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人質事件に関するPST声明

社会主義労働者党(PST、第四インターナショナル・アルジェリア支部)全国書記局


 一月一〇日、アルジェリアによる異常かつ秘密裏の、許しがたい支持の下に行われたフランス植民地軍によるマリ侵攻から五日後、「片目の男が率いる約三〇人の武装したイスラム主義者」、「血盟団」といわれるもう一つのグループによって、イナメナスのガシトゥイユ・ガス田で人質拘束事件が起こった。それはこの地域におけるフランス帝国主義の目標と、民衆に押し付けられた新たな力関係を、さらに明らかにするものである。


 PST(社会主義労働者党)は、こうした犯罪的行為を非難するにとどまらず、それがフランス帝国主義を利することは明らかだと考える。イナメナスでのイスラム武装集団による行動は、マリへのフランスの軍事介入を正当化し、アルジェリアがいっそうの軍事的関与、とりわけ財政的プランにおける関与を行い、フランスによるこの植民地再征服の試みへの国際的合意を明確にする圧力となるものだ。


 イナメナスの事件は、NATOとフランスが二〇一一年に開始し、大規模な破壊をもたらしたリビアでの植民地主義的作戦と切り離すことはできない。マリでの「サーバル・キャット(アフリカ山猫)作戦」は、フランスが一九八六年にチャドで確立した「チョウゲンボウ(猛禽類の鳥)システム」を強化するものだ。それはブルキナファソとモーリタニアに駐留する強襲作戦ヘリコプターを使ったものである。要するにサヘル地域(サハラ砂漠以南)全体が「アフリカの憲兵」であるフランスの軍靴に踏みつけられるのである。


 マリにおける「イスラム主義の脅威」が現実のものであり、恐るべきものであったとしても、それは何よりも、アフリカと全世界の民衆を借金の山に追いやり、貧困と圧制を運命づける、フランスならびに帝国主義諸国が強制した新自由主義政策の社会的・経済的行き詰まりがもたらしたものである。


 PST(社会主義労働者党)は、イナメナスの人質を救出する軍事作戦への技術的・軍事的考慮やその是非にとどまらず、われわれが目にしているイギリス、日本、アメリカなど帝国主義諸国の耐えがたいまでの干渉や指令が、新自由主義の名の下にわれわれの富を売り払い、われわれの経済を破壊するほどまでに、われわれの国家主権を売りはらうものであることを明らかにするものである。


●マリでの植民地戦争と、それがアルジェリアにもたらした結果を許さない!フランス軍はマリから出ていけ!

●アルジェリアの空域をフランス軍に開放するな!

●マリ国民のすべての構成要素に民主主義的権利、発展の権利を保障する政治的解決を!


アルジェ、二〇一三年一月二〇日