11.3官邸前行動に450人

辺野古埋め立て工事再開に怒り




「本土」からの土砂搬出NO

11月3日午前11時半から首相官邸前で、「辺野古新基地NO=沖縄の民意踏
みにじる工事再開許さない!11.3官邸前大行動」が辺野古の海を土砂で埋めるな!首都圏連絡会の主催で行われ、450人が参加した。

10月31日、国交相は「沖縄県の埋立て承認撤回」を無効にする執行停止を認
め、11月1日から政府は辺野古埋め立てにむけた工事を再開した。これに抗議する官邸前行動が行われた。

青木初子さんが「工事再開、土砂投入を許さない。絶対にあきらめない。声を上
げ続ける」と主催者あいさつをした。埋めるな連・首都圏が「辺野古を埋め立てる土砂の60%が沖縄県外から運ばれる。これはわれわれの問題だ、阻止していかなければならない。土砂搬出反対署名11万7千筆を内閣府に提出したが、新たに衆参議長あての署名を開始する。ぜひ協力してほしい」と訴えた。

連結した闘いで辺野古断念へ!

次に沖縄と東京北部を結ぶ実行委、そして花輪伸一さんが「環境保全対策をしな
ければならないのにしていない。埋め立て地には断層が二つあり、軟らかい地盤である。設計変更が必要であり、県知事が承認しなければ工事は進められない」と国が今後基地建設を進めるにあたっての困難を指摘した。

大城悟さん(沖縄平和センター事務局長)が沖縄から電話でアピールした。「キャンプ・シュワブ前で1000人で座り込みを行った。工事が再開され、資材搬入が行われている。決してあきらめない。引き続き必ず基地を止める。埋め立ての土砂を運び出す本部塩川港の護岸の一部が台風で壊れた。国の方があせっている。沖縄は強い絆で結ばれている。負けてはならない。がんばっていこう」。

最後に行動提起。11月5日午後6時半から、防衛省申し入れ行動。11月24
日午後2時、新宿アルタ前集合、新宿デモ。11月20日大成建設、11月27日五洋建設へ埋め立て工事やめろの申し入れ行動、警視庁機動隊の沖縄派遣への住民訴訟裁判などを提起した。

 (M)