2.24銀座デモ 2月24日、終わりにしよう天皇制!『代替わり』反対ネットワーク(おわてんねっと)は、「天皇在位30年式典に反対しよう!派兵=戦争・格差・災害・原発・差別 悪夢の30年!」銀座デモを行い、150人が参加した。

 銀座デモのターゲットは、東京・隼町の国立劇場で午後二時から開かれる「天皇陛下ご在位30年記念式典」だ。権力は、デモの集合場所であるニュー新橋ビルと新橋駅周辺に大量の公安政治警察と機動隊を配備し、厳戒態勢を敷いてきた。断固とした反天皇闘争に対して露骨な威圧をもって対応してきた。仲間たちは、ビル内にも潜入しようとする権力の嫌がらせと挑発を許さず毅然として入場し、前段集会を開始した。
 
 主催者から開催あいさつが行われ、「今日の式典は、国民を代表して内堀雅雄福島県知事が天皇への感謝の言葉を行う。天皇作詞・皇后作曲の歌を沖縄出身の歌手、三浦大知が歌う。福島と沖縄という『平成』の二大矛盾を天皇制の中に解消していこうするものだ。なんとか共産党は、式典には参加しないということだ。下からの突き上げもあるのかもしれない。NHKとテレビ朝日が生中継する。総務省は、小中学校、大学、役所などに日の丸を掲揚しろと通達を出した。まさに国民こぞって『お祝い』するという意図だ。私たちは、こんなものを決して祝え
ないし、祝ない。30年は、とんでもない時代だったんだと逆に突きつけていくデモにしていこう」と強調した。

 福島から駆けつけた仲間は、「天皇制こそ福島の原発事故と被ばくを覆い隠す見えざる暴力だ。その暴力の下手人が内堀雅雄福島県知事だ。人間として許し難いことだ。今、復興を進めるか否か、被ばくの現実を認めるか否かの分断が起きている。被ばくの現実を認める奴らこそが福島差別を広げていると圧力をかけられている。『偉い人』が安全と言っているのだから、これ以上危険だと言わないでくださいと圧力をかけている。このような図式のおおもとが天皇制だ。沖縄も同じだ。天皇制をひっくり返そう」と訴えた。

 部落解放同盟東京都連合会国立支部は、「戦争の歴史を風化させることはできない。次の世代に伝えていかなければならない。二〇〇〇年頃から『日の丸』反対闘争をやってきた。右翼もたくさんきた。この間、『平成最後の……』という言い方でなにもなかったかのように評価する人たちが多い。差別の元凶は、天皇制だ。今こそ天皇制はいらないの声を大きくしていこう」と発言した。

 沖縄・一坪反戦地主会関東ブロックは、「今日は県民投票の投開票日だ。県知事選では玉城知事には39万以上の投票があった。それを上回る投票が行われるだろう。しかし、安倍首相と菅官房長官は、『結果について全く関係ない。土砂投入を続ける』と言い放っている。明仁天皇は、一一回も訪沖している。沖縄を国民国家に統合することが一番の目的だ。昨年は、与那国島を訪問している。与那国島の人々は、国境とかの意識はなく、隣人と親しくしてきた。だが安倍政権は、自衛隊の南西諸島配備再編政策のもとに自衛隊を進駐させた。天皇訪問時、自衛隊が堵列を組んで迎えた。天皇は、自衛隊の役割を確認するために訪問したのだ。これが天皇制の役割だ。明日、官邸前で県民投票の声を聞けと抗議行動を行う」とアピールした。

 再稼働阻止全国ネットワークは、「 天皇制がすり込まれている日常がある。友人の中には、『いい人だもの天皇、美智子様は』と言う人たちがいる。こういう状況が蔓延している。脱原発ツアーバスでは、参加した人たちが一言ずつ喋る時、ある人は『こんな原発がひどいなんて、もう天皇様に訴えるしかないんじゃないですか』と発言した。大熊町を訪問した時も、ある荒れた家の中の仏壇の上に歴代の天皇・皇后の写真が並んでいた。「あーあ」という想いを今でも忘れられない。天皇制を崩していくことは大変なことだと思いますが、声なき人々、私たちが繋ぎ合って、諦めることはなくやっていこう」と強調した。

 集会終了後、デモに移り、機動隊により不当な規制を許さず、式典会場に向けて「天皇在位30年式典反対!式典を中止しろ!無駄な税金を使うな!勝手に祝うな!」のシュプレヒコールを繰り返した。

(Y)