虹とモンスーン

アジア連帯講座のBLOG

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報告:7.14東峰現地行動

配信:三里塚デモ写真 7月14日、三里塚空港に反対する連絡会は、東峰地区で「飛行制限時間緩和を許さない! 成田空港「第3滑走路」計画を撤回せよ! 反原発—再稼働やめろ!沖縄・辺野古新基地建設反対!」を掲げて「7・14 東峰現地行動」を行い、40人が参加した。

 成田国際空港会社は、人権破壊、安全軽視と空港公害のまき散らしでしかない第三滑走路を2020年代半ばまでに完成させ、さらに2020年東京五輪・パラリンピックによる便数増加に対応するために飛行時間(現行午前6時から午後11時まで)を1時間延長するという計画を打ち出した。だが、騒音被害を実際に受ける飛行ルート直下の芝山町・横芝光町住民はあくまで飛行時間の延長を認めることができないと反対している。住民は「空港騒音断固反対」「わたしたちの静かな生活環境をこわすな」などの看板を掲げ抗議している。

 しかし、空港会社は、住民の声を無視して、19年の冬ダイヤ(10月)から飛行時間延長を強行することを明らかにしている。四者協議会(国・千葉県・空港会社・周辺自治体/2月4日)も空港利権の拡大を優先し、住民に圧力をかける始末だ。参加者は空港会社の居直りを許さず、闘う三里塚農民・住民と連帯して空港内にある東峰地区開拓道路にむけてデモを行った。

 旧東峰共同出荷場跡で前段集会が行われた。

 山崎宏さん(労活評現闘/横堀地区)は、「空港会社は夜間飛行時間の1時間延長を10月から実施すると言っている。第三滑走路計画も押し進めている。騒音被害を受ける横芝光町住民は強く抗議している。空港会社の利益を優先したやり方に強く反対の声をあげていきたい」と訴えた。

 続いて石井紀子さんから寄せられたメセージが読み上げられた。

 石井さんは、「沖縄を思う成田の会」の主催で上映された「沖縄スパイ戦史」を観て「沖縄について知らなかったことが多すぎるのです。……もっとこういう埋もれている沖縄の歴史を掘り起こしていこうと思います」と述べ、「とにかくアベを止めたい、ひきずり落としたい。沖縄にこれ以上の罪を重ねないよう政治の流れを変えていかなければなりません。皆さん一緒に頑張りましょう」と訴えた。

  渡邊充春さん(関西三里塚闘争に連帯する会)は、冒頭、「いつも三里塚に来ていた釜日労の山田将夫さんが1月に亡くなった。釜日労の仲間が山田さんの遺影を掲げてデモをする」と発言。また、一般社団法人三里塚大地共有運動の会の関西における取り組み、一坪共有者名簿を通した連絡の積み上げなどを報告した。

 さらに「反空港全国連絡会は、泉州沖に空港を作らせない住民連絡会、石垣島、静岡空港に反対する仲間、三里塚の仲間、羽田空港に反対する仲間たちともに活動している。関西新空港は、台風(18年9月)による連絡橋破壊の被害で安全を無視した運用が浮き彫りになった。今年から関西新空港、神戸空港、伊丹空港が一体的に運用されるが、安全無視の利益優先の姿勢は相変わらずだ。九月八日に関西新空港反対現地集会を行う。4月2日に伊丹空港にオスプレイが緊急着陸した。軍用航路の調査の目的の狙いがある。私たちは空港の軍事利用に対する抗議を行った。石垣島、宮古島に自衛隊ミサイル基地が建設された。南西諸島への自衛隊配備と空港建設の連動の危険性に注意しなければならない」と強調した。

 繁山達郎さん(一般社団法人三里塚大地共有運動の会)は、会の活動報告、一坪共有地運動に敵対する所有者不明土地対策法に対する批判と今後の対策について発言した(「一坪共有地運動に敵対する表題部所有者不明土地の登記・管理適正化法に反対する」/連絡会声明・別掲)。

 デモに移り、開拓道路から空港滑走路に向けて「飛行制限時間緩和をやめろ!成田空港「第3滑走路」計画を撤回せよ!住民追い出しを許さない!三里塚空港粉砕!」のシュプレヒコールを響かせた。

 再び旧東峰共同出荷場跡で集会の後半を続けた。

 釜日労は、「山田さんはいろんなところで頑張ってくれたメンバーだった。今日は皆さんに報告するために参加しました」と発言。

 平野靖識さん(東峰地区/らっきょう工場)は、「18年4月の火事後、皆さんに応援していただき新しい冷蔵庫を設置できた。若い新社長の下で頑張っています。社会的な信用力も高まった。近くの鉄パイプで囲まれた部分が東峰の一坪共有地だ。三里塚大地共有運動の会に登記を集めていない共有者が法人に登記を移していくのに協力していきたい」とアピール。

 続いて高見圭司さん(スペース21)、三里塚勝手連、田んぼくらぶから発言があった。

(Y)

 
 
一坪共有地運動に敵対する所有者不明土地の登記・管理適正化法に反対する

    三里塚空港に反対する連絡会


 安倍政権は「所有者不明土地対策」を口実に一坪共有地強奪の法整備を進めている。

 5月17日、所有者不明土地登記・管理適正化法(表題部所有者不明土地の登記及び管理の適正化に関する法律)が成立した。この法律は所有者不明土地対策法の第2弾。「表題部所有者不明土地」の登記・管理の適正化を図る措置として、

(1)
登記官に所有者探索のための調査権限付与、探索結果を登記に反映。
(2)所有
者を特定できなかった「表題部所有者不明土地」について、裁判所の選任した管理者の管理を可能とする内容。「管理」には草木伐採、売却が含まれる。

 17年、安倍政権は成長戦略のひとつとして「所有者不明土地対策」を打ち出した。空き家問題や防災を口実にしているが、リニア建設など大型開発促進が真の狙いだ。18年3月に決定された2030年成田第3滑走路建設計画も無関係ではない。

 18年6月、法制化第一弾として、所有者不明土地特別措置法が成立。公共事業での所有者不明土地の収用における収用委員会の関与が廃止され、申請も決定も知事のみでできる制度に改悪された。

 今回の法制定によって、所有者不明土地は登記官が調査して所有者が分からない場合、代金を法務局に供託して、裁判所任命の管理者から買収できることになった。共有者の一部を特定できない共有地も所有者不明土地となる(法務省民事局ホームページから)。

 さらに来年には第3弾として、登記の義務化、土地所有権の放棄確認緩和などの法制化が計画されている。これが成立すれば、これまでの法律と合わせ、登記期限までに相続登記がされない共有地を、法務局に代金を供託するだけで強制買収できることになる。

 まさに一坪共有運動の圧殺を狙う悪法だ。

 1966年、三里塚闘争開始直後に始まった三里塚一坪共有運動は、83年からは再共有化が取り組まれ、五三年間闘いが続いてきた。昨年10月、加瀬勉さん・柳川秀夫さんの呼びかけで三里塚大地共有委員会を受け継ぎ、一般社団法人三里塚大地共有運動の会(山口幸夫代表理事)が設立された。全国の共有者に呼びかけ、共有地の管理・登記変更に取り組んでいる。

 共有運動に敵対する法制定に反対し、一坪共有地を守り抜こう。 

     2019年6月

フォト報告:7・1 55万人デモ~香港のことは香港人が決める!中国政府の統制下の香港NO!との圧倒的民意

「週刊かけはし」2019年7月15日号の、7月7日付の沖縄報告に掲載されている「7・1 55万人デモ
 香港のことは香港人が決める! 中国政府の統制下の香港NO!との圧倒的民意」の写真を掲載する。紙面に使われた写真は、そのごく一部にすぎない。(H)

①2019.7.1 香港の日刊紙「蘋果日報(アップルデイリー)」の紙面。一面に6.9の100万人デモ、6.16の200万人デモの写真と共に、「悪法未撤回、林鄭未退陣」の見出しがある。
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②2019.7.1 香港の日刊紙「蘋果日報(アップルデイリー)」が出した特集版の中の6.9デモの写真。103万人の香港人が決起し、白服姿の良識ある人海だと伝えている。
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③2019.7.1 香港。容疑者引き渡し条例の改正案に反対して行われた大デモ。55万人参加。デモを呼び掛ける横断幕。悪法の撤回と香港行政長官の林鄭退陣を求める。
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④2019.7.1 香港。容疑者引き渡し条例の改正案に反対して行われた大デモ。55万人参加。前日はがされたが一晩で元通りになったステッカー類。その横に救対班のテント。
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⑤2019.7.1 香港。容疑者引き渡し条例の改正案に反対して行われた大デモ。55万人参加。デモ行進の道路わきに設置された様々な団体のブース。
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⑥2019.7.1 香港。容疑者引き渡し条例の改正案に反対して行われた大デモ。55万人参加。デモの先頭の宣伝カーとマイクで呼びかける青年。
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⑦2019.7.1 香港。容疑者引き渡し条例の改正案に反対して行われた大デモ。55万人参加。道路はプラカードを手に行進する人々であふれかえった。
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⑧2019.7.1 香港。容疑者引き渡し条例の改正案に反対して行われた大デモ。55万人参加。中央分離帯をはさんで両側の道路が皆行進コース。
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⑨2019.7.1 香港。容疑者引き渡し条例の改正案に反対して行われた大デモ。55万人参加。「大専同志行動」というLGBTIQA+の学生団体の横断幕「すべての権力を人民へ」
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⑩2019.7.1 香港。容疑者引き渡し条例の改正案に反対して行われた大デモ。55万人参加。女性が手にしていたプラカード。写真を撮らせてと言ったら顔を隠した。
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報告 : 6月16日「年金返せ」デモ

年金1 六月一六日午後二時から、SNSで呼びかけられた「年金返せ」デモが東京・日比谷公園中幸門を出発して、銀座を通り京橋まで行われた。若者たちの参加が目立ち、二〇〇〇人を超えていたのではないか。

 ことの発端は、五月二二日に金融庁審議会で出された、少子高齢化や非正規雇用の増加で公的年金の支給が困難となり、将来的に国民に自助を求める報告書案にするというもの。この報告書に、「九五歳まで生きるとしたら公的年金のほかに夫婦で二〇〇〇万円が必要」と書かれていた。つまり、年金だけだと毎月五万ずつ赤字になるというのだ。そして、年金が何歳からどのくらい支給されるのか、きちんとした見通しもたっていないことだ。「百年安心の年金」が足元から揺らいでいる。

 年金支給の危機として捉えられたこの報告書を、麻生金融担当大臣は自分が諮問したにもかかわらず、受け取りを拒否し、この審議会報告書をなかったものとしてしまった。その後、この審議会の根拠となった数字は厚労省が出したものであることが分かった。夏の参議院選の争点となることを恐れた政府・自民党は打ち消しにやっきになっている。

 こうした真実を隠し、ウソで逃げ切ろうとする安倍政府へ怒りをぶつけるデモだった。デモのコールは「年金返せ、年金壊すな、生活できる年金を、暮らしを守る年金を、支給開始繰り下げ反対、二〇〇〇万円も貯められないぞ」というものだった。米軍から兵器を爆買いするのに、年金や社会保障費を切り下げる安倍政権を許さないぞ。

(M)


報告:3.8ウィメンズマーチ東京2019

配信:ウィメンズ 3月8日、ウィメンズマーチ東京2019は、国連大学前(渋谷)に450人が集合し、「差別や暴力のない誰もが生きやすい社会を目指して」ともに歩いた。この日は、国際女性デー。世界の仲間たちは、ジェンダー平等を求めるグローバルマーチに数百万人が参加する。ウィメンズマーチ東京もその一環として取り組まれた。

 マーチ出発前、主催者から今日の取り組みの意義、およびみんなで掲げる要求スローガンを以下のように提起した。

 ・憲法24条を含む憲法の改悪をやめること

 ・男女間の賃金格差を是正する措置をとること

 ・夫婦同姓強制および再婚禁止期間の撤廃を含む民法改正を行うこと

 ・優生保護法下における強制不妊手術について、国の責任を認め、被害者中心アプローチによる被害の回復を行うこと

 ・女性差別撤廃条約の選択議定書を批准すること

 ・「慰安婦」問題について被害者中心による解決を目指すこと

 ・朝鮮学校に対する「高校無償化」制度からの除外や補助金の停止等の差別的
な扱いを改めること

 ・現行の外国人技能実習制度を見直し、外国からの労働者も国内の労働者と同
じ保護・権利の下で働けるようにすること

 ・公人による性的少数者に対する差別発言を許さず、性的少数者の権利を確立
すること

 ・基地周辺における性暴力の現状を理解し、新たな基地建設を中止すること

 要求スローガンを全体で確認し、マーチへ。渋谷一帯に渡って「今日は国際女性デー わたしたちの声で社会を変えよう あなたの声で政治を変えよう」などのコールを響かせた。

 マーチ終了後、東京ウィメンズプラザでリレートーク。

 『週刊SPA!』の「ヤレる女子大学生RANKING」企画に抗議する「Voice Up Japan」、佐藤かおりさん(女性と人権全国ネットワーク共同代表)、林美子さん(メディアで働く女性ネットワーク代表世話人)、議会の男女同数を目指す元橋利恵さん、移住労働者と連携する全国ネットワーク(移住連)、レズビアンのためのスペース「れ組スタジオ・東京」、医学部入試における女性差別対策弁護団、YMCA、マイノリティー差別を取り組む堀あきこさん、柚木康子さん(均等待遇アクション21)が発言。

 女性差別、性的少数者抑圧社会について次々と告発、批判が続いた。

(Y)


報告 : 3.11を反原発と責任追及の日に!デモ

配信:反天3.11 3月11日、日比谷図書館文化館で「今こそ被害者・労働者と連帯し、加害者責任の追及、原発廃止を!3・11を反原発と責任追及の日に!」(3・11行動実行委)が行われた。

 福島第一原発事故から8年目を迎える3月11日、安倍政権は国立劇場で秋篠宮が出席して、「東日本大震災八周年追悼式」を行う。地震が発生した午後2時46分に一斉黙祷を強要し、官公庁、学校、企業など「弔旗掲揚、一斉黙祷」の指示を出している。このプロセスを通して天皇制民衆統合の強化とともに、原発事故を引き起こした国家責任・原発企業責任を後景化させ、被害者も加害者もともに「日本国家の再興」「経済復興」「原発推進」へとからめとるものだ。実行委は、「皇族出席の追悼式典」・一斉黙祷反対を掲げて集会とデモを行った。

 集会は基調報告から始まった。とりわけ「皇族出席の追悼式典」に対して「天皇明仁と安倍極右政権が共同してつくった『天皇退位のための皇室典範特例法』の最大の目的が、天皇の『象徴としての務め』を法的に謳いあげ天皇と国家のもとに人民の『統合』、つまり人心の収らん、階級対立の融和を図ることにあります。今回の『皇族出席の追悼式典』もまさにその目的がある。『上皇・天皇・皇嗣皇太子』体制のもとで、今後の日本の原子力政策と電力・独占資本を支える『国民』をつくるための天皇制への統合(奴隷状態)を強めるものです」と暴き出し、批判した。

 藤田康元さん(戦時下の現在を考える講座)は、「原発・国体・不安定労働~茨城の現場から~」をテーマに講演。

 冒頭、藤田さんは、「原発震災の始まりからまる八年。東電原発事故は収束していない。東京電力福島第一原子力発電からの新たな放射性物質の放出は続いている。汚染水は敷地内で増え続けていると同時に、敷地外の外洋への流出も続いている」と指摘した。

 そのうえで「廃炉計画が順調に進んでいない。私見では、燃料デブリを取り出して、原子炉を解体して、という廃炉作業を進めることが必要なのか、そもそも疑問だ。事故原因の究明と汚染水問題の解決(軽減)と被ばく労働の最小化を同時に追求する必要があるのではないか。あらゆるデータの公開と敷地内調査を受け入れるべきである」と問題提起した。

 さらに放射能汚染の実態を取り上げ、「政府や研究機関は、福島県の超高汚染地に関しては比較的詳しい調査を行ったが、他地域の調査は全く手薄だ。特に、福島県(会津地方を除く)以外のまともな土壌放射能汚染調査を実施していない」ことを批判し、市民による自主的な土壌汚染調査の取り組み(「みんなのデータサイト)を紹介した。

 今後の方向性として①東海第二原発再稼動阻止運動 ②茨城国体(今年九月)反対運動 ③5月1日、新天皇即位を祝わない「反奉祝メーデー」の取り組みについて報告した。

 連帯発言が「終わりにしよう天皇制!『代替わり』反対ネットワーク」、「オリンピック災害」おことわり連絡会などから行われた。

 日比谷公園霞門からデモに移り、「追悼式典」反対と天皇制解体に向けたシュプレヒコールを千代田区一帯にわたって響かせた。デモの途中、東京電力本店前で抗議の申し入れ行動も行った。

(Y)



報告:三里塚芝山連合空港反対同盟(代表世話人・柳川秀夫)旗開き&東峰現地行動

配信:19三里塚旗開き 1月13日、三里塚芝山連合空港反対同盟(代表世話人・柳川秀夫)は、横堀農業研修センターで「2019反対同盟旗開き」を行い、40人が参加した。

 政府・国土交通省—成田国際空港会社は、2030年度までに第三滑走路の建設と飛行時間の延長など空港公害と環境破壊を拡大する空港機能拡大計画を明らかにした。とりわけ2020年東京五輪・パラリンピックによる旅客の増大を口実に飛行時間を午前5時から翌日午前1時までに延長するという睡眠破壊を拡大する人権侵害そのものだ。

 成田国際空港会社の夏目誠社長は、1月4日の社内訓示で国・千葉県・関係9自治体・空港会社からなる四者協議会などの推進派を自作自演で動員しながら「第3滑走路建設など成田空港のさらなる機能強化について地域の思いをしっかりと胸に刻み、全力で取り組みたい。A滑走路の夜間飛行制限緩和もできるだけ早く実施したい」と居直った。飛行時間の延長に反対する空港周辺住民は、「空港騒音断固反対」「わたしたちの静かな生活環境をこわすな」などの看板(横芝町)を掲げているように、抗議や不安などを強く表明している。旗開きは、第3滑走路建設反対と飛行時間延長を許さない闘いに向けた意志一致の場となった。

 開催にあたって司会の山崎宏さん(横堀地区/労活評現闘)は、「現地は国と空港会社による第三滑走路建設に向けて様々な策動がある。夜間飛行時間の延長によって飛行ルート下の住民は強い反対を示している。推進派は、強引に合意がなされたなどと言い、既定事実としてあるかのように宣伝している。芝山、横芝光町では根強い反対の動きがある。こうした反対派と連帯し、拡張反対を貫いていきたい」と発言した。

 柳川秀夫さん(反対同盟代表世話人)は、「去年は、共有地の法人化ということで一般社団法人三里塚大地共有運動の会を立ち上げた。1966年から一坪共有地運動が始まり、空港建設を阻む実力闘争の一環として取り組んできた。空港の巨大化は、地球の温暖化と深く関わっている。最近の天候の変化が激しい。かなり毎年、危機的状況を繰り返している。発展というのが物を消費し、増やしていくという考え方だ。格安飛行機が飛び、外国から人々がたくさん来るというのが本当の発展なのか。金儲けのことしか考えていない。三里塚闘争を通して次の新しい世界を創り出していこう」と訴えた。

 石井紀子さん(川上地区)は、「安倍首相がテレビに出てくるたびに消したくなる。ほんとにあの人の暴走をとめないとだめだ。今日は食べることについて話したい。何を食べるかということは、自分がどのように生きていくのかの選択だ。生命と活動を維持するために食べる。野菜たちのたくましい生命力を見るたびにこの命をもらっていかなければならないと思う。ワンパック野菜が去年から子ども食堂のお手伝いをするようになった。家族が集まって食べることがなくなり、子どもたちがスナック菓子で食事をすませてしまうという話を聞いて驚いた。孤食が話題となり、子どもへと広がっている。子どもたちが育ち、礎となる。野菜が皆さんの力になるように日々働いています。真剣にいいものを食べてください。今年も頑張りましょう」と述べた。

 平野靖識さん(らっきょう工場・東峰地区)は、「去年4月4日、東峰地区の樋ケ守男さん宅、三里塚物産の冷蔵倉庫を焼失してしまい大変申し訳なかった。去年はいいこともありました。三里塚物産の代表を退いて大森武徳君が代表になった。これまでの闘いを引き継いでくれる人だ。大量生産・大量消費を見直していこうという地球的課題の実験村を取りくんでおり、木の根ペンションも使っている。一坪共有地の法人化によって態勢が強化され、長く闘っていくための戦略的対峙の状況にある。今年もよろしくお願いします」と発言。

配信:東峰現地行動 加瀬勉さん(元三里塚大地共有委員会代表)は、昨年末、市東孝雄さん(北原派反対同盟/天神峰)裁判の千葉地裁不当判決に触れ、「市東さんの土地の地主は空港会社に黙って売り渡していた。市東さんはちゃんと地代は払っていたにもかかわらず、裁判所はこれらの経過を無視して明け渡すのは当然だと判断した。さらに補償してるから生存権を脅かすものではなく、職権の乱用でもないとしている。シンポジウムの合意は、強制権の問題まで合意したわけではない。強制権は存在している。裁判所は、ことごとく空港会社の主張を追認し、市東さんの土地を収用することは当然だという主張だ」と糾弾した。

 さらに「国がシンポジウムで謝罪し、強制収用はしない、話し合いをするとい
う評価がある。市東裁判判決は、政府が一貫して強制収用の姿勢を崩していないことを示している。謝ることと、強制収用はまったく別の次元の話だ。混同してきたのが、われわれの反省点だ。三里塚の弾圧手法を今、沖縄で使っている。三里塚闘争と沖縄基地反対闘争は、運命共同体だ。革命的警戒心を持って緊張感を持って闘っていこう」と決意を表明した。

 発言は、清井礼司弁護士、高見圭司さん(スペース21)、日米安保終了を通告する会、、渡邊充春さん(関西三里塚闘争に連帯する会 、関西三里塚相談会)一般社団法人三里塚大地共有運動の会、田んぼくらぶなどから行われた。最後に「団結ガンバロー」を行い、二〇一九年の闘いの団結を打ち固めた。

 旗開き終了後、三里塚空港に反対する連絡会の呼びかけで旧東峰共同出荷場跡に移動し、開拓道路に向けてデモが行われた。成田空港滑走路に向けて、「飛行制限時間緩和を許さない!成田空港「第3滑走路」計画を撤回せよ!」のシュプレヒコールを行った。

(Y)



報告 「築地市場、まだあと100年」9.29築地移転反対パレード

IMG_2728 九月二九日午前一一時から、波除神社前宣伝・スピーチから始まり、正午に築地市場正門に集まり、築地市場〜新橋〜虎ノ門〜農林水産省〜日比谷公園へと、一時間半かけて「築地を守れ、豊洲移転反対」と訴え三〇〇人が降りしきる雨の中パレードした。

 呼びかけたのは「築地女将さん会」。以下、呼びかけより。

 今回のパレードは「築地市場、まだあと100年」、「世界のブランド、日本の宝・築地市場を守れ!!」、「問題山積の移転事業は再度延期し、オリンピック後にゆっくり解決を」、です。

 この趣旨をご理解いただいたうえで、「小池百合子は説明責任を果たせ」「オリンピックより食の安全」「食の安全・安心を守ろう」「中小・零細小売店を守ろう」「築地市場は解体工事反対」「土壌汚染地への移転反対」「世界のブランド築地を守ろう」「町の商店街を守ろう」「1%のための豊洲市場反対、99%のための築地を守ろう」「日本の農業・漁業を守ろう」……そして「築地市場を守り、平和と民主主義を守ろう!」「農林水産業の破壊は戦争への道!」など、それぞれの“思い”をお持ちより下さって結構です。

 東京都は一〇月一一日に、築地市場を豊洲に移転すると発表している。豊洲市場の汚染水問題の未解決や築地市場営業権組合や水産仲卸の従業員で個人加盟の東京中央市場労働組合などとの合意がない中での強行移転だ。

 波除神社前で、山口タイさんなど築地女将さん会、中澤誠さん(東京中央市場
労働組合委員長)、吉良よし子さん(参議院議員、共産党)、宇都宮健児さん(弁護士)、ターレを運転している労組委員長が次々に移転反対を訴えた。

 築地女将さん会は「築地をつぶして、タワーマンションにしてほしくない。活
気ある築地を守っていきたい。もう少しがんばる」と語った。

 中澤さんは「七月三一日、小池知事が安全宣言した。知事が根拠としているの
は専門家会議の安全だと言う発表だ。三人の委員のうち、平田さんのみが出て記者会見した。安全だと思っているのは知事と平田さんのみだ。豊洲が安全だと言うなら、買い取って住んでほしい。移転によって仲卸や小売店がつぶれるという被害者が出る。最終的には地方の生産者にしわ寄せがいく。それは日本の形が変わることだ。築地は今ある。まだ築地市場を守ることができる」と訴えた。

 吉良さんは「一〇月六日に築地市場は閉鎖される。絶対に認められない。築地を守ろう。どうしてつぶす必要があるか。東京ガスの跡地の豊洲には化学物質が染み込んでいる。六月には基準値を一七〇倍も超えるベンゼンが見つかっている。シアンや水銀も検出されている。食の安全も脅かされている。一一センチの地盤沈下、地下水の噴出も明らかになっている。都民をだましている。命の問題だ。あきらめない」と話した。

 宇都宮さんは「都の安全宣言を受けて、農水大臣は九月一〇日に豊洲移転を認
可した。しかし、都の追加対策工事によっても、百倍のベンゼンが検出され、地下水を海抜一・八メートルに抑えなければいけないのに、九月二六日の都の発表では、三三地点の内二一カ所でこれを超えている。一六カ所では二メートルになっている。対策工事は完全に失敗だった。築地移転を中止するように、東京地裁に仮処分申請した。九月二〇日、二七日に審理が行われたが裁判所は仲卸や女将さん会などの話をよく聞いてくれた。一〇月七日以前、来週中にも決定が出るだろう。この裁判は原発再稼働問題をめぐると同じように重要だ。辺野古新基地建設反対と同じように、運動をあきらめなければ最後は勝つ。築地を守れということは日本の農水産業、消費者を守る闘いでもある」と語った。

 ターレを運転している労組委員長は「二〇年前にあこがれて築地市場で働き始
めた。築地は使いやすくなされた場所だ。合理的にできた市場だ。文化として築きあげてきた。それを豊洲の東京ガスの跡地を買い、六〇〇〇億円かけて、新しい市場を建設した。この費用を七〇年間かけて返済しなければならない。こんな話があるか。都はいったん考え直したが結局元通りの移転だ。築地でまっとうしたい」と話した。

 かむろてつさんらのテンポのよいラップ調のコール「築地ええじゃないか」で大いに盛り上がり、その後築地市場正門に集まり、パレードに出発した。途中の文科省前では「オリンピックより命のほうが大事!」「築地市場移転反対」のプラカードを掲げてパフォーマンスも行った。

 この問題を理解するために資料として、「農林水産大臣への認可申請を取り下げ、豊洲市場の開場を再度延期するよう求める要請書」と「豊洲新市場への移転差し止め請求について」を掲載する。

(M)



資料

農林水産大臣への認可申請を取り下げ、豊洲市場の開場を再度延期するよう求める要請書

二〇一八年九月五日

東京都知事小池百合子 殿
築地市場営業権組合 共同代表 村木智義、宮原洋志、山口タイ
築地・女将さん会会長 山口タイ
 
 
 本年八月一日、貴職は私たちの職場である築地市場の移転について、農林水産大臣に「中央卸売市場の位置及び面責の変更」に係る「認可の申請」を行い、これを公表されました。また築地市場では、連日のように『築地市場閉場』などの説明会が行われております。しかしながら築地市場の現場は、そのような状況ではございません。それどころか東京都からは最低限の説明もなく、公開質問状に対する回答もなく、にも関わらず強引な移転スケジュールの押し付けには多くの関係者が憤っているところです。このようなやり方は、到底受け入れることはできません。

まず第一に、土壌汚染の問題です。当初は「東京ガスの操業由来の土壌汚染は全て除去」とされていた土壌汚染対策は我々の指摘してきた通り、結局は失敗して今もモニタリングでは環境基準の一七〇倍のベンゼンが検出されています。AP1・8mで管理される予定だった地下水位も目標を達せず、地下水管理システムも失敗しております。専門家会議は新たに2・4mという目標値を設定せざるを得ない有り様です。この状態で一体何が『安全宣言』なのでしょうか。現状は「生鮮食料品等の卸売の中核拠点として適切な場所」とは到底言える状況ではない、というのが現実なのではないでしょうか。

 また、今築地市場で衝撃が走っているのは駐車場などの使用料です。これまで
私達は施設使用料の詳細について明らかにするように再三に渡り求めてまいりましたが、今回の「認可の申請」により隠蔽されてきた駐車場料金などが公表される事となりました。

 そうした中で、都内に四店舗展開しているある寿司店は軽車両二台で月間二万数千円の茶屋銭を支払っているという事ですが、これが豊洲市場では一〇万円を超えるという試算に驚き、私達営業権組合に連絡をしてきました。

 また別の運送業者の方は、現在築地市場では毎月約七〇万円の茶屋銭を支払っ
ているという事ですが、使用する車両台数は全く同じであるにも関わらず豊洲市場では月に二〇〇万円を超える請求を受けていると伺いました。現在の支払額の約三倍以上という金額ですから、事業を継続出来なくなる可能性がある極めて深刻な数字です。

 そして、同様の訴えが続々と私たち築地市場営業権組合に寄せられています。
そしてその多くが納得していません。

 駐車場の不足についても深刻です。日刊食料新聞によれば、東京都は八月二九日に江東区議会特別委員会に「五街区千客用地に駐車場整備・来年末までに四五〇台増設」を説明したということですが、これは「認可申請」の時点で、必要な「規模」を有していなかったという事になります。と同時に、来年末までの間は一体どうするのかという問題なのです。同日同紙には「臨海部BRT 整備スケジュールを改定」という記事もあるように、交通アクセスについても行き当たりばったりの行政が行われています。これについても「認可の申請」などという状況ではありません。多くの市場関係者・労働者が、豊洲市場までの“あし”を確保できないでいます。

 また、ここであらためて指摘いたしますが、この移転計画が営業権の侵害であ
るということです。これについては、既に内容証明を送付しましたが、築地市場の関係者の大多数はこの移転計画については合意したものではありません。したがって貴職が、どうしてもこの移転計画を進めようとするならば、移転に係る費用を東京都が負担するのは当然であります。にも関わらず、平成三〇年八月二〇日付「築地市場閉場に伴う市場施設の造作等の取り扱いについて(通知)」によれば築地市場の閉場に際して仲卸業務の許可を任意に取り消せるかの如く書かれていますが、東京都中央卸売市場条例第二八条には仲卸業務の許可を取り消す場合の要件が定められており、同条に抵触していない業者の「使用資格」を消滅させるには、当然営業権に対する補償が必要となります。そして補償のないままこの移転計画を進める事は営業権に対する重大な侵害であり明白な違法行為です。

 以上、ごく掻い摘んだ問題を挙げましたが、それ以外にも問題は山積しております。つきましては、以下の通り要請するとともに、今週中に回答することを求めるものです。

「豊洲新市場への移転差し止め請求」のご報告

 本日、9月19日、東京地方裁判所に「豊洲新市場移転差し止め請求」の訴状提出と記者会見を行って参りましたので、報告させていただきます。記者会見では、弁護団長の宇都宮健児元日弁連会長から訴状の詳しい紹介と説明が行われました。

訴状の概要(まとめ)

1.豊洲市場への移転が強行されようとしている。

2.本件訴訟及び申し立ての当事者56名が原告又は申立人

3.豊洲市場の土壌汚染は解決されておらず、食の安全・安心は確保されていないこと。

4.多くの仲卸業者が豊洲市場への移転の中止・凍結を求めていること。

5.原告(申立人)仲卸業者らの人格権に基づく豊洲市場への移転の差し止め請

 その後、当会の山口会長を皮切りに、女将さんたちから豊洲移転の不当性について切々とした訴えが続きました。こちらには山口会長が読み上げた文書を掲載させていただきます。

1.本日はお集まりいただきありがとうございます。先ほど、築地市場の移転「差し止め」を提訴してまいりました。

 なぜ、このタイミングで提訴なのか?ですが、そもそも築地市場の移転は、関
係者が望んだものではありません。そして今もって、多くの関係者が全く納得しておりません。そのことを皆さんの目に触れるように「旗を立てよう!!」ということです。

 築地市場の移転計画は、全部が嘘と偽りでした。『盛り土』も嘘でした。『地下水管理システム』も嘘でした。『東京ガス創業由来の汚染物質は全て除去』も嘘でした。『効果的な物流』も嘘でした。『コールドチェーン』も嘘でした。『賑わいの創出』も嘘でした。全てが嘘なのです。これで移転計画が中止にならなければおかしいと思います。

2.築地女将さん会より以下の通り、「築地市場の移転」の撤回を求めるデモを呼びかけたいと思います。

 「築地市場にお世話になった」という方は多いのではないでしょうか。今回はそういう全ての方に、来ていただきたいと思います。そう結集を呼びかけます。

 築地市場は、本日まだ築地の地にあります。

 そして、今回のデモの合い言葉は「築地市場・まだあと100年!!」です。


報告:7.8三里塚—東峰現地行動

8東峰1 7月8日、三里塚空港に反対する連絡会は、旧東峰共同出荷場跡に結集し、「飛行制限時間緩和を許さない! 成田空港「第三滑走路」計画を撤回せよ! 反原発—再稼働やめろ! 沖縄・辺野古の新基地建設反対! TPP反対!」を掲げ、東峰現地行動を行い、55人が参加した。

 安倍政権の憲法改悪・グローバル派兵国家建設と連動して、国と成田国際空港会社は、3月13日、千葉県と空港周辺九市町で四者協議会を開き、2020年東京五輪・パラリンピックでの旅客の増大を口実にした飛行時間の延長(現行午前6時〜午後11時までを午前5時から翌日午前1時まで)、平行(B)滑走路の北側延伸、2030年度までの第三滑走路建設を強行することで合意した。

 自治体など推進派は、住民の反対を無視し、交付金の増額・地域振興策と引き換えに空港会社の見直し案を受け入れ「早急に地域振興策を」と、前のめりになってきた。住民の生活を破壊してでも一部の利害関係者の利益を追い求めるという姿勢で一貫している。

 しかし、各地区説明会では、移転対象となる住民、新たに騒音地域となる住民、騒音がさらに増大する騒音地域住民からは厳しい批判の声が上がり、断固反対が次々と表明された。

 横芝光町の騒音被害を受ける住民は「騒音だけが増えてメリットは何もない」と反対を表明。芝山町の南部の住民も「なし崩し的に合意した」と四者協議会の合意を批判し、飛行時間の延長を中止することを森田県知事に求めた。成田市の空港予定地内に住む東峰地区住民も、住民を無視した一方的な決定を批判し、生活を破壊する空港機能強化に反対する声明を出している。

 空港会社の夏目誠社長は、「機能強化に向けて手続きを着実に進める。地権者の同意を頂くことが早急に必要になっている」と称して用地業務推進室を設置し、土地の取得などを担当する用地部の職員を増員(80人)に増やした。すでに用地買収同意書をばらまき用地買収に着手した。つまり、空港会社の「親切、丁寧に」のスローガンとは真逆の態度で居直り続け、住民の人権・環境破壊、過密運航等
空港公害の拡大に突き進んでいる。このような推進派のねらいを許さず、闘う農民、住民と連帯し、木の根ペンションとプール、横堀大鉄塔と案山子亭、横堀研修センターなどの闘争拠点を打ち固め、スクラムを強化していこう。

 集会は、山崎宏さん(労闘—労活評議会/横堀地区)のアピールから始まり、「説明会で石井紀子さんが空港会社になにをもって合意がなされたのかと問いただしたら、空港会社の担当者は答えられなかった。ここに象徴されるように住民の話を聞く姿勢はない。形式的に説明会を行い、自治体首長が合意したというものだ。一方的な計画の押し付け、あらゆる権力を使って圧力かけ、大金をばらまきながら押し進めるというやり方は空港建設当初から今回の事態まで本質的には何ら変わるものではない。私たちは空港会社など推進派を許さず、第3滑走路建設反対!東京五輪を利用した飛行時間制限緩和に反対していこう」と訴えた。

 石井紀子さん(川上地区)は、強風続きの天候を語りながら、「オウム真理教の7人が死刑執行された。国家による大量虐殺だ。大量虐殺を行ったから同じようなことをするのか」と批判した。

 さらに、「今日は敬愛するじいちゃん(石井武さん)の命日だ。じいちゃんの思い出を語りたい。私が嫁に来たころ、もっぱら反対同盟の全国行脚をやっていた。援農や来客も多かった。じいちゃんは色々と喋っていた。内容もおもしろかった。ばあちゃんは飯がないのになと嘆いていたときもあった。小泉政権の時、公開討論をやって、絶対に負けないぞと言っていた。実現はしませんでしたが、本気だった。どこに出ても誰にも負けない正義と主張があると自信を持っていた。晩年は病気との闘いで苦労していたが、最後は苦しくむこともなく逝った。じいちゃんは東峰の墓地に分骨し眠っています。息子の恒司さんは墓地を売ってしまった。本当にショックだったが、今も墓地にじいちゃんがここにいてくれることが一番の支えだ。皆さん、時間があったらお墓参りしてください。喜ぶと思います」と発言した。

 平野靖識さん(らっきょう工場・東峰地区)は、「4月4日東峰火災についてのご報告とおわび」の文書を配布し、経過を報告し、「樋ケさんの家も、三里塚物産の冷蔵庫も同地での再建は果たせませんでした。東峰六三番地の一坪共有運動に力を与えていたに違いないと思うとき、これらを共に失火により消滅させてしまった不始末の責任の重さを感じずにいられません。一坪共有者の皆さんと、日々三里塚闘争を闘われている皆さん、また三里塚闘争に心を寄せている皆さんに心より深くおわび申し上げます」と発言。

 さらに「三月に四者協が行われ合意したとぶち上げた。4月5日に、もう四者協で合意しちゃっていたのに東峰地区の説明会を行った。東峰の人たちは、岩沢という空港会社の共生部長が第一回目の説明会の時、『空港機能強化のご説明は、期限はない。繰り返し双方向、対話型の性格です』と言っていた。四月の説明会では、どういうことなのかと問いただした。ところが岩沢部長は参加しなかった。住民がコケにされている。闘いはこれからだ」と糾弾した。

 集会後、開拓道路に向けてデモに移った。B滑走路に向けて「第三滑走路建設をやめろ!飛行制限緩和を許さない!」のシュプレヒコールを行った。

 デモ終了後、第三滑走路計画の現地調査に入った。山崎さんのガイドで参加者
は、成田空港周辺地図を見ながら各ポイントをチェックしていった。明らかに計画の杜撰であること、住民無視の環境破壊に満ちていること、ゼネコンなど空港利権を膨らませる建設であることを確認した。

(Y)





報告 : 6.4防衛省申し入れ行動

IMG_2516 六月四日午後六時半から、辺野古への基地建設を許さない実行委員会が呼びかけて、防衛省に対して月例の申し入れ行動を行った。

 最初に、辺野古へ行ってきた仲間が五月二七日、沖縄市で行われた辺野古土砂ストップ!沖縄集会の報告と「辺野古に基地が作られれば、米国防総省が決めている高さ制限に弾薬庫などがひっかかり、違反になるのに、それを無視して工事を進めようとしている」と埋め立てを批判した。

 次に三多摩の仲間が、米軍横田基地へのCV22オスプレイ配備に反対する訴えを行った。「今後本格的に横田配備が行われるが、それに対して、六月五日日比谷野外音楽堂での反対集会、六月一六日横田デモ、六月一七日平和運動センターのデモ、六月三〇日横田デモと様々な団体による集中した配備反対の六月行動が組まれている。ぜひ参加してほしい」。

 六月一〇日、国会包囲行動への参加アピールの後、沖縄から沖縄平和運動センターの大城悟事務局長が電話で訴えた。

 「辺野古埋め立て工事の違法性が明らかになってきている。国はひた隠しにし
てきたが、軟弱地盤、高さ制限問題など。一一月知事選をひかえ、全国の声を集めて行動を起こす。ねばり強く闘う。共にがんばろう」。

 辺野古の海を土砂で埋めるな!首都圏連絡会の仲間が、「六月九日に、大城博治さんを呼んで会の結成集会を行う。そして、六月二四日、新宿一周デモ、六月二八日土砂埋め立て会社の大成建設株主総会への抗議行動と首都圏で街頭宣伝・集会などを六月集中月間として取り組む」と報告し行動への参加を訴えた。この日、防衛省への申し入れを本郷文化フォーラムが行った。次回は七月二日(月曜日)午後六時半から、防衛省申し入れ行動を行う、参加を。

(M)

報告:天皇『代替わり』と安保・沖縄を考える4・28―29連続行動

29 4月28日、「天皇『代替わり』と安保・沖縄を考える4・28―29連続行動」(主催:実行委)の一環として「 明治150年:日本(ヤマト)による沖縄差別を問う―近代天皇制国家形成から日米安保体制のもとで」を掲げた集会が文京区民センターで行われ、106人が参加した。

 1952年4月28日、フランシスコ講和条約と日米安保条約の発効によって沖縄を「本土」から切り離し米軍による沖縄への軍事支配を承認し、米軍基地の過重な負担を押しつけた。沖縄では「屈辱の日」として抗議し続けている。

 安倍政権は天皇制賛美の「明治150年」キャンペーンを展開し、連動して天皇明仁・美智子は3月27日~29日に沖縄を訪問した。実行委は沖縄と日本(ヤマト)の関係、天皇制の役割について分析し、第一が日本と沖縄が生み出し続けている矛盾や「違和」を消去させ、日本の沖縄支配を正当化し、住民を政治的・文化的に「再統合」していくものであり、第二は遺族に「寄り添い」、「慰撫」するとされるふるまいを通して、天皇制国家の戦争・戦後責任を観念的に清算し消去してく装置であることを批判した。さらに「与那国への陸自配備、宮古島や石垣島、沖縄本島への配備計画など、軍事的な対中国シフトを強化している現政権の志向と、天皇の沖縄訪問とが、今回とりわけ露骨にリンクしていた」(集会宣言)ことを明らかにした。

 集会は、天野恵一さん(実行委)の問題提起から始まった。天野さんは、新崎盛暉さんの死去(3月31日)を通して、あらためて新崎さんが問い続けてきた課題について「日米安保体制の歴史と現在、そしてこれから」(PP研50号)、「戦後アメリカ―日本―沖縄 関係の原型」(運動〈経験〉37号)などを整理し、何を継承していくのかや今後の反天皇制運動の課題について掘り下げていった。

 湖南通さん(那覇市出身、日本近代法史研究)の「お話」。

 冒頭、辺野古新基地反対・キャンプシュワブゲート前500人6日間連続行動において座り込み闘争に対する機動隊の暴力によってけが人が続出しつつも、断固して闘いぬいたことを報告し、さらなる現地結集と連帯を呼びかけた。

 さらに「明治150年:日本(ヤマト)による沖縄差別を問う」をテーマに①幕藩体
制と天皇②明治政府による法的差別③国防の人柱とされる沖縄―日本本土の盾に④米軍統治時代から沖縄返還以降について提起した。

 その中で「沖縄における公用地等の暫定使用に関する法律」(1971年制定)、地方分権推進一括法(1999年)をとり上げ、「公用地法は、米軍に自分の土地を提供することを拒否する反戦地主の土地をも強制的に借り上げることを可能となり、沖縄だけに適用される。地方分権法は米軍に提供する土地を総理大臣の一存で取り上げができるようになった。これらの法を多数の国会議員によって制定された。このような議員を選んだ日本の有権者には、沖縄の基地を集中、固定化する差別立法を成立させた責任の一端がある」と批判した。

 連帯アピールが 沖縄・一坪反戦地主会関東ブロック、沖縄の元海兵隊員による性暴力殺害から2年 基地・軍隊はいらない! 4・29集会、警視庁機動隊の沖縄への派遣は違法住民訴訟、優生手術に対する謝罪を求める会、安倍靖国参拝違憲訴訟の会、元号はいらない署名運動から行われた。

4・29反「昭和の日」デモ

 連続行動の二日目、4・29反「昭和の日」デモが行われ、100人が参加した。

 常盤公園で前段集会。前日の集会の報告および、天皇制の戦争貢任・植民地支配責任を問い、天皇裕仁の誕生日として賛美することを許さない反「昭和の日」デモの意義について意志一致した。さらに連続行動が来年の天皇「代替わり」に反対していく取り組みのステップとしてかちとられていることを確認した。

 参加諸団体のアピール後、デモに移り、機動隊の不当なデモ規制を許さず、銀座一帯にわたって「安倍政権の改憲を許さない!天皇制はいらない!天皇『代替わり』賛美をやめろ!『昭和の日』いらない!沖縄辺野古新基地建設反対!」などのシュプレヒコールを響かせた。

(Y)

【沖縄報告】2018年4月18~23日(辺野古500一日目)

沖縄報告2018年4月23日の本文は掲載され次第リンクを張ります。


2018.4.18キャンプ・シュワブゲート前座り込み。工事車両に「不法工事やめろ」とアピール

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2018.4.18キャンプ・シュワブ第1ゲート。米軍車両に抗議。「人殺し工事やめて」「海兵隊は撤退を」

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2018.4.18キャンプ・シュワブゲート前座り込み。この日2回目の資材搬入・強制排除を前に、歌を歌い団結。

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2018.4.18キャンプ・シュワブゲート前座り込みの向かいで、ひとり読経し新基地反対を訴える。

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2018.4.21キャンプ・シュワブゲート前座り込みに150人。終日資材搬入はナシ。稲嶺進前市長も駆けつけ、「勝つまであきらめない」とアピール

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2018.4.21キャンプ・シュワブゲート前座り込みに150人。終日資材搬入はナシ。生物学者の屋冨祖さんがヒメサンゴの骨格を手に埋立阻止を訴え。

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2018.4.23ゲート前連続一週間500人行動。早朝から結集したたくさんの人が座り込み。県警はあえて排除に乗り出した。午前9時。

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2018.4.23ゲート前連続一週間500人行動。座り込みの力を軽く見て排除に乗り出した警察機動隊。午前910分。

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2018.4.23ゲート前連続一週間500人行動。午前11時。ゲート前の人海は、排除されても減らない。

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2018.4.23ゲート前連続一週間500人行動。この日のゲート前行動に参加するためアメリカから駆けつけたVFPの人びと。

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2018.4.23ゲート前連続一週間500人行動。警察の排除は相変わらず乱暴。人に対する節度がない。救護班が倒れた人を看護。12時。

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2018.4.23ゲート前連続一週間500人行動。防衛局は無理やりダンプの進入をはかったが、ゲート前の人波に阻まれ立ち往生。午後1

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報告:2018原発のない福島を!3.17県民大集会

配信:福島 3月17日、福島県楢葉町天神岬スポーツ公園で「2018原発のない福島を!県民大集会」(主催:実行委)が行われ、3300人が参加した。

 角田政志実行委員長が主催者あいさつを行った。

 「原発事故から八度目の春を迎えた。被災地の復興が進んでいるとはいえ、住民の帰還には多くの課題がある。亡くなられた方々のご冥福をお祈りしたい。今年は被災地の楢葉町を会場に準備を進めてきた。被災地で集会を行うことについては、『第一原発事故の収束にいたっていない中で大規模集会をやるべきではない』『被災地に多くの人を集めることは福島は安全だという国の復興政策と同じにみえる』など様々な意見がなげかけられた。昨年は多くの地域で避難指示が解除された。しかし、住民帰還に関しては、一人一人様々な思いがあり、選択が迫られ、新たな課題が生まれ、人々の分断も生まれている。これが福島の現状であり、実態だ。どの意見がよい、悪いということではなく、この事実をしっかりと押さえておかなければならない」。

 「被災地で県民集会を行うことの意義について、議論を重ねてきた。元の生業を取り戻したいと帰還した人の今の生活の姿がある。しかしそれを簡単に取り戻すことはできない。古里の帰還を諦めた人、今も思い悩んでいる人もいる。これが原発事故をもたらした事実です。原発事故の風化が進む中で皆さんに原発事故によって奪われた暮らしと人々の人権、原発災害の苛酷さを実際に見ていただきたい。福島の事実を多くの人々に広めていただくことがなにより重要だと結論を出した。県民集会の大きな目標は、東電第二原発の全基即時廃炉を実現することだ。福島に原発はいらない。原発のない社会を作っていこう」。

 連帯あいさつが鎌田慧さん(さようなら原発1000万人署名市民の会)から行われ、「安倍政権を打倒できないわれわれの力不足を感じている。原発事故がなかったように川内、伊方、高浜と続き、これから玄海、大飯原発の再稼働が進められている。使用済み燃料を処置できない出口がないにもかかわらず突進している。歴史的な教訓を生かせず安倍政権に引き継がれている。森友・加計学園問題に見られるように政治が私物化されている。原発政策が破たんしているにもかかわらず推進し、輸出しようとしている。国会内外の闘いでこのような政権は打倒するしかない」とアピール。

 武藤類子さん(ハイロアクション福島)が呼びかけ人の訴えを行った。

 「今、福島では帰還、復興、再生、未来などのポジティブな言葉が飛び交っている。2020年のオリンピックを控え、莫大な復興予算が投入され、沿岸地域を中心にイノベーション構想が進められている。福島県は、できるだけ早く避難者をゼロにしたいと考えている。しかし、その影で苦しんでいる人が多くいる。避難住宅の無償提供が打ち切られ、生活は困窮し、追い詰められて望まない帰還をする人、ホームレス、自死する人も出ている。この帰還政策は、本当に妥当だったのでしょうか。安全、暮らしが保障される施策がなかったのか。国連は原発事故被害者の人権状況を是正するように政府に勧告した」。

 「福島沖の海は、原発事故によって大量の放射性物質が流されたのに、さらに人為的に流すのか。許し難いことだ。甲状腺ガンの疑いが一九六人となった。さらに増えていることが発覚した。甲状腺ガン検査を縮小する動きさえある。裁判では東電の責任を認める判決が出ている。刑事裁判も始まっている。原発事故は被害者の人権を侵害し、生きる尊厳を傷つける。分断されず、なにが力をあわせることができるのか。この時代を生きる有り様が、次の時代を作っていくことを忘れずに今を誠実に生きていきたい」。

 三瓶春江さん(浪江町津島地区の原発訴訟原告団)は、「古里を返せと裁判を行っている。被害者は全国に避難を強いられている。原発の被害者を出してはならない、将来の子どもや孫たちに後始末をさせてはいけないという思いで一杯だ。残酷な状況になったのも原発事故のせいだ。何事もなかったかのようになぜ原発を再稼働するのか」と糾弾した。

 高校生平和大使の二人は、核兵器廃絶運動の取り組みや原発廃止に向けて発言
した。

 最後に「原発NO!」のプラカードアピール、集会アピールを採択した。


 また集会は、「私たちは訴えます!」―①東電福島第二原発を廃炉とし、福島
県では原子力発電は将来にわたり行わず、福島県を再生エネルギーの研究・開発及び自立的な実施拠点とすること。②放射能によって奪われた福島県の安全・安心を回復し、県民の健康、とりわけ子どもたちの健やかな成長を長期にわたって保障すること。③原発事故に伴う被害の賠償、及び被災者の生活再建支援を、国と東京電力の責任において完全に実施すること。―を確認した。


(Y)



報告 : 3.21さようなら原発全国集会

FB_IMG_1521613979022いのちを守れ
くらしを守れ
フクシマと共に
3.21さようなら原発全国集会


 三月二一日午後一二時半から、東京代々木公園で「いのちを守れ くらしを守れ フクシマと共に3・21さようなら原発全国集会が雨とみぞれ混じりの中でも全国から熱い想いの一万二〇〇〇人が集まった。主催は「さようなら原発」一千万人署名 市民の会、協力:戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会。

 集会の前に、さようなら原発ライブがゼロノミックスとMILK(弥勒)の歌
によって行われた。本集会は午後一時半から開始された。

 落合恵子さん(作家・呼びかけ人)が「雨が雪になっているが怒っているから寒さを感じない。安倍政治によって、耐えることを強いられてきた。福島の孤立感と苦しみを誰が作ったのか。原発をなくす、在日米軍をなくす、改憲を許さない。何としても安倍政治をストップさせよう」と主催者あいさつをした。

 フクシマから、片岡輝美さん(脱ひばく子ども裁判の会共同代表)、この間の損害賠償裁判で国と当然の責任を認める判決が相次いでいる。低線量被曝が争点で、東京地裁がこれを認める判決を出した。われわれは都合のいい、無力の市民ではない」と闘いを宣言した。

あらかぶさん(被曝労働者)は「原発を早く収束
させたいと思い、家族の反対を押して、福島原発事故現場で働いた。現場はズサンな管理が行われていた。二〇一三年熱が出て、風邪のような症状になり、調べたら白血病だと分かった。骨髄輸血五〇回などつらい治療を受けた。敗血病やうつ病にもなった。その後労災認定を受けた。裁判を起こしたのは、東電に責任を認めさせ、二度とこのような事故を繰り返させないためだ」と話した。

長谷川克己さん(自主避難者)は「原発事故五カ月後に郡山市から静岡県の富士宮市に家族四人で避難した。悔しい思いをしながら福島を離れた。被曝がなかったように、原発はコントロールされている錯覚を作り出している。絶対にこのまま終わらせるわけにはいかない。必ずけじめはつけさせる」と強く訴えた。

村上達也さん(元東海村村長)が東海第二原発再稼働について報告した。

「原発発祥の地で六〇年原発推進の旗を振ってきた。一九九九年のJCO臨界事故の時、安全だと言われたが、住民を避難させた。政府は想定外の事故だとして依然として安全神話を作っていた。二〇一一年福島原発事故の三カ月後に脱原発を表明した。脱原発をめざす首長会議を立ち上げた。東海第二原発は四〇年経た原発を二〇年延長させるモデルとして再稼働しようとしている。これを何としても阻止しなければならない」。

韓国のイ・キョンジャさん(核再処理実験阻止30キロ連帯実行委員長、労働党副委員長)が連帯のあいさつをした。

「すべての原発に反対し、平和を願っている。朝鮮半島の南北対話、米朝会談は
平和の春が本当に来ているのか。平和協定だけでは平和はこない。サード追加配備、GM工場の閉鎖、権力型の差別、ムン・ジェイン大統領は脱原発を表明したが五基の原発が建設されている。日本で原発再稼働、安倍による改憲の動きが出ている。こうした問題を解決していかないと非核化・平和協定は本当に実現しない。韓国では二四基の原発が稼働している。一万六〇〇〇トンの核のゴミが溜まっており、一年で七五〇トンが新たに生まれる。一五〇万人の大都市の真ん中に核のゴミが運ばれている。すべての核兵器の廃棄、原発をなくせ。日韓連帯が大事だ。安倍をやめさせるまで連帯する」。

イさんらはソウルで行進した時、核廃棄物の脅威を訴えるために作った廃棄物の
ドラム缶二個をプレゼントした。フクシマ連帯キャラバン隊の報告の後、河合弘之さん(原発ゼロ自然エネルギー推進連盟事務局長)が「原発の即時ゼロ、再稼働の禁止の原発ゼロ法案を作り、野党が国会に提出した。世界が地球温暖化対策のために自然エネルギーへ切り替えつつある。原発ゼロは必ず勝つ。自信を持って闘おう」と話した。

逢坂誠二さん(立憲民主党エネルギー調査会会長)が「三
月九日原発ゼロ法案を国会に提出した。この法案を作るために二〇カ所でタウンミーティングを行い、二〇〇〇人が参加した。安倍首相は方案は無責任だと言ったが、四七トンもプルトニウムをため込み、廃棄物処理場も見つからない。こんな状態で原発を推進する方が無責任だ。海外への原発輸出を許してはならない」と話した。

福山真劫さん(総がかり実行委)は「安倍政権の矛盾が吹き出ている。三月二七日に佐川証人喚問が決まったがしっぽ切りを許さない」と安倍内閣総辞職をせまった。鎌田慧さん(ルポライター)が閉会のあいさつを行い、全員でシュプレヒコールで傘をふり、闘いを盛り上げた。デモが予定されていたが雪のため、集会のみとなった。寒い中、最後まで脱原発・福島の被災者を支援する決意に満ちた
集会となった。

(M)


報告 : 3.19 「森友学園問題徹底究明、佐川・安倍昭恵など証人喚問実現 安倍内閣退陣へ」国会前行動

DSCN4833 三月一九日午後六時半から、衆議院議員前で「森友学園問題徹底究明、佐川・安倍昭恵など証人喚問 安倍内閣退陣を」求めて、総がかり行動などが呼びかけた月例の19行動が行われ、小雨の降る中ではあったが五〇〇〇人が国会前を埋め尽くした。

この日は参議院予算委員会での森友問題の集中審議の日であり、国会
で熱い論戦が行われ、佐川前国税庁長官の国会証人喚問を求めたが自民党はこれを拒否し、攻防が続いている。

 司会の菱山南帆子さんが「朝日新聞の世論調査で内閣支持率が三一%に急落した。市民の怒りが急速に広がっている。一桁台に落とし、万余の人で国会を埋め尽くし安倍を打倒しよう。キャンドル革命を起こした韓国の人々は国境を越えた連帯を表明し、北東アジアの平和を求めている。日本でもキャンドル革命を起こそう」と呼びかけた。

 駆けつけた国会議員が国会状況の説明と闘う決意表明を行った。山本和嘉子さん(衆議院議員、立憲民主党)、穀田恵二さん(衆院議員、共産党)、福島みずほさん(参議院議員、社民党)、伊波洋一さん(参議院議員、沖縄の風)。大阪から駆けつけた木村真さん(豊中市議)は「とにかくがまんならん。安倍はやめろと心の叫びだ」と熱く訴えた。

 憲法9条を大切に守りたいという主義で、9の数字の紋付を着て高座に上がっている古今亭菊千代さんの発言の後、諏訪原健さん(安保法制の廃止と立憲主義の回復を求める市民連合)が「自分たちのためなら何をやってもいいという安倍政治にみんな怒っている。初めて行動に参加したという人がたくさんいる。一〇万、二〇万人集めよう」と話した。

 宮里邦雄さん(労働弁護団)、佐藤学さん(安全保障関連法に反対する学者の会)、練馬9条の会の大柳たけひこさん、沖縄・国会包囲実行委の青木初子さんがそれぞれ活動報告と安倍政治を批判した。

 宇都宮健児さん(弁護士)が東京都迷惑防止条例「改正」案の危険性について
説明し、条例案の撤回を求めた。

 「東京都は集会・デモつぶしの条例を採択しようとしている。今までの条例だと告訴しないと捜査できなかったがそれがいらなくなっている。罰則も重くなっている。悪徳会社の社長を糾弾したり、マスコミの取材で『みだりにうろつく』と弾圧の対象になる。質疑が始まったが根拠が示されていない。今回の条例改正案はこっそりと出され、今行われている国会や官邸前行動も対象になる。安倍政権の委託を受けているのではないかと疑いたくなる。三月二二日、委員会採択、二八日本会議にかけられる。弾圧条例を阻止しよう」。

 最後に福山真劫さん(平和フォーラム)が「本日の行動には五〇〇〇人が参加
し、確実に広がっている。週末にかけてと三月二七、二八日午後六時半から衆議院会館前行動、四月中旬に国会正門前行動を行う。安倍打倒を実現しよう」と行動提起し、国会に向けてコールを行った。

(M)

報告 : 3.16安倍・麻生の国家の私物化糾弾!公文書改ざんを許さない緊急行動

IMG_2374 三月一六日正午から、衆議院議員会館前で「安倍・麻生の国家の私物化糾弾!公文書改ざんを許さない緊急行動」が、総がかり行動などが呼びかけて行われた。雨が降る中ではあったが一二〇〇人が集まった。

 参加した国会議員が次々と安倍退陣を求めて発言した。近藤昭一さん(衆院議員、立憲民主党)は「前川前事務次官が名古屋の公立中学校で講演を行った。それに対して文科省が名古屋市の教育委員会に内容を問いただし、講演録を出せと要求した。これは教育への介入だ。第一次安倍内閣の時、教育基本法を法にそって教育をしろと変えた。みずほの國、教育勅語の見直しなど、国が人を支配していく。そこに根本的な問題がある。森友学園の教育方針に安倍首相らが賛同していた。そこから森友事件が起きた。佐川さん一人が文書の改ざんを指示したわけではなく、組織をあげてやっていた。そうしたことを官邸・総理が知らないわけがない。総理に責任がある」と批判した。

 元総務省の官僚であったという小西ひろゆきさん(参議院議員、民進党)が
「国会の国政調査権に基づき、提出を要求した資料が書き換えられ、偽造されたということは議会政治を否定するもので、最も仕事に厳格であるとされる財務省がそうしたことを単独でするはずはなく、別の所からの強い指示がなければやらない」と自らの経験を通じて、安倍政治を痛烈に批判した。藤野やすふみさん(衆議院議員、共産党)、福島みずほさん(参議院議員、社民党)、糸数慶子さん(参議院議員、沖縄の風)も安倍退陣を要求した。

 公文書のあり方に詳しい右崎正博・独協大名誉教授(憲法・情報法)が安倍政
治の在り方を批判した。

 「二〇一二年、安倍首相が政権に返り咲いてから、秘密保護法、集団的自衛権行使、安保法、共謀罪と立て続けに問題になった法案を成立させてきた。そうした流れの中で今回の意図的な虚偽文書・改ざんがあった。これは国民への冒涜であり、民主主義の破壊だ」。

 「集団的自衛権問題で、内閣法制局の中でどういう討論があったか文章を作成していなかった。いったん作られた想定問答を使わなかった。それの公開を拒否した。公文書管理法では民主主義を支える知的資源であり、文書を作成しなければならないことを義務づけている。それによって政権の活動を監視することができる。今回起こっているのは国民主権の破壊になる。麻生大臣は佐川を擁護し続けている。即刻退陣を」。

 小田川義和さん(憲法共同センター)さんが「高田さんらと韓国に行き、市民団体と交流してきた。国政の私物化をしたチェ・シンスルゲートと同じだと言われた。朝鮮半島の平和をじゃましている安倍政権。アメリカがイラク戦争を始めたのも、イラクが大量破壊兵器を持っているというウソの情報からだった。五〇〇兆円の戦費、ISを生み出し、破壊と貧困を作り出した。自民党の九条改憲案、働き方改革法案も葬り去ろう」と主催者あいさつを行った。

 棗一郎さん(日本労働弁護団)は「たった今、二〇〇人で院内集会を行い、この行動に合流した。裁量労働制でデータをごまかした。いったん法案提出をあきらめたが来年出し直すとしている。そして高度プロフェッショナル制度の導入はあきらめていない。これは労働規制を安全にはずすもので、絶対に容認できない。もっともっと怒りをもとう。安倍内閣の存在自体が許せない」と痛烈に批判した。

 最後に、高田健さんが「安倍政権退陣行動は、三月一七日福島集会、二一日の代々木公園での反原発集会と連帯する行動である」と連帯を表明し、「三月二二日から二三日に佐川国会喚問がある。来週がヤマ場だ。定例の一九日行動も行う」と行動への参加を呼びかけ、全員で国会向けてコールを行った。

(M)


報告 : 3.13森友学園問題徹底追及、安倍退陣へ!国会前行動

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戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委
森友学園疑惑徹底追及! 安倍内閣は総辞職を!
国会前連続行動


 三月一三日正午から、衆院議員会館前で「森友学園疑惑徹底追及! 安倍内閣は総辞職を!」緊急行動が、戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委の呼びかけで行われ、労組、市民団体、宗教者など一〇〇〇人が集まった。

 野党議員が多く参加していたが、代表者のみの発言となった。トップをきって、福島みずほさん(参議院議員、社民党)が「三月一二日、改ざん文章が明らかになった。改ざんと大量の偽造が行われていた。写しも公文書偽造罪が成立する場合があり、一〇年以下の懲役刑だ。こんなことを財務省だけでやれるか、佐川一人に責任を押しつけて幕引きはできない。官邸政治であり、麻生・安倍の責任だ。昨年の二月一七日、『森友学園問題に妻や私がかかわっていたとしたら、国会議員・首相もやめる』と国会で安倍首相が発言した後に、昭恵、安倍、日本会議などが全部削除された。昭恵夫人や佐川氏を国会招致しなければならない。安倍内閣の退陣を勝ち取ろう」と訴えた。

 杉尾秀哉さん(参議院議員、民進党)は「改ざん・隠ぺい、こんなひどいこと
が国会で行われていた。いっしょになって安倍を引きずりおろすために闘おう」と熱く語った。糸数慶子さん(参議院議員、沖縄の風)は沖縄の強引な基地建設の手法を批判しながら、「森友学園問題でも政治の関与がなければ書き換えはありえない」と話した。

逢坂誠二さん(衆議院議員、立憲民主党)が安倍のひどい対応を批判し、「われわれも死にものぐるいで闘う」と決意表明した。宮本岳志さん(衆議院議員、共産党)は「森友問題で追及しはじめてから三九一日目になる。もう一歩で安倍内閣を倒せる。NOの審判を突きつけよう」と語った。

 次に、主催者の山本さんが「全容解明すること、責任を明らかにすることを求める。そして麻生・安倍の責任だ。安倍内閣は総辞職・退陣せよ」と訴えた。参加した大衆団体からあいさつが行われた。日韓ネットの渡辺健樹さんは「韓国のパク・クネ大統領を追いつめた状況と似ている。韓国の民衆はキャンドル革命でパクを倒した。日本でも同じようにできる。より多くの人を集めて安倍を倒そう」とあいさつした。宗教者ネットの武田上人(日本山妙法寺)は「安倍内閣の目的は戦争する国にすることだ。平和の声で埋めつくし、安倍を退陣させよう」と話した。

 最後に、金曜日まで連続議員会館前、国会正門での行動、そして、月曜日の19日行動が提起され、この一週間が山場で行動に参加しようと呼びかけた。国会前での抗議行動に参加し、安倍退陣を勝ち取ろう。

(M)

1.6『安倍9条改憲NO! 憲法を生かす全国統一署名』新宿駅西口で

IMG_2217 安倍首相が年頭のあいさつでも九条改憲を何としても実現すると並々ならぬ決意を示した。今年は明確に憲法改憲を阻止できるかどうか、きわめて重要な年だ。

一月六日正午から一時間半、新宿駅西口駅頭で、『安倍9条改憲NO! 憲法を生かす全国統一署名』をアジア連帯講座呼びかけで行い、七人が参加し、四〇筆が集まった。前日のこの冬一番の寒さが少し和らぎ、署名日和であった。新宿駅西口は土曜日のお昼時であり、たくさんの人が行き交っていた。

 二年前の戦争法反対以来の街頭署名に取り組んだ。すでに隣でも別の団体によ
って同じ署名活動が行われていた。「戦争のできる国にするための憲法九条改正反対」、「アジア・太平洋戦争を忘れてはならない」、「沖縄の基地建設反対と連帯して憲法改正に反対しよう」、「戦争で問題は解決しない」などをマイクで訴えながら署名活動を行った。署名してくれた人は多くが自分の方から積極的に応じ、「がんばってください。がんばろう」とエールを交換した。また、年配者だけではなく、若者の男女や家族連れなども署名してくれた。月一回の継続した署名活動を行いたい、ホームページでお知らせするので、参加を。

(M)


【沖縄報告2017年10月28日】フォトレポート

沖縄報告20171028日の本文はこちら

 

2017.10.21済州道カンジョン。毎朝7時に海軍基地正門前で百回の祈りを捧げる「百拝」

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2017.10.21済州道カンジョン。毎日12時、海軍基地正門前の道路一帯で繰り広げられる「人間の鎖」行動

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2017.10.21済州道カンジョン、「サムゴリシクタン(三叉路食堂)」と海軍基地反対の鉄塔。

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2017.10.21済州道カンジョン。「平和の風」のクジュンソさんがピョンテク、クンサンの米軍基地が生み出す環境汚染などの被害について報告。

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2017.10.22済州道カンジョン。聖フランシスコ平和センターの一角にあるムン・ジョンヒョン神父の作業場。「魂」とハングルで掘った木彫りの彫刻をいただいた。

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2017.10.21済州道カンジョン。聖フランシスコ平和センターの一角にあるベトナムピエタ像。ベトナム戦争での韓国軍の暴虐を伝える。

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2017.10.25キャンプ・シュワブゲート前座り込み。警察機動隊による排除に対し、こぶしをあげて抗議。

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2017.10.25キャンプ・シュワブゲート前座り込み。警察の排除は乱暴。力のある若い警察官が女性の腕をねじって運ぶ。

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2017.10.25キャンプ・シュワブゲート前座り込み。工事用ゲート前で待機する工事車両にプラカードを掲げて抗議。

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2017.10.25カヌー80艇、抗議船6隻が参加した海上大行動。パドルをいっせいに高く掲げて「違法工事反対」のアピール。(写真=カヌーチーム千葉さん)

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2017.10.25カヌー80艇、抗議船6隻が参加した海上大行動に連帯する集会。挨拶するヘリ基地反対協安次富浩共同代表。

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2017.10.25カヌー80艇、抗議船6隻が参加した海上大行動に連帯する集会。横断幕のアピールをするカヌー・チーム
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【沖縄報告2017年10月20日】フォトレポート

沖縄報告2017年10月20日の本文はこちら

2017.10.8普天間基地ゲート前座り込み5周年集会。宮城秋乃さんがやんばるの米軍訓練の状況について報告。

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②やんばるの森周辺を低空飛行で飛び回るオスプレイ。電線近くを飛んでおるように見える。

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2017.10.8普天間基地ゲート前座り込み5周年集会。ゴスペルを歌う会のリードで、全員で「We shall overcomeWe shall overcome

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2017.10.18米軍ヘリが炎上大破した事故現場の牧草地の所有者・西銘さんの住宅に集まる取材陣。

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2017.10.18米軍ヘリが炎上大破した事故現場の牧草地の所有者・西銘さんの住宅に集まる取材陣。

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2017.10.18 米軍ヘリが炎上大破した事故現場の牧草地の所有者・西銘さんの住宅に集まる取材陣。現場から出てきた海兵隊の車。

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【沖縄報告2017年10月14日】フォトレポート

沖縄報告2017年10月14日の本文はこちら

2017.10.10辺野古埋立工事差し止め訴訟第1回口頭弁論。法廷に先立ち開催された決起集会(城岳公園)。集会開始前、談笑する議員たち。

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2017.10.10辺野古埋立工事差し止め訴訟第1回口頭弁論。法廷に先立ち開催された決起集会(城岳公園)。翁長知事が決意表明。

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2017.10.10辺野古埋立工事差し止め訴訟第1回口頭弁論。法廷に先立ち開催された決起集会(城岳公園)。手を結んで高く掲げてガンバロー

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2017.10.11キャンプ・シュワブゲート前座り込み水曜行動。テント前の様々なノボリの列。

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2017.10.11キャンプ・シュワブゲート前座り込み水曜行動。機動隊の暴力的な排除に座り込み参加者が抗議の声をあげる。

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2017.10.11キャンプ・シュワブゲート前座り込み水曜行動。ワンちゃんも座り込みに加勢。「埋め立てやめろワン」「機動隊帰れワン」

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2017.10.11キャンプ・シュワブゲート前座り込み水曜行動。テントでの集会で、10.25海上座り込みへの参加を訴えるカヌー・チーム

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2017.10.11キャンプ・シュワブゲート前座り込み水曜行動。機動隊の乱暴な排除の事実を見よ!捻挫、打撲などケガが絶えない。

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2017.10.11キャンプ・シュワブゲート前座り込み水曜行動。資材搬入にプラカードを掲げて激しく抗議。

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2017.10.14辺野古ゲート前テント。ハワイの沖縄4世のロバートさんが「沖縄の基地も反対、ハワイの基地も反対」

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2017.10.14東村高江のCH53ヘリの事故現場。間近の民家の庭から事故機のプロペラがよく見える。

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2017.10.14東村高江のCH53ヘリの事故現場。県警が警備する外周規制線。写真を撮ると言ったら警官が脇によけた。

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