626 demo6月26日福島県庁前広場に於いて「グッバイ原発・さよなら放射能1万人ハンカチパレード」が、午後1時半から福島県庁前広場に於いて行われた。集会とパレードは「6.26福島アクションを成功させ隊列」が主催し朝から雨が降り続くという悪天候にも負けず全国から主催者発表で1000人を結集して実行された。

 集会の始まる1時間前から音楽が実行委員会によって流され、事前アナウンスが進行役の岩倉美穂さんから行われた。岩倉さんは集会が「ハンカチパレード」であることを告げた後ハンカチの使い方などについて説明し、ワンコインカンパの紹介を行った。ワンコインカンパは犬の顔が描かれたカードを首から下げた10人のメンバーがカンパを集めて廻る試みだった。

午後1時半集会は開始された。冒頭進行役の岩倉さんが「ただいまより、6・26、1万人ハンカチパレード`グッバイ原発!さよなら放射能!!福島アクションを開会します」と高らかに開会宣言を行った。次に進行役から「東日本大震災」で亡くなった方々への黙祷の提案がなされ、集会参加者全員で黙祷を捧げた。そして佐々木慶子さんによる主催者挨拶に続き、ゲストメッセージに移った。

ゲストメッセージの最初は脱原発ネットワークは佐藤和良さんが遅れたため武藤類子さんが行い続いて子供を放射能から守る福島ネットワーク・福島の老朽原発を考える会(通称ふくろうの会)の青木さん・廃炉アクション実行委員会・飯舘村で牛を飼っている佐藤健太さん・福島在住韓国人、ふくかんねっと理事長=チョン・ヒョンシルさん・「原爆の図」を展示している美術館、財団法人原爆の図理事長の小野寺さん・が行った。

次に行われた「私も言いたい一分メッセージには10人な参加者からの発言が有った。そして同時進行で集会を行っている、「バイバイ原発京都パレード」実行委員会代表の鈴木智恵子さんからの挨拶が代読され、進行役が、現在参加者が1000人を越えたとの連絡が入ったと報告。

626その後アピールと提案が進行係の岩倉さんから行われた。アピールはパレードから帰ったら署名をお願いします。と署名への協力を訴え、提案は「今日こんなに集まって頂いたのは皆さんの放射能汚染に対する怒りの大きさの表れではないでしょうか。そう思う人は次の土曜日7月2日AOZに集まりましょう」と再会を提案した。

パレードの出発前に、子供ネットワークの河原田さんが行った集会宣言を採択し、桜井南相馬市長からのメッセージが届き代読の後、パレードに出発した。パレードはバンドを最後尾につけ雨の降り止まない福島の町中を行われた。

福島集会宣言は以下の通りである。



福島は死んでしまったのか?

地震でそして津波で愛する家族を友人を失った。原発の事故で愛する古里を失い、空気・水・食べ物、そして大地を失った。福島は余りにも多くを失った。福島は死んでしまったのか?

いや!我々はこの福島で生きている。そして今叫びをあげている。福島を遠く離れて、心を同じくして叫びを挙げている人達がいる。福島は絶対に死んではいない。

我々はどんなことがあっても生き続ける。我々が生き続ける限り、我々の子供達が生き続ける限り福島は必ず蘇る。そして再び蘇ってみせる。

もう一度言おう。福島は絶対に死なない。県議会も脱原発に大きく舵を切った。福島は新しいエネルギー、新しい社会、その入り口に立った。市民も政治も行政も企業も大学も、全ての希望の新世界を創り出そうとしている。此処に集まった皆さんもその一員です。命を守り安心して生きていける社会を必ず創りだそう。今福島は世界のフクシマになって福島から世界に向かって声を限りに宣言します。

1つ 東京電力と国は、世界中からの協力と知恵を集めて、一刻も早く原発事故を収束させなければならない。

2つ 大震災被害者の救援は基より、国、東京電力は原発事故の被災者への充分な補償を迅速に実施しなければならない。

3つ 国・東京電力、そして福島県は将来の放射能による健康被害から、国民そして県民をあらゆる方策を尽くして守らなければならない。

4つ とりわけ放射能による被害の影響が最も大きく危惧される子供、妊婦とも一刻も早く避難させ、背負う理由の無い危険から遠ざけなければならない。

5 この背負う理由のない危険を、詭弁を弄して国民・県民に危険を押しつける輩は即刻福島から立ち去らねばならない。

6つ 原発事故は人災である。この人災を起こしたのは、これを推進する国・東京電力、これを受け入れた福島県である。そのそれぞれが県民に、国民に、世界に安全と安心を守れなかったことを謝罪せねばならない。

7つ 福島県民はこの原発に対してもっと問題に関心を持って事故を阻止出来なかった事を反省しなければならない。

8つ そして、我々はエネルギーを無駄遣いして来た今までの暮らし方を見直さなければならない。

9つ このような反省に立って福島県民の総意により、福島原発全基の廃止を宣言し、真に安全なエネルギーを作り出し利用する、新エネルギー社会を目指さなければならない。福島はその先進的なモデル特区として復興せねばならない。

10つ この大震災と原発事故という未曽有の大災害を通して、国の在り方、国民の命、県民の暮らしを根本から見直し、震災はもとより被災からの復興を、固定観念や固定的価値観から脱却して市民・県民の視点に拠り、そして政治・行政・産業、学術が新たな視点から、あらゆる英智を結集して社会を再構築しなければならない。

これは大きな過ちを犯し続けてきた人類の愚かさからの独立宣言である。今こそ世界に向かって真の独立宣言を叫ぼう。

「グッバイゲンパツ・サヨナラ放射能」
 
(海原広)