アシュカル本写真4.20 アジア連帯講座:公開講座

「アラブ革命の展望を考える
『アラブの春』の後の中東はどこへ?」


ジルベール・アシュカルの提起を受けて

解説:湯川順夫さん(翻訳家) 
コメント:国富建治さん(新時代社)


日時:4月20日(金)/午後6時30分

会場:文京区民センター2D会議室

        資料代:500円
主催:アジア連帯講座
  東京都渋谷区初台1-50-4-103 新時代社気付 TEL:03-3372-9401 FAX:
03-3372-9402
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 ジルベール・アシュカル(レバノン/アラブ中東問題)著者の「アラブ革命の展望を考える」(柘植書房新社)が発刊されました。本書を翻訳した湯川さんは、「訳者あとがき」で次のようにまとめています。

 2011年にチュニジアからはじまり、エジプト、リビア、そしてアラブ全域に一気に広がった「アラブの春」の運動は、イスラム主義勢力ではなく、青年、学生、女性、労働者が中心的な担い手であり、自由と民主主義と社会的要求をかかげ、独裁体制による警察・軍隊を使った残虐な弾圧にもけっして屈することなく闘い抜いた。だが、この民衆反乱は、そのまま発展することなく、「イスラム国」の台頭、シリア内戦の激化に見られるように、中東全体が再びアラブの春以前の状態に舞い戻ってしまったかのようである。一体、「アラブの春」はどうなってしまったのか、どこへ行ってしまったのだろうか? 民衆の運動の後退は長期にわたって続くのだろうか? 多くの人々が抱くこの疑問に対して、アシュカルは、本書においてその解明を試みている。

 アシュカルは言う。「アラブの春」は挫折し、今日、「アラブの冬」を迎えることとなってしまった。だが、アラブ全域の革命過程は長期にわたる過程であるとみなしていて、現在が揺り戻しの局面に入っているからといって、けっして悲観的な立場には立っていない。長期的展望に立って、革命派の極を強化していく必要がある、としているのである。

 講座では湯川さんの解説、国富さんのコメントを参考にしながら、本書をいか

に読み、今後のアラブを展望するのかを論議しましょう。