配信:アルタ前①
 4月30日、終りにしよう天皇制!『代替わり』反対ネットワーク(おわてんねっと)は、新宿駅東口アルタ前広場で「退位で終わろう天皇制!新宿大アピール」を行い、150人が参加した。

 天皇制の延命強化と民衆統合にむけた天皇「代替わり」儀式は、この日、午前に皇居・宮中三殿で「退位礼当日賢所大前の儀」を行い、午後五時の「退位礼正殿の儀」に向けて皇族・政府関係者・メディアが一体となって大賛美を演出するために総動員だ。「平成」から「令和」へと「元号フィーバー」を煽り、「新しい時代」などと手前勝手なストーリーを作り、日本の差別・分断・格差貧困の社会を覆い隠そうとしている。そもそも「代替わり」儀式は、デッチ上げられた天皇の神格を継承し、国歌神道的なものだ。

 安倍政権は、一連の「儀式」を強引に国事行為として位置付け公費支出の強行を決めている。明らかに憲法20条(信教の自由と政教分離原則)「何人も宗教上の儀式や行事に参加することを強制されない」「国はいかなる宗教的活動もしてはならない」の規定に違反だ。民衆の税金を天皇制延命・強化のために勝手に使うな!

 午後三時半頃、おわてんねっとの呼びかけによる大アピールに続々と仲間たちが結集する。アルタ前には街宣右翼の宣伝カーが四台止まっているが、警察はこの違法駐車に対してなんら警告もせず、放置のままだ。それだけでなく、宣伝活動妨害のためにカラーコーンを配置して仕切り囲みだした。歩道の人々に対してリーフレットやチラシの配布をさせないためのイヤガラセだ。右翼らは便乗して、「このやろう!日本から出ていけ!」などと差別・排外主義に満ちた「恫喝を」仕掛けてきた。

 仲間たちは、警察・右翼らの妨害挑発に乗らず、毅然と反天皇制・「代替わり」反対のアピールを開始した。

 トップバッターは、「おっちんズ」の反天皇制の唄だ。「天皇制はいらないよ」、「元号やめよう」を唄い、右翼の暴力を笑い飛ばした。

 Aさん「このように私たちの宣伝活動を妨害する警察右翼の暴力こそが、天皇制の実態だ。天皇神話はウソばかりだ。宗教儀式をさせないぞ。自由な表現つらぬき、民主主義を実現し、 憲法改悪ゆるさない」。

 Bさん「一連の儀式であきらかなように天皇制の世襲制こそが身分差別そのものだ。女性差別、民族差別 排外主義はゆるさない。人間は平等だ。天皇はいらない。いますぐ辞めろ 。憲法違反の即位儀礼 、大嘗祭をゆるさない」。


 Cさん「天皇制の戦争責任は終わっていない。侵略責任をいますぐ取らそう。明仁ら皇族は、『平和』『緑』などと言うたびにその欺瞞がはっきりしてくる。基地や軍隊をみとめない。戦争国家はつくらせないぞ」。

 首都圏と全国から駆けつけた仲間による力強いアピールが続く。

 なんと警察はスクラムを組みだした。右翼らは、警察に体当たりしながら挑発を繰り返したが、警察は公務執行妨害罪の現行犯で逮捕することなく、ニヤニヤしながらなれあいを披露する有様だ。右翼らは、総勢で40人ぐらいだが、これまで反天皇制デモに対して繰り返しイヤガラセ・妨害活動をしてきた「常習犯」ばかり。トラメガの音量を最大限にしながらヘイトスピーチを始めたが、内容はほとんど「このやろう!日本から出ていけ!」を繰り返し、支離滅裂だ。

 午後5時すぎ、アルタビジョンに「退位礼正殿の儀」の実況映像が映し出される。仲間たちは、ただちに「天皇『代替わり』反対!身分差別の天皇制を廃止させよう!憲法違反の即位儀礼をやめろ!」のシュプレヒコールをたたきつける。警察・右翼一体となった反天皇制宣伝活動の妨害を許さず、午後5時半まで貫徹した。

司会は、「宣伝活動に勝利した。明日の『新天皇いらない銀座デモ』で再会しよう」と訴え、行動を終了した。

(Y)