虹とモンスーン

アジア連帯講座のBLOG

沖縄-反基地闘争

報告:4・29反「昭和の日」行動

29デモデモ 4月29日、天皇「代替わり」と安保・沖縄・「昭和の日」を考える4・29反「昭和の日」行動は、千駄ヶ谷区民会館で知花昌一さん(沖縄読谷村僧侶)を迎えて「沖縄にとっての天皇制と日米安保 『日の丸』焼き捨てから30年、ゾウの檻から21年」をテーマにした集会を行い、150人が参加した。

 反「昭和の日」行動は、4・28をサンフランシスコ講和条約と日米安保条約の発効(1952年4月28日)がアメリカの世界戦略・戦争政策に日本が参入するとともに戦後沖縄を「本土」から切り離し米軍による沖縄への軍事支配を承認した日、4・29「昭和の日」を一切の植民地支配責任・侵略戦争責任をとることなく死んだ天皇裕仁の誕生日として賛美することを許さない日と一体的に抗議していくために取り組んだ。

 さらに朝鮮半島の軍事的緊張下、安倍政権の戦争準備態勢づくりに抗議し、天皇の代替わりのための「退位特別法」の制定や2020年の東京オリンピック開催までの「日の丸・君が代」の強制、学校・地域における動員と差別・排除、ボランティアの「強制」などの策動に反対していく陣形を構築していくことを確認した。

 主催者の開催あいさつ後、知花さんの「お話」が始まった(発言要旨別掲)。

 知花さんは、天皇制と「日の丸・君が代」の強制に抗議して、1987年の沖縄国民体育大会で読谷村のソフトボール会場に掲げられた日の丸を引き下ろし焼き捨てに決起した。権力、自民党、右翼などが一体となった弾圧、いやがらせに抗して果敢に闘い、全国連帯運動も広がった。また、米軍の楚辺通信所(象のオリ)の土地使用期限切れ(1996年4月)を迎え、その土地内にある知花さんの所有地の返還運動も取り組んだ。その後も読谷村議会議員に就任(1998年~2010年)し、反天皇制、沖縄反戦運動を行ってきた。2012年4月から読谷村で浄土真宗大谷派の僧侶として活躍している。

 実行委としての問題提起が天野恵一さんから行われ、続いて連帯アピールが、 基地・軍隊はいらない! 4・29集会、辺野古への基地建設を許さない実行委員会、安倍靖国参拝違憲訴訟の会、6・3天皇制いらないデモ実行委員会、東京オリンピックおことわり連絡会、共謀罪の創設に反対する百人委員会、自由と生存のメーデー実行委員会から行われた。

 集会後、デモに移り、渋谷一帯にわたって「『昭和の日』反対!天皇制賛美をしないぞ!『日の丸・君が代』反対!沖縄・辺野古新基地建設やめろ!共謀罪廃案!」のシュプレヒコールを響かせた。

(Y)
 
配信:知花昌一 ■知花昌一さんのお話

 沖縄では4・29は屈辱の日として抗議集会を続けている。三年前、安倍政権は、『主権回復の日』として式典を強行したが、その後、猛烈な抗議によって開催できていない。さらに忘れられない日として、島袋里奈さんがレイプされ、殺され、捨てられた日だ。追悼集会も行われている。しかし、その後も日米地位協定による米軍に対する優遇的処置によってなんら改善されていない。軍属の規定が変わっただけだ。日本政府は改定するつもりはない。

 沖縄の反天皇制は、沖縄戦に対する戦争責任と戦後責任を追及してきた。沖縄が常に天皇制に対して抗議してきた。富村順一の東京タワー事件(1970年7月)、皇居突入した沖縄青年たち(71年9月)、ひめゆりの塔火焔瓶投擲(75年7月)、そして天皇訪沖策動と「日の丸」強制に抗議して私は「日の丸」焼き捨てなどだ。

 現在、僧侶になって話をする機会がある。「過激派」が坊主になるということは、どういうことかと珍しがられている。その場で親鸞こそ革命家だと話している。宗教史上過酷な弾圧を受けてきた。仏教は平和と平等を追求するものだ。癒やしの宗教ではなく、私は闘う僧侶として頑張っていきたい。

 かつての時代よりも危うい状況に入っている。朝鮮半島をめぐって日本は米国と共に戦争の道に歩んでいこうとしている。若い人たちが少しずつ出てきた。団塊の世代からシールズが出てくるまで40年間かかった。私たちの世代で終ったのは内ゲバだった。マスメディアによって多くの批判が起こり、運動することが大変な時代だった。シールズに対する批判も聞いているが、やっと若い人たちが政治の場で主張しだした。

 沖縄も同じだ。キャンプシュワブの座り込みは、僕らの世代が中心だ。20代の機動隊に弾圧されながらも毎日やっている。若い人たちも見ている。訪沖した韓国の若者たちは驚いていた。私たちの世代が抵抗している姿を見せていくことは重要だ。昨年の高江の攻防では800人の機動隊が動員され、反対派は200人だった。この闘いはキャンプシュワブでも続いている。辺野古新基地の護岸工事が始まったが、翁長知事も含めて埋め立て取り消し、阻止に向けて闘っていきたい。

 沖縄返還5・15は、闘いの日だ。自民党政治の酷さに対して支持する勢力が宗教界も含めて多い。戦争法とかに本山は反対しているが、お寺の中では坊主の保身によってそのように現れていない。沖縄米軍基地被害に対して高橋哲哉さんたちによって本土で基地を受け入れようという主張がある。そこまでやらないと民衆はわからないからだろう。だが私は違和感があり、賛同することはできない。そこには沖縄差別に対する向き合い方に同情的なものがあるからだ。基地引き受けは、自分たちの懺悔の仕方のひとつであるが、同情的な面が見え隠れしている。

 僕は党派には属さなかったが、かつて中核派と運動を共にしてきました。一番よくないのは、自分の理論が正しい、絶対なのだと強く出すぎることだ。正義をふりかざすと、後は不正義だ。私たちが決める正義はない。そういうことで内ゲバに入っていったのではないか。自分の中にも間違いがあるということを理解した。一人一人の生き方を尊重し、緩やかな運動をやれればいいのではないか。

 三年前の6・23沖縄国際反戦集会で「ヤマトは沖縄におんぶに抱っこになっている。地域に帰って闘え。沖縄に来て自己満満足するな。ヤマトに帰れ」という主張があった。私は、「そこまで言うなら、自分たちがやってから言え」と野次った。現場を知らない人たちが好き勝手なことを言っている。沖縄辺野古新基地反対の現場では一人でも多くの人が来てほしいと願っている。一人でも多ければ勝つんです。水曜と土曜日は、結集日だということで工事車輌が入れない。それ以外の曜日は、人が少なくて車輌を止めることができない。権力と闘うものは、みんな同志だ。島ぐるみ会議の取り組みは、大きな力となっている。沖縄基金もたくさん集まっている。山城博治さんなどの保釈金にも使われている。沖縄の現状を見てください。皆さんと一緒に闘っていく。

(発言要旨、文責編集部)

4月20~23日辺野古ツアー報告

キャンプ・シュワブゲート前座り込み4月20~23日
7人で辺野古へ


 四月二一日午後六時過ぎに、那覇空港で合流。夕食をとり、いざ辺野古の民宿へ。ところが今回も辺野古に向かう高速の入口が分からず、同じ所をぐるぐる回る羽目に。何とか一般道を通り、高速で名護へ着いた。地図を書いてもらっていたが午後一一時が過ぎていて、真っ暗で分からない。電話をしても出ない。また、迷ってしまった。運よく民芸店に明かりが見え、そこで聞いてようやく民宿にたどり着いた。

 翌日は六時に起床し、ローソンで朝食を取り、キャンプ・シュワブゲート前に七時過ぎに到着。あいにくの雨だったが沖縄各地から座り込みの人が集まってきた。八時から抗議集会が始まった。この日は議員たちの集中行動日。地方議員たちがあいさつをした。そして各地の島ぐるみ会議の人たちの発言。昼近くになると二〇〇人近くの人々がゲートを埋めた。結局、この日工事車両は入らなく、機動隊もキャンプの中にいるだけで、手を出してこなかった。

 午後からは向かいのテントでの集会となった。集会は午後三時まで行われた。アピール、歌、コントと多彩なものであった。うるま市長選が日曜日投票ということもあり、この行動を終えて練り歩きに参加する人たちもいた。この集会にはカヌーチームの茨城出身の千葉さんが海での闘いを報告していた。千葉さんと昨年宿舎が同じで交流した中であったので、発言終了後握手をしに行った。熱い思いが伝わった。

 我々は宿舎に戻り、沖縄のOさんから沖縄戦や現地情勢について報告を受けた。

 米軍が上陸した読谷・北谷から日本軍の司令部が置かれた首里城までが最大の攻防戦であった。そこで敗北した日本軍の司令部の中で、ここで降伏するか、南部に撤退して戦争を続けるかと意見が分かれたが結局、大本営の指示に従い摩文仁に撤退し、南部に避難していた多数の住民を巻き込んで、一五万人とも言われる住民の犠牲者を出すことになってしまった。Oさんは日本軍司令部の無責任さを痛烈に批判した。六月二三日は慰霊の日。牛島司令官が自殺した日とされているが、なぜ牛島司令官はこの日に自殺したのか。二日前陸軍大臣と総参謀長から訣別電があった。

 そこで言われたことは二つ。一つは米軍のバックナー司令官が死んだということ。もう一つは、松代大本営がほぼ出来上がったので、沖縄戦の引き延ばしは必要なくなった、ご苦労ということ、だった。だからその二日後牛島司令官と長参謀長は死んだ。死ぬにあたって牛島司令官は、遺書を残した。遺書にある「任務完遂」とはそのことだ。また、自分は自決するが残された者は「祖国のために最後まで敢闘し生きて虜囚の辱めを受けることなく悠久の大義に生きよ」と指示した。その結果、九月七日のミズリー号での降伏文書調印まで、沖縄での戦争は続けられた。

 Oさんは「沖縄恨(ハン)之碑の会」に参加し、沖縄に強制連行され、沖縄戦で犠牲者になった朝鮮人を平和の礎に刻銘する問題に取り組んでいる。Oさんは沖縄、韓国、台湾、北朝鮮、中国、日本など東アジア規模での交流が重要なことを話してくれた。

 翌日、Oさんの案内でキャンプ・シュワブと新基地のための埋め立て予定地を見渡せる瀬嵩の海岸と高台に行った。砂浜にはサンゴの死骸がたくさん打ち上げられていた。カヌーを入れないためのフロートや埋め立て地の測量船、そしてキャンプ・シュワブの宿舎や辺野古弾薬庫が見えた。

 Oさんは花や植物についても、とても詳しい。展望台に行く道で自生している植物の名を教えてくれた。その中でツワブキという植物はえぐみがあるが、湯がくと食べられる。沖縄戦で食べ物がなくなるとこのツワブキが命をつないだという。敗戦後、住民が収容所に入れられた。収容所といっても住民の住居に押し込めた。最初は米軍が食料を配給したがそれが尽きると自活しろと放っておかれた。住民たちは辺野古の海で魚を捕まえて命をつないだ。

 キャンプ・シュワブの第二ゲートへ。先月も弾薬運び出しに対して、ゲート前で阻止行動が闘われたという。

 次に辺野古の浜のテントへ。二〇〇四年に辺野古の海を埋め立てて、新基地を作る計画が出された時に監視テントが作られ、維持されている。日本全国のみならず世界から人々がやって来るという。米海軍のオスプレイを運ぶ五万トン級の強襲揚陸艦ボノム・リシャールの写真が貼ってあった。この沖に来て、上陸訓練を行うという。テントに常駐している田中さんが詳しく説明してくれた。そして、浜辺へ。キャンプの有刺鉄線が海まで伸びていた。そこに反対の横断幕が括り付けてある。今日は付いていたが米軍によって撤去されてしまうので、常に攻防となっているとのこと。

カヌーチーム長の金さんの話を聞く 海で練習中のカヌーチーム一〇人近くのうち三人がカヌーで浜に帰ってきた。毎週日曜は訓練をするという。カヌーチーム「辺野古ブルー」の金さんから話を聞いた。「二〇〇四年に海を埋め立てて、新基地を作る計画が明らかになると、辺野古のオバーやオジーら六七人がテントを張り、抗議を始めた。竜神信仰があり、海は祖先や命を守る神様が宿る所。その海をつぶす新基地建設だけは許さないと立ち上がった。調査のやぐらが海上に作られ、調査を阻止する闘いが一年以上続き、結局この計画は中止となった。これで勝利と思ったが、計画を変更してキャンプ・シュワブ沖にV字滑走路を作ることになり、現在の攻防になっている」と運動の流れを話してくれた。

 昨年の二〇歳の女性が米軍属によって殺された事件に怒りを震わせていた。在日朝鮮人ということもあり、アジアの平和を求める運動でもあると力説して、我々がアジア連帯講座という名で活動していることに親近感を持ってくれた。もっと話を聞きたかったが時間ないので、カヌーチームの基地・浜のテント2を訪れた。

 Oさんはこの間、カヌーチームに参加している。「キャンプ・シュワブゲートの座り込みで工事車両を止める行動が最重要だが、海での闘いがあることによって、工事全体の動きが分かり、陸での闘いを励ますこととなる。カヌーチームはまだまだ人が足りない。初心者でも練習すればすぐできるようになる。期間は数日でも二~三週間でもできる範囲でいい。ぜひとも、全国に発信して仲間を集めて欲しい」と強く要望された。参加できる人は連絡して欲しい。今回も短期間の行動参加ではあったが直接現場に行き、闘いに参加し、沖縄の人々の気持ちや歴史を知ることが大切であることを改めて感じた。沖縄現地行動への参加を。

(M)

報告 : デマで沖縄への偏見をあおるMXニュース女子をゆるさない4.15新宿デモ

IMG_1838 四月一五日午後一時から、新宿駅東口アルタ前に集まり、「デマで沖縄への偏見をあおるMXニュース女子をゆるさない新宿デモ」が沖縄への偏見をあおる放送を許さない市民有志の呼びかけに一二〇人が集まった。

 主催者がこの間の経過を報告した。

 「一月二日、MXテレビのニュース女子という番組で、沖縄高江のヘリパッド基地建設反対運動に対して、『テロリスト集団、日当をもらってやっている』などのデマと偏見にみちた放送を行った。これまで三カ月・一二回にわたる抗議行動を行ってきた。二回の質問状に対して、MXテレビはまともな回答をしていない。そればかり、再度の申し入れに対して直接受けとろうともしていない。今後も謝罪・訂正を求めて行動を行う」。

 ゆんたく高江の仲間は「高江のことが全然分かっていない。一〇年間非暴力の座り込みがなかったことのようにされてしまう」と批判した。元教員は、デマ放送は戦争法・共謀罪という戦争への道へつながると批判した。

 沖縄の泰真実さんが電話でアピールした。

 「普天間基地から三㎞の病院で働いている。病院の上を飛ぶことは禁止事項なのにオスプレイが飛んでくる。私は普天間基地、高江反対で座り込みに参加してきた。沖縄の民意は名護市民投票で基地反対が多数を占め、それ以後の知事・市長、国会議員選挙でもことごとく基地反対派が当選した。二〇一三年一月に沖縄の四一市町村のすべての議員や議長などが東京でオスプレイ配備反対、基地負担の軽減を求めて集会を開き、銀座をデモした。その時、『沖縄県民は沖縄から出ていけ。ゴキブリ、中国人の手先』とヘイトスピーチされた。沖縄県民はゴキブリでも中国人の手先でもない。デマは許せない」。

 「救急車を止めているのではなく、機動隊の暴力によって運ばれているのは反対派だ。親を米軍や日本兵に殺された人の生き残りだ。ウソと侮辱の放送を批判する声が東京・全国に広がることを。そして高江のヘリパッドは完成していないことを伝えたい」。

 その後、のりこえネットは「BPOの申し立てをした。しかし、これは当事者の問題で、話し合いで解決しろと言ってきている。私たちの所に様々ないやがらせが来ている。健康食品の申し込みを勝手に送りつけたり、脅迫状も届いている」とこの問題をめぐる根の深さも示す内容を報告した。

 差別と排外主義に反対する連絡会は「関東大震災時に朝鮮人・中国人の虐殺があったが、自警団が人々を守るために行動しただけだと居直る論調が最近とみに強まっている」と今回の問題が排外主義へとつながる危険性を指摘し、こうした流れに抗する集会を行うと話した。辺野古リレーは沖縄現地行動を報告し、沖縄行動への参加を訴えた。

 沖縄の歌も入り、新宿を一周するデモを行った。アジアからの観光客がたくさんいて写真を写す人を見かけた。新宿西口では共謀罪反対の宣伝を行っている人たちと連帯のコールを行った。

(M)

報告 : 辺野古の海の埋立て工事強行を許さない!4.19大集会

IMG_1860沖縄と全国の力を一つにして辺野古新基地建設を阻止しよう!
戦争法は廃止!共謀罪の新設反対!



 四月一九日午後六時半から、東京・日比谷野外音楽堂で「辺野古の海の埋立て工事強行を許さない!4.19大集会 ―沖縄と全国の力を一つにして辺野古新基地建設を阻止しよう!― ―戦争法は廃止!共謀罪の新設反対!―」が基地の県内移設に反対する県民会議、「止めよう!辺野古埋立て」国会包囲実行委員会、戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会の共催で開かれた。会場に入れなかった人も含めて三五〇〇人が参加した。

 野平晋作さん(「止めよう!辺野古埋立て」国会包囲実行委員会)が主催者あいさつを行った。

 「うるま市長選の野党候補の『給食費を無料にする』という公約に対して、古屋圭司自民党選対委員長が、『市民への詐欺行為にも等しい沖縄特有のいつもの戦術』だと批判した。こうしたデタラメな批判は沖縄の闘いを弾圧してもよいという世論につながっていく。非暴力の直接行動をあざ笑うことを許せない」。

 「東京MXテレビ問題、共謀罪は運動を弾圧・萎縮させるものだ。山城さん弾圧は共謀罪の先取り。戦争法・共謀罪は戦争につながっている。辺野古埋め立ての護岸工事が強行されようとしている。あきらめることなく、決して屈しない」。

 沖縄からの訴えを山城博治さん(県民会議)が行った。

 「四月二〇日に護岸工事強行があるかもしれない。私の逮捕・勾留に対して、たくさんの激励をもらった。権力の幽閉に打ち勝った。ありがとうございます。不当弾圧は辺野古・高江基地建設にノーを言い続ける県民への弾圧だ。六つの容疑で取り調べがあり、共犯関係を聞かれたが、座り込みに弾圧が及ぶので耐えた」。

 「腹を決して、安倍の暴走、戦争への道を許さない。明日から屈せず、力強くはねのけ前進する。われわれの力で政治を変えよう」。

 発言の最後に大城さんの音頭で「今こそ立ち上がろう」を会場の参加者とともに大合唱した。

 次に立憲野党からのあいさつが行われた。

 近藤昭一さん(民進党、衆議院議員)。「軍事で平和は作れない。辺野古に基地は作ってはいけない」。小池晃さん(共産党、参議院議員)。「護岸工事を強行しようとしている。県民も知事も埋め立てを止めようとしている。断固支持し、固く連帯する。勝つ方法はあきらめないことだ」。

玉城デニーさん(自由党、衆議院議員)。「自民党政府はカネで沖縄を買収してきた。それに打ち勝ってきたのは正義であり真実だ。経済か平和かで、心の中まで闘いを押しつけた。それに対して『命こそ宝』の精神で闘ってきた。それがオール沖縄につながっている」。福島みずほさん(社民党、参議院議員)。「日本全国の機動隊が沖縄に襲いかかっている。沖縄を無法地帯にしている基地建設を許すな」。

糸数慶子さん(沖縄の風、参議院議員)。「自民党は沖縄の闘いを詐欺呼ばわりするが、これまでの沖縄の自民党議員は全員辺野古新基地建設反対だった。それを見事に裏切った。戦争につながるすべてに反対する」。

 次に辺野古問題に取り組んでいる団体からの発言。

 機動隊派遣への住民監査請求裁判について、東京の仲間が「五〇〇人以上機動隊が沖縄に派遣されている。全国で機動隊を派遣しないように住民監査請求を起こしたがすべて却下された。地方自治がちゃんと機能していない。裁判などで闘い、機動隊派遣を何とか止めていきたい」と発言した。

 土砂搬出問題について毛利たかえさんが「辺野古の滑走路は地上一〇メートルの高さになる。そのため大量の土砂が必要。福岡、長崎、熊本、鹿児島、奄美、徳之島などから土砂を削り運んでくる。すでに山が削られ、野積みされている。その土砂が海に流れ出し、海洋汚染を起こしている。埋め戻しに有害物質や核廃棄物を使うのではないかと危ぶまれている。戦争に使う土砂はない」と訴えた。

 共謀罪反対の訴え。共謀罪NO!実行委員会の中森けいさんは「衆院で実質審議が始まった。警察権限がますます強化され、監視社会を作ろうとしている。自由にものが言えなくなる。共謀罪を絶対に成立させてはならない」と話した。

 最後に高田健さんが「辺野古埋め立て反対の署名は一二一万筆になった。五月三日憲法記念日は五万から一〇万人の人が集まる。再び、山城博治さんにあいさつしてもらう。六月一〇日、国会包囲行動を行う」と提起した。そして高田さんは「大規模な米韓軍事訓練を実施し、米空母機動部隊カール・ビンソンが朝鮮半島に向かって航行している。一方北朝鮮は核実験やミサイル発射を行おうとしている。かつてなく朝鮮戦争危機が起きている。安倍政権はこの危機を平和的に解決する努力をするのではなく、トランプを支持している。戦争は沖縄を必ず犠牲にする。軍事的緊張を高める行動に強く反対する」と発言し、しめくくった。集会後、銀座・東京駅方向にむけデモ行進を行った。

(M)

報告 : サンゴをつぶすな!海を殺すな!

IMG_1829 四月八日午後六時半から、東京・文京区民センターで「サンゴをつぶすな!海を殺すな!辺野古新基地建設の強行を許さない4・8首都圏集会」が辺野古への基地建設を許さない実行委の主催により開かれた。四三団体が賛同し、二四〇人が集まった。

 沖縄の闘いの歌「座り込め!ここへ」「沖縄いまこそ立ち上がろう」を歌い、集会が始められた。吉田さん(沖縄・一坪反戦地主会関東ブロック)が「今からが本番です」という三月二五日キャンプ・シュワブ前集会での翁長知事の発言を紹介し、「岩礁破砕許可が切れたが、国は工事を行っている」ことを糾弾し、なおかつ普天間基地の五年以内の停止についても守っていないと批判し、翁長知事の埋め立て撤回を支持し、基地建設を止めよう」と主催者あいさつをした。

 次に安次富浩さん(ヘリ基地反対協議会・共同代表)が沖縄報告を行った。

 安次富さんは「二〇年の闘いを振り返る。辺野古・高江……沖縄のいま」と題して、パワーポイントを使い、県知事から名護市長、すべての国会議員が基地に反対する議員で占められ、連日の辺野古基地建設に抗議行動を起こす力の源泉は何かを分かりやすく解き明かした。

 「翁長さんも最初は辺野古移設に賛成だったが、沖縄のあきらめない、不屈のものすごい時間をかけた闘いによって反対になった。これが沖縄の底力だ。そして、スーパー金平では新入社員が辺野古の座り込みの激励に来ている。こんな会社他にありますか。これが沖縄で起きていることです」。

 「私たちの目指すものは、沖縄差別を打破し、自己決定権の確立へ。◦非暴力不服従闘争による平和的生存権を獲得する。◦沖縄が日米両政府による侵略戦争の加害者側に立つことを拒否。◦東アジアの人々と共に、東アジアの平和的共同体を創る!」。

 続いて、首都圏の地域からの報告。神奈川「島ぐるみ会議と神奈川を結ぶ会」。「二〇一五年島ぐるみ会議全国キャラバンを受け入れて結成した。講演会やニュースの発行、神奈川県警帰れの申し入れ、沖縄現地派遣(二〇一六年五〇人以上)を行っている」。

 千葉「沖縄と千葉を結ぶ会」。「千葉県警帰れの住民監査請求を九一一人で起こしたが、却下されたので、発展的に結ぶ会を発足させた。発足集会には二〇〇人が参加」。

 パトリオットミサイルはいらない!習志野基地行動実行委。「PAC―3が配備されて一〇年になる。今まで無駄に税金一兆六〇〇〇億円が投入されている。また、自衛隊木更津駐屯地をオスプレイ整備の拠点にしようとしている。日米の軍事一体化がより進められることに反対しよう」。

 東京「〈語やびら沖縄〉もあい練馬」。「『沖縄戦を考える練馬の集い』の枠を恒常的なものにするために、もあい練馬を作った。考える集いは毎年行っている。そして沖縄と東京北部を結ぶ集いや首都圏一六地域とのつながりで自治体への一斉請願・陳情も行っている。道の初めて出会う参加者とのつながりを大切に」。

 山城さん釈放時の映像も流された。

 後半は、沖縄と結ぶ各運動団体からとして以下の団体が発言した。「ゆんたく高江」、「一〇年間高江のことを伝えてきた。一六〇人しか住んでいない所での攻防だ。ヘリパッド工事はずさんであったため、八月まで延長されている。N4は完成し、民家から四〇〇メートルしか離れていない所で離着陸訓練が行われている。とても人が住める所ではなくなっている。厳しい現実を知ってほしい。連帯していきたい」。

 「Stop!辺野古埋立てキャンペーン」、「大成建設は戦前から基地建設を行ってきた企業だ。戦後は米軍基地や空港建設を行ってきた。今回辺野古の埋め立てに重要な役割をしている。抗議が来るのをいやがっている。昼休みのスタンディングや抗議デモを続けていきたい」。

 「基地のない沖縄をめざす宗教者の集い」は「三月一五日、山城さん釈放の宗教者一四〇〇人の賛同署名を提出した。この運動はニューヨークにも広がり九五人が日本の総領事館に署名を提出した。さらにマサチューセッツ州のマクガバン下院議員は、辺野古基地建設が環境に及ぼす影響を心配し、辺野古に行きたいと言っている」と紹介した。「辺野古・高江を守ろう!NGOネットワーク」「警視庁機動隊の沖縄への派遣中止を求める住民監査請求実行委員会」「沖縄への偏見をあおる放送をゆるさない市民有志」と発言が続いた。

 最後に辺野古実の中村さんが「①ゲート前座り込みは少ない時もある。沖縄に行こう②4・19日比谷野音集会に参加しよう。山城博治さんも参加予定。4・29女性殺害一周年集会、5・1定例防衛省行動への参加」と行動提起した。豊岡マッシーさんの沖縄の歌で会場全体が一つにまとまった。

(M)

報告 : 4.3防衛省定例申し入れ行動

IMG_1817 四月三日午後六時半から、辺野古への基地建設を許さない実行委員会呼びかけの定例月初め、防衛省申し入れ行動が開かれた。突然の大雨と雷雨があり、冷たい陽気であったが元気に行動を行った。

 参加者の仲間たちが次々にスピーチ。MXテレビのデマ宣伝を抗議する仲間、「二月二九日に、回答を寄越したが訂正する意思を示さない不誠実なものであった。今後も訂正番組を求めて行動を行っていく。四月一五日午後一時新宿駅東口アルタ前広場集合、午後二時からデモへ参加を」と呼びかけた。

 神奈川機動隊の沖縄派遣の中止を求める住民監査請求運動の仲間、「監査請求は却下されたが住民訴訟はしない。県議会の中で追及していく」。「沖縄の元海兵隊員による性暴力・殺害から1年」基地・軍隊はいらない!4・29集会の呼びかけの後、三月二五日の沖縄県民集会に参加した花輪さんが報告した。

 「高江・辺野古に行ってきた。三月二五日の集会には三五〇〇人が集まり、山城博治さんが集会前に、力強いあいさつをした。翁長県知事が公式に参加し、公有水面埋め立てを撤回すると表明した。岩礁破壊許可取り消しについて、裁判も視野に入れている。計画の変更は知事の承認を求めなければならない。知事・市長の権限によって埋め立てを止めることが出来る」。

 「高江のオスプレイパッドは手抜き工事によって、まだ完成していないので使用できない状態だ。三月~六月までノグチゲラの繁殖期で重機を使えない。機動隊は撤収し、アルソックがゲートを警備している。N1テント前で監視行動を行っている。自然を再生させる。北部訓練場全体の返還を」。

 土砂搬出反対首都圏ネットの仲間が土砂採取による環境破壊問題を批判した。その後、沖縄から安次富浩さんが電話を通じてアピールした。

 「四月一日、岩礁破砕許可が切れた。雨の中、抗議行動にたくさんの人が参加した。県は調査船を出して、岩礁破壊をしていないか調べている。あらゆる手段をもって埋め立てを止めていくと知事が言明した。しっかり支えていく。県警による座り込みに対してごぼう抜き排除が進められている。工事を止められるはたくさん人が集まるかどうかにかかっている。決してあきらめない。現場での闘いを行う。どんなに厳しくても不屈の精神で闘う」。

 「森友学園、南スーダン自衛隊日誌隠しなど、安倍政権は法を無視している。沖縄で起きていることと同じだ。反核、反原発、共謀罪との闘いは沖縄とつながっている。安倍を倒そう」。辺野古実が行動提起した後、防衛省に向けて抗議のシュプレヒコールをあげた。今回申し入れは「ピースニュース」が行った。次回は五月一日午後六時半から、防衛省正門前。

(M)

報告 : 「岩礁破砕の期限は切れた 辺野古埋め立ては違法だ」3.31新宿デモ

IMG_1796 三月三一日午後六時半から、東京・新宿駅東口アルタ前広場で「岩礁破砕の期限は切れた 辺野古埋め立ては違法だ 米軍基地建設、即時中止せよ」新宿デモが沖縄・一坪反戦地主会関東ブロックの主催で開かれ、冷たい雨の中一八〇人が参加した。

 大仲尊さんが主催者あいさつを行った。

 「辺野古新基地建設に必要な辺野古・大浦湾の岩礁破砕許可権限を沖縄県知事が持っている。前知事が許可した期限が三月三一日で切れる。翁長知事はそれを認めないと表明している」。

 「安倍政権は、名護漁協が漁業権の一部を放棄したとして(漁業法3条)、岩礁破砕許可の再申請をせず、工事を強行しようとしている。しかし、漁業権放棄があっても県の許可がなければ実行できないので、国は県の許可が必要という今までの見解を変えてしまった。これは沖縄差別であり民意を踏みにじるものだ。強く抗議する」。

 「日本政府の方が違法行為を行っていくことになる。三月二五日、翁長知事は初めて埋め立て許可を撤回すると表明した。すると菅官房長官は、県知事個人に対して損害賠償を行うと記者会見した。しかし、こうしたことができるという条項はない。これは県民に対するどう喝だ。来年の一月名護市長選、年末に知事選がある。辺野古埋め立ての重要な局面を迎える。辺野古へ行こう。スクラムを組もう」。

 次に宮平真弥さん(沖縄・一坪反戦地主会関東ブロック)が、国が見解を変えた法的中味について説明して批判した。

 「水産庁が法的見解を変えた。沖縄はどこの国だ。法律を適用しなくてもよいのか。知事個人への損害賠償請求について、実は悪しき前例がある。それは昨年一二月一五日、元国立市長の上原ひろ子さんに対して、三〇〇〇万円の損害賠償を認める最高裁判決があった。景観を壊すとして、市長が建設を認めなかったマンション建設に対して、業者が市を訴え勝訴した。市は元市長を訴えそれを裁判所が認めた。国策に従わない知事や市長を黙らせるスラップ訴訟だ」。

 「今後、翁長知事が埋め立てを撤回する。そして仮差し止めを一緒に提出すると工事は止まる。国は執行停止を申し立てる。すると裁判になり、争っている間は工事が止められる。しかし、今の裁判では負けるだろうから、時間稼ぎに過ぎない。闘いによってしか工事は止められない」。

 次に、辺野古・抗議船に乗る闘いを行ってきた加藤さんが報告した。

 「三月五日から一六日まで辺野古・高江に行ってきた。四日間船に乗って抗議活動を行った。二日目に汚濁防止膜を張る工事をやった。カヌー隊一六双ほどが抗議行動をしたが、規制線の中なので見ていることしかできなかった。今では枠を作ってそこにブロックを落としていたがそんなことを無視してどんどんやっている。キャンプ・シュワブゲート前での闘いは、朝方は人数もそろいがんばって工事車両を止めているが、昼休みや午後になると人が減り、五分で排除され悔しい思いをしてきた。みんなでがんばろう」。

 沖縄から、大城悟さん(平和運動センター事務局長)が電話でアピールした。

 「今日で岩礁破砕許可が失効する。国は許可の手続きを取らず工事を続行する予定だ。すべて違法工事だ。これは沖縄差別だ。四月一日大規模な抗議集会を行う。必ず辺野古の基地建設を止めていく。共にがんばろう。山城さんが保釈になりうれしい。必ず三人の無罪を勝ち取っていきたい。添田さんの一刻も早い釈放を求める。ボーリング調査も終えていない。闘いによって止めている。辺野古には全国の仲間が集い行動している。本当の平和と真の民主主義、真の地方自治を確立するために闘う」。

 三年前に辺野古住民となり闘っている日本山妙法寺の黒柳さんが沖縄、福島原発、共謀罪とのつながりを指摘し、連帯のあいさつをした。そしてMXテレビのデマ放送との闘い、辺野古実から今後の取り組みについて発言があり、新宿伊勢丹を通り、新宿ゴールデン街までデモ行進した。

(M)


MLホームページ: http://www.freeml.com/asia-rentai

案内 : 自衛隊配備で「沖縄戦」を繰り返すな!4.1官邸前アクション

 【沖縄戦開始の日に】
南西諸島に軍事基地はいらない
自衛隊配備で「沖縄戦」を繰り返すな!4.1アクション


4月1日(土)14時〜 永田町・首相官邸前にて

呼びかけ:琉球弧自衛隊配備反対アクション
TWITTER : https://twitter.com/nobase_ryukyuko
090-1219-4519 栗原

4月1日は、沖縄本島および宮古島沖で「沖縄戦」が始まった日です。
当初から「本土決戦のための持久戦」として位置付けられて、「日本を守るため」として民間人・子どもまで根こそぎ動員した「沖縄戦」は十万人の民間人の死者を出しました。
また、奄美大島・徳之島・宮古島・石垣島・西表島など、日本軍の基地が置かれた島ほど「標的」となり手ひどい攻撃を受けたことも「沖縄戦」の大きな教訓であるべきです。

この2月に陸上自衛隊は、米カリフォルニア州にて、米日軍合同で「離島奪還訓練」を行いました。
テレビニュースでも流された「離島奪還」と称した訓練が、市街地戦闘訓練も含まれていることに、南西諸島の人々は少なからず衝撃を受けたと伝えられています。
「人の住む市街地が戦場になる」ということを前提としている時点で、いま押し進められている自衛隊配備は決して南西諸島の人々を守るためのものではないことを、政府と自衛隊は自らあきらかにしています。

自衛隊配備は「南西諸島の人々を守る」ためなどではなく、南西諸島を戦場にする準備です。
隣国を挑発して軍事的リアクションがあっても、南西諸島を戦場にして「本土」に累が及ばないようにするのが、自衛隊配備の本質です。

また、来年編成されようとしている陸自の「水陸機動団」は、米海兵隊と同じ性格を持ち、「戦争をやらない」はずの日本に必要ありません。
それを「中国の脅威」をでっち上げて煽りながら「離島奪還」訓練を重ねて、実質的には侵略戦争の尖兵として強化しようという思惑も透けて見えます。

3月28日で、与那国島で新しい陸自基地が運用されて一年になります。基地は海自・空自のミッションにも使われて、与那国島は軍事的緊張の最前線に投げ込まれてしまいました。また、基地は今も大雨の度に赤土を流出させて、美しい海を破壊し続けています。

平和な島々の生活に自衛隊基地はいりません。
また、南西諸島の島々は日本=ヤマトのためにあるわけでもありません。
強化すべきは、軍事力でなく平和的に解決するための外交力です。

4月1日、「沖縄戦」の教訓をかなぐり捨てた自衛隊配備に、共に反対の声をあげましょう。

報告 : 山城博治さんらを返せ 辺野古工事を止めろ3・17新宿デモ

17新宿-2 三月一七日午後六時半から、東京・新宿駅東口アルタ前に集まり、「山城博治さんらを返せ 辺野古工事を止めろ3・17新宿デモ」が辺野古への基地建設を許さない実行委の呼びかけによって行われ、二〇〇人が参加した。

 実行委の青木さんが「山城さんが逮捕されてからちょうど五カ月目の今日、第一回の公判が那覇地裁で開かれた。裁判所は運動しないようなら保釈を認めると発言した。とんでもないことだ。不当弾圧を許すな」と主催者あいさつを行った。続いて、弁護士の内田雅敏さんが二月二三日に山城さんと面会した時の様子を語った。「韓国で、大統領弾劾が盛り上がっていることが話題になり、一九一九年三・一独立運動、一九六〇年四・一九李承晩打倒革命の抵抗の精神が憲法の前文に書かれている。そうした歴史を引き継いでいること。山城の不在が運動の結びつきを強めているというなど運動の話をしながら元気づけた。保釈の条件に運動をしないことなどとんでもない。保釈は権利だ」。

 沖縄から安次富浩さん(ヘリ基地反対協)が電話でアピールした。

 「山城さんら三人の第一回公判が午前一〇時からあり傍聴した。三つの罪名で起訴された。三人は運動の壊滅をねらったものだと批判し無罪を主張した。検察のビデオ検証が行われた。完全な不当勾留であり、釈放を求めていく。リーダーが現場にいなくとも私たちの手で闘いをつくっていく」。

 「三月末で岩礁破砕許可が切れる。政府は県の許可なしに工事を強行しようとしている。これに対して、県は新たに埋立撤回の訴訟を起こす用意をしている。三月二五日、ゲート前三〇〇〇人の集会を予定している。許可なしに工事をすることに現場で徹底的に闘う。名護市教育委員会は辺野古岬の埋蔵文化財の調査をする。政府が思うようには工事は進まない。来年一月の名護市長選、来年一一月の県知事選の勝利に向けて奮闘しなければならない。うるま市長選(四月二三日投票)で、山内末子さん(オール沖縄、県議)の勝利に向けて声掛けを。絶対にあきらめない。不屈の精神で自己決定権・平和生存権を実現する。新しい基地を作らせない。普天間基地を即時閉鎖せよ」。

 日韓ネット、オスプレイの横田基地配備反対運動、警視庁機動隊の沖縄派遣をさせない住民訴訟、MXテレビ批判行動がそれぞれアピールした。今後の行動が提起された。3・31新宿デモ(沖縄反戦地主会・関東ブロック)、4・3防衛省前行動(辺野古実)、4・8文京区民センター集会(辺野古実)、4・15新宿デモ(MXテレビ抗議)。シュプレヒコールを行い、新宿駅南口に向けてデモを行った。

(M)

報告 : 埋め立て工事を強行するな!山城博治さんらの即時釈放を求める3.13官邸前抗議行動

313官邸前 三月一三日午後七時から、「埋め立て工事を強行するな!山城博治さんらの即時釈放を求める3・13官邸前抗議行動」が主催:沖縄・一坪反戦地主会関東ブロックで行われ、二五〇人が参加した。

 最初に、沖縄・一坪反戦地主会関東ブロックの仲間が主催者あいさつをした。

 「山城博治さんはようやく、奥さんとの二〇分の面会が実現した。アムネスティインターナショナルは釈放の国際キャンペーンを行っているが、良心の囚人に認定しようとしている。それほど山城さんらの長期勾留は政治的弾圧だ。今、共謀罪を成立させようとしているが、これが先取的に行われているのが沖縄だ。何としても釈放を勝ち取ろう」。

 「米国はベトナム侵略戦争の時、沖縄を拠点にしてベトナムへ爆撃を行った。沖縄は戦争に加担させられた。沖縄の人の基地反対は加害者になりたくないという意識も強い。辺野古に新基地を作らせない」。

 次に、伊波洋一さん(参議院議員、沖縄の風)と福島みずほさん(参議院議員、社民党)が連帯のあいさつを行った。伊波さんは「三月一〇日、国連人権委員会で、山城さんらの長期勾留が人権侵害だと指摘された。山城さんらの即時釈放を勝ち取ろう。三月四日、辺野古ゲート前で議員行動を八〇人の参加で行った。全国と連帯しながら思いを一つにして取り組みたい。勝つまであきらめない」。

 警視庁機動隊の沖縄派遣を止めさせる住民訴訟の第一公判(3月8日)の報告があった。都は「機動隊に対して、どこにいてもカネは払うのだから違法ではない」という答弁書を出してきた。沖縄問題をまったく無視するもので許せないと話した。

 MXニュース批判行動の仲間たちは週一回木曜抗議行動を続けているが三月一九日午後六時から文京区民センターで集会を持ち、今後は各週で持続的に抗議していくと発言した。沖縄の闘いと連帯する東京東部実行委の活動報告、日本山妙法寺は二月一六日に山城さんら釈放のために宗教者共同声明を出したこと報告した。

 沖縄の大城悟さん(沖縄平和センター)が「辺野古ではダンプを止める行動をしているがそれを完全には実現できない厳しい状況が続いている。それでも思いをひとつにして、揺るぎない闘いをつくっていく。埋め立てを止めるため、子どもたちに基地を残さないたに」とメッセージを寄せた。

 その後、全国土砂搬入反対連絡会、戦争・治安・改憲NO!霞が関デモの仲間たちが発言し、練馬の公園で「土人・シナ人差別などをもじった差別落書き」が相次いでいることについての抗議声明を読み上げた。最後に辺野古実が今後の3・17新宿デモ、4・8首都圏集会への参加を訴え、五月から本格的工事が開始されるという情報も伝えられる中で、さらに闘いを進めようと訴えた。

(M)

報告 : 1.14「南西諸島に自衛隊基地はいらない」アクション

IMG_20170114_1449041月14日、「琉球弧自衛隊配備反対アクション」が永田町・首相官邸前で行われた。2016年から通算5回目の行動となる。


南西諸島における自衛隊配備は、辺野古・高江における米軍基地建設の策動のさらに陰に隠れるようにして、政府によって推し進められている。


16年12月には、石垣島の中山市長が自衛隊配備・基地建設の詳細も政府からあきらかにされていないにもかかわらず、「容認」を表明するという暴挙に出た。しかも、「予定地」にされている四地区の住民と話し合いの場を持つという約束を反故にしての「容認」表明だ。


この中山市長の態度には、四地区の住民はおろか、石垣島全体から怒りの声が上がっている。12月27日には市役所前で抗議行動が打たれ、1月29日には「ミサイル基地反対大集会」が開催される。


情報開示がないままに市長が自衛隊新基地建設を受け入れているのは、宮古島も同様だ。当初有力だった「大福牧場案」は水源地の真上になるという問題が指摘されて、計画は政府から明確には示されていないにもかかわらず、昨年6月に下地敏彦市長が「新基地容認」を表明する、という暴挙に出た。10月には「候補地」の千代田カントリークラブのある野原地区で防衛省が説明会を開催したが、住民たちは会場に「自衛隊基地反対」と書かれた大垂れ幕と大横断幕で飾り、説明会はさながら防衛省を糾弾する集会となった。


このような動きの中で、宮古島での市長選挙と市議補選をほぼ一週間後に控えた14日のこの日に「配備反対アクション」は開催された。参加者は20人。


時折雪がちらつく寒風の中、最初にシュプレヒコールをあげ、主催の栗原学さんから趣旨説明。


「いま小学館のコミック雑誌で連載されている『空母いぶき』のような『中国による南西諸島侵攻』を描く荒唐無稽な作品が、『リアリティがある』などと持ち上げられて、中国脅威論が娯楽と一体になって浸透している。作中ではすでに与那国島が戦場になっているが、このような政府の国策を後押しし、地域の住民の恐怖を煽る作品は許されない。日中の経済協力が進んでいるなかで、中国脅威論などまさにマンガだ。私たちは、どんなに荒唐無稽であっても、軍備増強を正当化しようとする脅威論に反論していく必要がある」


「12月にオスプレイが沖縄で墜落したが、一週間もしないうちに飛行が再開された。陸自がオスプレイを購入すると伝えられているが、いまの新配備計画が全部まかり通れば、北は馬毛島から宮古・石垣まで米軍と自衛隊のオスプレイが南西諸島を覆い尽くすことになる。先日、自衛隊習志野基地で米軍が訓練を行ったが、米軍-自衛隊一体化の中に辺野古の基地建設と自衛隊新基地計画が位置づけられている。それは日本が『アジアの軍事的盟主』の足がかりとして、南西諸島を支配しようとするということだ。絶対に許すわけにはいかない」


宮古島出身の20代の若い人からアピールもあった。


「市長選は4人の候補のうち、自衛隊基地絶対反対は奥平一夫候補一人だ。社民党と社大党が、党利党略で基地反対を明言しない候補を推す形になってやきもきしていたが、翁長知事が批判を振り切って奥平さんを推す形になってよかった。『オール沖縄が割れる』なんて批判もあるようだが、軍事基地に反対しないなら『オール沖縄』に何の意味があるのか。しかし、ヤマトの基地押しつけが、どこでも住民を引き裂いている。ヤマトで闘って、ヤマトで計画を止めていきたい」と訴えた。


アピールでは、宮古島に戦時中に17か所もの「慰安所」があり、このことを記憶にとどめる「祈念碑」が現在の空自レーダー基地と「候補地」の千代田カントリークラブのほぼ中間にあることが紹介され、「自衛隊配備の問題は、72年前の侵略の責任の清算と直結しているということを祈念碑は訴えているかのようだ。『領土』や『防衛』なんて考え方が、平和という概念と対立している。必要なのは、隣国との緊張を高める軍備などではなく、軍備放棄という憲法九条の精神の完全実現なのではないか。アジアの平和を展望しながら、自衛隊配備を阻止していこう」ということも語られた。


最後に「南西諸島に自衛隊基地を作るな」、「軍事による自然破壊をやめろ」、「ミサイル基地はいらない」、「軍隊は住民を守らない」、「軍備より平和外交を」などとシュプレヒコールをあげて、この日の行動を終えた。


(F)

報告 高江オスプレイ・パッド、辺野古新基地の建設を許さない!12.10東京集会

IMG_1668最高裁は沖縄の民意に応える判決を!

 一二月一〇日午後一時半から、東京日比谷野外音楽堂で、「―最高裁は沖縄の民意に応える判決を!―高江オスプレイ・パッド、辺野古新基地の建設を許さない!東京集会」が主催:基地の県内移設に反対する県民会議、「止めよう!辺野古埋立て」国会包囲実行委員会、戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会で開かれた。一段と冷え込む寒い一日であったが会場は沖縄と連帯しようとする人々で埋め尽くされ、三九〇〇人が集まった。

 寿によるオープニングコンサートの後、主催三団体があいさつした。

仲本興真さん(基地の県内移設に反対する県民会議)が沖縄の思いを語った。

 「今日、沖縄でも七〇〇人で抗議集会を開いている。四年前の九月、オスプレイ配備に反対する一〇万人県民集会を行ったが、一〇月一日普天間基地に一二機が降り立ち、その後二四機体制になった。吊り下げ訓練や伊江島でパラシュートが落下する事故が起きている。二〇一三年一月建白書を持って日比谷集会を行っ
た。復帰四〇年経つが沖縄は占領地のごとくふるまわれている。日本の国家のあり方が問われている。SAKO合意後二〇年が経つが負担軽減どころか、米軍の機能強化、新基地建設が行われようとしている。断固抗議する」。

 「一九九五年に米兵による少女暴行事件が起き、一〇万人の怒りの集会を行った。今年四月には、女性暴行殺害事件が発生した。涙と怒りでいっぱいだ。被害女性の父親は、基地のない沖縄をと訴えた」。

 「高江ヘリパッドを年内に完成させると県外五〇〇人、県内三〇〇人の機動隊を動員して工事が強行されている。人権侵害、違法無法が繰り返されている。沖縄平和センターやヘリ基地反対協の事務所に違法捜索を行い、これまで五〇人を超す逮捕が行われ、現在も六人が拘留されている。オール沖縄の運動の広がりに委縮をねらったものだ。一日も早い釈放を。警察庁に強く抗議する。機動隊は沖縄から出ていけ」。

 「福岡高裁那覇支部の判決は司法の堕落だ。最高裁は法の番人として歴史に耐える見識を示せ。アメとムチにも関わらず、翁長知事、稲嶺名護市長が誕生した。これは皆の力だ。民意はくだった。伊江島でのF35ステレス戦闘機用の拡張工事、高江ヘリパッド、辺野古新基地建設は一体のものだ。基地にしばりつけようとしている。断じて許せない。弾圧の強化は追い詰められているからだ。法を犯している者に未来はない。希望をもってがんばろう」。仲本さんの提起に会場からは同意する拍手が何回も起きた。
 
 次に青木はつ子さん(「止めよう!辺野古埋立て」国会包囲実行委員会)が「高江の弾圧は許しがたい。怒りが増してくるばかりだ。オスプレイの危険な吊り下げ訓練をやっている。『土人、シナ人』発言を容認する大阪府知事、差別ではないと内閣決定をした。断じて許せない。翁長知事に対するゆさぶりを行っているが、敵が誰かを見据えて運動していかなければならない。東京の地から沖縄の声を発信していこう」と力強くあいさつした。

 高田健さん(戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会)は「今日、三三都道府県、三七カ所で沖縄連帯行動がやられている。トランプの差別と排外主義、大資本の手先の手法は世界的に蔓延している。これは決して外国のことではなく、安倍も危険な潮流のひとつだ。沖縄はこれと真っ向から刃向かっている。来る総選挙では野党が連携すれば六〇選挙区が逆転するとされている。沖縄と連帯して安倍を倒す運動をつくりだそう」と訴えた。

 続いて、政党からの連帯あいさつがあった。初鹿明博さん(民進党、衆院議員)、笠井亮さん(共産党、衆院議員)、又市征治さん(社民党、参院議員)、糸数慶子さん(沖縄の風、参院議員)。各議員とも沖縄の闘いへ連帯することの重要性と野党共闘で安倍政権を打倒しようと、訴えた。

 武田真一郎さん(成蹊大教授)が辺野古埋め立てを認める判決を下した福岡高裁那覇支部の判決を分かりやすく批判した。

 「判決の誤りは二つある。一つは審理の対象を誤った。翁長知事のやったことを審理すべきなのに、仲井真前知事の埋め立て承認を審査した。埋め立てについて翁長知事は第三者委員会をつくり、その結論は埋め立て承認が違法であるという結論であった。その結果、翁長知事は埋め立てを取り消した。これが争われた。翁長知事の職権取り消しが違法かどうかをどうかを審査しなければならなかった。裁量行為と非裁量行為があるが、埋め立ては裁量行為で、政策的判断ができる。裁量権は取り消せない。仲井真前知事の裁量権の所を審査し、埋め立ては認める判決を出した。翁長知事が仲井真前知事の埋め立てを取り消したのを審理すれば逆転判決の可能性がある」。

 「二つ目は普天間基地の移設先は辺野古しかないという判決。どのような証拠によって判断したのか。海兵隊は沖縄に置く必要がないという森本元防衛相の発言、海兵隊移転は日本政府が拒否したという米政府関係者の発言がある」。

 「なぜ、高裁判決が出たのか。裁判所は世論の動向を気にしているが、政府の方も見ている。安倍は軍隊、軍事が好きのようだ。われわれを戦争に巻き込むことをやめてくれ。裁判所に頼らない方がよい。闘いが重要だ。福岡高裁判決の破棄を」。

CzTmCkcUoAAeIGF 佐高信さん(評論家)のユーモアあふれる発言の後、福本道夫さん(第9次横田基地公害訴訟原告団)が「六つの基地、七つの原告団で闘っている。横田には来年後半から、一〇機のオスプレイを配備しようとしている。これまで横田に七五回、厚木に九〇回飛来している。そのうち、六回ぐらい機体の不良だろうが怪しい動きをしている。オスプレイや戦闘機で事故が相次いでいる。沖縄にも横田にもオスプレイはいらない」と報告した。

 佐藤なみ子さん(木更津・オスプレイ来るな・いらない住民の会)が「木更津の自衛隊基地をオスプレイの整備拠点にしようとしている。騒音被害や墜落したら大変なことになる」と配備に反対する報告を行った。弾圧抗議声明、集会アピールを採択した。「高江・辺野古NO!新基地」のプラカードを掲げるパフォーマンスを会場いっぱいで行い、銀座・東京駅方面へデモを行い、沖縄連帯・基地撤去を訴えた。

(M)

報告 : 11.7 辺野古実防衛省定例申し入れ行動

IMG_1578高江にヘリパッドを作るな 辺野古に新基地作るな

 一一月七日午後六時半から、辺野古への基地建設を許さない実行委の呼びかけで、毎月第一月曜日防衛省申し入れ行動が行われた。

 最初に日韓ネットの尾沢さんが韓国の闘いを紹介し、沖縄反基地闘争との連動した意義を訴えた。

「一一月五日パク・クネ大統領退陣を求める二〇万人のデモがソウルで行われた。チェ・スンシルゲートという口きき、利得を求めるもの、そして大統領演説草稿を見ているなど国家機密が流れた。民衆の怒りはパク大統領の独裁的手法・支配に対するものでもある。民主労総は二度のゼネストを決行して闘っている。さらに、サード配備問題、日韓軍事協定保護協定の締結に向けた協議の開始、沖縄周辺での日米韓軍事演習を行っている。これらは沖縄での軍事基地強化・拡大の動きと連動してる。韓国民衆と沖縄の闘いの連携を作り出そう」。

 横田行動実行委は「一一月二七日、福生でオスプレイ横田基地配備に反対して集会とデモを行う。米空軍のCV22オスプレイが二〇一七年一〇月~一二月の間に横田基地に配備される予定になっている。これに特殊作戦コマンドの訓練も含まれる。このコマンド部隊は高江ヘリパッド建設が完了すれば連携して使うことになる」と指摘し、横田基地への闘いの重要性を語った。

 「高江 森が泣いている」上映実行委の全国一般全国協東京労組が高江の闘いの様子を報告し、映画上映を紹介した。宮古島自衛隊配備に反対する実行委の若者は「宮古島へ帰省してきた。宮古島には航空自衛隊の基地がもともとあり、レーダーの建物が一つあったが目立つものではなかった。今回は新たなレーダー基地など様々な建物が建設されていた。地元は反対の意志を表明している。内地の人々が宮古島に寄り添うようになってほしい。今月の二〇日に宮古島で自衛隊基地建設反対の大集会を開く。石垣島や宮古島の予定地自治会はみんな反対している。支援の声を届けてほしい」と切々と訴えた。

 次に沖縄平和センター事務局長の大城悟さんが電話でアピールした。 「高江でヘリパッド工事が強行されている。政府は年内完成の号令をかけている。一日七〇~一〇〇台のトラックが入っているが計画がずさんだ。環境に配慮してモノレールを作って伐採を最小限とする工事にするとしていたが道路を作り違法な伐採をして工事をやっている。厳しい状況だが排除されながらもまた立ち上がり阻止行動をしている」。

 「山城議長が逮捕・拘留されている。弾圧を怒りに変えて、必ず跳ね返していく。沖縄差別を許さず、民主主義・平和を取り戻す。共にがんばろう」。

 警視庁機動隊の沖縄への派遣中止を求める住民監査請求実行委員会は「警視庁機動隊が沖縄に何人行っているのか、何をやっているのか教えてくれない。不当な行為を税金を使ってやっている。これに対して住民監査請求で、機動隊を東京に戻したい。一一月一五日、中野産業振興センターで北上田毅さん(沖縄平和市民連絡会)と高木一彦さん(弁護士)を講師に勉強会をやるので参加してほしい」と話した。

 日本キリスト教協議会(NCC)女性委員会と平和・核問題委員会が防衛省に申し入れを行った。沖縄・一坪反戦地主会関東ブロックが「福岡高裁那覇支部が行った、辺野古埋立て容認の判決の破棄を求める最高裁行動(11月11日、20日午後6時、キャンドル集会、20日8時~9時情宣 10時~署名提出・要請行動正午~午後1時昼休み集会)」への参加を呼びかけた。

最後に、辺野古実が11月27日(日)午後2時新宿アルタ前、沖縄連帯集会・デモ、12月5日午後6時半(月)定例防衛省行動の行動を提起し、全員で防衛省に向けて「高江ヘリパッド建設、辺野古新基地建設阻止、宮古島・与那国島など自衛隊配備反対」のシュプレヒコールをあげた。日本キリスト教協議会の司会を務めた平さんが「神奈川県の牧師さんが高江での行動の件で、教会に踏み込まれて逮捕された」ことを報告し、戦前の警察のやり方だと批判した。沖縄連帯の連続行動に参加しよう。

(M)

報告 9.28 沖縄連帯日比谷野音集会

IMG_14529.28日比谷野音で二五〇〇人が結集
辺野古・高江工事強行許すな
9.16不当判決に抗議する


政府は沖縄を侮辱するな

 九月二八日午後六時半から、東京・日比谷野外音楽堂で「翁長知事への提訴 辺野古の工事再開 高江の工事強行を許さない! 9・28日本政府による沖縄への弾圧を許さない集会」が主催:「止めよう!辺野古埋立て」国会包囲実行委員会で開かれ、二五〇〇人が集まった。

 野平晋作さん(ピースボート共同代表)が「九月二六日の臨時国会で安倍首相が所信表明演説で、任務を遂行する海上保安官、警察官、自衛隊員に対して敬意を表わすとして、一斉に拍手した。暴力的に基地建設をしていることに対する敬意であり、これは沖縄を侮辱する行為だ」とまず批判した。そして、基地建設阻止のためにあらゆる手段で闘うと表明し、「沖縄県民の民意尊重と、基地の押し付け撤回を求める全国統一署名」を開始すると主催者あいさつをした。
 
今や高江は無法地帯だ

 次に、大城悟さん(沖縄平和運動センター事務局長)が沖縄からの訴えを行った。

 「高江、厳しい闘いが続いている。参院選直後の七月二二日から高江で工事を始めた。N1ゲートで阻止のテントや車が排除されたことに悔しく、悲しい思いをした。すでに六カ所のヘリパッドのうち二カ所が完成している。残り四カ所の建設が全国から機動隊を動員して強行されている。機動隊を全国から五〇〇人、沖縄から三〇〇人動員。闘う側は二五〇人~三五〇人。排除されながらもがんばっている。四カ所のうち二カ所でヘリパッドの形ができている。ヘリパッドのHとGには陸路で運べないので、自衛隊のCH47ヘリ二機を投入して搬入をしている。民間地上空を飛行している。日米軍事優先の安倍政治を許してはならない」。

 「高江は無法地帯だ。作業員を警察車両が運んでいる。警察は一〇メートル間隔で検問を行い、三~四時間も違法な規制をしている。大型ダンプを二~三台の機動隊車両が守って走っている。警察のやりたい放題だ。本来なら、沖縄の公安委員会が警察庁に要請してから、動くものだがすでに、要請前から警察庁は出動に向けて準備してきた。決してあきらめることはない。水・土曜に集中しながら三五〇人が集まっている。辺野古から一時間半かかる。朝三時に起きて六時にたどりつく。簡単に資材を入れることができない、また日によっては入れられないこともある。現地・高江に結集してやんばるの森を守っていこう」。

 「希少種の繁殖期が来年の三月から六月にやってくる。そうなると工事ができないので、今年いっぱいか延びて一月までが本当の勝負だ。工事のためにやんばるの森で違法な伐採が行われている。沖縄の未来を踏みつぶす基地建設を許さない」。

 「9.16辺野古埋立て違法確認訴訟判決は司法と官邸が判決を書いたのだろう。どうしても納得できない。沖縄県は上告して闘っている。翁長知事を支援して必ず高裁判決をひっくり返す行動をとっていく。判決によって運動が止まることはない。翁長知事はあらゆる方法を使って基地建設を止めていく、と表明している。高江を終わらせて、辺野古に向かうだろう。辺野古での基地建設準備は二年余り経っているがボーリング調査さえ終わっていない。三年は工事が遅れている。命をかけて止めていく。辺野古が作られると沖縄の未来はつぶされる。普天間基地機能を止めることもできた。高江・辺野古に来てください。大きな世論をつくろう。勝利するまであきらめない」。
 
ジュゴン保護勧告を無視し続ける政府

  照屋寛徳さん(社民党衆院議員)、糸数慶子さん(参議院議員、沖縄の風)が駆けつけ、大城さんと三人で手を大きく掲げて、闘う意志を現わした。

 続いて、三村昭彦さん(ジュゴン保護キャンペーンセンター)がIUCN世界自然保護会議の報告を行った。

 「九月一日~一〇日、ハワイで第六回世界自然保護会議が開かれた。今までジュゴン保護の三度の勧告が出されている。さらに、辺野古基地建設のために一七〇〇万トンもの土砂を沖縄県外から運び込むことに対して、侵略的外来種問題があり到底許せない。持ち込み反対の決議に対して、日米両政府は棄権した。日本政府にとってハードルが高いものであり、計画変更をせまるものだ」。

 次に、平和フォーラム、全労協、安保破棄中央実行委が連帯のあいさつを行った。白藤博行さん(専修大学教授)が「不作為違法確認訴訟」判決について、分かりやすく批判する講演を行った。

 「九月一六日の判決は民主主義・地方自治をあざ笑うようものだ。法治国家が泣く。①仲井眞前知事の埋立て承認処分が適法かどうかでやった。県知事には裁量権があり、正しい判断をした。違法ではない。これを取り消したから違法だ、という論法だ。②国防・外交は国の専権事項。責任ある立場に沖縄県にはない。口を出すな。③基地負担の軽減になるのだから、沖縄の民意に反しない。とんでもない認識だ。④最初に司法に行くのでなく、国地方係争処理委員会で話し合うとしていたのに、国はこれを無視して協議に応じなかった。沖縄の自治の問題は日本の自治の問題で、生き死にの問題でもある。法律家として最後まで闘う」。

 集会アピールを採択し、団結ガンバローを行い、銀座・東京駅方面に向けてデモ行進を行った。沖縄・全国署名を成功させよう。

(M)

報告:高江へのヘリパッド建設強行を許さない!安倍政権は辺野古新基地建設を断念せよ 9.11新宿デモ

9.11新宿デモ 9月11日、辺野古への基地建設を許さない実行委は、「高江へのヘリパッド建設強行を許さない!安倍政権は辺野古新基地建設を断念せよ 9・11新宿デモ」を行った。


 前段集会が新宿アルタ前で行われ、次々とアピールが続いた。


 主催者あいさつが実行委から行われ、「高江現地は緊迫した状態が続いている。メディアはまともに高江の事態を取り上げないなかで毎月の新宿デモによって少しでも連帯の意志を広げていきたい。7月22日、政府は翁長知事の辺野古『埋立て承認取り消し』に対して出した「是正指示」に従わないのは違法だと福岡高裁那覇支部に訴えた。9月16日に高裁判決が出る。この日に『9・16辺野古・違法確認訴訟判決 工事再開許さない行動』(18時30分/衆議院第二議員会館前)を行う。


さらに9月28日に『止めよう!辺野古埋め立て』国会包囲実行委員会主催の『日本政府による沖縄への弾圧を許さない集会』(18時30分/日比谷野外音楽堂)が呼びかけられている。ぜひ参加していこう」と呼びかけた。


 9月5日から9日まで高江ヘリパッド工事建設阻止闘争に参加した仲間(沖縄一坪反戦地主会・関東ブロック)から現地闘争の報告が行われ、「現地は多くの機動隊と警察、車両で埋め尽されている。指揮しているのは警視庁などだ。しかし、私たちは阻止のための車を並べたが、機動隊に四時間も囲まれた。民間ヘリコプターで資材を運んでいた。7日の集中行動には、200人が集まり阻止行動を行った」と報告した。


 沖縄パンフレット作成委員会(辺野古ゲート前テント村、海上行動/高江連絡会/伊江島「わぴあいの里」/普天間ゲート前抗議行動/嘉手納ゲート前抗議行動)からパンフレット「あなたの行動が“沖縄の民意”を支える」を紹介し、多くの人々に頒布を広げていこうと訴えた。


 日本音楽協議会の「ふるさと」 「座りこめ ここへ」 の歌のアピール。


 国際自然保護連盟(IUCN)に関わる仲間から「国際自然保護連合は、8月31日、日米両政府に対し、名護市辺野古を含む沖縄本島の外来種侵入防止対策の強化を求める勧告案を決議した。日米政府に対して勧告を守ることを強く迫っていこう」と報告した。


 大城悟さん(沖縄平和運動センター事務局長)は、「ウチナンチューは決して権力に負けない。辺野古の工事は、いまだにボーリング調査さえ終えることができていない。沖縄と全国の仲間の闘いの成果だ。3月の和解で工事は止まっているが、9月16日に高裁判決を迎える。政府の弾圧は繰り返されているが、新たな動きが始まるかもしれない。最高裁の闘いも含めて辺野古の闘いは続く。高江の厳しい闘いが続いている。警視庁含めて多数の機動隊が襲いかかってきている。オスプレイの着陸帯が作られようとしている。これ以上の基地機能強化を許さない」と糾弾した。


 最後に行動提起が行われ、デモに移った。新宿一帯にわたって「辺野古新基地建設をやめろ!高江ヘリパッド建設反対!」のシュプレヒコールを響かせた。


(Y)

報告 : 8・5辺野古・高江の基地建設強行許すな 沖縄への弾圧やめろ新宿駅デモ

IMG_1331 八月五日午後六時半、新宿駅東口アルタ前に集まり、「辺野古・高江の基地建設強行許すな 沖縄への弾圧やめろ」とリレートークを行い、新宿駅南口に向けてデモでアピールした。沖縄・一坪反戦地主会関東ブロックが主催し、四〇〇人が集まった。

 沖縄高江でのヘリパッド建設工事の再開に向けた動きが七月一二日から始まり、七月二一日から二二日にかけて攻防が続いた。本土からの機動隊も含む五〇〇人がテントや自動車で工事車両が入れなくしていたものを強制的に排除し始めた。

抵抗した人たちに暴力をふるった。そして、N1裏のテントを八月五日までに撤去するように勧告した。基地建設反対側は八月五日に高江に集まるように檄を発した。高江には一〇〇〇人を超す仲間たちが集まり、強制排除を阻止する体制を整えた。またこの日、「県が辺野古の埋立て取り消しへの是正指示に従わないのは違法」と、違法確認訴訟を国が起こし、その第一回口頭弁論が行われ、翁長知事が埋立て取り消しの正当性を訴えた。

 最初に、木村さん(沖縄・一坪反戦地主会関東ブロック)が高江の攻防、違法確認訴訟について、沖縄振興予算の削減などについて報告し、国の基地建設強行を批判し、沖縄で闘う仲間との連帯を訴えた。続いてリレートークに入った。総かがり行動の筑紫さんは運動のつながりが必要だとし、9・22に反原発で大きな集会を予定していると話した。習志野で基地反対の運動をやっている仲間は「高江に動員されている千葉県の機動隊についての情報開示を行ったがほとんど黒塗りだった。千葉県からの派遣に二八〇〇万円支出されている。来年一月からオスプレイ整備基地として千葉県の自衛隊基地が使われる。許せない」と報告した。

 高江から電話での訴えが行われた。大城悟さん(沖縄平和運動センター)。「N1裏テント前集会で集会をやっている。安倍は北部訓練場の一部返還と言いながら、高江にヘリパッドを建設している。こうした基地の強化を許さない。ヘリパッドは米軍の訓練を激化させるものだ。七月二二日、N1ゲートを開けられた。悔しい思いをした。N1西ヘリパッド建設を止めるために一〇〇〇人以上が集まっている。高江には一%の人口しかいないがこれ以上の基地を許さない。辺野古基地建設、高江オスプレイパッドは沖縄の未来を押しつぶす。政府の暴力に断固闘っていこう。全国から五〇〇人の機動隊が配置され、厳しい状況になっているがあきらめない。さらに運動を広げていこう。必ず高江・辺野古は止めてゆく。平和で基地のない沖縄を作っていく。安倍の暴走、戦争する国を止めていこう。現地でがんばる。共にがんばろう」。

 高江住民の会の宜保さん。「N1裏のテント前から。防衛局が八月五日までにテント撤去の要請をしている。それに対して泊まり込みをする予定だ。七月二二日、一四年間見張り続け、守り続けたゲートがこじ開けられた。悔しく悲しい思いをした。警察の暴力、しみじみと権力の恐さを知った。あきらめていない。ヤンバルの自然を守るため活動を続けていく。皆さんの力を貸して下さい。畑は荒れ、草ぼうぼうとなっている。これで木がはえれば畑はおしまいだ。生活を大事にしながらやっていこうと思う。高江には基地賛成の人は一人もいない」。

 リレートークで、滝さん(全石油昭和シエル労組)は「沖縄現地を見てほしいという思いで全国大会を沖縄で行った。高江の工事強行を心の底から許せない。現地に行く、カンパをする」と話した。ストップ辺野古埋め立てキャンペーンは「高江工事を請け負っているのは沖縄の企業の本部造園。二億二千万円で来年の九月までの工期。工事を中止するように抗議しよう」と訴えた。京極さん(バスストップから基地ストップへ)が「昨日まで沖縄に行っていた。七月二二日朝、高江に行った。雨除けのブルーシートが張ってある。朝の八時から一〇時に砂利を運ぶトラックが入ってきた。一台のトラックに警察車両が三から四台ついてくる。プラカードを掲げ、寝転がりトラックを止めた。現地では雨が降ると工事が止まるので喜んでいる。東京で見知った人もたくさんいた。愛知、大阪、東京、神奈川などの県警を見た。自分の所に呼び戻してほしいと言っていた。口で伝えていくことが重要だ」と報告した。

 リレートーク後、新宿南口に向けてデモを行いアピールした。解散した所で、高江の攻防のビデオが映し出され、山城博治さん(沖縄平和センター議長)が「今日の高江には一〇〇〇人以上が集まった。二〇〇人以上が泊まり込み、肩を寄せ合い、明日の攻撃にそなえ決意を固めている。大行動に多くの仲間が全国から来てくれている。防衛局の工事の強行を許さず勝利を勝ち取るまでがんばる。現地は元気である。共にがんばろう」と熱いメッセージを寄せた。辺野古実が八月八日月曜日、防衛省に緊急抗議行動を行うと提起し、全体でシュプレヒコールを行い、行動を終えた。

(M)

【報告】8.1防衛省申し入れ行動 高江ヘリパッド工事を即時中止しろ

IMG_1315 八月一日午後六時半から、辺野古への基地建設を許さない実行委員会が防衛省に対して「高江ヘリパッド工事を即時中止しろ」と申し入れ行動を行った。高江でヘリパッド工事が再開された。全国から機動隊五〇〇人以上が集められ、反対派の車両の撤去や反対者に対して暴力的に排除する攻撃が行われている。これに対する抗議行動として取り組まれた。

 最初に現地の攻防に参加した平田さん(辺野古実)が報告した。

 「全国から動員された五〇〇人の機動隊が制圧している。七月二一日に一六〇〇人、二二日に二〇〇人で座り込み闘い抜いた。ゲートのテント前で、元気に毎日抗議行動を続けている。『友だち一〇〇人できるかな』という歌を三〇〇〇人に替えて歌い、渦巻きデモを行っている。八月五日夕方、結集を呼びかけている」。

 次に、七月二一日~二二日の攻防に参加した仲間が「機動隊の暴力がエスカレートしている。多くの人が集まっている。ぜひ高江に行こう」と訴えた。

 ウチナンチュの方が「ずっと怒っている。米兵による酔っ払い運転、逆走事故などが相次いでいる。嘉手納基地は犯罪基地だ。髙江の工事の強行、裁判の開始、全部だまし討ち的に強行している。最後まで闘う」と怒りの発言をした。七月三一日に行われた沖縄全国交流集会は会場を溢れるたくさんの人が参加し、成功裏に行われたことが報告された。そして、防衛省の職員が米兵の飲酒運転などの対策のため六〇人がパトロール隊として派遣されたが、実はその職員らはいま髙江で工事再開に向けた反対派の排除を行っていることが明らかになった。防衛省に向けてただちに弾圧をやめろとシュプレヒコールで抗議した。

 七月の参院選・沖縄選挙区で当選した伊波洋一さんが初登院を終えて駆けつけた。

 「この防衛省行動は髙江に基地はNOの闘いに連帯していることを実感している。糸数慶子さんと『沖縄の風』という会派を立ち上げ、外交防衛委員会に入ることとなった。米軍に追随し戦場を呼び込むより、憲法九条に基づく平和を求める。米政府の要求を飲み、オスプレイのヘリパッド建設、辺野古で新基地建設を行っている。基地はつくらせないという声が政府に届いていない。国民はきっと理解するだろう。あきらめないで行動する。変化を作り出していく。これからも連帯し、国会の場で現地でがんばっていく。共にがんばろう」。

 池田さん(福島みずほ議員の秘書)が高江の攻防を報告し、封鎖している自動車撤去期限とされる明日(八月二日)に、参院議員会館講堂で集会をやると報告した。続いてジュゴン保護キャンペーンが防衛省に申し入れ行動を行った。沖縄一坪反戦関東ブロックの大仲尊さんが「ヘリパッド建設工事阻止高江現地集会」が八月五日午後六時から、N1裏テント前で開催される。沖縄防衛局が八月五日の期限を切って車両および物件の撤去を求めているため、早ければ翌六日早朝からの強制撤去の動きが予想される。そのためこの日は泊まり込みの闘いになる。

そして同日には、違憲確認訴訟第一回口頭弁論があり、翁長知事も出廷する。こうした闘いに連帯するため、午後六時半に新宿東口アルタ前に集まり、デモを行う」と参加を呼びかけた。そして、同じ日には神奈川では沖縄に機動隊を派遣している神奈川県警に対する抗議行動も行われる。

最後に辺野古実の中村さんが高江工事強行に抗議して、来週月曜日にも防衛省抗議行動を行うので参加してほしいと訴えた。「高江工事強行をやめろ、機動隊は暴力をやめ、ただちに引き返せ」とシュプレヒコールを行った。沖縄現地と連帯するさまざまな行動が連続して行われている。ぜひ参加を。

(M)

報告 高江ヘリパッド建設強行許すな、機動隊の暴力に抗議 7.23新宿デモに400人

IMG_2182 安倍自民党政権は、参院選の開票が終わったわずか一〇時間後の七月一一日から、沖縄の東村高江のヘリパッド(オスプレイパッド)工事強行のための資材搬入を開始した。全国から五〇〇人もの機動隊を動員し、わずか一五〇人の人口しかない高江部落を制圧に乗り出したのだ。

 七月二二日早朝にはついに、座り込む住民を暴力的に排除して車両などで作ったバリケードを撤去し、六か所にヘリパッドを建設する工事を強行した。同じ二二日、政府は翁長沖縄県知事が辺野古新基地建設のための埋立て承認取り消し処分の撤回を行わないのは違法だとして、地方自治法に基づく違法確認を求める訴訟を福岡高裁那覇支部に提訴した(本紙沖縄からの報告参照)

 こうして安倍政権は、参院選で「島ぐるみ候補」の伊波洋一さんが現職閣僚の島尻安伊子候補に一〇万票以上の大差で圧勝したことの報復であるかのように、高江ヘリパッド工事強行、辺野古埋立て承認取り消し撤回訴訟、そして辺野古基地建設陸上部の再開という攻撃を露骨に進めているのである。この高江ヘリパッド工事再開にあたって五〇〇人の機動隊を「ヤマト」から動員するというやり方は、一八七九年の琉球処分が明治政府の軍事力によって強行されたことになぞらえる声も聞かれるほどだ。



 七月二三日、辺野古への基地建設を許さない実行委は、この高江ヘリパッド強行と、辺野古への新基地建設に向けた動きに抗議する集会を午後五時から新宿駅東口アルタ前で行った。高江ヘリパッド建設強行の暴挙が伝えられる中、都知事選の最中にもかかわらず四〇〇人の労働者・市民・学生が参加した。

 集会ではまず、米国の正面作戦に呼応した、県知事への「違法確認訴訟」、高江ヘリパッドの建設、そして辺野古新基地建設の陸上部分再開への怒りが表明され、全国から五〇〇人、そして沖縄県警三〇〇人を動員した「高江への襲撃」に怒りが表明された。

 続いて高江現地行動連絡会の仲村渠(なかんだかり)さんが現地の模様を電話で報告した。機動隊の暴力的排除による負傷をはじめリアルな状況が伝えられる。仲村渠さんはこの事態で、ヤマトに対する沖縄の「自立」を促す意識が広がっていくことを語りかけた。

 続いてVAWW-RAC(「戦争と女性への暴力」リサーチ・アクションセンター、辺野古リレー、そして花輪伸一さん(沖縄環境ネットワークから、今回の政府への暴挙への怒りが語られた。

 辺野古リレーの仲間は、初心に帰って家族や、親しい仲間にこの暴挙を語り、新しい仲間を増やし、一人でも多くの人が現地に出向くことの重要性を訴え、花輪伸一さん(沖縄環境ネットワーク)は、政府が「北部訓練場の返還によって基地負担が軽減する」と述べていることのウソを強調し、高江の集落が「オスプレイパッド」によって取り囲まれることの危険性を訴えた。最後にピースボートの野平晋さんから七月三一日の全国交流集会への案内を受けて新宿デモに出発した。

 デモではヤンバルの豊かな自然を破壊する高江ヘリパッドへ建設や辺野古新基地建設への抗議が呼びかけられ、また新宿センタービル前では、同ビル内にある基地建設で儲ける大成建設本社に向けた怒りの声が響いた。

(K)

「怒りは限界を超えた」~ 沖縄県民大会(2016年6月19日)フォトレポート

みなさん。

たいへんご無沙汰していました。6.19県民大会の様子を写真でお届けします。

名称は「元海兵隊員による残虐な蛮行を糾弾!被害者を追悼し海兵隊の撤退を求める県民大会」。当初の目標は5万人でしたが、参加者は主催者発表によると6万5千人でした。会場となった奥武山陸上競技場のトラックの内側の芝生部分だけでなく、トラックの外側の木陰を中心に人々が密集しました。何年か前の読谷の10万人集会に劣らない迫力でした。沖縄の人々の悲しみ、怒りの意思表示はとどめようなくあふれ出しています。

自民・公明・維新は参加しませんでした。そして自分たちが参加しなかったから、超党派でなく一部の勢力による集会だと理屈をこね、県民大会の意義を低めようとしています。彼らは沖縄の太く大きな民意の黒潮のような流れから脱落したのです。たとえ現在いくつかの議席を県議会に占めていたとしても、今後の県民の自立に向けた歩みの妨害物にしかならないでしょうし、県民の多数から振り向かれなくなるでしょう。


①2016.6.19 県民大会。集会開始は午後2時。正午過ぎからのぼりを持って集まりだしました。
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②2016.6.19 県民大会。どこかの取材陣でしょう。初めから終わりまでクレーンの上で撮影していました。お疲れさま。
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③2016.6.19 県民大会。梅雨もあけて真夏の太陽の光がさんさんと降り注ぐ中、じっと我慢です。追悼の意を表すため何か黒いものを身につけるよう事前に連絡がありました。黒のかりゆし、ズボン、帽子、それから黒い傘も目に付きました。
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④2016.6.19 県民大会。集会は古謝美佐子さんの「童神~天の子守歌」のあと、黙祷。
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⑤2016.6.19 県民大会。この頃には会場はぎっしりです。主催者を代表して、オール沖縄会議の4人の共同代表(稲嶺進名護市長、呉屋守将金秀グループ会長、高里鈴代基地・軍隊を許さない行動する女たちの会代表、シールズ琉球の玉城愛さん)が発言しました。
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⑥2016.6.19 県民大会。トラックの外側の木陰に集まっている人々。
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⑦2016.6.19 県民大会。トラックの外側の木陰に集まっている人々。
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⑧県民大会。トラックの外側の木陰に集まっている人々。若者のメッセージはシールズ琉球の4人が行ないました。
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⑨2016.6.19 県民大会。全員でプラカードを掲げてアピール。「海兵隊は撤退を」
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⑩2016.6.19 県民大会。全員でプラカードを掲げてアピール。「怒りは限界を越えた」
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⑪2016.6.19 県民大会。外側の木陰の人々も並んでアピール。
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⑫2016.6.19 県民大会。年配の人々ともに、子供連れ、家族連れ、若いカップルが多く目に付きました。
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⑬2016.6.19 県民大会。子どもや孫たちに平和で安全な沖縄を伝えたいとの思いなのでしょう。
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⑭2016.6.19 県民大会。琉球新報、沖縄タイムスはさっそく号外を出し配ります。新報、タイムスとも3万部の号外を刷ったそうです。
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⑮2016.6.19 県民大会。テレビ取材の中継車。東京のテレビ局もたくさんいました。取材のヘリコプターは合計5機、上空を飛んでいました。騒音が気になりました。
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⑯2016.6.19 県民大会。各地から大型バスをチャーターして結集しました。集会が終わっても混雑してなかなか全員が戻ってきません。待機中です。
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⑰2016.6.19 県民大会。私たちが乗ったしまぐるみ八重瀬の会のバス。定員54人満席でした。
20160619_17

なお、県民大会を報道した琉球新報を入手希望の方はご連絡ください。
沖縄の新聞はすごいですよ。一読の価値アリ。

O・Y

報告 : 怒りと悲しみの沖縄県民大会に呼応するいのちと平和のための6.19行動

IMG_1280怒りと悲しみの沖縄県民大会に呼応するいのちと平和のための6.19行動

●スローガン「怒り!海兵隊は全面撤退せよ」「許さん!女性殺害」「戦争法案今すぐ廃止」「安倍内閣退陣」「参院選勝利」


 六月一九日午後二時から、国会を包囲する形で、「怒りと悲しみの沖縄県民大会に呼応するいのちと平和のための6・19行動」が主催:『止めよう!辺野古埋め立て」国会包囲実行委員会、戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会で開かれ、一万人が集まった。

 沖縄で同時刻に行われ六万五〇〇〇人が集まった、米軍属女性暴行殺人事件に抗議する「元海兵隊員による残虐な蛮行を糾弾! 被害者を追悼し、沖縄から海兵隊の撤退を求める県民大会」(主催・辺野古新基地を造らせないオール沖縄会議)に、連帯する行動であった。国会こうした連帯行動は日本の三二都道府県四〇カ所で行われた。

 最初に、一分間の沈黙をもって殺された女性へ追悼の意を表した。外間みえ子さん(沖縄・一坪反戦地主会関東ブロック)が主催者あいさつをした。

 「一九七二年沖縄返還協定の日に、沖縄の青年がオートバイで国会正門にぶつかり憤死する象徴的出来事があった。一九四五年の三月米軍が沖縄に上陸し、地上戦が始まり、六月二三日に地上戦は終わったとされるが、戦争は終わったのか?

 沖縄は二七年間違う道を歩んだ。戦後七一年とは何であったのか。六〇年前、米兵によって六歳の女の子が拉致され、凌辱され、ゴミ置き場に捨てられた。そうした過去とともに生きてきて、翁長知事を誕生させた。政府はそうした米政府に何一つ文句も言わずにきた」と歴史を振り返り、今回の事件が米軍基地の存在にあること、それを容認している安倍政府の責任を明らかにした。

 次に大城悟さん(沖縄平和運動センター事務局長)があいさつした。

 「二度と繰り返されない、海兵隊の徹底を求める県民大会が沖縄で行われている。そして全国で連帯集会が開かれている。それに感謝したい。今回の殺人事件は本当に許しがたい。一九五五年に六歳の少女が拉致され、殺害される悲しい事件があった。復帰後も変わらない。怒りが頂点に達して押えることができない。二一年前、少女暴行事件を糾弾し、八万五〇〇〇人(離島も含めると一〇万人)の県民大会を開いた。自民党県連は今回、海兵隊の撤退が入っていることを理由に参加していない。情けない限りだ」。

 「米軍は綱紀粛正や夜間パトロールの強化など対策を打ち出しているが何の問題解決にもならない。日米地位協定の抜本改定、海兵隊の撤退こそが命を救う道だ。地元紙は一〇〇人の顔写真を載せて、彼女は私だったかもしれない、と訴えている。一九四五年から、強姦・強盗・殺人など凶悪事件が五七一件起きている。全部の事件について詳しく報道している。命・尊厳を踏みにじらせない」。

 「辺野古への新基地建設を強行しようとしている。基地の過重負担は沖縄差別だ。がまんの限界だ。アベ政治と対決し、未来のため、基地のない、平和な沖縄を作る。外交・防衛問題はウチナンチュだけでは解決できない。全国の人々いっしょになって取り組んでいきたい」。

 続いて、初鹿明博さん(民進党、衆院議員)、田村智子さん(日本共産党、参院議員)、吉田忠智さん(社民党、参院議員)がそれぞれ今回の女性殺害を糾弾し、「海兵隊の撤退、基地はいらない」と訴え、米政府と一体となって軍事基地の強化を進める安倍政権を批判し、七月参院選での野党の勝利を訴えた。

 沖縄出身者の島袋みね子さん、青木はつ子さんが、米兵による過去の残虐な事件についてふれ、「黙っていられない。絶対に負けない、勝つために闘う」と力強く訴えた。

 沖縄県民大会の翁長知事の発言が国会包囲行動に同時中継された。

 「卑劣な犯罪を断じて許せない。殺害現場に行き、花をたむけ、『守れずに、ごめんなさい』と手を合わせた。二一年前も二度と繰り返さないと誓ったにもかかわらず今回の事件だ。痛恨の痛みで申し訳ない。米軍基地があるゆえにこうした事件が起きる。G7で日米首脳会談を行ったにもかかわらず、新基地建設問題や日米地位協定の改定問題を話し合わなかった。心を一つにしてこの壁を突き崩す。全力で闘っていく」。

 「沖縄の怒りは限界にきている。生命と財産を守り、安全・安心の沖縄をつくる。二度とこうした事件を起こさせない。日米地位協定の改定、海兵隊の撤退、新基地建設は阻止する」。

 翁長知事の発言に対して、沖縄の会場の地鳴りのような拍手と指笛が伝わった。国会前も大きな拍手で応えた。落合恵子さん(作家)、山岸良太さん(日弁連)、清水雅彦さん(日本体育大学教授、憲法学)、小田川義和さん(憲法共同センター)がそれぞれの立場から沖縄問題、戦争法の問題を指摘した。最後に、総がかり行動の高田健さんが「諸悪の根源は安倍内閣であり、何としてでも参院選で野党共闘を応援し、勝たせよう。そのために今までにないような全力をつくそう」と訴え、コールを国会に行った。昨年来の戦争法をめぐる攻防、憲法改悪の攻防が国会選挙という場で審判されることになる。七月一〇日、参院選投票で、安倍政治に終わりを!

(M)

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