Brussels-Post-Attack-Solidarity-628x356ベルギー:ブリュッセルでのテロについてのLCR(革命的共産主義者同盟)―SAP(社会主義労働者党)
:第四インターナショナル・ベルギー支部の声明です。

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ブリュッセルでのテロ攻撃について




LCR(革命的共産主義者同盟)―SAP(社会主義労働者党)



二〇一六年三月二二日



 LCR―SAPは第四インターナショナル・ベルギー支部。LCRはワロン語(フランス語)圏、SAPはフラマン語圏(オランダ語)圏での組織名称。



 LCR―SAPは、三月二二日、ブリュッセルで引き起こされた卑劣なテロ攻撃を、大きな怒りを込めて厳しく非難する。こうした憎むべき犯罪は、いかなる政治的・宗教的動機によっても弁明することはできない。LCR―SAPは、このような許しがたい暴力の犠牲者への支援と、心からの連帯を表明する。

 またLCR―SAPは、ベルギー、そしてその他の諸国で一部の政治家や主流メディアがこうした恐るべき事件によってかきたてようとしている、新たな戦争挑発的で、レイシスト・イスラム嫌悪的安全保障政策への流れに対して、いっそうの民主主義的警戒を呼びかける。

サラ・アブデスラム逮捕による当局者の勝利の叫び、難民送還に関するする恥ずべき欧州協定、数十人にのぼる死者を出したイスタンブールでの殺人テロとロシアによるシリアのラッカ爆撃からわずか数日後、われわれはふたたび次のことを確認することができる。すなわち、シリアの人びとへの爆撃、独裁体制支持、街頭への軍部隊の配置、あるコミュニティーへの「犯罪」の烙印(国籍剥奪といったレイシスト的方策を伴った)、さらに難民を海に投じたり、民主主義的権利を制限したり、といったことで、テロと闘っているわけではないということを。

全く逆だ。こうしたテロ政策はテロリスト組織を煽りたてるだけであり、宗派的憎悪を深め、社会を窒息させるかれらの目標と完全に一致するものだ。われわれの社会が不正義、暴力、排除に基づいたものであるかぎり、われわれを守るものは何もないという確信を、われわれは再確認する。

このような悲劇的状況の中でLCRは、連帯、民主主義的自由、この国と全世界での不平等に対する闘いに基づいた、寛容な社会へのラディカルな転換を推進することによって、犠牲者たちに送る言葉としたい。われわれはその生をかけて死の政策と闘う。