jpg原発やめぬならテントも撤去せず

 9月11日、経産省前テントひろばの呼びかけで「<テント三年目 怒りのヒューマンチェーン>オリンピックよりも被災者の支援を!原発再稼動よりも福島第一原発の収束を!」が取り組まれた。2011年9月11日の「経産省包囲ヒューマンチェーン」後にテントを建設してから二年。安倍政権は、脱原発の多くの声を無視して原発再稼動に突き進もうとしている。福島第一原発の汚染水垂れ流し状況は、いっこうに止まることなく泥沼の事態だ。そして安倍首相は、東京オリンピックを射止めるために「汚染水はブロックしている。コントロールもしている」などと大嘘をついた。脱原発運動は、安倍発言に煮えたぎる怒りをもって行動を取り組んだ。

 前段の経産省申し入れと経産省前抗議行動の後、抗議集会が始まった。

 開催あいさつをテントひろば代表の淵上太郎さんが行った。

 「東京でオリンピックをやるカネがあるならば、福島の15万人を超える避難者につぎ込むべきだ。福島を中心とする放射能問題はなにも解決していない。福島の人々などの生活、健康、命の問題もなんら解決していない。さらに放射能で汚染された水は、34万トンも溜まりに溜まっている。海に流れている。世界の人々は、日本は危なくないのかと心配している。安倍首相は、堂々と放射能を港湾にとじこめているなどと国際的にウソを言った。自信があったから言ったというが、内心は自信はないはずだ。汚染水問題を解決できる人は誰もいない。すでに福島第一原発の事故による関連死が3400人にもおよんでいる。だが経産省は大手を振って原発推進のままだ。今日、原発立地で反対運動を取り組む仲間が申し入れを行ったが、不誠実な態度を繰り返していた。原発をやめないならテントは撤去しない」。

 

全国の原発立地からアピール



 続いて発言は、原発立地で反対運動を取り組む仲間から発言が行われた。

 北海道・泊原発に反対する仲間は、「北海道は食料地帯だが、泊原発が事故になれば大変な事態になる。韓国は、日本の八県からの食料輸入を禁止した。品目として北海道が一番多い。経済活動に被害がおよんでいる。泊原発の再稼動をやめてもらいたい」と訴えた。

 福井県若狭で原発反対を取り組む仲間は、「経産省は、原発推進の西川一誠知事の言うことだけを聞くな。原発のおカネで生活の仕組みができあがっているために原発がいやでも言えない人々の気持がわかるか。みんな言いたいんです。原発ではなく新しいエネルギーと補償のためにおカネを使え。経産省は一人一人の声をちゃんと聞け」と糾弾した。

 愛媛県の伊方原発に反対する仲間は、「9月13日に原子力規制委員は、再稼働にむけて伊方原発の立ち入り調査にくる。ゲート前で抗議活動を続けているが、この日にも抗議を行う。人が生きていくためには農業、水産業を守っていかなければならない。自然環境を大事にしなければ経済活動も成り立たない。瀬戸内海の破壊につながる原発の再稼働を許さない」と強調した。

 鹿児島県の川内原発に反対する仲間は、「川内原発がある土地は、火山灰で脆弱だ。阿蘇山、桜島、新燃岳という活火山があり、今も噴火を続けている。六つも活断層がある。もし事故が起これば偏西風に乗り日本列島は放射能まみれになる。おカネだけ儲けてもおカネはたべられない。生活を守るのが、安倍首相、経産省の仕事だろ。再稼働をやめろ」と厳しく批判した。

 

すべての原発をなくす日まで



 制服向上委員会の反原発唄に続いて、脱原発テント裁判弁護団、原発いらない福島の女たちの会、福島の男性、テントひろば応援団、ミサオ・レッドウルフさん(首都圏反原発連合)、 柳田真さん(たんぽぽ舎)、反
原発自治体議員・市民連盟、さよなら原発神奈川、テントひろば応援団・関西からアピールが行われた。

 参加者全体で「原発再稼動を許さないぞ!川内原発を動かすな!玄海原発を動かすな!伊方原発を動かすな!大飯・高浜原発を動かすな!泊原発を動かすな!すべての原発をなくせ!」などシュプレヒコールを経産省にたたきつけた後、さらにヒューマンチェーンで包囲しぬいた。   (Y)