affiche-meeting-rp-novembre2015_v7-rotoテロの犠牲者に連帯を!
戦争とレイシズムに反対を!




2015年11月16日



フランス:反資本主義新党(NPA)




 金曜日(11月13日)の夜にパリで起きた恐ろしい襲撃は、129人の死者と352人の負傷者を出した――負傷者うち100人以上が重態である。この無差別で反動的な暴力は、全国的――それだけではなく世界的にも――な驚愕、怒り、反感に火をつけることになった。この週末には、自然発生的な連帯集会が行われる。

 NPA(反資本主義新党)は、この悲劇の被害者となったすべての人びと、犠牲者の家族や親密な関係にあったすべての人びとの嫌悪の感情を共有し、連帯を表明する。シリアやイラクやアフリカで戦争を行っている政府に対して闘うのではなく、殺人的暴力が何の罪もない犠牲者、一般の人びとに対して行使されたことはとりわけ衝撃的で、耐えがたいものである。それはかれらが独裁を敷いているイラクやシリアにおいてやっていることと同様である。



やつらの戦争を拒否する



 オランド(大統領)、バルス(首相)、サルコジ(前大統領)、ルペン(極右国民戦線の指導者)は、フランスは戦争をしているとわれわれに告げている。それは事実だ。しかしその戦争はわれわれの戦争ではない。それはテロへの返答ではない。なぜならそれはこの国の歴代の政府が、アフガニスタン、マリ、リビア、シリアで遂行した戦争だからである。この戦争は最初にアルカイダ、それからイスラム国を生み出したカオスを作り出してしまったのだ。そしてテロリストの返答を引き起こしたのはシリアに介入するとくオランドの決定だった。

こうした爆撃はイスラム国、ジハーディ・テロリストとの戦いだと思われているが、ロシアの介入・爆撃とならんで、実際のところはシリア民衆の苦難に主要な責任がある個人のシステム、すなわちアサド独裁体制を支えているのである。恐怖の下で生きるか、生命への恐怖から逃げ出すかを宣告されている最初の犠牲者も、この市民たちである。フランスは、中東とアフリカから軍隊をただちに撤退させなければならない。



国民的団結に反対



 オランドは、1月7日(「シャルリ・エブド」襲撃事件)の後にそうだったように、「国民の団結」を呼びかけ、議席を持つかいなかに関わりなく、この呼びかけを支持したすべての政党に面会した(賛成するかしないかに関わりなくすべての議会政党から、それは受容された)。この団結は、犠牲者との連帯とはなんの関わりもない偽善である。オランドはじの悲劇を彼にとって有利になるように利用し、彼の戦争政策への民衆の支持を取り付けようとしている。彼はまた、国内に広がる不満を沈黙させようとしている。右派と極右はエンジン全開で発進し、イスラムと原理主義を同一視して「予防的拘束」の強制、モスクの閉鎖等々を提案している。

 しかし戦争を引き起こしたのはムスリムではない。まったく逆だ。かれらはシリア、イラク、フランスにおいて最初の犠牲者である。われわれは、バーバリズムの原因、とりわけ大企業による貧しい国々の収奪に対して闘わなければならない。このために、その出身、皮膚の色、宗教、国境を越えて、この世界を築いた者に対して反対する労働者と民衆の統一を必要としている。非常事態宣言を実施する政府の選択は、逆の方向に向いている。非常事態宣言は、市民の安全を保障するものではない。全く逆だ。それは報道への国家統制を行い、市民の集会やデモを禁止する。こうした諸条件の下で、どのようにしてわれわれの怒り、犠牲者への連帯を表明するのか。どのようにしてエール・フランスなどでの整理解雇に抗議し、レイシズム、戦争に反対するのだろうか。

 NPAは非常事態宣言を解除し、過酷な法的措置を終わらせるよう呼びかける。

 犠牲者への連帯を。戦争・テロリズム・レイシズム反対。ともに決起しよう。