▲7月19日、デモが禁止された日のパリ

ガザの停戦をどうとらえるか。仏NPAの声明を翻訳・転載します。


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声明 ガザの停戦:イスラエル国の政治的・軍事的敗北



NPA(フランス反資本主義新党)

2014年8月29日



イスラエルがガザに対して行った七週間以上に及ぶ空と地上からの殺人的・破壊的軍事作戦の後、イスラエルは、七年以上にわたった小さな海岸の地峡(ガザ)に対する、殺人的で不法な封鎖を縮減するための様々な意識的措置を伴った、停戦協定を受け入れざるをえなかった。

漁業区域は部分的に拡張され、再建に必要なさまざまな物資が封鎖された地域に運ばれなければならず、ガザ空港、港湾の再開の問題についての議論が一カ月以内に行われるべき、などである。

こうした措置は、ガザの住民が尊厳ある生活を送ることを可能にするにはきわめて不十分であり、イスラエル国はこの責任や合意を尊重するという点で名声を博しているわけではないが、NPA(フランス反資本主義新党)は、イスラエルのこの政治的・軍事的敗北を歓迎する。イスラエルはガザにおいて、軍事的攻撃による耐え難いまでの暴力にもかかわらず、それに立ち向かった住民とその組織の抵抗によって、目標を達成しなかったのである。

封鎖を完全に撤回するための闘いは継続しており、NPA(反資本主義新党)はパレスチナ人、ならびにかれらの正当な民族的権利を獲得する闘いへの連帯のイニシアチブに参加し続ける。イスラエル国への圧力は、この政治的・軍事的敗北をパレスチナ人民の勝利へと転化させるものでなければならない。とりわけボイコット・投資引き上げ・制裁の運動の発展は、イスラエルにその犯罪的政策の代価を支払わせる唯一の道である。


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