411 「原発ゼロへ! 止めよう再稼働 4・11アクション」(呼びかけ再稼働反対!全国アクション)は四月一一日、午後六時に日比谷公園中幸門に集合し簡単な集会後、午後七時にデモ出発。国会請願の後、赤坂見附、日比谷公会堂の目の前の富国生命ビルに入る関西電力東京支社、東京電力東京本店を通り、新橋で解散した。あいにくの降りしきる雨の中、二時間半にわたる長いデモであったが、再稼働に動く政府に怒りをこめ、原発ゼロを実現する決意を現した。行動には七〇〇人が参加した。

 日本の原発の五四基のうち、動いているのは一基しかない。五月五日に泊原発が止まると原発ゼロになる。こうした事態を防ぐために、野田政権は全閣僚による決定ではなく、関係閣僚による決定という今までにないルールによって、大飯原発3、4号機の再稼働をこの数日で決め、枝野経産相がそれを受けて、福井県知事を説得するという道筋をつけようとしていた。こうした緊張した中での行動であった。

 デモ前集会では次々に野田政権の大飯原発再稼働に強く反対する意見が述べられた。服部良一さん(社民党、衆院議員)は「政府は何が何でも再稼働しようとしているが、枝野を福井で迎えうつ」と決意表明。FoEジャパンは原発からの電気はいらない、関西電力のこの夏、電力が足りなくなるというウソのキャンペーンを打ち砕くために「みんなの電力宣言」を発したと発言した。経産省前テント村の代表は「四月一〇日、大飯町に全国で四つ目の反原発テントが作られた。われわれは再稼働阻止のために四月一七日~五月五日まで集団的連続的ハンストに入る」と訴えた。たんぽぽ舎は「大飯と四国・伊方が再稼働にむけてねらわれている。大飯テント応援団ツアーを組みたい」と報告した。

 プルサーマルを心配するふつうの若狭の民の会から携帯電話を通じて「大飯町は七割が原発関連の仕事で生計を立てている。福島原発事故後、仕事がなくなっている。雇用があるから原発に反対できない、原発なくしたらどうしたらいいのかという意見が多い。農民たちは反対している。原発に依存してきた町の苦労が待ち構えている。こうした状況を踏まえた上で、再稼働反対を訴えたい」と報告があった。
 4.12首相官邸前緊急アクション、4・14渋谷区宮下公園からのデモの訴え、江東区竪川での野宿者強制排除に反対する行動で逮捕された仲間の救援の訴えなどが行われた。
 国会請願に対して、衆参合わせて社民党七人、共産党二人、みんなの党一人(川田龍平)の国会議員が対応し「五月五日の子どもの日に、原発ゼロをプレゼントしよう」とエールの交換を行った。

(M)