配信:都教委 2月9日、都教委の暴走をとめよう!都教委包囲・首都圏ネットワークは、東京しごとセンター講堂で「『日・君』強制処分反対!労働運動への弾圧を許すな!」集会を行った。

 小池都知事と都教委は、当時の石原都政(2003年)の10・23通達(卒業式・入学式などで「日の丸・君が代」を強制)の強要を継承し、新自由主義と国家主義教育を押し進めている。2003年10・23通達から16年たち、今年も卒業・入学式時に「日の丸・君が代」強制を行おうとしている。都教委包囲ネットは、大量の不当処分(のべ四八三人)の強行に抗し「君が代」斉唱時の不起立・不伴奏等の闘い、集会と都教委門前行動、地域ネットを積み上げてきた。

 集会は、安倍政権打倒、10・23通達撤回と「日の丸・君が代」強制反対、教職員の長時間労働の阻止、東京五輪への生徒の動員反対、教育現場への天皇制の介入の問題とともに関西生コン連帯労組にかけられている労働運動解体、労働基本権のはく奪攻撃に反撃し、連帯していくための意志一致を行った。

 開会あいさつを見城赳樹さん(都教委包囲ネット)が行い、「天皇『代替わり』を通して八王子のように生徒を動員し天皇賛美化や皇国史観教育を押し進める策動の事実があきらかになっている。東京五輪を通した国威発揚・ナショナリズム煽動、ボランティア動員などによって統合していこうとする動きもある。このような動きと連動して権力は、関西生コン連帯労組の闘いに対して労働基本権を認めず、『威力業務妨害』『恐喝』『強要』をデッチ上げ組合員を不当逮捕している。不当労働行為と弾圧は、全労働者階級への弾圧として受け止め、団結して反撃していこう」と訴えた。

 永嶋靖久弁護士(関西生コン弾圧反対弁護士)は、「『日・君』強制と関西生コン労働運動つぶし攻撃」をテーマに講演した。

 「関生支部の運動と弾圧に至るまでの経過は、『世界』(2020年2月号「ルポ労
組破壊―『関西生コン事件』とは何か(上))を参照してほしい。検察官は、『ストと呼ばれる生コンの出荷を妨害する行為やコンプラと呼ばれる生コン業者や施工主に些細な法令違反を指摘して工事を妨害する行為をし、妨害行為を止めるための条件として、解決金等の名目で生コン業者に対して多額の現金の支払を要求』などと決めつけ、労働基本権を真っ向から否定する。『企業別に企業内で活動』しない労働組合が弾圧されるのは、当然だとして、労働者の団結形態を認めない。権力と資本が一体となって労働運動つぶしへと踏み込みを労働者の団結と連帯ではね返していこう」。

 「武委員長は六回逮捕、湯川副委員長は八回逮捕された。2020年2月9日は2018年8月28日の逮捕から531日だ。保釈された組合員も高額の保釈金に加え、相互の接触禁止、組合事務所への立ち入り禁止等が保釈条件だ。関生支部を脱退しない組合員に打撃を与えるために身体拘束を利用している。立件された事件を通して、明らかに『警察が事件を作る』事態になっている。私たちは、大阪でも『日の丸・君が代』との闘いを行ってきた。『日の丸』引き下ろしなどで処分も強行された。関生の闘いと『日の丸・君が代』反対の闘いを結びつけ、共に反撃していこう」と述べた。
 
 現場からの報告では、①変形労働時間制と教育労働者の闘い②義務制の教育現場から③「天皇奉迎」に子どもを動員することに反対して闘う④天皇代替わりに抗しての闘い⑤国威発揚とオリンピック・パラリンピック教育の実情⑥「君が代」被処分者たちと高校の現場⑦高校生の闘いが紹介され、共にスクラムを強化していくことを確認した。

 行動提起として3月学区別卒業式に対してチラシまきが提案された。

 さらに集会決議、「東京五輪の観戦やボランティアなどに生徒たちを共生動員しないよう求める特別決議」を採択した。

(Y)