DSC_0354 六月一六日午前一一時から、東京・新宿駅西口で「安倍9条改憲NO!憲法を生かす全国統一署名」を行った。朝方まで雨だったが雨も上がり薄曇りの日射しの中での署名活動だった。アジア連帯講座呼びかけで八人が参加した。

 六月一二日の歴史的な米朝首脳会談が行われ、朝鮮半島・東アジアをめぐる冷戦構造が平和構造へと転換する兆しをみせている状況にもかかわらず、安倍政権は依然として北朝鮮や中国との対立をあおり、自衛隊を憲法に明記し、戦争できる国づくりのための憲法改正を行おうとしている。こうした安倍9条改憲を阻止するために、全国の仲間と共に署名活動を行った。

 ハンドマイクで、憲法改正反対を訴えると自分の方から積極的に署名に応じてくれる人が多かった。「授業で現憲法の9条と自民党の憲法改正案を勉強した。私は憲法改正を許せない」と考えているとしっかり自分の意見を持って署名してくれた大学生。老齢の夫婦や恋人同士と思われるカップルなどが「がんばってくれ」と声をかけながら署名してくれた。前回五月一九日は六人で二八筆だったが、今
回は五八筆集まった。

 署名行動に毎回参加している元小田急労研の仲間は厚木市でも毎週のように署名活動を行い、手慣れたもので今回も一人で一五筆をとった。小田急労研という圧倒的に少数左派グループとして資本と対決する組合活動を長年続けてきたUさんは分かりやすい言葉で訴え、体全体を使いぶつかるように向かって署名をとる。

こうした迫力が多くの署名を集める「こつ」なのかもしれない。署名など街頭に出て訴え、人々と会話することの重要性を確認させられた。

(M)