虹とモンスーン

アジア連帯講座のBLOG

【沖縄報告2017年8月19日】フォトレポート

沖縄報告20178月19日の本文はこちら

2017.8.12 翁長知事を支え辺野古に新基地を造らせない県民大会。45000人参加。

那覇市奥武山陸上競技場。

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2017.8.12 
オール沖縄会議共同代表の玉城愛さん。

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2017.8.12 
山城博治議長。
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2017.8.12 壇上に並んだ訪米団。
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2017.8.12 ピースアクションのポール・マーティンさん
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2017.8.12 辺野古海上行動チーム。
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2017.8.12 翁長雄志知事。
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2017.8.12 NO辺野古新基地」
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2017.8.12 「我われはあきらめない」
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2017.8.12 結んだ手を高く掲げて「ガンバロー三唱」
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2017.8.9辺野古・高江写真展(主催=沖縄平和サポート、県庁前広場)3日間で500人来場した。
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2017.8.9辺野古・高江写真展(主催=沖縄平和サポート、県庁前広場)3日間で500人来場した。
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案内 : 南西諸島自衛隊配備反対9.7アクション

【9月7日、沖縄戦'"真の"戦闘終結の日】
~日本軍の琉球での乱暴狼藉・虐殺を忘れない~
  南西諸島自衛隊配備反対9.7アクション


9月7日(木)19時 国会正門前北庭(国会向かって右岸)

呼びかけ: 琉球弧自衛隊配備反対アクション
TWITTER : https://twitter.com/nobase_ryukyuko
TEL 090-1219-4519?栗原

8回目の自衛隊の南西諸島への配備=派兵に反対アクション。
私たちは、琉球弧での自衛隊配備に反対するということは"「沖縄戦」にこだわる"という姿勢が必要だと思っています。沖縄本島での地上戦開始の4月1日に続いて、今回は「沖縄戦'"真の"戦闘終結の日」である9月7日に行動します。


通常、「沖縄戦」が終結した日は、「6月23日」とされ、沖縄現地でも「慰霊の日」とされています。
しかし、6月23日は、「沖縄防衛」の任についた第32軍司令官牛島満が切腹した日にすぎません。

その後も戦闘は断続的に続き、散り散りになった残存兵たちは沖縄-琉球各地で住民に対する略奪やレイプ・虐殺を繰り返し ていました。

そもそも、この「第32軍」は沖縄に到着するなり住民への略奪とレイプを繰り返し、軍令で「強姦は 厳罰」と繰り返し発せられるほどでした。
しかし、レイプは収まることはなく、その「予防策」として、琉球各地に判明しているだけで146カ所の「慰安所」が設置されました。
「慰安婦」にされた女性は1600人、そのうちほぼ千人が朝鮮の女性、五百人が沖縄出身の女性とされています。

そして、日本軍による住民に対する協力の強制、物資の強制的徴発、「集団自決の強要」、スパイ視による虐殺、強制移住によるマラリアの大量死...
これらのことが琉球各地で引き起こされました。ようやく日米両軍の「停戦」が合意されたのが「9月7日」です。

しかし、米軍の進駐が各島々に及ぶ1945年の12月に至るまで、日本軍の残存兵たちが住民に横暴・乱暴のかぎ りをつくし、琉球各地で住民の日本兵に対する自警団が結成されたほどです。

この恥ずべき歴史について、日本軍の最高責任者だった天皇と日本政府は一度として沖縄-琉球の人々に謝罪もしていません。
そして、この「沖縄戦」の事態を引き起こした後継政府が、今またかつて乱暴狼藉のかぎりを働いた島々に自衛隊という軍隊を送ろうとしています。

「軍隊は住民を守らない」...このことこそが「沖縄戦の最大の教訓」です。
自衛隊新基地計画は、ミサイル基地を作り、基地の司令部は地中奥深くに設置されると伝えられています。

また、この自衛隊の「新基地」は、「隣国の脅威」と「島しょ防衛」を口実にして住民の生活と環境を破 壊しながら、近隣諸国から中東までをうかがう「 侵略の前線基地」として活用されようとしています。

アジアへの侵略戦争で多大な惨禍を与えた日本が、またも「配備」という名の占領によって琉球の人々を踏みにじりながら国境沿いに軍備を増強しようなどと言う計画そのものを許すことはできません。

日本軍の所業を日本政府は琉球の人々に謝罪しろ!
自衛隊配備を許さない!琉球-アジアへの侵略の歴史を繰り返すな!

ともに声をあげましょう!


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報告 : 警視庁機動隊の沖縄への派遣は違法8・25住民訴訟大集会

IMG_2043都民が働いて納めた税金が、沖縄で弾圧を行う警察官への給与に

警視庁機動隊 沖縄への派遣は違法 住民訴訟大集会


 八月二五日午後六時半から、東京・文京区民センターで「警視庁機動隊の沖縄への派遣は違法8・25住民訴訟大集会」が警視庁機動隊の沖縄への派遣中止を求める住民監査請求実行委員会の主催で開かれ、一八八人が参加した。主催者あいさつに続き住民訴訟の経過報告が高木一彦弁護士によって行われた。



 警視庁機動隊など全国から機動隊が高江のヘリパッド建設阻止行動を弾圧するために派遣され、反対運動をする人たちへ暴力的に襲いかかり、工事を強行した。これに対して、東京で何ができるかということで、「派遣された機動隊への給与支払いは、違法・不当な公金の支出に当たる」として、二〇一六年一〇月東京都に住民監査請求を行った。しかし、何の審理もすることなく、一一月に却下した。それに対して一二月に一八四人の原告と弁護士代理人六二人で住民訴訟を起こした。

 最初に立ちはだかる壁は、派遣決定が違法だとしても、給与の支給に財務会計法規違反がなければ、警視総監に損害賠償責任はないということになる。これに対して、第二回裁判で、裁判長は「警察法六〇条を見ても、誰が警察官の派遣決定をするのかがよく分からない。法的な権限だけでなく、その運用においても警視総監が機動隊の派遣について事前・事後にどのように関与するのかを明らかにせよ」と都にせまった。このことから門前払い判決はしないのではないか。次に、問われるのが、機動隊派遣が違法なのか、どれほど重大な違法なのかについての実態審理である。

 この裁判は闘う沖縄県民への連帯であると同時に、警察の暴走との闘い、本来自治体警察であるはずの警視庁を、都議会や都民のコントロールの下に置く、東京の住民自治を取り戻す闘いである。



 諸見力さん(全国港湾労働組合連合会、辺野古新基地建設反対対策委員会事務局長)が連帯のあいさつを行った。「二〇一五年九月、辺野古での米軍新基地建設工事は違法であり加担できない。辺野古を埋め立てる土砂の運搬作業を拒否することを決めた。業界に対して、作業を行わないよう求めて労使協定の締結も働きかけている。この闘いは土砂搬出の阻止につながる」。

 次に、高江の闘争で長期勾留された山城博治さんがあいさつした。

 「北朝鮮のミサイル問題で武力と武力の対立をやめさせるべきなのに、安倍は北朝鮮に圧力一辺倒の態度だ。マッハの速度のミサイルをミサイルで撃ち落とせない。戦争をしてはならない。対話で平和をつくるべきだ。安倍は中国の力添えが欲しいと言うが、中国包囲網のため、石垣島、宮古、徳之島、佐賀、佐世保と自衛隊を新たに配備する。中国からすればふざけるなとなる。力と力で封じることはできない。辺野古・高江の基地建設をやめるべきだ。沖縄は今、一千万人の観光客が来て、成り立っている。核弾頭が撃ち込まれ、戦争になれば観光産業が壊滅する。軍事基地は抑止力にならないし、いらない」。

 「昨年、高江の工事を強行するため、全国から五〇〇人の機動隊が派遣された。逮捕されたが闘いはくじけずだ。機動隊を派遣した地元で派遣反対の声が出て来たことが重要だ。これが広がれば警察は自分の仕事のペースが崩れる、プライドがつぶされることを最も嫌う。今後の機動隊の派遣を止めるためにもこの闘いに大きな期待をもつ。高江では補修工事を止める闘いそして、オスプレイの全面飛行を許さない闘いに入る」。

 「今後私の裁判は私の主尋問が始まる。暴力によって民主主義を奪う国家の権力行使が問われる。これでめげない。屈するわけにはいかない。平和を守り、自らの未来をかけて闘う。安倍をくたばらすまでがんばろう」。

 宮里邦雄弁護士が本住民訴訟の意義について話した。

 「住民自治が形骸化している。自治をよみがえらせ、違法な行為を抑止する。法廷の中と外の連携が必要だ。安倍首相は憲法改正をして自衛隊を憲法上の存在にしようとしている。今は法律で決められているにすぎないので憲法の制限が課せられている。加憲して九条に自衛隊が加えられれば、単に現状の追認ではなく、時の政権の思うままに自衛隊が使えるようになる。安倍政権の反憲法的なやり方との闘いとして今回の住民訴訟もある」。



 続いて、山城さんと宮里さんのトークセッションが行われた。

 宮里さん。「宮古島出身。キセンバル闘争の弁護団の一人。一九七六年九月、国道104号線を止めての米軍の実弾演習に対して、一五〇人が基地内に立ち入り阻止行動を起こし、着弾地点で狼煙をあげた。決死的闘いで四人が逮捕・起訴された。立川基地拡張反対の砂川事件で初めて刑特法が適用され七人が有罪になったが、一審で無罪判決(伊達判決)が出された。その伊達さんがキセンバル裁判の弁護団長になった。伊達さんは裁判の最初に、『憲法を忘れてはならない』と発言した。この時は、本土の支持はなく、沖縄だけの闘いであり、今と違い安保反対闘争としての基地反対闘争だった」。

 「一九九六年、大田昌秀知事の時、基地の土地を地主と契約しなければならなかった。しかし、反戦地主が契約を拒否し、土地収用がかけられた。この時、大田知事は署名を拒否した。結局、大田・橋本会談によって基地の縮小に取り組むことになった。大田さんは意見陳述で、『私は被告とされているが、政府が被告になるべきだ。あたな方こそ被告だ』と何回も言われたので、政府側がつい、私たち被告がと言ってしまったというエピソードが残っている。この大田知事の闘いが日本全国に沖縄の基地闘争を広げたきっかけになったのではないか」。

 山城さん。「キセンバルの闘いを原点として闘っている。それまでは沖縄県警とは話し合いができていたが、二〇一五年一一月、警視庁機動隊一〇〇人が高江にきてから様変わりした。命と暮らしを脅かす機動隊になり、私に指揮をとらせないようにした。二〇〇七年から私は高江に入ったがその頃から全国からも支援者が来始めた」。

 「今の状況は辺野古・高江を超えて、与那国、石垣、宮古…と基地建設が進められている。東京に核弾頭が飛んでくるかもしれない。そういう意味ではみんな当事者だ。安倍のスタンスによっては戦争が起こるかもしれない。沖縄で戦争させない」。

 宮里さん。「支持・連帯ではなく、自ら当事者だ。宮古島に基地が作られる。沖縄の世論を全国化することが重要だ。あきらめない。息長く闘う」。

 続いて、原告の二人がなぜ、原告になり訴訟を起こして闘っているのかを思いを込めて語った。九月二〇日午前一一時半、東京地裁103号法廷への傍聴などの行動提起があった。山城さんのここに座り込め、キセンバル闘争の歌など三曲が披露され、とても盛り上がった集会であった。

(M)

報告 : 「やんばるの森と高江 のいまを知ろう オスプレイ運用開始で壊されたものは?」8.21集会

IMG_2039 八月二一日午後六時半から、東京・文京区民センターで「やんばるの森と高江のいまを知ろう オスプレイ運用開始で壊されたものは?」の集会が辺野古・高江を守ろう!NGOネットワーク、FeO Japan、美ら海にもやんばるにも基地はいらない市民の会の主催で開かれた。ヘリパッドはいらない住民の会、島ぐるみ会議・国頭、島ぐるみ会議・東、島ぐるみ会議・大宜味、高江現地行動連絡会が八月二二日に、「北部訓練ヘリパッド問題に関する要請書」をもって防衛省との交渉に臨むために、東京にやってきた。



 最初に、北上田毅さん(沖縄平和市民連絡会)が高江の現状と申し入れの中身について報告した。申し入れ項目。一、北部訓練場の全面返還に向けた計画を明らかにすること。二、米軍に対して、北部訓練場でのオスプレイ運用の中止を求めること。三、米軍に対して、新しく造成されたヘリパッドの運用禁止を求めること。四、米軍に対して、夜間訓練の禁止、集落上空の飛行禁止を求めること。五、今回のヘリパッド造成工事で不具合が生じた原因を明らかにすること。六、ヘリパッド造成現場周辺を完全に原状回復すること。七、米軍に部分返還地の土地の使用履歴を公開させ、枯葉剤などの調査も行うこと。

 「高江での闘いは歴史に残る画期的闘いだった。七月一日から工事が再開され、七月一一日から、N1、Hヘリパッドでオスプレイの離発着が始まった。ずさんな工事でやり直しや騒音被害がすごく、これに対する闘いを始めている」。

 伊佐育子さん(「ヘリパッドいらない」住民の会)。「オスプレイの運用開始には三村に連絡するとしていたが約束を破った。オーストラリアでオスプレイが墜落事故を起こした。基地のない自然遺産のために毎日座り込みをしている」。

 大田博信さん(島ぐるみ国頭)は「沖縄を返せ」などの歌を披露した。當山全伸さん(島ぐるみ東)。「東村の四一%が軍用地。ノグチゲラなどが棲息している。一九八八年にダムにヘリが墜落し四人の米兵が死亡した。六ケ所の水源地ダムがあり、本島の六割分を供給している。ダムの安全性を確保し、自然を生かした観光業の発展こそを。高江基地の撤去、北部訓練場の閉鎖」。

 島袋義久さん(島ぐるみ大宜味)。「大宜味には基地はない。国有地がなくすべて村有地になっている。毎月定例会を開き、毎週月曜高江へ、水曜辺野古へと行動している。村には四つのスローガンを書いた旗を立てている。世界恒久平和のために沖縄の基地に反対している」。

 間島孝彦さん(高江連絡会)。「九月末が補修工事の最終。少しでも遅らせるために闘う」。奥間政則さん(土木技術者)。「私は技術者なので、オスプレイの工事がいかにずさんであったのかが分かる」と話し、「オスプレイの離着陸で芝生が焼けてしまう。爆風除けの琉球竹が枯れている。ノリ面が崩れている」と指摘した。



 花輪伸一さん(沖縄環境ネットワーク)が日本政府の「沖縄島北部の世界自然遺産推薦地」に関して、世界遺産委員会の諮問機関であるIUCN(国際自然保護連合)の事務局長、世界遺産プログラム・ディレクター、世界保護地域委員会議長、種の保存委員会議長名宛に、意見書を送付したことを報告した。主旨は次のとおり。

 「日本政府による沖縄島北部の推薦地は、最も生物多様性が豊かな核心地域を含まず、隣接する米軍北部訓練場ではオスプレイ用ヘリパッドや道路を建設して森林・淡水生態系を破壊しています。推薦された自然遺産の範囲が不適切であり、核心地域や緩衝地帯の範囲を再検討し、やんばるの森全域へ拡大するべきです。地域住民や環境NGO、自然科学者等からヒアリングを行い、IUCNの勧告に反映されることを要請します」。

 沖縄から六人を迎えた集会はとても充実し、この問題を取り組む息吹に燃えていた。

(M)

報告:連続講座「永続革命としてのロシア革命――マルクス・エンゲルスからトロツキー・グラムシまで」第1回「マルクス・エンゲルスの後進国革命論の変遷」

配信:第1回ロシア革命講座写真 7月21日、トロツキー研究所とアジア連帯講座の共催で森田成也さん(大学非常勤講師)を講師に連続講座「永続革命としてのロシア革命――マルクス・エンゲルスからトロツキー・グラムシまで」 をテーマに第1回「マルクス・エンゲルスの後進国革命論の変遷」が行われた。

 講座は、「今年は1917年のロシア革命100周年に当たります。言うまでもなく、 1917年ロシア革命は、歴史上初めて成功したプロレタリア社会主義革命 であるというだけでなく、この革命の10年以上前からその発展力学が主要 な参加者によって予見されていた世界で最初の革命でもあります。マルクス主義はその際、最も重要な理論的ツールとなりました。『永続革命』として成功したロシア革命の発展力学を理解するために、マルクスとエンゲ ルスのロシア革命論から始まって、プレハーノフとレーニンを経て、トロツ キーとグラムシに至るまでのマルクス主義革命論の歴史を四回にわたって改めてきっちりと振り返ります。それによって、ロシア革命の歴史的意義とその限界とを理解し、21世紀における反資本主義革命を展望するための理論的基礎を学びます」 という位置づけのもとに開催した。

 森田さんは、講座開始にあたって冒頭、「今年はロシア革命100年ということですが、さまざまな切り口からロシア革命を論ずることができると思います。ロシア革命そのものの意義であるとか、今日におけるその教訓であるとか、あるいは世界史におけるロシア革命の位置づけなど、いろんな視角から検討できると思います。そうした中で今回の講座は、より理論的にロシア革命の問題にアプローチしたい。マルクスとエンゲルスから始まってさまざまなマルクス主義者によってロシア革命あるいは後進国革命というものがどのように理解され、解釈され、概念化されていったの か、そういう切り口からじっくりと分析したいというのが講座の目的です」と述べた。

 そのうえで「マルクス・エンゲルスとロシア革命との関係と言っても、二つの論点、二つの基軸がそこには絡み合っています。第一の基軸は、マルクス・エンゲルスの後進国革命論、もっと限定すれば、ドイツ革命論です。今日は第1の機軸についてのみお話し、 次回にマルクスとエンゲルスのロシア像、ロシア革命像についてお話します」と説明した。

 第1回講座で森田さんは、①革命論の弁証法的発展モデル②ドイツ革命論の最初の出発点③史的唯物論の確立と革命論の転換④1848年革命の衝撃とドイツ革命論の再転換⑤反動期におけるマルクスとエンゲルスのドイツ革命像⑥『経済学批判』序言と『資本論』初版序文⑦晩年のマルクスとエンゲルスにおけるドイツ革命論─について提起した。

 なお第1回講座全文は「かけはし」HPに掲載予定です。

(Y)

◦第3回講座/9月22日(金)18:30~21:00文京区民センター3D
◦第4回講座/10月13日(金)18:30~21:00/文京区民センター3D  

★シンポジウム★
「世界を揺るがした100年間 ~ 世界史からみたロシア革命」

◦日時:11月4日(土)13時半~18時(13時会場)
◦会場:亀戸文化センター 第1・第2研修室(JR総武線「亀戸」駅 北口)
◦資料代 1000円


★報告★
・森田成也
 世界革命としてのロシア革命――ヨーロッパ、ロシア、アジア
・中村勝己(大学非常勤講師)
 ヨーロッパから見たロシア革命
・江田憲治(京都大学教授、中国現代政治思想史、中国共産党史)
 中国革命をロシア革命の延長線上で考える―陳独秀の場合
★コメント★
・長堀祐造(慶應義塾大学教授、中国近現代文学-魯迅及びその周辺)

◦主 催:ロシア革命100周年シンポジウム実行委員会
共 催:トロツキー研究所、アジア連帯講座、東アジア研究会
連絡先:東京都渋谷区初台1─50─4─103 新時代社気付



報告 : 8.17「島袋文子さんを迎え沖縄に連帯する市民のつどい」

IMG_2017 八月一七日午後四時から、参議院議員会館行動で「島袋文子さんを迎え沖縄に連帯する市民のつどい」が文子おばぁを迎えよう!実行委の主催で行われ、メイン会場が一杯で入りきれず、サブ会場を含めて五〇〇人が参加し、文子おばぁの講演を熱心に聞いた。

 八八歳になる文子おばぁは、「ダイナマイトを持って、国会に行きたい」と日ごろ語っている。命をかけて安倍政権と対峙している文子おばぁの話を聞いた。

 『戦場ぬ止み』(三上智恵監督作品)の短縮版が上映された。一五歳の時、母と弟と三人で逃れるなか、沖縄戦の糸満の壕で米軍の火炎放射器で焼かれた。キャンプ・シュワブ前で、トラックを命がけで止める文子おばぁの闘いの姿が映し出された。続いて参加した国会議員からのあいさつと沖縄出身の国会議員からのメッセージが行われた。

 第一部 島袋文子さんの講演。三上監督が話を聞いた。

 安倍晋三に会いたい。総理になって良いことはひとつもない。美しい日本、命や財産を守ると言うが、その反面やっていることは皆殺しをするような戦争のできる国を作ろうとしている。自衛隊員の命も安倍の命も同じ。命の予備を持っている人はいない。

 私は七〇年前に一度は死んだ。一五歳の時、目の見えない母と一〇歳の弟で逃げ回った。食べるものがない。水がない。人間が浮かんでいる水を飲んだ。夜飲んだから人間が浮かんでいるか分からなかった。日本は勝っていると思っていた。住民を追い出して、日本兵が壕に入った。日本兵が助けに来てくれると思っていたのに沖縄住民を殺した。軍曹が二等兵をいじめて殺した。味方を殺すのが日本兵だ。誰が戦争を起こしたのか問いたい。戦争はダメだ。基地はどこにおいてもいけない。

 北朝鮮からのミサイル。戦争は予告できない。落ちてきたらどう守れるか。安倍の甘い言葉に乗ってはいけない。

 二度と戦争を起こしてはいけない。命をかけて、ゲート前に座っている。小指五針ぬった。頭を打って救急車で運ばれた。八八歳だが生きながらえて基地建設を止める。

 辺野古の最新情報。ゲート前たいへんだ。機動隊にごぼう抜きにされる。無抵抗で闘っているが機動隊は逮捕する。山城博治さんの逮捕は共謀罪のさきがけだ。座り込みで歌ったり踊ったりできるのは沖縄の住民だからだ。沖縄戦の結果、負けない意思が強い。海の産物によって飢えをしのいだ。その命の海を埋めるのは許されない。負けない、がんばる。

 本土の人が応援してくれているがまだまだ足りない。力を貸して下さい。沖縄だけではなく、本土が沖縄になる。沖縄の基地がなくなれば本土の基地もなくなる。辺野古に来てください。若い人、力を貸して下さい。(発言要旨、文責編集部)

 第二部。自由の森学園高校(埼玉県飯能市)の男女二人と文子さんの話。

 A高校生、「中三の時、修学旅行で沖縄に行った。ガマの中に入った。文子さんは『命の恩人はアメリカだ』と言われましたが心からそう思っているのですか」。

 文子おばぁ、「本心ですよ。日本軍は住民追い出して奥に隠れた。小さな子ども連れていた。暗いから子どもが泣く。親はタオルで子どもを殺した。日本兵が見せしめで子どもを奪って殺した。親がものを言えば、自分が殺されるという状況で、弾に当たってもいいからと言って、親子でガマを出て行った。胸がつまって苦しい。二度と戦争をさせてはいけない。戦争のことを考えると苦しくて夜も眠れない。死人の上をまたいで歩いて生き延びてきた」。

 B高校生、「北朝鮮がミサイル打ってきたら、民間人、手を出せない。自衛隊は必要なのか。ぼくたちは何をすべきと考えますか」。

 文子おばぁ、「私も分からない。ミサイルがどこに落ちるのか、命が助かるのか分からない。自衛隊は軍隊だ」。
IMG_2036 B高校生、「ヒッチハイクで女川に行った。ガマにも行った。自分の目で見ることが大切だ。辺野古に行ってみたい。無知なんだと思う。話し合って興味を持って調べていく」。

 A高校生、「話を聞いて、戦争が現実のことと感じた。本当に自分のこととしてとらえていたのか、もう一回沖縄に行きたい」。

 文子おばぁ、「七二年前の戦争、教えられないのが悲しい。みんな笑って暮らしたいものだ」。

 文子おばぁの話が終われると会場は長い拍手で、話に応えた。この後、六時過ぎから官邸前で、文子おばぁが安倍首相に向かって、「一二〇歳まで生きて基地を止める。基地を作らないで」と声をかぎりに訴えた。

(M)
 

報告 : 「翁長知事を支え、辺野古に新基地を造らせない、沖縄県民大会」に呼応して8.12首都圏行動

IMG_2010 八月一二日午後二時から、東京・東池袋中央公園で「翁長知事を支え、辺野古に新基地を造らせない、沖縄県民大会」に呼応して8・12首都圏行動が8・12沖縄県民大会に呼応する首都圏行動実行委員会主催で開かれ、八〇〇人が参加した。

 沖縄の歌をナーグシク ヨシミツさんが披露した後、本集会が始まった。青木さん(沖縄一坪反戦地主会・関東ブロック)が、「八月オスプレイが墜落事故を起こし、日本政府の訓練見合わせの要請にもかかわらず、沖縄ではすでにオスプレイの飛行が行われている。何ら変わっていない。日米政府に怒りの抗議をしよう。七月二四日、沖縄県は那覇防衛局に対して、辺野古の埋め立て工事の中止を求めて訴訟を起こした。翁長知事・稲嶺市長を支えよう」と主催者あいさつをした。

 賛同団体の高田健さん(戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会)が「オスプレイ事故に対して、日本政府は追認し、北海道を初め日本全土の訓練を行おうとしている。これに反対する。さらに、朝鮮半島で核戦争が勃発しそうな危機的状態にある。そうすれば、朝鮮半島、沖縄、本土に重大な危機・被害が及ぶ。日本政府は緊張を緩め、核戦争の危機を回避し、アジアの平和のために動こうとしない。安倍の三選を許さない闘いを」と訴えた。

 実行委参加の首都圏の各団体が活動報告を行った。沖縄と東京北部を結ぶ集会実、「七月三〇日、多くの人に沖縄を知ってもらうために、『さまようこども』(毎日放送制作)の上映会を開いた。沖縄と千葉を結ぶ会、「七月一日、糸数慶子参議院議員を呼んで集会を開いた。航空自衛隊木更津駐屯地でオスプレイの整備が行われている。このオスプレイは首都圏を飛び回る。絶対許せない」。島ぐるみ会議と神奈川を結ぶ会、「昨日、普天間基地から北海道に向けてオスプレイ四機が飛び立った。中継基地として厚木や横田が使われる。抗議する。また埋め立てに使うケーソン作りにも反対する行動を継続していく」。沖縄の闘いと連帯する東京東部集会実は七月二五日、カヌーデモの様子を紹介した。MXテレビ問題、警視庁機動隊の沖縄派遣違法住民訴訟の取り組みについて報告があった。

 最後にオスプレイ墜落緊急抗議アピールが読み上げられ採択された。池袋駅を一周するデモを行い、辺野古新基地建設反対、沖縄連帯を訴えた。

(M)

報告 : 8.7辺野古実、防衛省への申し入れ行動

7事故続きのオスプレイを撤去せよ

 八月七日午後六時半から、辺野古への基地建設を許さない実行委員会が月初め定例の防衛省申し入れ、抗議行動を行った。申し入れを行う時間帯には台風の影響で、土砂降りになったが一〇〇人の仲間が参加した。

 普天間所属のオスプレイがオーストラリアで訓練中に墜落し、乗員数人が行方不明になっているという重大事故が明らかになるなかでの行動であり、沖縄からオスプレイの撤去を要求する行動にもなった。

 最初に嘉手納出身の島袋さんが、支持率急落の安倍政権は追い込まれており、辺野古に基地を作らせない、と訴えた。次に七月二五日、カヌーデモに参加した加藤さんが発言した。

 「二五日当日はカヌー基地の第二テントが人でいっぱいになった。カヌー七一艇八九人、船八艘一五〇人でK1護岸に集結し抗議した。午後から浜に三五〇人が集まった。少ない時は五人くらいの時もある。今回の行動は全国から集まり、孤立していないことを明らかにし、力になった。東京で募ったカンパで四〇枚のプラカードを作った。元沖縄県知事・太田さんの葬儀に参列した安倍首相に抗議の声を発したのはカヌー隊のメンバーだった。工事車両阻止行動に三〇〇人ぐらいいれば止められる。一人でも多く参加を」。

 沖縄から安次富浩さんが携帯電話でアピールした。

 「オーストラリアで、普天間配備のオスプレイが墜落した。配備から三機目だ。新潟、長野でも飛んでいる。来週、北海道での訓練に参加する。全国で訓練する。日本政府は一時中止を申し入れたが、高江から普天間へ飛行していた。米軍は日本政府を無視している。日本政府は核兵器禁止条約に反対した。いつまで安倍政権を存在させていくのか。民衆の共闘で安倍政権を打倒しよう」。

 「八月一二日、辺野古基地建設反対の県民大集会を行い、翁長知事をバックアップする。来年の一月名護市長選にオスプレイは安全だと言った候補が立候補する。与那嶺市長の再選に向けてがんばろう。韓国民衆のように、ひとりひとりの闘いが平和・民主主義を作る」。

 辺野古基地建設のために、全国から土砂を運び入れるのに反対している全国土砂連の動きを首都圏グループの毛利さんが「土砂搬出地で、辺野古に出さないように条例を作っていく運動を行っている。各県に要請している」と報告した。八月一七日、島袋文子さんを呼んで話をする集会への参加の要請の後に、日韓民衆連帯全国ネット、沖縄と連帯する川崎市民が防衛省に申し入れを行った。MXテレビ抗議、警視庁の機動隊派遣反対訴訟、八・一二東京池袋集会の案内がそれぞれ行われた。最後に防衛省に、辺野古新基地建設をやめろのシュプレヒコールを上げた。

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報告:「代替わり」過程で天皇制と戦争を問う8・15反「靖国」行動

15デモ 「代替わり」過程で天皇制と戦争を問う8・15反「靖国」行動は、8月11日に集会「天皇制と戦争:アキヒトにも責任はある!」(文京区民センター/100人)を行い、15日には反「靖国」デモ(150人)を行った。

 11日の集会は、伊藤晃さん(日本近現代史研究)が「戦後天皇制と戦争を問う」をテーマに問題提起した。

 「明仁天皇は、『平和と繁栄の戦後日本国家』として国家モデルを描き出してきたが、戦後の列強による世界支配体制は『戦争の時代』をリードしたのであり、『世界における戦争』を『日本人にとつての平和』として説き、日本の行動を隠蔽するところに戦後二代の天皇の戦争責任がある。戦前においても日本は東アジアの軍事大国として戦争と植民地の時代を先導した。大元帥天皇はその象徴であり、あらゆる戦争と植民地支配の国家行為において、その決定と執行の要の位置にあった。この国家責任と天皇の責任の回避は、明仁天皇の歴史修正主義の核心だ」と批判した。

 さらに「戦前の軍国日本を支えた国民的ナショナリズムは戦後国民の意識の内側でつながっていた。表向きの憲法九条賛美と現実の日本の国家行動の支持(自民党政権の持続)してきた。アジア諸国の民衆は、この二枚舌と自己内面における隠蔽を見抜いている。つまり、戦後二代の天皇は戦後国民意識を美しく体現し、一方で現実の日本国家の行動に平和を見、両者を結びつける役割を果たしてきた。この役割も戦後天皇の戦争責任だ」と明らかにした。

 そのうえで「安倍晋三首相は、積極的平和主義を掲げて日本の国家行動と国民の平和意識の二枚舌に決着をつけるために『戦争の時代』を主導しようとする。国家の重みを押し付け、そのツールとして天皇の権威強化によって導こうとする。明仁天皇は、戦後の二枚舌のあり方を続けようと考えているが、安倍はそのようなあり方からの転換へと踏み込んでいる。『明治150年』の総括の食い違いへと現れるが、明仁はそのズレを修復していくだろう。安倍と明仁の違いに拠り所を求めるのは間違いだ」と指摘した。

 最後に主催者から8・15反「靖国」デモで再会しようと呼びかけた。

 15日の反「靖国」デモに向けた前段集会が在日本韓国YMCAで行われた。

 安倍靖国参拝違憲訴訟の会・東京は、「4月28日、東京地方裁判所が違憲判断を示すことなく、原告らの請求のいずれも却下ないし棄却するという不当な判決を下した。判決は、司法が安倍政権に全面的にへつらった『安倍忖度判決』のそしりを免れないものである。行政追随判決を到底容認することはできない」と糾弾した。

 田中聡史さん(10・23通達被処分者)は、「都教委の『日の丸・君が代』強制に反対して、これまで10回、4回以降は減給10分の1、1カ月の不当処分を強行してきた。小池百合子都政でも都教委による教育破壊は続いており、新たな被処分者が出ている。天皇制を支える『日の丸・君が代』に反対していく」と発言。

 さらに米軍・自衛隊参加の防災訓練に反対する実行委員会2017、沖縄・一坪反戦地主会関東ブロック、朝鮮半島と東アジアの平和を求める9・16集会実行委員会、辺野古リレー 辺野古のたたかいを全国へ、「2020オリンピック災害」おことわり連絡会からアピールが行われた。

 集会後、靖国神社に向けた抗議デモに移った。九段下交差点前で「靖国神社解体!天皇制はいらないぞ!」のシュプレヒコールを行った。

 国家権力は、天皇主義右翼らの「妨害」を口実に機動隊を大量に配置し、デモに対して不当な規制を行ってきた。しかも右翼らの挑発は、明らかに道路交通法違反、公務執行妨害罪が成立しているにもかかわらず、「現行犯」逮捕せず、なだめ馴れ合いながら見過ごすだけだ。逆にデモ規制に対しては暴力的に行ってくるという悪質なデモ破壊だ。権力と右翼が一体となった反天皇制闘争への敵対を許さない!

(Y)


報告:平和の灯を!ヤスクニの闇へ 2017キャンドル行動

配信:ヤスクニ「東アジアの視点から『明治維新150年』とヤスク二を問い直す」

 8月12日、「平和の灯を!ヤスクニの闇へ 2017キャンドル行動「東アジアの視点から『明治維新150年』とヤスク二を問い直す」(主宰:実行委員会)が在日本韓国YMCAスペースYで行われ、300人が参加した。

 キャンドル行動実は、2006年、小泉純一郎政権による戦争ができる国作りに抗して、「①靖国神社の歴史認識が、再び戦争のできる国へと右旋回する日本の現状と直結している。 ②韓国・台湾・沖縄・日本の遺族に断りもなく合祀していることは許さない。 ③首相の靖国参拝は憲法が定めた政教分離原則に違反する。 ④これらの点を『ヤスクニの闇』として切り結ぶ共同行動に取り組む」ことを確認し、シンポジウムとデモを行ってきた。今回で12回目だ。安倍政権は、改憲とグローバル派兵国家建設の野望のために「明治維新150年と」天皇代替わり(2018年)、東京五輪開催(2020年)を通した民衆統合を押しすすめながら実現することをねらっている。東アジアの軍事的緊張が強まるなか「グローバリゼーション」後のアジア─日本のあり様、関係構築の方向を探っていこうと設定した。

 開会のあいさつが今村嗣夫さん(弁護士)から行われ、「国家から『ひとりで放ってもらう権利』」をテーマにして、共謀罪制定批判、自衛官「合祀」拒否訴訟の教訓を紹介しながら「トランプ政権発足を『奇禍』として『自主国防』の強化を図り、ヤスクニとの結びつきを強め、市民の私生活、家族、住居、若しくは通信に対する干渉を強める『国家』に、とことん抵抗するキャンドル行動を、今年も力強く進めましょう」と呼びかけた。

 シンポジウムは、原武史さん(放送大学教授)、南相九さん(韓国・東北アジア歴史財団研究員)、高橋哲哉さん(東京大学教授)から問題提起が行われた。

 原さんは、「天皇の代替わりと『明治150年』」を取り上げ、「2018年は『明治150年』とも重なる。天皇の代替わりと、安倍政権が進めようとする明治を称えるキャンペーンが重なることになる。この点に関して思い出されるべきは、大正から昭和への代替わりである。政府は、国民に大正天皇を忘却させ、昭和天皇を『大帝』と呼ばれた明治天皇の再来として称えるためのキャンペーンを始める。民間にも明治天皇を称える動きが出てくる。今回の代替わりは明治以来の皇室典範で認められてこなかった退位によるという点で大正から昭和への代替わりはと異なるが、少なくとも天皇明仁は大正天皇を意識している。1921年の皇太子裕仁の摂政就任に言及しているからだ」と述べた。

 さらに「安倍政権にとって天皇明仁が退位することは都合がよい面がある。『明治150年』を煽り、11月3日の『文化の日』を、『明治の日』に改称させることができれば、平成は忘却され、徳仁は明治天皇の再来として認識されるかもしれないからである。昭和初期に秩父宮に対抗して昭和天皇を『神』として演出させる試みがなされたように、『皇嗣』と呼ばれるようになる秋篠宮文仁に対抗して、徳仁を天皇として演出するための新たな試みが始まる可能性がある。天皇の代替わりと憲法改正が連動する可能性もあることに留意すべきだろう」と強調した。

 南さんは、「『東洋平和』確立の視点からみた日本─安倍総理の歴史認識」をテーマにつぎのように提起した。

 「『東洋平和』といえば、浮かび上がるのは、1909年ハルビンで東洋の平和を惑わしたという罪を問い、伊藤博文を射殺した安重根の『東洋平和論』です。今日この場所とも関連がある1919年の『2・8独立宣言書』と『3・1独立宣言書』です。東洋平和は、韓国が独立しなければならない正当性の根源です。韓国が独立してこそ、東洋平和も維持されることができて、それが世界の平和と人類の幸福につながることができるという論理です。韓国は、日本の『積極的平和主義』に対して疑問を持っています。自衛隊は旧日本軍の連続というイメージが浮かび上がっていますが、安倍総理の『積極的平和主義』が、過去において『東洋平和』を掲げ、隣国を侵略した日本のイメージを払拭させられずにいることを見せてくれます」。

 「去年の10月7日に日本政府は、明治150年を迎えて記念事業を実施すると発表し、『明治の日』を制定する案も議論されている。これらは明治が成功した歴史、誇らしい歴史であることを前提にしている。明治を明治の当時そのままで記憶する施設が、靖国神社だ。『靖国神社忠魂史』は、日本軍により虐殺された義兵を『匪徒』や『賊』と規定し、その抗争を『暴動』であり、『駆逐』すべき対象として評価しています。義兵によって殺された者を『匪徒討伐作戦の犠牲者』として称えています。靖国神社の思想と記憶は、今でも続いていますが、『第2次世界大戦後の各国独立』という展示を見ると、独立した国家の中で韓国と台湾は抜けています」と批判した。

 高橋さんは、冒頭、朝鮮半島の軍事的緊張に対して「朝鮮民主主義人民共和国と米国の間で激しい軍事的威嚇の応酬が行われている。安倍政権は米国に追随する態度を日々見せている。戦争の危機がかつてなく高まっている。戦端を開くことに断固反対であることを皆さんとともに確認したい」と呼びかけた。

 高橋さんは、①安倍首相が尊敬する吉田松陰の『尊皇愛国』『幽囚録』の侵略と植民主義②道徳の教科化による「修身教育」の導入③佐藤優(作家)の「日本国家の神髄」で「教育勅語」と天皇制賛美を紹介し、「これが明治150年の現実だ。植民地帝国を築いた戦前の歴史、それを反省できない戦後の日本だ。靖国は、それに対応し続けている。韓国の方の合祀取り下げの要求に一切応ぜず、植民地主義を貫き通している」と糾弾した。

 関千枝子さん(安倍靖国参拝違憲訴訟・原告)、韓国の董定男さんから遺族証言。

 特別アピールが、戦争をさせない1000人委員会、沖縄への偏見をあおる放送をゆるさない市民、日本軍「慰安婦」問題解決全国行動、強制動員真相究明ネットワークから行われた。

 コンサートに移り、寿[kotobuki]、ソン・ピョンフイさん、イ・ジョンヨルさんが熱唱。

 最後に李熙子さん(反靖国共同行動・韓国委員会共同)が閉会あいさつ。

 集会終了後、靖国神社に向けてキャンドルデモが行われた。

(Y)


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