われわれは怖じ気づかない

フランス反資本主義新党(NPA)


 以下の声明は、黄色のベストパリデモでNPAの隊列が、「ル・ズアーヴェス(アルジェリア歩兵隊兵士)」を自称する極右集団から襲撃されたことを受けて、1月26日NPAから出された。このデモは、連続的な11回目の週末デモであり、したがって「アクト11」と呼ばれた。

 1月26日、パリでの黄色のベスト「アクト11」の中で、NPAの隊列が約50人の極右集団から2回襲撃を受けた。組織された超暴力的なファシストグループの「ル・ズアーヴェス」(この襲撃への責任を誇って認めた)は、意識的にわが隊列を標的にし、同志数人に傷を負わせた。

 この集団は黄色のベスト運動とは何の関係もない。われわれは、この数週間いかなる問題も引き起こすことなく、黄色のベストの人々と並んで行進を続けてきた。この土曜日の襲撃の間そこにいた黄色のベスト諸グループはこの襲撃に衝撃を受けた。そして何人かのデモ参加者は、このファッショを撃退しようとわれわれと肩を並べて介入した。

 われわれは怖じ気づかない! NPAは、決意をもって、マクロン反対の、またその反社会的諸政策反対の運動を建設し続ける。そして、次の土曜日の「黄色のベスト第12回行動」に当たる次回デモにも登場するだろう。

 黄色のベストデモにおける極右の存在は、この運動にとっては毒である。われわれに向けられた攻撃は、デモの破壊を、その弱体化を、そしてもちろん権力の利益となることを狙いとしていた。

 われわれは早々に、これらの小グループによる行為への対応を共に考えるために、その結果としてそれらが社会的諸決起への襲撃を思いとどまるように、社会的左翼と政治的左翼の諸組織と、さらに黄色のベスト諸グループと接触するつもりだ。

2019年1月26日、モンルー

(「インターナショナルビューポイント」2019年1月号)