IMG_2240新基地を作らせない
埋立てをやめろ


 二月五日午後六時半から、辺野古への基地建設を許さない実行委が定例の防衛省申し入れ行動を行い、一二〇人が参加した。前日の名護市長選で残念な結果を受けての最初の行動であった。

 辺野古実の中村利也さんが総括的な発言を行った。

 「名護市長選は残念な結果であった。自公維新推薦の渡具知候補は辺野古移設問題で『へ』の字も言わなかった。公明党との選挙協定で、海兵隊の県外・国外移設を求めるとした。このことと矛盾する辺野古基地建設問題について、態度を明らかにしなかったことは、選挙のために辺野古隠しだ」。

 「公明党は組織ぐるみで対応した。安倍政権はカネ、ヘイトスピーチをまき散
らした。名護市民は三分の二が移設に反対している。沖縄タイムズの選挙出口調査でも六五%が反対している。安倍政権は今日もダンプ二〇〇台で土砂を運んでいる。力づくでの基地建設を加速している」。

 「敗北に負けず、あきらめない。今回の選挙結果は私たち自身の責任でもある。
基地を押しつけている安倍政権に運動の力が届いていない。結果にめげず、気持ちを切り替えてがんばろう」。

 次に辺野古に行ってきた仲間から発言が続いた。


 八王子の島袋さん。「ダンプで土砂を運んでいるのを阻止するために闘った。
嘉手納基地ゲート前行動にも参加してきた。宮古島でも自衛隊の基地建設が行われ、反対運動が起こっている。運動には波がある。ひいた波をはずみにしてやりたい」。

 沖縄一坪反戦地主会関東ブロックの石原さんが「一月二二~二七日まで二〇人
近い人が辺野古に行った。ダンプが百数十台入り、普通の車の通行をじゃましている」と憤った。



 沖縄から、安次富浩さんが電話でアピールした。

 「名護市長選は日本政府の大きな力による切り崩しによって敗北した。絶対基地を作らせないために闘っていく。おカネに惑わされた。絶対に忘れない。粘り強く安倍と対峙して闘いぬこう。沖縄のことは沖縄が決める。悔しい結果だが、この国を本当に変えていかなければならない。沖縄の未来を作り上げていこう」。

 花輪伸一さんは「稲嶺進さんは今朝いつものように、通学路の見守りを行った。安次富さんもこれからもがんばるとアピールした。沖縄の人々に共に首都圏で闘いを続けていく」と表明し、「一九九六年のSACO合意、海上ヘリ基地案、軍民共用空港案そしてキャンプ・シュワブ沖と、つぶせばつぶす程巨大な軍事基地を押しつけてくる。夏ごろ、本格的な海の埋め立てを始めるだろう。今、四~五%しかできていない。今後、七月名護市議選、一一月知事選で翁長知事の再選を勝ち取ろう。高江のヘリパッド使用の中止、南西諸島への自衛隊の配備をやめさせる闘いを発展させよう」と話した。

 キリスト者ネットが「普天間ゲート前で毎月月曜日にゴスペルを歌って基地反
対を訴えている」と報告した。日韓ネットが「二月二四日、朝鮮独立3・1決起から九四周年集会への参加を」呼びかけた。

 最後に大仲尊さん(沖縄一坪反戦地主会関東ブロック)が「二月一八日午後三時、スペースたんぽぽで"辺野古埋め立ての今"講演会、二月二五日午後二時、東池袋中央公園"護岸工事・土砂投入を許すな集会・デモ"」への参加を要請し、防衛省に向けてシュプレヒコールをあげた。申し入れはアジア共同行動首都圏が行った。

 名護市長選の敗北の結果を受けて、意気消沈するのではなく、冷静に受け止め、今後の反撃を誓う重要な行動となり、いつもより参加者も多かった。

(M)