1反天デモ

 5月1日、終わりにしよう天皇制!『代替わり』反対ネットワーク(おわてんねっと)は、天皇制の延命と強化をかけた明仁天皇—徳仁天皇即位に反対して、「新天皇いらない銀座デモ」を行い、500人が参加した。

 天皇「代替わり」と称した天皇教の宗教儀式は、30日に明仁天皇の退位に向けた「退位礼正殿の儀」を行い、 1日午前10時半から皇居で徳仁が新天皇として受け継ぐ「剣璽等承継の儀」、新天皇が初めて「臣下」に謁見する「即位後朝見の儀」などを行う。徳仁天皇は、「おことば」において天皇制の戦争責任と加担、違憲儀式と政治的行為、支配者たちの悪政を覆い隠してきた明仁天皇の悪行を讃え、「憲法にのっとり、日本国及び日本国民統合の象徴としての責務を果たすことを誓う」などと居直り、継承していく決意表明を行った。安倍晋三首相にいたっては、「国民代表の辞」で改憲扇動、戦争法の制定と海外派兵など数々の違憲行為を繰り返してきたその延長において「天皇陛下を国及び国民統合の象徴と仰ぎ、激動する国際情勢の中で、平和で、希望に満ちあふれ、誇りある日本の輝かしい未来、人々が美しく心を寄せ合う中で、文化が生まれ育つ時代を、創り上げていく決意であります」と述べ、従来通り、グローバル派兵国家の建設と改憲、ナショナリズムの強化などをあらためて強調する有様だ。

 国家権力は、首都圏—全国各地において天皇制警備態勢を配備し、また公安政治警察は天皇制反対派に対する監視・行動確認など不当な重弾圧態勢を強行してきた。このようなグローバル派兵国家建設の一環である天皇「代替わり」攻撃を許さず、日本列島天皇賛美状況に鋭く楔を打ち込む闘いを取り組んだ。

 デモ前段集会は、ニュー新橋ビル地下2Fホール。すでに機動隊・公安政治警察が新橋駅一帯にわたって警備配置につき、集会に対する威圧・いやがらせを強行してきた。仲間たちは、集会妨害を許さず、挑発に乗らず断固として会場を防衛し、集会を開始した。会場には入場できない参加者が廊下にあふれ出たほどだ。

 集会は、司会の開催あいさつで始まり、「反天WEEKとして4・17今こそ問い直そう!天皇制 練馬集会(100人以上)、4・28沖縄デー集会(120人)、4・29反「昭和の日」立川デモ(150人)を闘ってきた。さらに昨日は、新宿アルタ前で右翼と警察の妨害があったが、4・30退位で終わろう天皇制!新宿大アピールには、150人の仲間が参加した。本日の集会も会場一杯の状況で明らかなように天皇賛美状況を許さない闘いがあることを指し示した。さらにこの一年間、天皇賛美キャンペーンの洪水を許さず、力強く『天皇制はいらない!終わりにしよう天皇制!』を発し続けていこう」と訴えた。

 アピールは、「女性と天皇制研究会」、「2020オリンピック災害おことわり連絡会」、太田昌国さん(評論家・編集者)、「直接行動のみなさん」、「homeら連」、「女たちの戦争と平和資料館」(wam)」、「即位・大嘗祭違憲訴訟の会・監視弁護士」から活動報告、明日からの反天皇制運動に向けた問題提起が行われた。

 連帯メッセージは、茨城つくばから「五月一日は天皇の日じゃない労働者の日だメーデー実行委員会」、天皇制を考える会・静岡、天皇代替わりを機に天皇制を考えるあいちネットワーク、大阪から「参戦と天皇制に反対する連続行動」・「天皇代替わりを問う集会実行委員会」、天皇代替わりを問う九州山口連絡会か
ら届いている。

 最後に「おっちんズ」が「天皇制はいらないよ」を唄い、参加者全体で合唱し、「ヒロヒトの侵略責任を忘れない!アキヒトの天皇制強化のための退位反対!ナルヒトの『即位即退位』しろ!」を確認した。

 デモに移り、小雨の天候だったが、終始、元気よく反天皇制シュプレヒコールを繰り返し、新橋一帯に渡って響かせた。

(Y)