シリア革命的左翼運動の声明
米国に指導された国際的連合の爆撃についての立場
http://www.internationalviewpoint.org/spip.php?article3613
2014年9月23日
本日(九月二三日)、米軍機は「ダエシュ」(「イスラム国」としても知られている)、「ジャビハット・アル・ヌスラ」(アルカイダのシリア支部)、「アフラル・シャム」の拠点を爆撃した。幾つかの情報源によればこの爆撃は、地域レベルで反革命を主導しているアメリカ政府の同盟者であるアラブの反動的政権も加わった形で行われたものだ。
われわれはこの爆撃を歓迎するものではない。われわれはこうした反動的・ファシスト的勢力の登場以来、かれらに反対するよう呼びかけてきた。それは、かれらがシリア国民評議会やシリア革命・反対派勢力全国連合とつながったさまざまなリベラル反対派組織と異なり、民衆反乱に敵対しているからである。リベラル反対派勢力は、その愚かさと不道徳性ゆえにこの反動的・ファシスト勢力を、革命の構成要素と見なしていた。われわれはこの爆撃と帝国主義の軍事的介入に反対し、強く非難する。そして帝国主義の軍事的介入を歓迎するシリア国民評議会やシリア革命・反対派勢力全国連合のリベラル組織機関に反対する。
われわれはなぜ反対するのか。その理由は、この帝国主義の介入の目的が革命の渦中にあるシリアを支援するためではなく、現在進行中の民衆反乱がこの地域の諸国への帝国主義による支配を掘り崩してきた後に、その支配を復活させるためだからである。
「ダエシュ(イスラム国)」とジハーディスト(聖戦)勢力は、帝国主義の軍事介入、ならびに専制的政権の腐敗の産物である。
われわれは、シリア民衆の革命に反対して行動する敵の増殖に直面する中で、真に革命的な指導部によって導かれた意識的で組織的な大衆のみが革命に敵対する反動勢力を打ち倒し、権威主義体制を打ち倒し、さらに帝国主義の介入を打ち倒すことができると考える。
●ワシントンとその同盟国に反対
●モスクワとその同盟国に反対
●「ダエシュ(イスラム国)」反対、反革命勢力反対、権威主義体制反対
●あらゆる場所での労働者と被抑圧者の闘争の統一万歳
●すべての力と富を民衆へ
(「インターナショナルビューポイント」2014年9月号サイト)
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