四者協議会はこの計画を推進するために住民説明会を各地で行ってきた。移転対象となる住民、新たに騒音地域となる住民、騒音がさらに増大する騒音地域住民からは厳しい批判の声が上がり、断固反対が次々と表明された。この結果、空港会社は飛行制限を現行より1時間短縮するという見直し案を提示し住民に説明した。しかし、住民はこれにも納得せず、なし崩し的にさらに短縮するのではないかと不信感を募らせている。

 しかし、関係自治体は住民の反対を無視し、交付金の増額・地域振興策と引き換えに空港会社の見直し案を受け入れ「早急に地域振興策を」と、前のめりになっている。住民の生活を破壊してでも一部の利害関係者の利益を目指す利権追求の構図そのものである。

 空港会社(当時、空港公団)は「成田シンポジウム─円卓会議」の結果、「強制的な手段によらず話し合いによる解決をはかる」と確約し、事業認定を取り下げ、強制代執行による土地の取り上げは不可能となった。

 しかし空港会社はそれ以降、民事裁判に提訴して裁判所の強制力で農民、地権者から土地を取り上げるという手段を取ってきた。それによって用地内の一坪共有地を強奪し、農民の耕作地を取り上げようとしている。

 横堀地区にある反対同盟現闘本部も裁判で土地の所有権を奪ったうえで、建物の撤去、土地の明け渡しを求める訴訟を起こした。一審千葉地裁は反対同盟側の証人調べの申請を却下し、たった4回の書面審理のみで空港会社の主張を全面的に認める判決を下した。控訴審の東京高裁は第1回の公判で突然結審を言い渡し、控訴棄却の決定を行った。

 上告した最高裁は16年7月上告棄却の決定を下し、判決が確定した。それを受けて空港会社は千葉地裁八日市場支部に撤去の申請を行い、5月31日深夜午前0時から裁判所による強制撤去が行われた。このような裁判所を使った土地の取り上げは強制代執行と何ら変わらない公権力の行使による土地強奪である。

「第3滑走路計画」を撤回しろ!

 新滑走路の建設は単に経済的な利潤追求という要因に留まらない。空港こそまさに兵站基地、出撃拠点として戦争遂行のための不可欠の軍事的インフラである。空港反対の闘いを反戦闘争の一環としても位置付けて闘わなければならない。

 1・14三里塚現地に結集し、三里塚農民と共に闘い抜こう!

三里塚管制塔占拠闘争40年3・25集会に賛同を

 三里塚管制塔占拠闘争40年3・25集会に賛同を

  空港突入40年の集いにむけて
               三里塚芝山連合空港反対同盟代表世話人 柳川秀夫


20050721tower 世直しの旗が翻ったのは駒井野の強制代執行であった。まさに戦争状態でむかえた代執行。世直しの闘いを宣言することで百姓も誇りを侍って闘うことができた。

 百姓は畑に種をまくと、訪れる豊かな稔りを迎えるために手入れを惜しまず汗を流す。山の木の手入れ等、何十年も次の世代の為続ける。

 闘いも途中で決してあきらめず根気よく闘い続けてきた。作物を育てるのと似たようなものだ。

 新しい年を迎える度、又今年も頑張れば来年は勝てると年寄りが話し会っていたのを今も覚えている。作物も今年だめでも来年があるように。

 しかし、百姓では出来ないこともあった。今日ではボランティアとかになってしまったが、多くの人達の助けが求められた強行開港阻止という難題。それは果断に生命、人生を代価に3月26日に行われた。

 重くて背負いきれない程の快挙であり、大義の春であった,

 40年目に何を思えば良いのか,三里塚では世直しはいくさと密接でもあったが。時が移り世の中の在り方を見直すことへと重みが増している。

 今あの日に帰って夢は色褪せてないか。さらに輝いているか確かめるのも大切なのかも。世直しの新たな旗が翻るために。 (2017.11.7)

  「3・26」の闘いを継承し、新たな世直しへ
                         元管制塔被告団 中川憲一


 1978年3月、時の福田赳夫自民党政権は成田開港を国家の威信をかけた最重要課題と位置づけ、力ずくで3・30開港を図ってきました。1966年閣議決定から、機動隊の暴力を前面に出した国家の土地取り上げと闘ってきた三里塚の農民と支援は、この非道に真っ向から立ち向かいました。

 1年を超えた開港阻止決戦の正念場となった3月26日。「空港包囲・突入・占拠」を掲げて菱田小跡に結集した三里塚闘争に連帯する会、労調委などの仲間は、横堀要塞の闘いと連動して空港へ突入。

 前日25日夜から下水溝に進入していた私たち管制塔部隊は、26日午後1時、9ゲート・8ゲートからの空港突入に呼応して、マンホールから飛び出して管制塔に駆け上がり、管制室を占拠しました。

 時の政権の道理を無視した3・30開港を人民のパワーが阻止したのです。この闘いは、60年代の反戦・全共闘の闘いから70年代連赤・内ゲバという後退とは違う闘いのあり方を示しました。管制塔の闘いは海外の運動にもインパクトを与えたと聞いています。

 その後も2005年には皆さんの協力による一億円カンパ運動によって、管制塔被告は政府による賠償強制執行をはね返すことができました。

 いま法も道理も無視した安倍政治が憲法改悪を目指し、沖縄では基地建設反対の闘いが続いています。成田空港でも住民を無視した夜間発着時間拡大、第三滑走路の計画が出されています。

 このような中で迎える管制塔占拠闘争40年。40年集会を開催したいと思います。

 「3・26」40年にあたり、民衆の闘いの歴史を貶め消そうとする体制に対抗して「3・26」を語り継ぐととともに、40年前の闘いをもう一度見直し、その原点を再発見・再定立していきたい。この集会が旧交を温めると共に、78年を知らない人々と共に、その今日的意味を考えるきっかけになれば幸いです。

 全国の皆さんの集会への参加と賛同を呼びかけます。

   日本人民の希望と未来の赤旗
                     三里塚大地共有委員会代表 加瀬勉


 開港阻止決戦・空港包囲・突入・占拠。三里塚空港にディエンビエンフーの戦いを。空港を包囲し突入し、亀井・三井警備局長率いる警視庁精鋭部隊を粉砕し、管制塔に突入占拠し赤旗を翻した。開港を阻止し、ディエンビエンフーの戦いを三里塚闘争で実現させたのである。三里塚で「警視庁敗れたり」と秦野警視総監に言わしめたのである。

 管制塔戦士たちが打ち振る赤旗の血潮の燃え滾る鮮やかさは我々の前途を指し示すものであったが、また権力の容赦ない弾圧でもあった。新山君が原君が犠牲になって斃れていった。囚われた管制塔戦士達は冷たい鉄格子、獄中の深い闇、家族の苦難の生活。10年余の歳月。三里塚闘争のさらなる前進と勝利を、日本の夜明けを信じて戦い抜いた。俺たちは万難を排して獄中にいる管制塔戦士に連帯したのか。したと言い切れるのか。問い続ける40年であった。

 その問いに一人一人が答える時代が到来してきた。戦争政策遂行、改憲内閣、ファシストの安倍内閣の4度の成立、「三里塚空港機能拡大・夜間飛行制限緩和・空港用地700ha拡大・新滑走路の建設・50万回増便」の10年計画の新たなる攻撃がかかってきた。戦いの思想を魂を管制塔戦士の行動を規範に共に競いあい磨きあってゆこうではないか。団結して前へ。


  ★管制塔占拠闘争40年集会賛同を

◎賛同  個人1000円、団体3000円  (公表の可否をお知らせください)

◎賛同金振込先/郵便振替 00180-5-567296 研究所テオリア
(通信欄に「管制塔集会賛同」と明記)

◎集会タイトル 1978.3.26三里塚管制塔占拠闘争40年 今こそ新たな世直しを3・25集会

◎日時 2018年3月25日(日)午前11時(予定)

◎会場 連合会館2階大会議室(御茶ノ水駅)

◎集会第1部 映画「三里塚のイカロス」上映/第2部 現地から報告、発言、他/第3部 懇親会

◎参加費 1部+2部 1000円、3部(懇親会) 2000円

◎主催・三里塚芝山連合空港反対同盟(柳川秀夫代表世話人)
    元管制塔被告団

◎連絡先
 ・三里塚芝山連合空港反対同盟 千葉県山武郡芝山町香山新田90‐5/TEL・FAX0479‐78‐8101
 ・元管制塔被告団 090-8171-1810 中川
 ・三里塚空港に反対する連絡会 東京都千代田区内神田1-17-12勝文社第二ビル
101研究所テオリア/TEL・FAX 03-6273-7233 
Mail:email@theoria.info

中核派「前進」掲載の「映画『三里塚のイカロス』批判」を批判する

中核(襲撃した被害者の活動家の本名を掲載した当時の中核派の犯行声明のビラ。『前進』の声明では被害者の本名はおろか住所・職場まで暴露するという反階級的犯罪に手を染めた)

 中核派の「前進」(2017.10.9号)に「映画『三里塚のイカロス』批判」を「中石浩輔」の署名入りで掲載している。

 「三里塚の歴史と真実ゆがめ 虚偽で『闘争の終結』あおる」というタイトルで、「三里塚のイカロス」は「三里塚の歴史と真実をねじ曲げ、国家権力による闘争圧殺攻撃に手を貸す『作品』となっている」と規定する。

 「中核派への憎悪 岸宏一に語らせ」の項では「三里塚のイカロス」に登場する岸宏一(元中核派現地責任者)に対して「一語一語が真実をゆがめ、真実を隠し、自己の脱落・転向を正当化するための言葉だ」と断定する。だが中核派は岸を反革命だとレッテル張りすることによって、岸らの告発・批判を一切排除し、内ゲバ官僚主義組織の自己保身的な立場を露骨に現わしているにすぎないのだ。

 中石は、「『三・八分裂』は権力の同盟破壊」の項で映画が「国家権力中枢からの攻撃」である一坪共有地運動なのに、「反対同盟分裂を『セクト間の主導権争い』と描くのは歴史の偽造だ」と言う。

 ならば当時の中核派の現地責任者の岸が一坪再共有化運動についてなんて言っているのか。『革共同政治局の敗北1975~2014』で岸は(一坪共有地運動が)「『政府・公団に土地を売り飛ばす道を開くもの』と短絡的に批判することは誤りである。……この論点を苦し紛れにつくりあげた責任の多くは現地責任者の岸にあった。批判のための批判であるという自覚は当時からあった。今なおそれを繰り返しているのを見ると、悔恨の念ひとしおである」などと心情を吐露している。

 また、同書で「第四インターへのテロル」の理由として、「三里塚闘争で主流派になる」目的で「現地の劣勢」を挽回するために「全国運動で巻き返し、さらに熱田派の中心的支援党派である第四インターに軍事的せん滅戦を仕掛け、その党派的瓦解を策動したのである。この行為は、筆者らは今にしてはじめていえるようになったのだが、国家権力にたいしてともにたたかう左翼運動の原則を踏み外したものといわざるをえない」と述べている。

 これら岸の「証言と立場」表明こそが当時の中核派の「歴史的事実」であり、「歴史を偽造」しているのは現在の中核派であることを自ら証明している。

 さらに「脱落者を使った破壊策動許すな」の項では(一坪共有地運動が)「第四インターはこの攻撃の手先に成り果てていた」と述べ、第四インターへのテロ襲撃を正当化している。当時、中核派は、三里塚芝山連合反対同盟と一坪再共有化運動に対し土地売り渡しなどと悪罵を投げ、全国の一坪共有者を戸別訪問し、恫喝などの暴力を強行し、熱田派系の三里塚連帯集会に対しては集会破壊を繰り返し策動してきた。これに対して中石は「そこで疑問や反対を訴える参加者に凄惨な暴行を振るった」「現地と全国での暴力事件は数知れない」などと一坪共有化運動に敵対する集会破壊と暴力事件を正当化し、その延長に第四インターへのテロ襲撃を居直る始末だ。

 岸は、中核派の党派的利害を優先し、第四インターを「反革命」と規定し、その「殺人未遂、傷害、暴行、脅迫」事件が「正義の戦い」だと居直ることに対して「第四インターへのテロルの誤りを自己批判的にとらえ返し、襲撃を受けた第四インターの被害者の方たちに心から深く謝罪する。あわせて第四インターの皆さんとラディカル左翼を支援してきたすべての皆さんに謝罪する」と言わざるをえなかった。この「歴史的事実」を現在の中核派が岸の「自己の脱落・転向を正当化するための言葉だ」と短絡的に切り捨てるところに内ゲバ官僚主義組織のあり方を、さらに居直り強化していくことを中石映評は示したのである。


(Y)

 【参考論文】
◦「水谷 保孝/岸 宏一著「革共同政治局の敗北1975~2014」(白順社)
「第9章/第1節」に対する批判メモ/L・L(かけはし2015年6月22日号)
http://www.jrcl.net/frame150622d.html

◦革共同(中核派)再建協議会の自己批判は受け入れられない JRCL中央委員
会声明(『かけはし』(2009年2月23日号)
http://www.jrcl.net/frame090223b.html

◆声明 中核派のテロ行為を弾劾する!三里塚芝山連合空港反対同盟(代表・熱田一)
(84年1月13日)
http://www.jrcl.net/framege5.html

◆緊急アピール テロ襲撃に反対する358氏が共同声明
(84年1月10日)
http://www.jrcl.net/framege7.html

◆声明 中核派のテロ襲撃弾劾し反対同盟と三里塚闘争を防衛せよ
日本革命的共産主義者同盟(第四インターナショナル日本支部)中央委員会政治局
(「世界革命」84年1月16日第819号)
http://www.jrcl.net/framege4.html

◆許すなテロ襲撃 内ゲバ主義を一掃するために
(84年8月15日発行のパンフレットから)
http://www.jrcl.net/framege3.html

◆中核派は再共有運動への敵対とテロを自己批判せよ 反対同盟とともに木の根一坪共有地を守りぬこう
(「かけはし」98年4月27日)
http://www.jrcl.net/framege2.html

◆共同行動の原則と「内ゲバ」主義について
(「かけはし」1999.2.15号)
http://www.jrcl.net/framege1.html

報告:7.2三里塚・東峰現地行動

20170702san01


報告:7.2三里塚・東峰現地行動

 

 72日、三里塚空港に反対する連絡会は、旧東峰共同出荷場跡で「三里塚・東峰現地行動」を行い、45人が参加した。

 国交省─成田国際空港会社は、アジア国際空港競争からの劣勢状況をばん回するために千葉県、空港周辺市町による四者協議会(20169月)で過密運航による安全軽視・空港公害の拡大を前提とした①第三滑走路建設計画案(空港南東の芝山町に建設する)②B滑走路拡張(北側に1000 メートル延伸し、3500メートルに延長)③成田空港の深夜 ・ 早朝の飛行制限時間について、現在の午後11時~午前 6時から、午前15時に、三時間短縮する案を提示した。すでに空港用地内・周辺の住民から多くの反対・疑問の声が出ているにもかかわらず無視し、協議会は「了承」してしまった。成田国際空港会社の夏目誠社長は「期限は区切らず丁寧に説明する。住民と双方向の対話をして理解を得たい」などと述べ、アリバイ的な住民説明会を各地で開催していくことになった。

 各地の説明会では夜間飛行制限時間緩和に対して「4時間しか眠れない」「安静な夜を奪うな」「人権破壊だ」などの猛烈な抗議が出た。空港会社は、17612日の四者協議会で住民の抗議を回避するために見直し案(①2020年までにA滑走路の発着時間を午前六時~翌午前零時に変更②第三滑走路供用開始後、午前5時~午前0時半)を提示してきた。

 最終的には現行より2時間半延長となり、あくまでも飛行発着回数の増加を前提とした夜間飛行時間制限緩和攻撃の性格は変わらない。推進派は、空港会社と一体となってカネ儲けとバラマキの地域振興策の充実と称して対策金の増額をねらった住民分断を強めている。空港周辺の住民は、空港会社をはじめ四者協議会の談合に対する不信と怒りを強めている。加瀬勉さん(多古町/反対同盟大地共有委員会〈Ⅱ〉代表)は、多古町牛尾地区説明会でなんら反省しない国、空港会社に対して厳しく弾劾した。

 空港会社の利益優先のための強引な手法は、531日未明の千葉地方裁判所八日市場支部による三里塚芝山連合空港反対同盟(柳川秀夫代表世話人)の横堀現闘本部(第二ターミナル東側の誘導路内)を撤去する強制執行へと結びついている。横堀現闘本部撤去糾弾!用地内で闘い続ける農民と連帯し、新たな第三滑走路建設、飛行時間の拡大に反対していこう。

 

 連絡会は、午前中、横堀鉄塔の中段に設置されている「抗議する農民」(沖縄の彫刻家・金城実さんの作品)を降ろす作業を行った。今後、像を補修していく予定だ。さらに横堀研修センターの清掃・整備作業などを行った。

 集会は、山崎宏さん(労活評現闘/横堀地区)の現地報告から始まった。

 「二〇二〇年東京五輪・パラリンピックに向けて輸送量を増大することを口実にして夜間飛行制限時間緩和を進めようとしている。夜中の1時から5時を提案してきた。これに対して騒音地帯にかかる住民から多くの反発があり、今度は四者協議会で2020年に向けて一時間短縮すると再提案してきた。しかし一方的であり、先々裏切られるだろうと不信感で一杯だ。こうした事態に入っていながら空港推進派は、地域振興策の増額要求などで取り引きして押し進めようとしている。住民を無視した飛行制限時間緩和に断固抗議していく」。

 「『成田第3滑走路実現を目指す有志の会』は、第三滑走路計画にもアジアとの国際空港競争に勝ち抜くために必要だと押し進めようとしている。空港建設拡大は、単に経済的な面以外に安倍政権が推進している戦争政策と一体でもある。空港そのものが軍事インフラであり、一つでも多くの滑走路を建設し、いつでも軍事利用へと転化していくことをねらっている。厳しく監視し、空港の軍事利用に反対していこう」と訴えた。

 

 石井紀子さん(成田市川上・農業)は、「空港会社は、朝の五時から夜中の一時までの夜間飛行制限時間緩和を言い出してきたが、川上の住民はとんでもないと怒っている。空港反対運動に参加してこなかった人々も抗議し、説明会はぐちゃぐちゃになった。地域で納得、了承してくださいと言っても、そんなことはできない。本気で実現しようとしているのか。自分で自分の首を絞めているのと同じだ。もうひと踏ん張りしていこう」とアピールした。

 さらに「地区で沖縄の闘いを撮った『標的の島 風(かじ)かたか』上映会があった。東峰地区の島村努君が来てくれて、終ってから『この空港の機能強化についてなんかやらないといけないですよね』と熱っぽく語っていたのが印象的でした。次の世代か育ってくれたのかなと思った。地域で少しずつ長いものにまかれない流れを作っていきたい。胸を張って生きられるように頑張っていきたい」と強調した。

 

 平野靖識さん(三里塚らっきょう工場)は、①夜間飛行制限時間緩和反対の東峰地区の取り組み、四者協議会の説明会のやりとりを紹介。

 「成田空港は内陸空港だから地域に甚大な被害を及ぼす。円卓会議で『抑制的な運用につとめる』と合意し、7時間の飛行禁止を行うことになった。こんな約束も投げ捨てようとしている。夜間飛行制限時間緩和修正案を厳しく批判していきたい。天神峰地区の市東孝雄さん(北原派)の畑を取り上げる不当な判決が昨年、最高裁で出たが、現在、土地取り上げの執行をさせないための裁判が千葉地裁で行われている。円卓会議で『用地問題の解決にあたっては、あらゆる理由で強制的手段をとってはならない。あくまで話し合いで解決することだ』と合意している。この合意が強制的な土地取り上げを止めている。ともに三里塚を闘った沖縄の宮城せつこさんが亡くなり、遺族の意向により三里塚の地に散骨した」と報告した。

 

 大森武徳さん(らっきょう工場)は、531日未明の千葉地方裁判所八日市場支部による現闘本部破壊に対する抗議行動を報告。

 横堀団結小屋維持会は、午前中の「抗議する農民」を降ろす作業、横堀研修センターの清掃・整備作業を報告し、拠点を防衛していく闘いの重要性を強調した。また、映画『三里塚のイカロス』(代島治彦監督作品)が完成し、試写会の感想や9月から上映会が始まることを紹介した。

 渡邊充春さん(関西三里塚闘争に連帯する会)は、49関西空港反対集会、325反空港全国連絡会の全国交流会(静岡)を報告した。

 最後に「飛行制限時間緩和を許さない! 成田空港「第三滑走路」計画を撤回せよ! 裁判所の強制執行─現闘本部破壊を許さない!」のシュプレヒコールを行い、開拓道路に向けてデモに移った。(Y)

案内:7.2三里塚・東峰現地行動へ

20170702san


7・2 
三里塚・東峰現地行動へ

三里塚 東峰現地行動

飛行制限時間緩和を許さない! 成田空港「第三滑走路」計画を撤回せよ! 裁判所の強制執行─現闘本部破壊を許さない! 反原発―再稼働やめろ! 沖縄・辺野古新基地建設反対!

 

安倍政権打倒!

 

 安倍自公政権は「共謀罪」の成立を目論み、46日、衆院本会議で審議入りを強行した。安保─戦争法制、特定秘密保護法の成立など、戦争国家体制を着々と構築する安倍政治を断じて許してはならない。安倍は教育勅語の復活、学校体育への銃剣道導入などまさになりふり構わず天皇制強化─戦争への道をつき進んでいる。

 また、沖縄の辺野古・高江の米軍基地建設を沖縄への差別を露骨に示しながら強行している。さらには福島原発事故の被害者を切り捨てて原発再稼働を推し進めている。かかる安倍政権を1日も早く打倒しなければならない。

 

人権・環境破壊の夜間飛行制限時間緩和をやめろ!

 

 政府─国交省─成田国際空港会社は、空港機能の拡大を図るとして第三滑走路を2030年度までに建設するとしている。これと併せて第二(B)滑走路の北側延伸、夜間飛行時間の制限緩和の計画を打ち出している。

 夜間制限の緩和は2020年東京五輪・パラリンピックの旅客増に対応して発着枠を増やすために、現在は午後11時から翌朝6時までの制限時間を、午前1時から5時までと大幅に短縮しようというものだ。夜間のたった四時間しか飛行機の飛ばない時間がないという、騒音下住民にとってはまったく耐え難い計画である。

 国交省・空港会社・千葉県・関係自治体で構成される四者協議会は昨年10月から関係する九市町の住民に対して説明会を行ってきた。その中で住民はすべてこの飛行時間の延長に反対の声を上げ、説明する空港会社を厳しく批判した。

 2013年にはLCC(格安航空会社)などの要請により、午後11時台でも離着陸できる「弾力的運用」が導入された。その際、住民側と「なしくずし的に拡大しない」という合意が交わされた。それを全く反古にする今回の提案である。空港会社は「認めてもらえば、おおむね90%の航空会社のリクエストに応えられ、東アジアの空港間競争を戦っていける」と語り、交付金の拡充などを提示した。営利追求のみを考え、住民の生活、健康などは一顧だにしない空港会社の姿勢が露呈している。

 成田市の成田空港騒音対策地域連絡協議会(騒対協)は空港機能の拡大に関しては、これまで成田市と基本的には同じ立場にたって騒音対策・補償を要求してきたが、今回の問題では強く反発している。それほどまでに飛行時間の延長は生活に深刻な影響を及ぼすということである。

 第三滑走路の新たな騒音地域になる横芝光町航空機騒音等対策協議会が発着時間の拡大について「騒音被害を将来にわたり受け続けることに住民の理解は得られない」と四者に再検討を申し入れた。

 

成田空港「第三滑走路」計画粉砕!

 

 多古町でも地区の説明会において、加瀬勉さんが三里塚闘争の歴史を踏まえて、空港建設によっていかに住民が国家権力の暴虐の前に苦しめられ、地域が分断、破壊されたかを語り、またしても利潤の追求のために第三滑走路を押し付けていることを弾劾し、断固反対していくことを表明した。

 用地内で闘い続ける農民と連帯し、新たな第三滑走路建設、飛行時間の拡大に反対する住民と連帯し、三里塚現地に結集し共に闘おう!


20174月)

 

日時:72日(日)/午後2時結集

場所:旧東峰共同出荷場跡(千葉県成田市東峰651)/集会後、開拓道路に向けてデモ

会場への行き方:東成田駅地上13時半集合~待機迎車で会場へ

 (11:55発 京成上野 (特急)13:01着 成田13:12発→13:17  東成田)

横堀農業研修センター整備片付け作業。午前1030分~

 (午前10時東成田駅/迎車有り/センター℡0479―78─0100)

主催:三里塚空港に反対する連絡会

 連絡先:千葉県山武郡芝山町香山新田905/電話:FAX0479―78─8101

 

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