明治式典 10月22日、「明治150年」記念式典反対デモ(実行委)が日比谷公園から銀座に向けて行われた。

 安倍政権は、グローバル派兵国家建設に向けて憲法改悪をめざし、2019年「天皇代替わり」と「明治150年」を結びつけ天皇制と植民地主義賛美キャンペーンを繰り広げてきた。すでに「明治150年」関連施策各府省庁連絡会議/内閣官房「明治150年」関連施策推進室を設置し、「明治以降の歩みを次世代に遺すことや、明治の精神に学び、日本の強みを再認識することは、大変重要なことです」などと称して、中央・各地で侵略・植民地主義の「明治150年」賛美を行ってきた。「北方領土」、「竹島」、「尖閣諸島」を「固有の領土」とでっち上げ、内閣官房領土・主権対策企画調整室は、「領土・主権展示館」(市政会館)を常設し、領土ナショナリズムを押し出した。連動して小学校の社会科・中学校の地理・公民・歴史において歴史の偽造教育も行っている。

 これらの到達点として、二三日に政府主催で「明治150年記念式典」(憲政会館)を強行する。1968年の「明治100年式典」は日本武道館で行われ、ヒロヒト天皇が侵略・植民地主義を賛美する「お言葉」を発するとともに約1万人が参加した。しかし、23日の式典は、天皇の政治利用の批判をかわすためにアキヒト天皇らを参加させず、憲政会館で約400人を招待という小規模なものになる予定だ。共産党、自由党、社民党は欠席するという。

 実行委は、「明治150年」とは①日本(近代天皇制国家)の「明治以降の歩み」
とは、琉球(沖縄)やアイヌ(北海道)に対する力による併合の歴史であり、朝鮮半島や台湾への植民地支配と侵略戦争の歴史だ②「明治の精神に学(ぶ)」とか「日本の強み」を再認識することではなく、近代天皇制国家の侵略と植民地支配の歴史を反省し、被害者への補償と謝罪をすることこそが求めらている―を確認し、式典抗議に取り組んだ。

 デモに向けた前段集会の開催あいさつが実行委から行われ、「明日、憲政会館で明治150年記念式典を行う。各地で色々なイベントも行っている。ところがほとんどの人々は、式典のことを知らず、規模も小さい。安倍首相は、あいかわらず侵略・植民地主義の歴史や天皇制の犯罪がなかったかのような発言を行い、強国日本を叫ぶだけだろう。平和憲法を批判し、明治精神にもとづいて憲法改悪を主張するのだろう。私たちは、2・11反『紀元節』行動、4・28~29反天皇・沖縄連帯闘争、8・15反『靖国』行動を取り組んできた。その成果を確認し、明治150年式典反対を訴えていこう。政府に対して戦争と植民地の歴史に向き合えと迫っていこう」とアピール。

 日韓民衆連帯全国ネットワークは、「来年の3・1朝鮮独立運動100周年に向けて
キャンペーン行動を立ち上げた。10月20日に『朝鮮半島の『大転換』と日本の進路』をテーマに集会を行った。安倍政権は明治以降の日本の侵略の歴史を隠蔽・美化した「明治150年」キャンペーンを進め、明治改元の日である10月23日に政府式典に対する抗議の意味も込めて集会を設定した。安倍政権を終らせ、日朝国交正常化、日本の核禁止条約の参加を強く求めていきたい」と発言。

 終わりにしよう天皇制!「代替わり」反対ネットワークは、「終わりにしよう
天皇制 2018・11・25大集会&デモ」(13時半/千駄ヶ谷区民会館)への参加を呼びかけた。

 デモに移り、「『明治150年記念式典』反対!天皇制はいらない!憲法改悪
やめろ!」のシュプレヒコールを銀座一帯にわたって響かせた。

(Y)