taliban-attack-pakistan-6ペシャワールの学校での大虐殺を糾弾する
http://www.internationalviewpoint.org/spip.php?article3773



アワミ労働者党(AWP)は、ペシャワールでのジハーディスト(聖戦派)武装集団の攻撃による、なんの罪もない生徒たちへの愚かで無慈悲な虐殺を強く非難する。



今朝、宗教的過激派がペシャワールの学校を占拠し、一三二人の生徒たちをふくむ一四一人が殺された

戦闘的イスラム主義のジェノサイド的・千年王国的イデオロギーが煽りたてた、この非人間的行為によって殺された罪のない人びとの両親や家族に、AWPは深い哀悼の意を表明する。

パキスタン国家と軍部が何十年にもわたり、政治(戦略的深みの域にまで達した誤った政治を含めて)の道具としてジハードを支援してきたことが、現在この国を襲っているイスラム主義テロリストの残忍な脅威に直接の責任があるという立場を、AWPは再確認するものである。

 

ジハード主義集団を創設し、支援してきたことは別にしても、国家と軍部が数十年間にわたり(帝国主義諸国の財政的・政治的支援を受けて)、その戦略的利益を保護するという目的のために保守的イスラム主義イデオロギーを幾百万もの人びとに吹き込んできたことが、今やわが国の無実の人びとを殺害するファシスト的暴力をもたらしたのである。

 

さらにAWPは、自らの狭い政治的利益のためにこうしたジハード集団との連携を維持し、ファシスト的ジハード集団と同じ千年王国的イデオロギーに同意している政党は、この虐殺の共謀者だと判断する。

AWPは強く確信している。国家が「安全保障国家」のパラダイム(枠組み)を放棄し、ジハード主義グループを無遠慮かつ無差別に「戦略的資産」として支援することをやめないかぎり、こうした暴力は終わらないだろう。



アワミ労働者党は、パキスタンのすべての政治勢力に、この国を破壊・消耗させているイスラム主義ファシズムの明白な危険を認識し、あらゆる形のテロリズムへの国家による支援を一掃するために団結し、パキスタンの国家政策の道具として宗教を乱用することをやめさせるよう呼びかける・



ファルーク・タリク



アワミ労働者党書記長



2014年12月17日

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