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 一月九日、山谷・玉姫公園において今年も全国各地で越年闘争を闘い抜いた日雇、野宿の労働者たち、そして支援の仲間が一堂に会して日雇全協反失業総決起集会が行われた。


 まず、司会の仲間が天皇主義右翼・国粋会金町一家のテロに倒れた映画監督の佐藤さん、佐藤さんを引き継いで映画を完成させた直後にやはり金町一家の凶弾に倒れた山谷争議団の中心的な活動家であった山岡さんの事を紹介し、二人に黙祷を捧げ、集会は始まった。


 まず最初に連帯の発言、争議団連絡会議、被曝労働問題プロジェクト、新宿ど真ん中デモ、差別排外主義と闘う連絡会、いわき自由労組。いわき自由労組の桂さんは震災後の首切りの中で雇用調整助成金を利用して首切りを撤回させていった闘いや小名浜港の約五十人の日雇の仲間が八月まで全く仕事がなかった事などを報告し、さらに原発問題にも触れ、中卒で就職した会社が原発関連の会社ではなかったにもかかわらず、福島原発の仕事に無理矢理行かされ自殺してしまった事件などを紹介し、「三月十一日に福島で行われるオール県民での集会に皆さんぜひ来てください」と参加を呼びかけた。


 続いて都内での野宿者支援を行う各団体からのアピール三多摩野宿者人権ネットワークの仲間は三多摩でも越年を闘った事、昨年、アルミ缶の持ち去り禁止条例対する抗議デモを七十人の参加で勝ち取った事などを報告した。


 夜回り三鷹の仲間はアルミ缶をみんなで拾って集め、売ったお金を仙台夜回りグループにカンパした取り組みを紹介した。


 渋谷・野自連は渋谷・宮下公園の私企業であるナイキに対する売り飛ばしと、その過程での行政代執行による野宿者排除について報告し、竪川、荒川で現在行われている排除にたいする闘いへの連帯を表明した。


 続いて山谷労働者福祉会館の仲間が、荒川河川敷と江東区竪川河川敷公園での野宿者排除について発言し、竪川のA工区に現在残っている十六軒に対して十二月二十二日に弁明機会付与通知がなされ、一月末か、二月初めにも行政代執行が行われるかもしれないという緊迫した状況にあるとして、強制排除をやめさせるための闘いへの支援を訴え、一月二十二日に予定されている「野宿者強制排除と襲撃を許さない江東デモ」(午前十一時、亀戸駅徒歩五分の文泉公園集合)への参加を呼びかけた。


 寿の越冬に参加した神奈川県央共闘の発言の後、今年結成三〇周年を迎えた、日雇全協各支部の発言に移る。


 釜日労の仲間は二〇〇二年に施行された時限立法であるホームレス自立支援法が今年十年目の期限を迎える中で、排除条項など作り直し延長すべきと発言。


 名古屋・笹島日雇労組の仲間の発言、寿日労の仲間の越年報告に続いて山谷争議団の仲間が発言。「今年は派遣村をやらなかったが、山谷の越年には若い仲間が一杯集まってきた、飯場からでて来た仲間もいる。」そんな仲間たちと闘い抜いた一週間を振り返り、二十二日の亀戸デモへの結集を呼びかけた。


 続いて山谷地域を一周するデモを闘い、城北労働福祉会館で交流会を行い、一日の行動を終えた。竪川の最新情報は山谷会館ブログ http//san-ya.st.webry.info                (板)