虹とモンスーン

アジア連帯講座のBLOG

【第四インターナショナル声明】ベネズエラ情勢 帝国主義者のクーデター策動反対!

zW4qmyamH6.jpgベネズエラ


帝国主義者のクーデター策動反対!

主権に基づく民主的危機解決を!

2019年1月24日

第四インターナショナルビューロー


 第四インターナショナルは、米国副大統領のマイク・ペンスにより(ラテンアメリカで信用を失っているトランプに代わって)冷笑的に組織化され、求められた、ベネズエラでの最新版クーデター策動、および帝国主義的介入に反対する自らの立場をはっきり宣言する。この策動に対する号砲は、簒奪者になると見られるフアン・グアイドが、彼には誰も票を投じていないにもかかわらず自ら「大統領」と宣言することを始まりとする一つの戦略の展開に向けて、一月二二日夜に流されたビデオ映像の中で鳴らされた。

そしてこれには、自称新政権を「認め」ようと殺到する、ラテンアメリカと世界中の一連のネオコン、右翼、そしてネオファシスト大統領と政府が続いた。米州機構と「リマ宣言」(マドゥロを選出した昨年の大統領選挙を正統性がないと断定:訳者)署名国もまた、グアイドの正統性のない大統領職を認め、ベネズエラに封鎖を課し、それによって軍事介入の口実として機能すると思われる対応を挑発する試みに力を貸すことによって、すぐさまこの帝国主義的諸計画に同調した。

われわれは、民族的主権の基本的諸規範を侵犯する、このクーデター策動と帝国主義的介入を糾弾するキャンペーンを全力を挙げて支持する。われわれは、このクーデターに反対するもっとも幅広く、民衆的で統一された国際主義的かつ民主的な決起を呼びかける。それが意味することは、われわれにはマドゥロ政権とそれが実施した制度との間にさまざまな意見の違いがあり、またそれらには批判が多々あるとしても、帝国主義者によるクーデターを介した解決などわれわれは考えない、ということだ。自らの未来の選択は、ベネズエラ民衆の自由で、独立した、民主的な決定に委ねるべきだ。

ベネズエラの否定できない政治的、社会的、経済的諸問題の解決は、「民主主義と人権」を守るという彼らの主張では完全に信用を失っている帝国主義者によるあらゆる介入のない形で、民主的な方法ではじめて可能になる。

確かに、民衆の重要な諸層は、この国の非常に深刻な経済情勢に、また政府が抱える諸困難や諸矛盾、また誤った諸決定に憤激を覚え、クーデターを支持して街頭に繰り出している。しかし悲劇だが、民族の寡頭支配層、また国際的な反動的でネオファシストですらある帝国主義諸勢力の指揮下に自らを置くことによっては、彼らは、ベネズエラにおける経済的、社会的情勢、また人権状況をいかなる意味でもよくする道には向かえない……、ということだ。

現時点であらゆることは、このクーデターを遂行中の者たちが内戦の押しつけ、あるいは外国の諸大国による直接介入を試みつつある、ということを示している。そしてそれらのことは、この国の問題を悪化させるにすぎず、アメリカ大陸と世界中での右翼と極右による政治的攻勢の深刻化に導くだけだろう。

軍事紛争は、この地域にとって破局的となり、この国の原油資源に対する大手国際寡占資本による支配を求める新たな聖地奪回に扉を開くだろう。米国によるイラク占領が引き起こした破局は、クーデターに参加する者たちがその方向を変えることができない場合、ベネズエラおよびこの地域全体で起こり得ることに関し一定の予感を与えるのだ。

われわれはあらゆる革命的、進歩的、民主的諸勢力に、この帝国主義者の最新版介入に対決して決起するよう訴える。そして、投票箱を通して表現された多数派の意思を尊重しつつ、軍事介入の脅威なしに、また経済的サボタージュから解放されて、自らの政治的、社会的、経済的諸問題を民主的かつ平和的に解決する点で、ベネズエラ民衆の主権を擁護するよう訴える。

ベネズエラのクーデター反対!

ベネズエラの危機に対する反帝国主義的で、独立した解決を!

(「インターナショナルビューポイント」二〇一九年一月号) 


報告 1.18アジア連帯講座 「反基地運動から見えてきた自衛隊の今」

配信:池田さん講座アジア連帯講座
反自衛隊連続講座①
「反基地運動から見えてきた自衛隊の今」

報告:池田五律さん(戦争に協力しない!させない!練馬アクション)


 アジア連帯講座は、1月18日、文京区民センターで反自衛隊連続講座①「反基地運動から見えてきた自衛隊の今」をテーマに池田五律さん(戦争に協力しない!させない!練馬アクション)を講師に公開講座を行った。

 日米安保体制下、グローバル派兵に向けて自衛隊と基地が大きく変貌しつつある。安倍政権は、2013年に決定した防衛計画の大綱(防衛大綱)を2018年12月に改定した。大綱は、対中国シフトを強め、地上配備型迎撃システム「イージスアショア」やステルス戦闘機F35など高額な武器を米国から購入、さらに宇宙やインターネット空間での能力の強化、離島防衛として長射程の巡航ミサイルの導入などを明記し、自衛隊の敵基地攻撃能力を持つことを軸に再編しようとしている。

 池田五律さんは、自衛隊再編について①朝霞駐屯地と練馬駐屯地について②自
衛隊観閲式から見えてくるもの③東京都防災訓練と自衛隊④地域に溶け込む自衛隊を柱に報告した(発言要旨別掲)。

 さらに新防衛大綱分析、安倍政権の憲法九条改悪の性格と批判を行い、ともに反基地運動の取り組みの強化を呼びかけた。(Y)

 池田五律さん報告(要旨)

 東京北部の反基地運動から見えてきた自衛隊をお話したいと思います。

 朝霞駐屯地は、埼玉県朝霞市、和光市、志木市、東京都練馬、西東京市にまたがる九九七〇〇平方㍍の広大な敷地を持っている。

 朝霞駐屯地では日米合同指揮所演習「ヤマサクラ」が、各方面隊の持ち回りなので五年に一回行われている。日米地位協定の第2条第4項Bで自衛隊施設は、自動的に米軍が使いたい時は、使えるようになっている。朝霞駐屯地の機能が本格的に強化されたのは、東部方面総監部が市ヶ谷から朝霞に移転した1993年以降になる。

 大きな変化としては、去年3月末に陸自総隊司令部が朝霞駐屯地に発足した。自衛隊には、北部(北海道、東北)、東部(関東、甲信越、静岡)、中部(東海三県、北陸、近畿、中四国)、西部(九州・沖縄)方面隊がある。陸上自衛隊の場合は、各方面隊を越えた統一司令部はなかった。それは戦前の陸軍参謀本部の暴走の教訓から陸上自衛隊全体を一元的に動かせるような司令部をつくるのはまずいという判断があった。ところがそれが作られ、一元的に陸上自衛隊を動かせることになった。さらに総隊司令部の下に各方面隊があるだけではなく、総隊直轄部隊がある。宇都宮駐屯地にある中央即応連隊(海外派兵専門部隊)、習志野駐屯地の空挺団、覆面部隊の特殊作戦軍がある。

 木更津駐屯地には、水陸機動団、自衛隊版の海兵隊がある。朝霞駐屯地は、こういう部隊の要の司令部機能を持っている。

 もう一つの朝霞駐屯地の役割は、広報機能。陸上自衛隊広報センターがあり、
「りっくんランド」という無料で遊べる「戦争」ゲームセンターがある。体感できる3Dシアター、ヘリコプターの模型に乗れたりするので子ども連れの人たちがたくん来ている。修学旅行のコース、はとバスのコースにもなっている。

 さらに自衛隊体育学校があり、メダリストをはじめとするアスリートがたくさ
んいる。「アスリートと交流しませんか」とかで、大きな広報の役割をしている。一番すごいのが、戦争賛美の振武館といって付属記念館があります。敗戦を認めないという陸軍予科士官の「血判状」とかの資料が展示されている。

 練馬駐屯地は、2万2419平方メートルの敷地があり、川越街道で朝霞駐屯地と繋がっている。東部方面隊は、南関東を管轄している第1師団で練馬駐屯地に司令部がある。第一師団は、政経中枢を守る役割をになっている。第12旅団は、群馬に拠点を置き、空中機動展開旅団と呼ぶ。ヘリコプター部隊とかと連携しながら首都圏でなにかあった場合、緊急展開する。

●観閲式から見えてくるもの

 観閲式とは、自衛隊の戦力を誇示する大々的な軍事パレードだ。

 米軍などの駐在武官とかが見にくる。同時に米軍が友情参加しており、日米安保の威力を見せつける役割を果たしている。

 観閲式の一週間前、予行演習が行われるが、目撃情報では夜中にゴミ出しに行
ったら、自衛隊の制服部隊がウロウロしていたと報告されている。イラク派兵の時は、東武練馬と平和台の間に練馬駐屯地があるが、駅周辺はもちろんのこと、春日町あたりまで自衛隊員がうろついていたり、学校の屋上にも来たという情報もある。

 練馬駐屯地に対し、4月の第2土曜日に駐屯地祭があって、毎年ビラを撒いている。6月の第1か、第2日曜日にデモをしているが、警察・公安だけではなく、駐屯地の中から自衛隊警務隊が写真を撮りまくっている。

 ビックレスキュー東京2000では石原慎太郎が「三国人の騒擾が予想されるから頑張れ」という差別排外主義発言があり、銀座では自衛隊装甲車を出した。まだ開通していなかった大江戸線の都庁から北回りで自衛隊の部隊進出も行った。ビッグレスキューのスローガンは、「首都を守れ」であり、「都民を守れ」ではなかった。

 自衛隊員とか、その家族にとっては、観閲式は「晴れ」の舞台だ。以前、大泉学園で観閲式反対のビラを撒いていたら、若い女の子がビラを受け取ってくれたが「兄が出るンです」と言っていた。大泉学園は、高級住宅地であり、そこは自衛隊幹部の高級住宅地になる。

 観閲式の前日に、防衛省本庁舎のメモリアルパークで、1年間に亡くなった自衛官の追悼「慰霊」式典が行われる。自衛隊版靖国が市ヶ谷にある。

 警察にとっても観閲式は、テロ対処訓練だ。埼玉県の予算要求書には、観閲式
は東京オリンピックテロ対処訓練という位置づけで要求されている。テロ対処で自衛隊と警察は連携している。

●防災訓練から見えてくるもの

 9月の第1日曜日に東京都総合防災訓練が行われ、環状7号線封鎖訓練をやっている。環7は、政経中枢を維持するうえでの一つの柱だ。防災車輌を優先的に動かす。だから道路を一般車両に使用させない。

 大規模震災、緊急事態が起きたら内側から出てくる人たちを誘導して、検問する。それに紛れてテロリストが逃げたり、攪乱するようなやつは中に入れない。

 防災訓練の時も自衛隊が航空管制を握る。2002年、練馬区の東京都総合防災訓
練ではじめて自衛隊が航空管制を行った。

 ビックレスキューの時は、警察は自衛隊アレルギーを持っていたが、その後、国家安全保障局が設立され、自衛隊、警察が出向し、防災訓練、テロ対処訓練を通して警察と自衛隊の連携が深まっていった。治安出動の時も、自衛隊と警察の協定というものが、2002年ぐらいに新協定が結ばれている。洞爺湖サミットで警察と自衛隊の連携が完成化された。北海道自衛隊駐屯地で機動隊が訓練していた。

 最近の防災訓練では自衛隊は前面に出てこない。2~3年前、上野音楽堂でやったテロ対処訓練でも、化学物質が撒かれたという想定だが、消防とかが中心だった。実践の場で自衛隊は来ないよということを想定した訓練になっている。防災訓練は自衛隊をデモンストレーションする役割がなくなってきている。

 私たちは、去年の東京都防災訓練の前、8月に都に対して質問書を出し、交渉した。それでわかったことだが、都が自衛隊に対してこういう施設で、こういう時間帯で訓練をやりますけど、やりたいことがあったら企画をたててくださいということだった。だから自衛隊は、どこどこの会場だったらこんな訓練ができそうだ、自分たちの都合がいい訓練を企画していたことがわかった。

 この間の防災訓練は、参加している高校生に対する自衛隊へのリクルート活動が中心だ。東京都防災訓練では、とくに中高一貫校が狙われ、動員を要請している。総合学習、ボランティア授業の一環として防災訓練に参加させている。

 ほとんどが見学だが、何人かは自衛隊と一緒に、自衛隊が作った給食を配布したり、その間に「自衛隊に入らない」とかのリクルート、声かけをやりまくっている。

 高校の中には、生徒会活動の一環として防災支援隊が作られたり、大学でも防災ボランティアクラブというサークルができている。田無工業高校では、防災訓練だとして朝霞駐屯地で訓練させている。自衛隊には、防災訓練のプログラムはない。送り込む学校が勝手に位置づけている。防災教育指定校もあり、自衛隊が呼ばれて講演をしたりしている。

 訓練場では、防災と関係ない「PKOで活躍しています」とかの展示をやっている。子どもに自衛隊制服を着せて記念写真とかもやる。抗議したら一時期、後景にしりぞいたが、ほっとくとまたやりだした。

 最近は、自衛隊独自の防災訓練をやっている。2012年に夜間徒歩訓練があった。練馬駐屯地から夜中二人~三人一組で徒歩で偵察で動き、区庁の危機管理室に宿泊したりしながら、進出拠点に行く。次に来るのが通信部隊で通信網を作る。

 板橋区は、危機管理室は自衛隊出身者だ。阪神大震災以降、自衛隊は「危機管
理のエキスパートを自治体に入れませんか」とセールスし、民間企業に対しても同様の手法で自衛隊を送りこんでいる。

 自衛隊が大きな訓練を実施するときは、かつては自治体に事前連絡がきていたが、最近は連絡もない。「騒音がすごい」という苦情が練馬区に入り、あわてて自衛隊に問い合わせて、初めて知るという事態になっている。この自衛隊の姿勢は、小学校、高校などに「基地見学にきませんか」とダイレクトにアプローチしたりもしている。

 少子高齢化で小学校は、自衛隊員の子どもが多い。練馬駐屯地内に居酒屋「はなの舞」がある。隊員を町の飲み屋に行かせないためだ。自衛隊で町起こしはありえない。

 自衛隊友の会などが網の目で作られ、自衛隊出身の議員が増えている。地域一体になっている。選挙では、自衛隊とOBは自民党の集票マシーンにもなっている。

 こういった地域一体構造は、自衛隊イベントとしてのオリンピックを通して強まっていかざるをえない。これら全体構造とどのように構えていくのか、沖縄連帯とともに粘り強く反戦反基地運動を強化していこう。

報告:三里塚芝山連合空港反対同盟(代表世話人・柳川秀夫)旗開き&東峰現地行動

配信:19三里塚旗開き 1月13日、三里塚芝山連合空港反対同盟(代表世話人・柳川秀夫)は、横堀農業研修センターで「2019反対同盟旗開き」を行い、40人が参加した。

 政府・国土交通省—成田国際空港会社は、2030年度までに第三滑走路の建設と飛行時間の延長など空港公害と環境破壊を拡大する空港機能拡大計画を明らかにした。とりわけ2020年東京五輪・パラリンピックによる旅客の増大を口実に飛行時間を午前5時から翌日午前1時までに延長するという睡眠破壊を拡大する人権侵害そのものだ。

 成田国際空港会社の夏目誠社長は、1月4日の社内訓示で国・千葉県・関係9自治体・空港会社からなる四者協議会などの推進派を自作自演で動員しながら「第3滑走路建設など成田空港のさらなる機能強化について地域の思いをしっかりと胸に刻み、全力で取り組みたい。A滑走路の夜間飛行制限緩和もできるだけ早く実施したい」と居直った。飛行時間の延長に反対する空港周辺住民は、「空港騒音断固反対」「わたしたちの静かな生活環境をこわすな」などの看板(横芝町)を掲げているように、抗議や不安などを強く表明している。旗開きは、第3滑走路建設反対と飛行時間延長を許さない闘いに向けた意志一致の場となった。

 開催にあたって司会の山崎宏さん(横堀地区/労活評現闘)は、「現地は国と空港会社による第三滑走路建設に向けて様々な策動がある。夜間飛行時間の延長によって飛行ルート下の住民は強い反対を示している。推進派は、強引に合意がなされたなどと言い、既定事実としてあるかのように宣伝している。芝山、横芝光町では根強い反対の動きがある。こうした反対派と連帯し、拡張反対を貫いていきたい」と発言した。

 柳川秀夫さん(反対同盟代表世話人)は、「去年は、共有地の法人化ということで一般社団法人三里塚大地共有運動の会を立ち上げた。1966年から一坪共有地運動が始まり、空港建設を阻む実力闘争の一環として取り組んできた。空港の巨大化は、地球の温暖化と深く関わっている。最近の天候の変化が激しい。かなり毎年、危機的状況を繰り返している。発展というのが物を消費し、増やしていくという考え方だ。格安飛行機が飛び、外国から人々がたくさん来るというのが本当の発展なのか。金儲けのことしか考えていない。三里塚闘争を通して次の新しい世界を創り出していこう」と訴えた。

 石井紀子さん(川上地区)は、「安倍首相がテレビに出てくるたびに消したくなる。ほんとにあの人の暴走をとめないとだめだ。今日は食べることについて話したい。何を食べるかということは、自分がどのように生きていくのかの選択だ。生命と活動を維持するために食べる。野菜たちのたくましい生命力を見るたびにこの命をもらっていかなければならないと思う。ワンパック野菜が去年から子ども食堂のお手伝いをするようになった。家族が集まって食べることがなくなり、子どもたちがスナック菓子で食事をすませてしまうという話を聞いて驚いた。孤食が話題となり、子どもへと広がっている。子どもたちが育ち、礎となる。野菜が皆さんの力になるように日々働いています。真剣にいいものを食べてください。今年も頑張りましょう」と述べた。

 平野靖識さん(らっきょう工場・東峰地区)は、「去年4月4日、東峰地区の樋ケ守男さん宅、三里塚物産の冷蔵倉庫を焼失してしまい大変申し訳なかった。去年はいいこともありました。三里塚物産の代表を退いて大森武徳君が代表になった。これまでの闘いを引き継いでくれる人だ。大量生産・大量消費を見直していこうという地球的課題の実験村を取りくんでおり、木の根ペンションも使っている。一坪共有地の法人化によって態勢が強化され、長く闘っていくための戦略的対峙の状況にある。今年もよろしくお願いします」と発言。

配信:東峰現地行動 加瀬勉さん(元三里塚大地共有委員会代表)は、昨年末、市東孝雄さん(北原派反対同盟/天神峰)裁判の千葉地裁不当判決に触れ、「市東さんの土地の地主は空港会社に黙って売り渡していた。市東さんはちゃんと地代は払っていたにもかかわらず、裁判所はこれらの経過を無視して明け渡すのは当然だと判断した。さらに補償してるから生存権を脅かすものではなく、職権の乱用でもないとしている。シンポジウムの合意は、強制権の問題まで合意したわけではない。強制権は存在している。裁判所は、ことごとく空港会社の主張を追認し、市東さんの土地を収用することは当然だという主張だ」と糾弾した。

 さらに「国がシンポジウムで謝罪し、強制収用はしない、話し合いをするとい
う評価がある。市東裁判判決は、政府が一貫して強制収用の姿勢を崩していないことを示している。謝ることと、強制収用はまったく別の次元の話だ。混同してきたのが、われわれの反省点だ。三里塚の弾圧手法を今、沖縄で使っている。三里塚闘争と沖縄基地反対闘争は、運命共同体だ。革命的警戒心を持って緊張感を持って闘っていこう」と決意を表明した。

 発言は、清井礼司弁護士、高見圭司さん(スペース21)、日米安保終了を通告する会、、渡邊充春さん(関西三里塚闘争に連帯する会 、関西三里塚相談会)一般社団法人三里塚大地共有運動の会、田んぼくらぶなどから行われた。最後に「団結ガンバロー」を行い、二〇一九年の闘いの団結を打ち固めた。

 旗開き終了後、三里塚空港に反対する連絡会の呼びかけで旧東峰共同出荷場跡に移動し、開拓道路に向けてデモが行われた。成田空港滑走路に向けて、「飛行制限時間緩和を許さない!成田空港「第3滑走路」計画を撤回せよ!」のシュプレヒコールを行った。

(Y)



青年戦線 第194号(2019.1.1)ができました。

Screenshot_20190102-151544~2青年戦線 第194号(2019.1.1)ができました。


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青年戦線第194号(2019.1.1) 誌面案内

◆特集 「天皇代替わり」とどう闘うか

   天野恵一さん(反天皇制運動連絡会)に聞く

◆なぜ元号はいらないのか?7.21集会

◆10.22 「明治150年」記念式典反対デモ

◆終わりにしよう天皇制 11.25大集会&デモ

◆「教育勅語」礼賛の文科相は辞任せよ

◆読書案内 「日本会議の野望」

◆安田純平さん人質事件をどう見るか

◆12.2「三里塚大地共有運動の会」設立報告集会

◆アジア連帯講座・10.19公開講座
「反資本主義の共同から21世紀の社会主義へ」


【フランス】「黄色いベスト」とは何者か?NPAメンバーの論評

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「黄色のベスト」決起:怒りの明白な階級性


レオン・クレミュー

運動は野火のように広がった

ほぼ一カ月、フランスで前例のない運動が発展してきた。

 今年一一月一七日、道路ジャンクションと拘束道路料金所の少なくとも二五〇〇カ所の封鎖が、警察によればジレ・ジョーヌ(「黄色のベスト」――自動車に積み込むことが義務になっている、よく目立つ安全着衣をまとった抗議行動参加者、以下GJ)少なくとも三〇万人を巻き込んで、全地域で伝えられた。次の週も、小都市や地方の地域で多くの封鎖が続いた。一一月二四日の土曜日には、多くの行動が起きた。パリのシャンゼリゼでの少なくとも八〇〇〇人を含めて、いくつもの地域で確認された一六〇〇ヵ所の封鎖を伴う、一〇万人以上の参加者がいた(注)。

どのような運動の種類か?


 この運動は、何らかの政党や労組が始めたものではなかった。それは、TICPE(エネルギー製品に対する国内消費税)を通して二〇一九年一月一日に予定された、燃料に対する炭素税のさらなる引き上げの拒絶を軸に、完全にソーシャルネットワークを起点に構築された。その引き上げは、ディーゼル油一リットルあたり六・五セント、SP95(欧州で一般に使用されている無鉛燃料:訳者)一リットルあたり二・九セントになる。

 すでに二〇一八年までに、ディーゼル油への課税は七・六セント引き上げられていた。ディーゼル油一リットル価格一・四五ユーロに関し、国家は現在、税としてそのおよそ六〇%、八五・四セントを受け取っている。そして政府は、二〇二〇年と二〇二一年、毎年さらに六・五セントこれを引き上げようと計画している。これは、欧州では英国とイタリアに次いで最高のディーゼル油課税率だ。

 しかしフランスでは他の欧州諸国とは異なり、ディーゼル油使用が圧倒的に過半数を超え、燃料消費では八〇%を占める。そしてディーゼル油価格は、昨年を通じて二三%も上昇していたのだ。

 これらの税率引き上げ反対のオンライン請願は、この国の先頭を行く日刊紙「ル・パリジャン」の記事を引用すれば、一〇月半ばで数十万の署名を集め、一一月はじめには一〇〇万以上に達した。そこから、数百のフェースブックグループが全土で立ち上がり、課税反対のビデオがインターネット上で何百万回も視聴された(そこには、極右グループ、「立ち上がれフランス」の地方代表者が作成したものも含まれている)。

 そして一人のトラックドライバーが一一月一七日にパリの環状道路の封鎖を呼びかけた。その時から一一月一七日が、その行動に向け二つのGJインターネットユーザーが立ち上げたサイトに列挙された、道路とロータリーを封鎖する地方の数千というイニシアチブにとっては、あらゆるグループが選んだ日付けとなった。主な日刊ニュースメディア(特にBEM・TV)がこの話を取り上げ、この現象を増幅させた。

 単なる請願署名運動を出発点に、運動は野火のように広がった。

 この運動は政府と、しかし労組や政治指導部とも衝突している! 勤労大衆における拡大、特に職場での幅広い共感、住民の巨大な支持(一一月二四日前夜には七〇%の支持)、これらと、道路運送経営者と極右の支配を早とちり的に非難して左翼の諸々の界隈でつくり出された戯画化との間には、際立つ対照があった。しかしながら、道路運送の経営者団体はすべて、この封鎖を厳しく非難し、それらを一掃するよう政府に懇願した。

 一方極右に関する限り、「立ち上がれフランス」運動の指導者であるニコラ・デユポン・エニャンがメディア上で彼の黄色のベストを見せびらかしつつ、一〇月半ば以後呼びかけに熱を込めるようになっていたことは本当だ。同様に、マリーヌ・ルペンの国民連合(旧国民戦線:訳者)も封鎖を否認しながらも、その支持を明らかにした。

 しかしGJの組織者ほとんどは、このはた迷惑な支持とは距離をとりたい、とはっきり示してきた。共和党と社会党は慎重に、運動への共感を表した。他方、「不屈のフランス」の指導者、たとえばジャンーリュク・メランションやフランソワ・ルファンは、NPAのオリヴィエ・ブザンスノー同様、何回かのテレビ討論の場で運動への支持を明らかにしたが、あらゆる主要労組は、CFDTやFOだけではなくCGTやソリデール(連帯労組連合)も、デモ支持を拒否し、極右と道路運送経営者の操作を強調した。

 真実は、GJは勤労大衆内部の底深い運動を映し出している、ということにある。一七〇〇万人の人々が、すなわち経済的に活動している者の三分の二が毎日、彼らが住む町の外に働きに出ている。これら三分の二のうち八〇%は自家用車を利用している。それゆえ、大パリ圏と特に諸々の地域では、燃料費への懸念は民衆的懸念になる(パリ圏ですら、仕事に向かうために公共交通を利用する被雇用者は二人に一人でしかない)。したがって、補足的な課税の問題は被雇用者の圧倒的多数に関わっているのだ!

 被雇用者、特にその家族は、都市中心部からはるかに離れて暮らすことを強いられている(都市再開発の動きの中で特に大都市での家賃高騰が激しくなっている:訳者)。そして不安定性が職場からの距離という問題を際立たせている。パリ圏では、仕事に行くために車を利用する被雇用者の五〇%は、ほとんど多くの場合周辺部に住むことを、あるいは交代制など不規則に働くことを強いられている。

 自動車交通の、特にディーゼル油の費用はこの間爆発的に上がってきたが、それは、公式インフレ率水準が賃金を引き上げない口実として利用されてきたという背景の中でのことだった。GJは、購買力、賃金、年金に関する明らかな階級的性格に基づいて、民衆的憤激に求心性を与えたのだ。

 しかしこの憤激はまた、政府への不信に、そして金持ちや資本家に渡された数多くの贈り物とは対照的な購買力や年金への攻撃の蓄積、が生み出した広く行き渡った怒りに、触媒作用も与えている。この不信はまた、すべてが歴代の政権政党として国を管理してきたことで、この社会情勢に責任がある諸政党に向けられたものでもある。マクロンは、選挙に勝利することに向けこの不信から利益を受けた(彼は、右も左もないとのキャンペーンを展開した:訳者)。しかし今それはブーメラン効果として返ってきている。

 政府の課税改革――ISF(資産税)廃止、資本所得に対する均等税率――を通して、最富裕層一%は二〇一九年に、彼らの所得が六%高まることを見ることになるだろう。最富裕層〇・四%は、彼らの購買力が二万八三〇〇ユーロ上昇し、最富裕層〇・一%は同八万六二九〇ユーロ上昇することを見るだろう。その一方最低所得層二〇%は、物価が高まり続けている中で、社会福祉手当増額がないまま、所得の下落、住宅手当改革(減額:訳注)、年金減額を見ることになるだろう。

不人気の中で深まる政府危機

 マクロンは住民の極めて大きな部分から、金持ちの、非常な富裕層の大統領と見られている。最富裕階級に向けた先のような贈り物に続いた、最低賃金層の被雇用者に打撃を与える今回の燃料税引き上げは、コップの水をあふれさせる最後の一滴として受け止められたのだ。

その上マクロン政権は、その階級的政策と向けられた不信を通して、この夏以後一つの加速化した危機に入り込んでいた。ベナラ事件はこの夏のスキャンダルだった。マクロンの個人的警護役だったアレクサンドラ・ベナラは、昨年のメーデーで参加者に暴行を加えたことで有罪判決を受けた。そしてそれは、個人的必要に国家サービスを利用する大統領の行為を白日の下にさらし、大統領選を前にしたフィヨンスキャンダル(共和党の元首相で同党の大統領候補だったフランソワ・フィヨンは、親族を公職に就いた形にして公金を私的に流用していたことが暴露された:訳者)を違った形で思い出させたのだ。

このベナラスキャンダルの後には、マクロンの環境問題担当として前線に立っていた、ニコラ・ユロ(環境相)の辞任が続いた。それは、環境公約に対する数多くの拒否を受けたものだった。その余波の中で、内相であり、大統領の早くからの支持者だったコロンもまた、秋のはじめに辞任した。これらの連続的な内部的危機は、この政権の加速化する腐食、およびその政治的かつ社会的基盤の弱さを証明している。

あらゆる世論調査はマクロンに、就任同時期における、フランソワ・オランド以下の人気レベルを突きつけている。

共感呼ぶ「黄色のベスト」の要求


ソーシャルネットワーク上、あるいは封鎖行動におけるGJのあらゆるメッセージは、燃料税の撤回を求めているが、そこにはそれを超えて、生計費に対する怒り、資産税の復活の要求……、そしてしばしば純粋にかつ単純にマクロン辞任という要求がある。

政権は、その燃料税を正当化するために、また民衆の支持を得ようと、地球温暖化と闘う必要、同時に温室効果ガスと微小粒子の排出と闘う必要に特に言及している。政府報道官のベンジャミン・グリボーは、「タバコを吸いディーゼル車を運転する者たち」を非難することで、環境主義の左翼から支持を得ようと挑んだ。しかし、環境派有権者の中でさえ、増税が好ましい反響に出合うことはなかった。そしてこの政権の人を侮蔑した傲慢さが、感銘を与える邪魔になった。

こうしたことの基本的理由は、その前任者同様この政権の全政策が、目下の環境的要請を無視している、ということだ。つまり、自動車とディーゼルを散々優遇しておきながら、地方と大都市周辺部では公共交通を発展させるためには何もなされていないのだ。その中で労働者階級は、彼らの職場と都市中心部からさらに大きくなってすらいる距離を通勤しなければならない。移動のやり方や乗り物を今後も変更することができない人々により多くの負荷をかけることには、政府の傲慢さという点で耐えがたいものがある!

政府はSNCF(仏国鉄)への攻撃によって、一万一〇〇〇㎞以上の路線廃止をもくろんでいる。そして鉄道貨物輸送は道路輸送の利益のために大きな犠牲を払わされてきた。同時に、トタル(旧フランス石油、二〇一四年には売上高世界四位だった石油メジャー:訳者)はあらゆる納税を免除され、石油探査継続に何の制約も受けていない。加えて、二〇一九年財政法に関する論争は、燃料税からの五億ユーロ以上が、環境的移行にではなく、二〇一九年予算の不足を補充するために、資産税廃止を埋め合わせるために役立てられる、ということを明らかにしてしまったのだ。

数週間の間政府とメディアは運動を、気候変動に意識の低い、教育のない人々の「ジャックリーの乱」(一三五八年の農民反乱、ジャックは当時の貴族による農民に対する蔑称に由来すると言われている:訳者)とみなし、「周辺部フランス」の、「忘れられた地域」の運動と、恩着せがましい軽蔑を込めてその信用を引き下げようとしてきた。

Revolution組織された労働者運動の対応

 労働者運動とその諸組織がこの「黄色のベスト」運動を始めたわけではなかった。これは、多くの地域と労働者グループに対するその影響力の喪失を映し出している。それはまた、ATTACとコペルニクス協会の指導者たちがル・モンド紙のコラムで語っているように、近年における諸々の社会運動が喫した敗北の積み重ねの結果でもある。封鎖を立ち上げる、また直接行動をやり切る用意の良さは、デモの伝統的形態の拒否でもあるが、それだけではなく、戦闘的社会層が近年遂行してきた封鎖行動のいわば継続でもある。

その上で、労組諸指導部が行った政策、また今回のような民衆的運動を中継する弱さが問題になる。この政策では、極右の策動、あるいはGJにはらまれた「ノンポリ的」性格が口実に挙げられた。

しかし、ATTACとコペルニクス協会の指導者たちが上記のコラムで語るように、「この公然とした反抗に、また極右による道具化にも、反税主義の危険にも、われわれは、不在の者を相手に議論をふっかけるような政治をやったり、デモ参加者に責任を被せたりするやり方で、一戦を交えるつもりはない。逆に取り組むべき問題は、その内部で重みをもち、運動を従わせたがっている極右や雇用主勢力と対決してこの運動内部で文化的かつ政治的戦闘に勝利する、そうした諸手段をわれわれ自身に与えることだ」。

多くの労組組織と活動家は、GJの諸行動に支持を与えることにも、その行動への参加を呼びかけることにも躊躇しなかった。実際これがこの夏、賃上げを求め、民衆階級に打撃を与える間接税に反対し、累進所得税を求める、ある種産業レベルでの政綱を進めたいくつかの統一的支部アピールに基づいた、特にCGT金属、Sud工業、FO運輸についての事実だった。多くの場合これらの呼びかけは、燃料税をはっきり拒絶し、その中で、トタルに打撃を加え、道路輸送に対抗する公共交通および鉄道貨物輸送を発展させる、本物の環境政策の必要を強調している。

活動家のネットワークの中では、また報道の中でさえ、すべての報告は、この運動の民衆的実態を証拠で示している。それは基本的に、個人契約の労働者や小企業主と並んで被雇用者、退職者から、低所得のため全力を挙げた政府の攻撃に苦しんでいるすべての者から構成されているのだ。

封鎖に参加し、あるいはリーフレットの配布まで行ったNPAの活動家たちもまた、十分な歓迎、および何よりも、資産税の復活と最富裕層に対する税の贈り物の取り止めを要求することに対する全面的な一致を確かめている。

運動に賭けられているものとは


したがってこの運動には、その結果がどうなろうとも、政治的に賭けられた大きなものがある。鍵になることは、運動を民主的な構造にし、体制との全体的衝突を通じて、共通の闘争を行いたいと思っている労働者運動の諸組織との合流を作り上げることだ。

政府は黄色のベストの中に、「正常な」政治生活と社会生活に戻るまでの、単なる括弧付きの不穏を見たいと願っている。あらゆるメディアは一一月一七日の後、衝突や封鎖で負傷した人々、運転者に衝突されて死亡した一人のGJについて重々しく思案した。彼らはまた、封鎖の際行われた容認できないがまったく周辺的でしかないレイシスト的、ホモセクシャル排撃的行為にも光を当て、運動全体の信用を落とそうとした。

政府は、社会運動に対してよりも慎重だとはいえ、このところの日々の封鎖には、特に二四日のシャンゼリゼのデモには厳しい弾圧を加えた。街頭デモにはほとんど、まして衝突にはなおさら慣れていない多くのGJは、そうした暴力に衝撃を受けた。しかしこの運動は、新たな封鎖を始める彼らの決意と意志を隠していない。

政府は、衝突のイメージと年末のお祭り騒ぎの接近が運動の縮小に導くだろう、と期待している。労働者運動が万が一同じように考えるとすれば、それは大きな間違いを犯すことになるだろう。周辺的だとはいえ、極右はこの運動を待ち伏せ的に掴み取ろうと待機中なのだ。そして、反資本主義的見方がこの運動に展望を与えるものとして浮かび上がることは決してないだろう、との期待をもっている。

反資本主義派は、民衆的怒りと社会的憤激が、この金持ちの政府に向けられるだけではなく、解放のベルトである反資本主義的攻勢への準備となってほしいとも願っている。そうであれば、二〇一三年のイタリアにおける「フォルコニ(干し草フォーク)運動」のエピソード(訳注)は、そしてGJにはそれとの類似点がいくつかある以上、特に反資本主義派には警報とならなければならない。

(二〇一八年一一月二七日)


▼筆者は反資本主義新党(フランスNPA)およびソリデール労組連合の活動家であり、第四インターナショナルのビューローメンバーでもある。

(注)同日にはフランス全土で女性への暴力に反対するデモも行われた。警察はパリでの行進を一万二〇〇〇人と、主催者は同三万人と評価した。(「インターナショナルビューポイント」二〇一八年一一月号)

(訳注)イタリアでは二〇一三年九月以後、シチリアの農民から始まった増税反対の交通封鎖行動が、鉄道や道路の封鎖として各地に広がった。この運動に対しては、人気コメディアンで五つ星運動の創始者であるベッベ・グリロがいち早く支持を表明、警官にも合流を呼びかけた。筆者は、既成政党の急速な権威喪失と五つ星運動の急成長、というその後の展開に導いた背景の一つとして銘記を求めている。
    


報告:一般社団法人三里塚大地共有運動の会設立報告12.2集会 加瀬勉さんの集会発言要旨

加瀬勉さん加瀬 勉(三里塚大地共有委員会〈2〉代表)

 三里塚大地共有委員会代表辞任

 東峰堀越昭平君の後を引きづいてまいりました三里塚大地共有委員会代表を11月28日法人化設立総会をもって辞任したことを報告申し上げます。長い間ご協力ありがとうございました。

 三里塚闘争の歴史的評価

 東京第二国際空港の建設計画は、その規模において3000ヘクタール。浦安、木更津、霞ヶ浦、八街、富里、三里塚の闘争へと引き継いでまいりましたが、三里塚空港は規模にして1050ヘクタールに縮小、その用地の半分は下総御料牧場、千葉県の竹林400ヘクタール、3500mの滑走路は完全に建設を阻止することができました。彼らの野望を完全に挫くことができませんでしたが、日本人民の闘争として歴史的な任務を果たしてきたと思います。

 新たなる空港機能拡大計画

 空港機能拡大計画は、50年闘ってきた経験とは違う新しい側面が出てまいりました。①強権政治を我々に阻止された権力は、地元誘致、地元からの要求の可能拡大計画として表れてまいりました。成田、芝山、多古、横芝光待ちの空港関係自治体には空港と地域の共存共栄の政策によって「空港対策協議会」が組織されています。それに商工会議所、空港を誘致する会を組織して地元容貌の空港計画として表れてきました。②空港機能拡大計画を懇切丁寧に説明してご理解をいただくと称して、関係自治体、関係地域、関係集落において140回の説明会を開いてきました。③その機能拡大計画は新たなる用地1000ヘクタール。3500mの新滑走路の建設、2500mの滑走路の3000m延長、2000戸の住民の立ち退き、50万回の増便、10年計画を内容とするものでした。

 権力の攻撃の特徴

 ①地元誘致の空港 ②140回の説明会 ③関係自治体庁舎に空港会社が社員を出張して80人態勢をとっている。 ④部落長を通じて繰り返しアンケート用紙を配布して一人一人の意見要望を把握している。 ⑤空港会社が多古、横芝の学校で空港は良いものであるとの出前特別授業を行っている。 ⑥地域住民を空港見学に招待している。

 成田、芝山、多古、横芝光待ちの四者協の動向


 国土省、空港会社のこれらの策動は4者協との合意、許可のもとで行っている。空港交付金の増額、新たなる空港機能拡大による労働市場の確保、振興政策の要求を掲げている。国土省、空港会社はその内容を現段階では提示できないでいる。空港機能拡大はペーパープランである。11月末日に関係自治体は改めて振興計画の要望を提出した。四者協・首長の選挙に一票を投じたかもしれない。彼らは市民・町民の代表であると思い上がっている。選挙に一票投じたからといって主権在民の基本権、財産に関する基本権、職業選択の自由、居住権の自由、思想信条の自由、健康で文化的な生活を送る生存権をゆだねているわけではない。空港用地に土地を売れ、騒音で立ち退け、騒音地獄の中で生活しろと基本権を蹂躙介入している行為は許されるものではない。我々は四者協に運命を一任してはいない。奴隷ではない、国土省、空港会社と四者協の合意と住民との合意はまったく違うことである。四者協との合意をもって住民と合意したとはもってのほかである。

 地域住民と政治団体の動向

 ①140回の説明会の中で出てきたのは空港建設によって地域格差がはつきりとうまれてきたこと ②騒音被害、騒音A・B区域による集落分断、騒音補償家族人員制でなく家面積に、トイレ、風呂場、作業場に対する補助、航空機燃料によるビニール、農産物の汚染、騒音測定値の違い、騒音健康被害に対する追跡調査の要求 ③住民の要求を運動化する主体が存在しない。騒音反対の看板は集落住民で立てているが個人が孤立し奮闘している。 ④政党は空港建設反対、機能拡大反対の立場に立っていない。住民対策をたてよ、振興計画を充実させよと言っているだけである。 ④地域には戦前の革新運動の歴史があり、地区労など地域安保共闘の主体があったのだが、今は解体されてその存在はない ⑤新たなる住民運動の現段階ではない。

 新しい酒は新しい革袋に

 ①フランス革命は貴族社会を打ち倒し、自由、平等、博愛の人権宣言を世界に発した ②マルクスは労働者に国境はないと言った。ロシア革命は農奴社会を解放して万国の労働者は団結せよと宣言した。 ③中国革命は半封建、半植民地の社会を解放した。三大紀律八項注意人民に奉仕する思想の主体によって革命を成功させた。 ④ベトナムのホウチミン首席はアメリカ帝国主義の枯れ葉作戦焦土のなかで、我々には田畑もある美しい山川もある祖国解放戦争に勝利してもっと美しい、もっと美しい祖国を建設しようと呼びかけた勝利した。

 三里塚闘争の思想

 支援、助ける。共闘から三里塚闘争はわが闘争、三里塚の農民と我々は運命共同体である、と闘争の思想を発展させて闘ってきた。運命共同体、そして多くの同志が三里塚に命を捧げ厳しい弾圧の中、戦いを50年にわたって堅持してきた。土地は農民の命、土地なくしては農民の存在は無い。大地に命を土地に刻んで農民は生きてきた。その農民の土地を一坪共有地に、今度は法人化することになった。法人化全国運動は単なる空港建設の阻止の戦術ではない。法人化運動を発展させる新たなる三里塚闘争と農民との運命共同体の関係を創造しなければならない。法人化全国運動を発展させ、中で自己を変革し、自己を生まれ変わらせ新しい人民像を創造できるように努力しなければならない。10年一日の如く金太郎飴ではしょうがない。

 法人化出陣式のお祝い

 法人化の運動の出陣式。今日はお祝いの日であります。前田の爺さんにどぶろくを作ってもらって国税局長官を招待して乾杯するところであるが、前田さんが死んでしまったので残念ながらそれはできません。三里塚闘争に命を捧げた我が同志たち、管制塔戦士をはじめ厳しい弾圧に敢えて闘争の意思を貫いた同志たちに哀悼と敬意を表してインターナショナルを歌うところですが、斉藤茂吉の「赤光」「あかあかと一本の道とほりたり魂きわまるわが命なりけり」を吟じて私からのお祝いといたします。頑張ろう。

案内 : 2019反対同盟旗開き & 三里塚1.13東峰現地行動

■2019反対同盟旗開き
主催:三里塚芝山連合空港反対同盟(代表世話人・柳川秀夫)


日時:2019年1月13日(日)正午
 
場所:横堀農業研修センター
   (千葉県山武郡芝山町香山新田131/0479-78-0100)

参加費:1000円

【会場への行き方】:京成東成田駅地上 11時00分集合 迎えの車待機
【09:13発  京成上野特急 →10:21着 成田→10:32発  京成成田 →乗り換え 京成本線(普通) [芝山千代田行き]→10:37着  東成田】

■三里塚 1.13東峰現地行動
飛行制限時間緩和を許さない!
成田空港「第3滑走路」計画を撤回せよ! 

反原発―再稼働やめろ! 沖縄・辺野古新基地建設反対!


◦日時:2019年1月13日(日)午後3時

◦場所:旧東峰共同出荷場跡(千葉県成田市東峰65-1)/集会後、開拓道路に向け
てデモ

◦会場への行き方
①2019反対同盟旗開き終了後(午後2時頃)→旧東峰共同出荷場に車移動 
②京成東成田駅地上 14時00分集合 迎えの車待機/12:34発  京成上野特急 →
13:41着 成田→13:52発  京成成田 →乗り換え 京成本線(普通) [芝山千代田行
き]→13:57着  東成田 

◦主催:三里塚空港に反対する連絡会
 連絡先:千葉県山武郡芝山町香山新田90-5/電話:FAX0479-78-8101



2018.7.2 政府・国土交通省―成田国際空港会社は資本の利潤追求、軍事的機能の拡大の為に2030年度までの第3滑走路の建設と飛行時間の延長を骨子とする空港機能拡大計画を打ち出してきた。飛行時間の延長は2020年東京五輪・パラリンピックでの旅客の増大を口実に、午前6時から11時まで(例外的に12時まで)という現行の時間帯を午前5時から翌日午前1時までと大幅に延長するものである。国・千葉県・関係9自治体・空港会社からなる四者協議会は、この計画を推進するために住民説明会を各地区で行ってきた。騒音下に置かれる住民からは一斉に厳しい批判の声が上がり、断固反対が次々と表明された。この結果、空港会社は飛行制限時間を現行より1時間延長するという見直し案を提示し住民に説明した。

 関係自治体は住民の反対を無視し、交付金の増額・地域振興策と引き換えに空港会社の見直し案を受け入れ「早急に地域振興」と、前のめりになってきた。

 第3滑走路南端の飛行コースとなる横芝光町ではこれまでも平行(B)滑走路の騒音下で騒音被害を受けてきた地域の住民たちが強く反対し、町長も四者協議会の中で計画への同意を保留してきた。しかし、他の自治体が計画推進に積極的な中で「横芝光町だけが同意しないと、全体の計画が進まない」という「同調圧力」の中で3月12日、やむなく受け入れに同意した。

 これを受けて3月13日、四者協議会は第3滑走路建設、飛行時間の延長を決定
したとした。しかし、深刻な騒音被害を受ける横芝光町の住民達は地区の道路沿いに「空港騒音断固反対」「わたしたちの静かな生活環境をこわすな」などの立て看板を設置し、反対を続けている。また、芝山町の南部の騒音地域住民は「なし崩し的に合意した」と反対し、飛行時間の延長を中止することを求めている。成田市の空港予定地に住む東峰地区住民も、住民を無視して一方的に決定したことを批判し、生活を破壊する空港機能強化に反対する声明を出した。

 こうした反対の声を無視して空港会社は機能強化の計画を強行している。8月
30日、B滑走路(2500メートル)を北側に1000メートル延長するための地盤調査のボーリング工事を開始した。また、深夜の飛行便制限の撤回のため、新たな防音工事の受付を10月1日から開始した。

 空港会社・夏目誠社長は10月25日、飛行時間を1時間延長することについて「できるだけ早く実施したい」として2019年冬ダイヤで始める考えを明らかにした。その理由として「(飛行時間延長の)準備期間をできるだけ長く設けた方がよい」「空港間競争がますます激化する。航空会社に成田空港を重要な拠点と位置づけてもらうため早いほうがよい」などと上げている。こうした勝手な言い分に対しては、自治体関係者でさえも「C(第三)滑走路の計画が進まない中で、A滑走路の時間延長が既成事実化する」と警戒している。住民の反対を無視して一方的に機能拡大を推し進める空港会社を許すことはできない。

 沖縄の辺野古の新基地建設反対闘争、原発再稼働反対の闘い、全国の反基地・
反戦闘争、憲法改悪反対の闘いと連帯し、三里塚現地に結集し共に闘おう。

                   2018年11月29日

報告:12.2 一般社団法人 三里塚大地共有運動の会 設立報告集会

12.2集会 12月2日、「一般社団法人 三里塚大地共有運動の会 設立報告集会」が文京区民センターで行われ、84人が参加した。主催は、一般社団法人三里塚大地共有運動の会、共催が三里塚芝山連合空港反対同盟(柳川秀夫代表世話人)、三里塚空港に反対する連絡会。

 政府・国土交通省—成田国際空港会社は、グローバル派兵国家建設の一環として2030年度までの第三滑走路建設、夜間発着拡大、B滑走路再延伸など成田空港機能強化計画を決定し、空港拡大を進めている。反対同盟と支援は、横堀鉄塔と案山子亭、木の根ペンション、横堀研修センター、東峰と木の根の一坪共有地などの闘争拠点を守り抜いてきた。

 新たな反撃の闘いとして1966年8月から開始した一坪共有地運動の成果を継承し、
発展させるために反対同盟、三里塚大地共有委員会の呼びかけによって一般社団法人三里塚大地共有運動の会を10月に設立した。

 全国の仲間たちに向けて加瀬勉さん(三里塚大地共有委員会)は、「一坪土地
共有化運動は三里塚空港建設に反対する農民と全国の支援する人々との運命共同体の団結形態を創り出し三里塚闘争の発展に大きく貢献してきた。国家権力と空港資本は一坪共有地は承諾がなくても金銭買収できるとの最高裁裁判例を盾に共有地の強奪を行ってきた。三里塚反対同盟はこの無謀な攻撃に抗して一坪共有地法人設立の方針を決断した」とアピール。

 さらに柳川秀夫さんは、「(政府・空港会社による土地強奪にむけた)強制手段は放棄したのではなく、裁判所が強制収奪を行う新手を行使してきました。滑走路の増設や未買収の東峰部落等の計画を変えることなく続いており、共有地の役割は続いています。さらに今日に至っては空港拡張にも見られるように飽くなき発展の追求は深刻な人類の生存を脅かす状況に至っており、共有地の存在は本来の役目以上に広義なものになってしいます」と強調している。

 三里塚大地共有運動の会の「三里塚闘争に連帯し、三里塚大地共有運動を継承
し発展させる」(社団法人定款の目的)取り組みへの協力を行っていこう。詳細は、事務局へ(03-3372-9408)。

 集会は山口幸夫さん(三里塚大地共有運動の会代表理事)の主催者あいさつから始まり、「佐多稲子さん(作家)の一坪共有地を私の連れ合いが引き継いだ。身近に共有者がいますので私も協力していくと決めた。三里塚闘争の意義がきちんと問い直される時代だ。制度疲労が著しく進んでいる。民衆の闘いの原点を問い、もう一回考え直していく必要がある。会の主体は、会員の皆さんです。よろしくお願いします」と発言。

 加瀬勉さんは、力強く次のように訴えた。

 「三里塚闘争はわが闘争、三里塚の農民とわれわれは運命共同体である、と闘争の思想を発展させて闘ってきた。運命共同体として多くの同志が三里塚に命を捧げ厳しい弾圧の中、戦いを50年にわたって堅持してきた。土地は農民の命、土地なくしては農民の存在は無い。大地に命を土地に刻んで農民は生きてきた。その農民の土地を一坪共有地に、今度は法人化することになった。法人化全国運動は単なる空港建設の阻止の戦術ではない。法人化運動を発展させて新たなる三里塚闘争との農民との運命共同体の関係を創造しなければならない。法人化全国運動を発展させ、中で自己変革し、自己を生まれ変わらせ新しい人民像を創造できるように努力しなければならない。10年1日の如く金太郎飴ではしょうがない」。

 「法人化の運動の出陣式。今日はお祝いの日であります。前田の爺さん(前田
俊彦・「三里塚闘争連帯労農合宿所」の代表/1993年没)にどぶろくを作ってもらって国税庁長官を招待して乾杯するところであるが前田さんが死んでしまったので残念ながらそれはできません。三里塚闘争に命を捧げたわが同志たち、管制塔戦士をはじめ厳しい弾圧に堪えて闘争の意思を貫いた同志たちに哀悼と敬意を表してインターナショナルを歌うところですが、斉藤茂吉の『赤光』から『あかあかと一本の道とほりたり塊きはるわが命なりけり』を吟じて私からのお祝いといたします。頑張ろう」。

 柳川秀夫さん(芝山連合空港反対同盟代表世話人)は、「政府・空港会社は第三滑走路建設計画など、あいかわらず巨大開発を続けている。空港建設を阻む一坪共有地は、皆さんの思いが集積している。53年におよぶ一坪共有地運動は、共有地の相続の発生等、共有地の分散を考慮しなければならないことが多くある。その解決策として社団法人化を進めることになった。一坪共有地の木の根ペンション、加瀬さん所有地の横堀案山子を守り抜き、反撃の態勢を整えていきたい」と発言。

 事務局から「設立報告・登記変更説明」「代表理事に山口幸夫、理事に渡邊充春、大森武徳、監事に島田清作が就任している」ことなどを報告。今後の事務手続き等の説明が行われた。
 

 大森武徳さん(法人理事)は、木の根ペンションを中心にしたコンサート、イベント活動の動画を上映しながら共に広げていこうと呼びかけた。

 島田清作さん(監事)は、伊達判決を生かす会の代表であり、砂川闘争や裁判
闘争の取り組みを報告した。

 さらに「80年代前半、共有運動を取り組む立川のメンバーが次から次へとある集団に襲われた。一人は通勤途上で鉄パイプで襲われ、頭蓋骨骨折、足の骨折など重傷だった。なんとか一命はとりとめた。私の家にも何人も来て、『反対同盟に敵対する一坪運動から撤退しろ』などと夜中まで執拗に迫られた。立川反戦市民連合の仲間が命の危険にさらされるなかで迷ったが、重傷の仲間が『これからも一坪運動を続ける』と言ったので、私は今も一坪共有者として頑張っています。勝利するまで命をかけて、みんなで頑張りましょう」と発言。

 山崎宏さん(横堀地区/労活評現闘)は、第三滑走路建設をめぐる空港会社の策動、飛行制限緩和などを通した環境破壊に対する空港周辺住民の抗議などを報告し、2019年1月13日の反対同盟旗開き、東峰現地行動への参加を呼びかけた。

 連帯発言が加藤宜子さん(沖縄意見広告運動・東京事務局スタッフ)、根本博さん(泉州沖に空港をつくらせない住民連絡会)、平田誠剛さん(元管制塔被告団)、大道寺毅さん(羽田空港を監視する会)、斎藤春光さん(福島原発告訴団)から行われた。

 最後に参加者全体で里塚大地共有運動の会の拡大を誓い合った。

(Y)


【2019.1.18アジア連帯講座:反自衛隊連続講座①】反基地運動から見えてきた自衛隊の今

Screenshot_20181201-0345362019.1.18アジア連帯講座:反自衛隊連続講座①

反基地運動から見えてきた自衛隊の今


 報告:池田五律さん(戦争に協力しない!させない!練馬アクション)

日時:2019年1月18日(金)/午後6時30分
会場:文京区民センター3D会議室
        資料代:500円
主催:アジア連帯講座
  東京都渋谷区初台1-50-4-103 新時代社気付 TEL:03-3372-9401 FAX:03-3372-9402

       ブログ「虹とモンスーン」 http://monsoon.doorblog.jp/ 


 日米安保体制下、グローバル派兵に向けて自衛隊と基地が大きく変貌しつつあります。

安倍政権は、2013年に決定した防衛計画の大綱(防衛大綱)を改定
します(2018.12)。大綱は、日米安保体制下、対中国シフトを強め、地上配備型迎撃システム「イージスアショア」やステルス戦闘機F35など高額な武器を米国から購入、さらに宇宙やインターネット空間での能力の強化、離島防衛と称して長射程の巡航ミサイルの導入などを明記しています。つまり、自衛隊の敵基地攻撃能力を持つことを軸に再編しようとしています。

 講座は、長年、反基地運動と米軍・自衛隊をシャープな切り口で分析、批判し
てきた池田五律さんに自衛隊と基地の現段階、今後の反対運動の取り組みの方向性などを報告していただきます。ぜひ参加を


■2019.3.22アジア連帯講座:反自衛隊連続講座②

自衛隊の南西シフト: 戦慄の対中国・日米共同作戦の実態
小西誠さん(軍事ジャーナリスト)

2019年3月22日(金)午後6時半/都内


報告:終わりにしよう天皇制 11・25大集会&デモ

配信:11.25 11月25日、「終わりにしよう天皇制 11・25大集会&デモ」が千駄ヶ谷区民会館で行われ、170人が参加した。主催は、終わりにしよう天皇制!「代替わり」反対ネットワーク(おわんねっと)/呼びかけ:靖国・天皇制問題情報センター、反天皇制運動連絡会、「日の丸・君が代」の法制化と強制に反対する神奈川の会、天皇制いらないデモ実行委員会)。

 「おわてんねっと」は、2019年を通した「代替わり」キャンペーン、天皇賛美行事である2・11「紀元節」、4月30日の明仁退位、5月1日の「新天皇即位」、8月15日「靖国」、11月の「大嘗祭」などに対して抗議・反対行動を行う。すでに前段の闘いを開始しているが、この日の集会は「おわてんねっと」の立ち上げだ。全国の反天皇制運動を取り組む仲間たち、連帯する仲間たちに向けて「『おわりにしよう天皇制』は、自由と平和、平等と民主主義を求める私たちの合言葉です。天皇制の名のもとに殺され、屈辱を強いられた無数の人々、天皇制テロルに倒れた人々と共にある言葉です。無理に無理を重ねなければ存続しえない彼らは決して盤石ではありません。『代替わり』という天皇制最大の動揺期に、ともに声を上げる同志を募ります」と呼びかけている。

 ぜひ「おわてんねっと」の呼びかけに賛同し、共に闘っていこう。
(E-mail
owaten@han.ten-no.net Web:http://han.ten-no.net/)

 集会は、コント『忘れられないあの娘』から始まった。秋篠宮家長女の眞子(そっくりの女性)と友人の携帯の会話を通して恋愛問題、皇室の葛藤、綱引きなどをユーモラスたっぷりに演じながら天皇制の歪んだ現実を解剖しきった。ラストシーンは「眞子ちゃんいいかげんにしなよ」と叱りつけるところからだ。会場の溢れんばかりの大笑いは「代替わり」攻撃に抗していくための「号砲」だ。
 
 栗原康さん(アナキズム研究)は、「みんな天皇制がキライ」をテーマに講演。

 冒頭、三月沖縄旅行時、天皇訪沖を「祝 歓迎」集会と遭遇し、「日の丸」旗を掲げ「天皇陛下万歳」を繰り返す親天皇派勢力1500人を直視したことを通して、天皇制権力を実感したことを紹介。

 とりわけ「明仁、美智子の『平和イメージ』によって、戦争責任が問われず、来てくれてありがとうとなってしまう怖さを感じた。天皇は私たちのことはわかってくれる、というところにからめとられてしまうのではないか。ところがタクシーに乗車したが、運転手は『あいつらのせいで交通規制となり仕事にならない。商売あがったりだ。ちくしょー天皇カネ返せ』と言い出した。ここに一つの可能性があるなと感じた。こういう身近な感覚から天皇制はキライだということは大事だ」と述べた。

 栗原さんは、①「大正時代」の天皇制批判として金子文子、大杉栄(奴隷根性
論)のイデオロギーを集約的に整理②「大正時代」の天皇制批判として金子文子、朴烈の裁判闘争の意見陳述などを紹介しながら「爆弾の想像力」「みずから『不逞』にひらきなおる(働かずにどんどん食い倒す論)」の主張を解き明した。

 これらの主張は、現在でも繋がるところがあり、「憲法の第一条は天皇条項だ。天皇制は権力のひずみが生じるたびにおもてに現れる。天皇制はいまよりもよい『統治』があると思わせる危険性がある。だから知識人の一部は、天皇制に引きつけられる。天皇制民主主義と称してからめとられている。主人と奴隷の敷居そのものをふっとばす『爆弾の想像力』を持つことは、今でも通じる。沖縄のタクシーの運転手の『ちくしょー天皇カネ返せ』がそのことを示しているだろう」と述べ、今後の方向性を提起した。

 野戦之月有志の芝居が行われた。芝居は、腐り切った社会を告発し、自力・自立しながら圧政と闘いスクラムを打ち固めながら人間的豊かさを明らかにしていった。
 
 「3分で反対!天皇制」では、島袋陽子さん(東京琉球館)、いちむらみさこさん(反五輪の会)、池田弓子さん(女たちの戦争と平和資料館)、島田雅美さん(天皇問題を考える市民ネットワーク)、桜井大子さん(即位・大嘗祭違憲訴訟の会)が天皇制と安倍政権批判などをアピール。

 元号いらない署名運動の報告と提出行動の呼びかけ(12月5日(水)13時、衆議院第一議員会館前~内閣府に署名提出)、「おわてんねっと」への賛同呼びかけが行われた。

 最後におっちゃんズによる「天皇制はいらないよ」「元号やめよう」が歌われ、
参加者全体で合唱し、デモに向けた意志一致を行った。

 デモに移り、渋谷一帯にわたって「天皇制はいらない!『代替わり』で祝わないぞ!税金の無駄遣いをするな!皇居を解放だ!皇室は解散せよ!」などのシュプレヒコールを響かせた。


(Y)


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